Digital Piano Owner's Manual

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CLP-154のレコーダーには2つのトラック(1と2)があり、それぞれのトラックに1パートずつ録音
して、1曲を仕上げることができます。たとえば、まずトラック1にピアノのパートを録音し、次
にそれを聴きながら、トラック2にハープシコードのパートを録音するというような要領です。
それぞれのトラックに何のパートを入れるかは、自由に決めることができます。
はじめに、トラック1に録音してみましょう。
録音したい音色のボタンを押します。
録音中に音色を切り換えると、その操作も記録され、再生時に同じタイミングで音色が切り換
わります。
レコード(REC)ボタンを押します。
レコードボタンとトラッ1ボタンのランプが赤色に
点灯し、トラック1への録音待機状態になります。
録音を中止するときは、もう一度レコードボタンを押
します。
メトロノームボタンを押します。
メトロノームのテンポや音量を調節したり、拍子を設定することができます(22ページ参照)。
メトロノームの音は録音されません。
演奏を始めます。
¢ 鍵盤を押した時点から録音が始まります。
曲のはじめに何拍かの無演奏部分が必要なときは、プレイ(PLAY)ボタンを押します。録音が始
まりますので、必要な拍数だけ待ってから演奏を始めます。
レコードボタンまたはプレイボタンを押します。
レコードボタンのランプは消灯し、トラック1ボタン
のランプが緑色に点灯して、トラック1の再生待機状
態になります。
プレイボタンを押します。
トラッ1の再生が始まります。
再生音に合わせて、演奏することができます。
PLAY REC
1 2
RECORDER
赤色に
点灯
PLAY REC
1 2
RECORDER
消灯
PLAY REC
1 2
RECORDER
緑色に
点灯