User Manual
接続方法について
取扱説明書
Tio1608-D
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7. Tio1608-Dの入力をTFシリーズのチャンネルに立ち上げる
には、TF シリーズの INPUT 画面にあるインプットセレクト
で「SLOT」を選択します。
8. 必要に応じて、TF シリーズから入力ゲインなどを調節します。
設定は以上です。
クイックコンフィグで自動設定される内容
クイックコンフィグでは、次のような状態に自動で初期設定され
ます。
・Dante
・パッチ
手動設定で使う
クイックコンフィグを使用しないときは、接続環境に応じて手動
で設定します。
Tio1608-D の操作
1. 電源がオフの状態で、フロントパネルの [QUICKCONFIG]
スイッチを [OFF] にします。
2. 11 〜 12ページの説明を参照して、リアパネルのディップス
イッチを設定します。
3. フロントパネルの [UNITID] スイッチを設定します。
4. Dante 機器と Tio1608-D を Ethernet ケーブルで接続しま
す。
5. すべての機器の電源をオンにします。
Dante の設定
手動設定のとき、Dante の設定は DanteController を使って行
ないます。
DanteController は、Dante ネットワークの設定とオーディオ
のルーティングをするためのコンピューターアプリケーションで
す。下記のウェブサイトからダウンロードしてご利用ください。
Tio1608-D に対応した DanteController は、V3.2.1 以降で
す。
http://www.yamahaproaudio.com/japan/
DanteController の詳細については DanteController の取扱
説明書を参照してください。
DanteController では最低限、以下の設定をしてください。
・「NetworkView」の「Routing」で入出力パッチングの設定
・「NetworkView」の「ClockStatus」でクロックマスターの設定
・「DeviceView」の「Config」でサンプリング周波数の設定
ヘッドアンプのコントロール
Tio1608-D のヘッドアンプは、ヤマハデジタルミキサーなどか
らコントロールできます。
TF シリーズと接続しているときは、TF シリーズのヘッドアンプ
と同様に操作できます。
CL/QLシリーズなどのデジタルミキサーからは、下記のパラ
メーターをコントロール /通信できます。
・ HAゲイン
・ +48Vファンタム電源オン /オフ
・ HPFオン /オフ
・ HPFカットオフ周波数
・ ミュートオフ
・ +48Vファンタム電源マスターオン / オフ表示
・ アナログ入力レベルメーター表示
・ ファームウェアバージョン表示
・ デバイス Identify
・ DanteSYSTEM/SYNCLED情報
NOTE
TF シリーズの INPUT 画面のメニューから、現在選択されている
FADERBANK のインプットセレクトを一括で変更できます。
Word Clock
48kHz(スレーブ)Pullup/down なし
Latency
0.5ms
Encoding
PCM24 ビット
SECONDARY Port Mode
DAISYCHAIN
Patch
下記のパッチテーブルを参照
IP Address
前回の設定に従う
NOTE
クイックコンフィグでアナログ入力パラメーターは変更されません。
Tio Input TF Input TF Output Tio Output
#1 ID 1, Input 1 Channel 1 AUX 1 ID 1, Output 1
ID 1, Input 2 Channel 2 : :
::AUX 6 ID 1, Output 6
ID 1, Input 16 Channel 16 Stereo L ID 1, Output 7
Stereo R ID 1, Output 8
#2 ID 2, Input 1 Channel 17 AUX 7 ID 2, Output 1
ID 2, Input 2 Channel 18 : :
::
AUX 12 ID 2, Output 6
ID 2, Input 16 Channel 32 Stereo L ID 2, Output 7
Stereo R ID 2, Output 8
#3 ID 3, Input 1 Channel 33 AUX 13 ID 3, Output 1
ID 3, Input 2 Channel 34 : :
::AUX 18 ID 3, Output 6
ID 3, Input 8 Channel 40 AUX 19 ID 3, Output 7
AUX 20 ID 3, Output 8
NOTE
・ UNITID が 2 のみ、または 3 のみの構成の場合も、上記のよう
に ID ごとに決まったチャンネルにパッチされます。
・ クイックコンフィグを使って設定した場合でも、Dante
Controller を使って設定を変更できます。ただし、Tio1608-D
の電源をオンにする度に、DanteController での設定がクイッ
クコンフィグの設定に書きかえられるので注意が必要です。そ
のため、DanteController で使用する場合は、クイックコン
フィグをオフにすることをおすすめします。
NOTE
DanteSECONDARYPortMode(→P.12)をリダンダント接
続に設定しているときは、ヘッドアンプのコントロールが、
Dante[PRIMARY] 端子経由でのみ行なわれます。
[SECONDARY] 端子だけを接続している状態では使用できませ
んのでご注意ください。