User Manual

アウトプット系チャンネル
リファレンスマニュアル
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フェーダーを使う (SENDSONFADER モード )
トップパネルのフェーダーを使って、MIX および STEREO/MONO チャンネルから特定の MATRIX
バスに送る信号を設定します。
1. 信号を送る MATRIX バスに出力ポートが割り当てられ、対応する出力ポートにモニターシ
ステムなどが接続されていることを確認します。
2. ファンクションアクセスエリアの SENDSONFADER ボタンを押します。
CL シリーズが SENDSONFADER モードに切り替わります。チャンネルストリップセクショ
ンとマスターセクションのフェーダーは、それぞれのチャンネルから現在選ばれている MIX/
MATRIX バスへのセンドレベルの値にフェーダーが移動しますまた、[ON] キーも SENDON
の状態に変わります。
SENDSONFADER モードでは、ディスプレイのファンクションアクセスエリアに、MIX1-16
ONFADER モードと MIX17-24/MATRIXONFADER モードを切り替えるボタンと送り先の
MIX/MATRIX バスを選ぶボタンが表示されます。
3. MIX1-16、MIX17-24/MATRIX の切り替えボタンを押して、MIX1-16 または MIX17-
24/MATRIX に切り替えます。
MIX/MATRIX バス選択ボタンで送り先の MIX/MATRIX バスが選択できるようになります。
4. ファンクションアクセスエリアの MIX/MATRIX バス選択ボタンを使って、送り先となる
MATRIX バスを選択します。
NOTE
SELECTEDCHANNEL セクション SENDLEVEL ノブを押して表示されるポップアップ画
面で、MIX/MATRIX バスを選択することもできます
Centralogic セクションのバンクセレクトキーと [SEL] キーを使って、MIX/MATRIX バスを選
択することもできます。[SEL] キーを押したことでバスが切り替わった場合、MIX1-16、MIX17-
24/MATRIXONFADER 切り替えボタンも自動的に切り替わります。
現在選ばれている MIX/MATRIX バス選択ボタンをもう 1 回押すと、対応する MIX/MATRIX
チャンネルのキューモニターがオンになります。選択した MIX/MATRIX バスに送られる信
をモニターしたいときは、この方法が便利です。
5. トップパネルの Centralogic セクションのフェーダーを使って、MIX および STEREO/
MONO チャンネルから選択した MATRIX バスへのセンドレベルを調節します。
NOTE
USERDEFINED キーに SENDSONFADER の機能をアサインできます。これにより、特定の
MIX/MATRIX バスへ SENDSONFADER モードにすばやく切り替えたり、元の状態に戻し
たりできます。
6. 順4〜5をり返ほかのMATRIXバスについても同じ要領でセンドレベルを調節し
す。
7. MATRIX センドレベルの設定が終わったら、ファンクションアクセスエリアの × マークを
押します。
ファンクションアクセスエリアの表示が元に戻り、CL リーズが SENDSONFADER モード
を抜けて通常モードに切り替わります。