User Manual

シーンメモリー
リファレンスマニュアル
91
なお、DCA グループのすべてのパラメーターをリコールセーフの対象にする場合は、ALL ボタン
をオンにします。チャンネルの場合とは異なりLEVEL/ON ボタン、ALL ボタンのどちらか一方
をオンにした時点で、その DCA グループのリコールセーフがオンになります。
5. 選択したチャンネルのリコールセーフをオンにするには、SAFEPARAMETERSELECT
フィールドの SAFE ボタンをオンにします。(DCA グループを選択していた場合は、
LEVEL/ON ボタン、ALL ボタンのどちらか一方をオンにします )。
CHRECALLSAFE フィールドには、リコールセーフをオンにしたチャンネル /DCA グループ
がハイライト表示されます。
6. グローバルパラメーターのリコールセーフをオンにするにはGLOBALRECALLSAFE
フィールドを押して GLOBALRECALLSAFE ポップアップ画面を表示させ、各ボタンを
オンにします。
各ボタンに対応するパラメーターは次のとおりです。
NOTE
GEQ ラックやプレミアムラックでデュアルタイプが選ばれているときは、ラック A/B を個別
に設定できます。それ以外のラックでは、ラック A/B の設定が連動します。
7. 設定が終わったら、CLOSE ボタンを押してポップアップ画面を閉じ、リコール操作を行な
います。
選択したチャンネル (DCA グループ )/ ラメーターのみが、リコール操作から除外されます。
なお、バスの設定は、リコールセーフの対象にならないので、常にリコールしたシーンが再現され
ます。
このため、ンクグループに含まれる特定のチャンネル、またはステレオに設定された 2 本のバ
スの一方のチャンネルがリコールセーフに設定されていると、そのチャンネルのパラメーター設
定がほかのチャンネルと異なることがありえます。このような場合には、次に該当するパラメー
ターを操作したときに自動的にリンクしなおされます。
チャンネルリンクはグローバルパラメーターで一括してセーフにできます。
NOTE
リコールセーフ機能とフォーカス機能 ( →P.87)は併用できます。どちらか一方でも、リコー
ル操作から除外されているチャンネル / パラメーターは、リコールされません。
[SEL] キーを押しながらリコール操作を行なった場合、SAFEPARAMETERSELECT の選択
に関係なく、のチャンネルのすべてのパラメーターがリコールセーフされます。
フェード機能を使う
フェード機能とは、シーンをリコールしたときに任意のチャンネル /DCA ループのフェーダーが新
しい値に到達するまで、一定の時間をかけて連続変化させる機能です。フェード機能の設定は、シーンご
とに独立して行ないます。
1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押します。
シーンメモリーの各種操作を行なう SCENELIST ウィンドウが表示されます。
2. SCENELIST ウィンドウ下部のFADETIMEタブを押します。
SCENELIST ウィンドウの右半分に FADETIME フィールドが表示されます。
1 SET ポップアップボタン
押すと、フェード機能を利用するチャンネルを選んだり、フェードタイム ( フェーダーが新しい値
に到達するまでの時間 ) を設定したりする FADETIME ポップアップ画面が表示されます。
2 FADE ボタン
シーンごとにフェード機能の有 / 無効を切り替えます。
INPUTPATCH
すべてのインプットチャンネルのパッチ (INSERTIN/OUT、DIRECTOUT パッチを
含む )
INPUTNAME すべてのインプットチャンネルの名前、アイコン、チャンネルカラー
OUTPUTPATCH すべてのアウトプットチャンネルのパッ (INSERTIN/OUT パッチを含む )
OUTPUTNAME すべてのアウトプットチャンネルの名前、アイコン、チャンネルカラ
HA すべての I/O デバイス、EXTERNALHA HA に関するパラメーター
CHLINK すべてのチャンネルリンクグループの設定
GEQRACK
EFFECTRACK
PREMIUMRACK
それぞれ、GEQ ラック 1 16、エフェクトラック 1 8、プレミアムラック 1 8
をリコールセーフに設定します。
PANELSNAPSHOT
FADERBANK の選択状況、GAIN/PAN/ASSIGN ノブの選択状況 ( ブロック単位で
設定 )
2
1
3
4