User Manual

Dante Controller ユーザーガイド
86
基本的には、特定のオーディオチャンネルに 3 つ以上の受信機がある場合はマルチキャストを使うことをお勧めします。ま
たネットワークの隅々までフローが過剰に流れ。ネットワークリンク全ての帯域幅を消費するということもご注意下さい
: ーサーネットスイッチの中には、不要なマルチキャストトラフィックを制御し、そのトラフィックを必要とする伝送先にの
み届くようにするプロトコルがある IGMP(インターネット・グループ・マネージメント・プロトコル)に対応しているものがありま
す。IGMP に対応しており、すべてのイーサーネットスイッチで IGMP が正しく設定されている場合には、マルチキャストオ
ーディオはネットワークに過剰流出せず、サブスクリプ設定した機器に伝送するのに必要なリンクにのみ送られます。
AES67 フロー
AES67 フローオプションはAES67 対応デバイスでのみ使用できます。
AES67 Flowチェックされると、選択されたチャンネルが AES67 マルチキャストフローに追加されます。AES67 応デ
バイスのみが AES67 フローを受信できます。 Dante デバイスは、他の Dane デバイスからの AES67 フローをサブスク
リプションできません。
AES67 のフローは、ネットワークビューの[Routing]タブの右端に青色で表示され、[Device View]> [Receive]
ブの[Available Channels]リストの一番下に表示されます。 AES67 フローは、デバイス名ではなく送信マルチキャス
IP アドレスによって識別されます。
AES67 対応 Dante デバイスの場合、各デバイス送信チャネルは、AES67 マルチキャストフローと標準 Dante マルチ
キャストフローを同時にサポートできます。