User Manual

各部の名称と機能
取扱説明書
Tio1608-D
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各部の名称と機能
フロントパネル
1 [INPUT] 端子 1 16
XLR タイプ、TRS フォーンタイプの両プラグに対応したコン
ボ端子です。マイクや楽器を接続します。
定格入力レベルは -62dBu 〜+10dBu です。
プラグが XLR タイプのケーブルで接続した場合は、+48V
ファンタム電源を必要とする機器に電源を供給できます。
2 [+48V] インジケーター
INPUT チャンネルの +48V ファンタム電源の設定がオン
のとき点灯します。オン / オフの切り替えは、対応デジタルミ
キサーなどからコントロールします。[+48VMASTER]
イッチがオフの場合、各チャンネルのファンタム電源の設定
がオンでもファンタム電源は供給されません(このとき
+48V インジケーターは点滅します)
3 [OUTPUT+4dBu] 端子 1 8
XLR-3-32 タイプのバランス型端子で、各チャンネルからア
ナログ信号を出力します。定格出力レベルは +4dBu です。
4 [STATUSINPUT] インジケーター
アナログ入力端子への信号入力の状態を表示します。
入力端子のいずれかに -34dBFS 以上の入力があるときは緑
色に、-3dBFS 上の入力があるときは赤色に点灯します。
また、機器の入力がミュートされているとき、システムクロッ
クの同期中、システム異常のときは、赤色で点滅します。
5 [STATUSOUTPUT] インジケーター
アナログ出力端子のいずれかで -34dBFS 以上の出力がある
ときは緑色に点灯します。
また、機器の出力がミュートされているとき、システムクロッ
クの同期中、システム異常のときは、赤色で点滅します。
6 [UNITID] スイッチ
クイックコンフィグを使用するときに、本体の ID(1 3)
設定します。複数台で使用するときは、それぞれを別の ID
設定する必要があります。
クイックコンフィグを使用しないときは、このスイッチとリ
アパネルのディップスイッチを組み合わせて ID を設定しま
す。→P.11
[UNITID] スイッチの切り替えは、本体の電源がオフのときに
設定します。電源がオンのときに設定しても、本体には反映さ
れません。
クイックコンフィグについては、「接続方法について」→P.13
をご覧ください。
7 [QUICKCONFIG] スイッチ
クイックコンフィグのオン / オフを切り替えます。
クイックコンフィグを使用しないときは、このスイッチとリ
アパネルのディップスイッチを組み合わせて設定します。
→P.11〜P.12
[QUICKCONFIG] スイッチの切り替えは本体の電源がオフ
のときに設定します。電源がオンのときに設定しても、本体に
は反映されません。
クイックコンフィグについては、「接続方法について」→P.13
をご覧ください。
ղձ մյնշոչպջռճ
NOTE
内蔵ヘッドアンプのゲインを +17dB +18dB の間で変化
させると、内部的に PAD のオン / オフが切り替わります。
ファンタム電源を使用中で、INPUT 端子に接続されている機
器の Hot Cold のインピーダンスに差がある場合にはノ
イズが発生することがあります
注意
ファンタム電源が不要なときは、必ずオフにしておいてくだ
さい。
ファンタム電源をオンにする場合は、コンデンサーマイクな
どのファンタム電源を必要とする機器以外が [INPUT] 端子
に接続されていないことを確認してください。機器の故障の
原因になります。
ファンタム電源をオンにしたまま [INPUT] 子で機器を抜
き差ししないでください。機器および本体の故障の原因にな
ります。
スピーカー保護のために、パワーアン(パワードスピー
カー)の電源をオフの状態で、ファンタム電源をオン / オフ
してください。また、デジタルミキサーの出力コントロール
は、すべて最小にしておくことをおすすめします。大音量が
出て、聴力障害、または機器の損傷になることがあります。
注記
やむをえず本機のバランス(平衡出力をアンバランス(不平
衡)機器に接続する場合はグランド電位の違いにより機器の故
障の原因となる可能性がありますので、各機器間のグランド電
位を合わせて使用してください。
アンバランス(不平衡)機器接続ケーブルの配線は 3pinCOLD
1pinGND を接続してお使いください。