User Manual

その他の操作
取扱説明書
52
フェーダーを調整する
( キャリブレーション機能 )
使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれが
生じる場合があります。この挙動のずれは、キャリブレー
ション機能を使って調整できます。
NOTE
入力ゲインの調整やタッチスクリーンの検知位置の調
整については、リファレンスマニュアルをご参照くだ
さい。
1. パネル上の SCENEMEMORY[STORE] キーを押
しながら、電源を入れます。
オープニング画面に続いて、次の起動メニュー画面が
表示されます。
2. FADERCALIBRATION ボタンを押します。
フェーダーを調整する FADERCALIBRATION
MODE 画面が表示されます。
指定した INPUT、CentralogicFader、
STEREO/MONO のフェーダーに対して、半自動で
キャリブレーションを行ないます。本体起動時に
フェーダー設定に問題が検出された場合も、このウィ
ンドウが表示されます。
3. [SEL] キーを押してキャリブレーションするフェー
ダーを指定します。
起動時のチェックで問題が検出されたフェーダーは、
あらかじめ選択されています。
4. START ボタンを押します。
確認ダイアログが表示されます。
5. ダイアログ内の OK ボタンを押します。
6. 指定したすべてのフェーダーについて、以下の順番で
フェーダーが目標位置に動きます。フェーダー位置の
ずれを手作業で調整します。
1−∞ ( 下突き当て )
2− 20dB
30dB
4+ 10dB( 上突き当て )
7. フェーダー位置を合わせたら、[NEXT] ボタンを押し
ます。
処理が次のフェーダー位置に移ります。
8. 手順67の操作を繰り返して、14のフェーダー
位置について設定します。
位置合わせが終わると、モーターのキャリブレーショ
ンが自動的に始まります。
9. キャリブレーションが終了して、RESTART ボタン
が表示されなかったら、APPLY ボタンを押します。
内部メモリーにキャリブレーション設定が保存され
ます。RESTART ボタンが表示された場合は、キャリ
ブレーションに失敗しています。RESTART ボタン
を押し、もう一度キャリブレーションを実行してくだ
さい。
10. EXIT ボタンを押します。
通常モードで起動します。
NOTE
EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを
選択することもできます。