取 扱 説 明 書 楽 譜 付 き 入 門 編
94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 2 目 次 第1章 ヘルプを見てみよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .8 第2章 デモ曲を聞いてみよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .10 第3章 ソフトを使って弾いてみよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12 例題曲 「君がいるだけで」 第4章 自動伴奏を使って弾いてみよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .17 例題曲 シングルフィンガーで弾く「チョップスティックス」 イフ ウ ィ ホールド オン トゥゲザー 例題曲 フィンガードで弾く「IF WE HOLD ON TOGETHER」 テンダリー 例題曲 フルキーボードで弾く「TENDERLY」 第5章 録音してみよう . . . .
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94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 4 クラビノーバCVPの世界へようこそ! クラビノーバCVP-94/92は...
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94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 6 この本に出てくる記号 【 】: パネル上にあるボタンの名称です。この場合、ボタン、スライダー、ジャック(端 子)といった言葉は省略します。たとえば、マスターボリュームのスライダーは、文章中で 【MASTER VOLUME(全体ボリューム)】と表記します。 マ ス タ ー ボ リ ュ ー ム 【MUSTER VOLUME(全体ボリューム)】 パネルの表記 和文シートの表記 [ ]: LCD画面上に出てくるボタンや項目の名称です。 たとえば、LCD画面上に表示されている"VOICE"の部分は、[VOICE]と表記します。 ボ イ ス ○○○ ボ イ ス ※※※ ○○○の操作を行った結果、※※※の状態になることを示しています。 ○○○⇒☆☆☆ ○○○の操作を行ったあと、☆☆☆の操作をすることを示しています。 準備 1.
94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 7 2. パ ワ ー 【POWER】を押して電源を入れる 電源が入り、LCD画面に基本画面が現れます。また、本体前面左の電源ランプ も点灯します。 3. LCD画面のコントラストを調節する LCD画面左側の【CONTRAST(コントラスト)】のつまみを左右に回して、LCD画 面の明るさを調節します。 4.
94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 8 第1章 ヘルプを見てみよう 詳しい説明は...取扱説明書「本編」P.19∼P.20 各機能の基本的な説明をいつでもヘルプモードで見ることができます。 LCD画面に説明が出るとともに、実際にその機能を使った演奏も同時に聞くことができます。 1. 2.
4/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 9 3. ス タ ー ト [START]を押す CVP-94/92の説明が始まります。最後までご覧ください。 [SELECT]▲▼を押して他のメニューを選んで説明を見ることもできます。 マ ス タ ー ボリューム 【MASTER VOLUME(全体ボリューム)】でボリュームを調節しましょう。 説明が始まるとLCD画面に[K](ポーズ)や[G](巻き戻し)が出ます。一時停止してから巻き戻して見ることができます。 4.
94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 10 第2章 デモ曲を聞いてみよう 詳しい説明は...取扱説明書「本編」P.20∼P.22 CVP-94/92には総合的なデモが4曲、音色紹介用に12曲、スタイル紹介用に11曲、計27曲 のデモ演奏が入っています。 聞いてみましょう。 1. 2.
94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 11 エックスジー 【POP(ポップ)】∼【WALTZ(ワルツ)】の11個のスタイル(STYLE)ボタンや、【PIANO(ピアノ)】∼【XG】の12個のボイ ス(VOICE)ボタンを押しても、それぞれ選んだボタンのデモ曲を聞くことができます。 3. デモ演奏を聞き終わったら【START/STOP(スタート /ストップ)】を押す 演奏が止まります。 4.
94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 12 第3章 ソフトを使って弾いてみよう 詳しい説明は...取扱説明書「本編」P.74∼P.88 ここでは、ディスクソフトを使って演奏の練習ができる、ガイド機能の3段階ステップアップ練 習を体験します。LCD画面に表示される"ピアノロール"と"鍵盤ガイドランプ"によって、鍵盤を 弾くタイミングや音符の長さ、押さえる鍵盤位置を示してくれます。さらに、正しい鍵盤を押さ えるまで伴奏が待っていてくれますので、マイペースで練習することができます。 ピアノロールとは… LCD画面に現れる演奏練習用画面のことです。弾く鍵盤位置に向かって、弾く音符の長さと同じ長さのバーが画面の上から降 りてきます。バーが画面の下まで達したときが、鍵盤を弾くタイミングです。バーの長さ分鍵盤を押さえていると、正しい音 符の長さ分鍵盤を弾いたことになります。 弾く音符を示すバー 弾く鍵盤の位置 ディスクの取り扱い上の注意について取扱説明書「本編」の「フロッピーディスクの取り扱い」 (P.9)をお読みください。 練習する曲を準備する 1.
94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 13 ペ ー ジ この画面が出ない場合は、PAGE(画面送り)【E】を押して1ページめを出して ください。 2. ソ ン グ [SONG]▲を押して5にする 5曲目「キミガイルダケデ」が選ばれます。 お手本演奏を聞く 1.
94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 14 ガイド機能を使った練習 ステップ1.イージープレイで弾くタイミングを練習する た と え ば き み が い る このように、伴奏に合わせてメロディのリズムだけを鍵盤を使って練習するような気持ちで弾き ます。鍵盤はどこを弾いてもかまいません。メロディをうたいながら鍵盤を叩くとうまくいくで しょう。 1. 2.
94/92入門.QX 97.7.11 10:37 AM ページ 15 3. 【PLAY/STOP(プレイ/ストップ)】を押す ピアノロール画面が出て曲の再生が始まります。練習しましょう。 マ ス タ ー ボリューム アカンパニメント ソング 全体のボリュームは【MASTE R VOLUM E(全体ボリューム)】で、ディスク伴奏のボリュームは【ACMP /SON G ボリューム VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】で調節できます。 ステップ2.ネクストノートで弾く鍵盤位置を確認する た と え ば このように、ピアノロールや鍵盤ガイドランプを見ながら、弾く鍵盤の位置を確認する練習です。 正しい鍵盤位置を弾くまで伴奏が待っていてくれます。鍵盤ガイドランプは、弾くタイミングが 来ると、点灯から点滅に変わります。 1. 【NEXT NOTE(ネクストノート)】を押す 2.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 16 ステップ3.サウンドリピートでお手本演奏を聞いて練習する サウンドリピートを使うと、短いお手本演奏が再生されますので、それを聞いて強弱などをまね して練習します。お手本演奏は3回繰り返したあと、自動的に次のお手本演奏を始めます。 1. 【SOUND REPEAT(サウンドリピート)】を押す 2.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 17 第4章 自動伴奏を使って弾いてみよう 詳しい説明は...取扱説明書「本編」P.36∼P.56 自動伴奏とは、鍵盤でコード(和音)を指定するだけで選んだスタイルの伴奏を自動演奏する機能 です。簡単な演奏方法でかっこいい伴奏付きの演奏が楽しめます。自動伴奏のコード指定方法は 4種類あります。そのうちの3種類を体験してみましょう。 アカンパニメント ソ ン グ ボ リ ュ ー ム 自動伴奏の音量は【ACMP/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】で調節します。 シングルフィンガーで弾く「チョップスティックス」 ここではいちばん簡単なコード指定方法"シングルフィンガー"で、自動伴奏とはどういうものか を体験します。"シングルフィンガー"の奏法には簡単な鍵盤の押さえ方のルールがありますが、 ここでは説明を省略しますので詳しくは「本編」のP.45をご覧ください。 1.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 18 この曲で使うコードとその押さえ方 「チョップスティックス」コードの押さえ方 ソ C ド G7 ファ 2.伴奏を練習しよう 1.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 19 3.メロディにあわせて弾いてみよう 2.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 20 イフ ウィ ホールド オン ト ゥ ゲ ザ ー フィンガードで弾く「IF WE HOLD ON TOGETHER」 次は"フィンガード"の奏法を体験します。"フィンガード"には特別な鍵盤の押さえ方のルールはあ りません。コードネームを見て鍵盤の押さえ方のわかる方は、自由なポジションで弾いてくださ い。(ただし、鍵盤ガイドランプが点灯している鍵盤から左の領域で弾いてください。)参考まで に、鍵盤の押さえ方の例を"この曲で使うコードとその押さえ方"で紹介します。 1.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 21 2.伴奏を練習しよう 1.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 22 3.メロディにあわせて弾いてみよう 2.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 23 イフ ウィ ホールド オン トゥゲザー IF WE HOLD ON TOGETHER INTRO B MAIN A C F F C F C C Em Am E G(7) F Am C Am MAIN B G B Em Em F Em A G MAIN A F F F Em Am C Am C Am C C C G F G G F F C MAIN B C G D7 to C MAIN B G D.S. Coda AmM7 Am7 C 5 F m7 FM7 G7 ENDING Am WORDS AND MUSIC BY JAMES HORNER AND WILL JENNINGS © 1988 MCA MUSIC, A DIVISION OF MCA, INC. Assigned for MCA MUSIC K. K., administered by MCA PANASONIC MUSIC CO.
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3 94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 25 【PIANO(ピアノ)】[グランドピアノ] シンクロ オン 【SYNCHRO(スタート待機)】ON F コ ー ド 2.
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94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 27 1 2 ENDING Words by Jack Lawrence Music by Walter Gross © 1946, 1947 by EDWIN H. MORRIS & CO., INC. All rights reserved Used by permission Rights for Japan administered by WARNER/CHAPPELL MUSIC, JAPAN K.K., c/o NICHION, INC. 自動伴奏でレパートリーを増やしましょう 付属の「ミュージックソフト・コレクション」のディスクの中には、自動伴奏用の伴奏スタイル や音色の設定がワンタッチでできる、「ワンタッチセッティング」のファイルが入っています。簡 単な設定で数多くの曲の演奏をお楽しみいただけます。ワンタッチセッティングの操作について 詳しくは「本編」のP.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 28 第5章 録音してみよう 詳しい説明は...取扱説明書「本編」P.89∼P.102 録音方法には、右手、左手、伴奏の3パートに分けて録音する"クイック録音"と、16トラックに 分けて多重録音できる"トラック録音"、自動伴奏をステップ入力する"コードシーケンス"の3種類 の方法があります。ここでは"クイック録音"と"コードシーケンス"を体験してみましょう。 録音するディスクを準備する 録音には録音用のディスクが必要です。録音する前にディスクのフォーマットをしておきます。 1. 付属の録音用ディスクをディスク挿入口に差し込む 図のように正しい向きと方向でカチッと音がするまでていねいに差し込みます。 ディスクインユースランプ 2.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 29 3. 次のメッセージが出たら[はい]を押す 元のLCD画面にもどれば完了です。 一度使用したディスクを再フォーマットする場合は、ファンクションのディスクフォーマット機能(本編P.113)を使います。 クイック録音してみよう P.17の「チョップスティックス」をクイック録音してみましょう。まず自動伴奏を録音して、そ のあとにメロディを録音します。 1. 2.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 30 3. レコード 【REC(録音)】を押す クイックレコード画面が出ます。 ページ この画面が出ない場合は、PAGE(画面送り)【E】を押して1ページめを出して ください。 4. P.17∼19の「チョップスティックス」のパネル設定を する シンクロ *【SYNCHRO(スタート待機)】はON。 5. 自動伴奏を弾いて伴奏パートを録音する エンディング 【ENDING(後奏)】を押すと自動的に録音も終了します。 伴奏パートの録音ができました。 6.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 31 7. 【PLAY/STOP(プレイ/ストップ)】を押してメロディ を弾く 弾き終わったら【PLAY/STOP(プレイ/ストップ)】を押します。 伴奏とメロディの両方が録音できました。 8. 【PLAY/STOP(プレイ/ストップ)】を押して再生する コードシーケンスで録音してみよう コードシーケンスで「チョップスティックス」を録音してみましょう。コードシーケンスを使う と自動伴奏をステップ入力できますので、一定のテンポで演奏しなくても伴奏パートを録音する ことができます。また、鍵盤を弾かなくてもLCD画面だけでの入力もできます。 1.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 32 2. 3. 4. レコード 【REC(録音)】を押して3ページを出す コ ー ド シーケンス [CHORD SEQ.]を押す コードシーケンス画面が現れます。 P.17∼19の「チョップスティックス」のパネル設定を する シンクロ *【SYNCHRO(スタート待機)】はOFF。 5.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 33 6. 7. ルート セ ッ ト [SET]を押して【ダイアル】でカーソル(▲)を5小節め のはじめに移動する ルート タイプ ジー セブン [ROOT]と[TYPE]を押して[G]と[7]にする タイプ [ROOT]と[TYPE]を1度押したあと【ダイアル】を使うと、すばやく選べて便利です。 8.
94/92入門.QX 97.7.11 10:38 AM ページ 34 9. エンディング 21小節めのはじめで【ENDING(後奏)】を押して セ ッ ト [SET]を押す 10. レコード 【REC(録音)】を押して[はい]を押す 保存の作業が終わると元のLCD画面に戻ります。 これで「チョップスティックス」の伴奏パートが録音できました。 11.
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