User Manual
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別売のフロッピーディスクドライブを接続してフロッピーディスクを使用すると、本体で作ったデータをディスクに保存したり、ディ
スク内のデータを本体に読み込んだりできます。
フロッピーディスクをご使用いただく場合は、以下のことをお守りください。
■ 使用できるフロッピーディスクの種類
・3.5インチの 2DD、または、2HDフロッピーディスクが使用できま
す。
■ フロッピーディスクのフォーマット
・新しいディスクや他の機器で使っていたディスクは、そのままでは使
えない場合があります。この機器のドライブに入れてもディスクが読
めない場合は、フォーマット (初期化)をする必要があります。フォー
マットの方法は 46ページをご覧ください。なお、フォーマットを行
なうとディスク内のすべてのデータは消去されます。あらかじめ、
データの有無をご確認ください。
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この機器でフォーマットしたフロッピーディスクは、そのままでは他
の機器で使えない場合があります。
■ フロッピーディスクの挿入 /取り出し
・フロッピーディスクのシャッターに文字が書かれている方 (表面)を上
にして、ディスク挿入口にカチッと音がするまでていねいに差し込み
ます。
・あらかじめフロッピーディスクにアクセス中 *でないことを確認した
上で (ディスク挿入口左下のユーズランプが消えたことを確認した上
で )、ディスク挿入口の右上にあるイジェクトボタンをしっかりと奥
まで押します。フロッピーディスクが押し出されるので、取り出して
(引き抜いて )ください。フロッピーディスクが途中で引っかかり取り
出せなくなった場合は、無理に取り出そうとせず、もう一度イジェク
トボタンを押しなおすか、またはフロッピーディスクをディスク挿入
口に完全に押し込んでからやり直してください。
* アクセス中: 録音や再生、データ削除などの作業中を指します。ま
た、電源が入っている状態でフロッピーディスクを挿
入したときも、楽器本体がディスクの内容を確認する
ために自動的にアクセス中になります。
・電源を切るときは、フロッピーディスクはあらかじめディスクドライ
ブユニットから取り出してください。電源を切ったあと、フロッピー
ディスクを入れたまま長時間放置すると、ディスクが汚れ、データの
読み書きにエラーが生じる原因になります。
■ 磁気ヘッドの定期的なクリーニング
・ ディスクドライブユニットは高精度の磁気ヘッドを使用しています。
ディスクドライブユニットを長時間使用していくうちに、磁気ヘッド
はフロッピーディスクの磁性粉で汚れてきます。磁気ヘッドが汚れる
と、録音や再生にエラーが生じることがあります。
・ ディスクドライブユニットを良好な状態でご使用いただくために、磁
気ヘッドを定期的に(1ヵ月に1回程度)クリーニングしていただくこ
とをおすすめします。
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磁気ヘッドのクリーニングには、市販の「乾式ヘッドクリーニング
ディスク」をご使用ください。なお、取扱説明書巻末のヤマハ電気音
響製品サービス拠点で、弊社推奨の「乾式ヘッドクリーニングディス
ク」をお求めいただくこともできます。
■ フロッピーディスクについてのご注意
・(持ち運ぶ場合も含めて)必ず市販のケースに入れて保管し、落とした
り、物をのせたり、折り曲げたりしないでください。また、ディスク
内部に水やほこりなどが入らないようにしてください。
・ 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど極端に
温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いところに置かないでく
ださい。
・
ディスクのシャッターを開けて、内部の磁性体に触れないでください。
・ 磁気を帯びたもの(テレビやスピーカーなど)には近づけないでくださ
い。
・ シャッターやディスク自体が変形しているようなディスクは、使用し
ないでください。
・ フロッピーディスクにはラベル以外のもの(メモなど)を貼らないでく
ださい。ラベルは所定の位置にはがれないようにしっかりと貼ってく
ださい。
・ フロッピーディスクには、誤ってデータを消してしまわないようにラ
イトプロテクトタブ(書き込み禁止タブ)が付いています。大切なデー
タが入っているディスクは、ライトプロテクトタブをオン(タブの窓
が開いた状態)にして、書き込みができないようにしてください。
逆に、データを保存する場合などは、ご使用の前にディスクのライト
プロテクトタブがオフになっていることをご確認ください。
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市販フロッピーディスクの中には粗悪品もございます。メーカー名を
ご確認の上、お求めください。