User Manual

他の機器と接続する
CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
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USB対応の記憶装置(フラッシュメモリー、フロッピーディスクドライブ、ハードディスクドライブなど)を接続して、楽器本
体で録音したデータをUSB記憶装置に保存したり、USB記憶装置のデータを楽器本体で再生したりできます。
使用できるUSB記憶装置
USB [TO DEVICE
トゥーデバイス
]端子に接続できるUSB記憶装置は、フラッシュメモリー、フロッピー
ディスクドライブ、ハードディスクドライブ、CD-ROMドライブなど、1台です。その他の
機器(マウス、コンピューターのキーボードなど)は接続しても使えません。
USB記憶装置の頻繁な電源のオン/オフやUSBケーブルの抜き差しをしないでください。楽器本体の機能
が停止するおそれがあります。保存/削除/フォーマットなどデータのアクセス中やUSB記憶装置のマウン
ト中(USB接続後[FILE]ボタンの「LOAD TO USER」ランプの点滅が消えるまで)は、USBケーブルを
抜いたり、USB記憶装置からメディアを取り出したり(USBフラッシュメモリーを抜いたり)、双方の電源
を切ったりしないでください。メディアが壊れたり、楽器本体/メディアのデータが壊れたりするおそれが
あります。
USB記憶装置の接続
CLP-370/340の場合は、USB [TO DEVICE]端子が2箇所(パネル左側と本体底面の端子
部)にあります。また、CLP-370/340以外の楽器の場合は、パネル側だけにUSB [TO
DEVICE]端子があります。
どちらも同じ端子ですが、2つの端子を同時に使用することはできません。パネル左にある
[SELECT
セレクト
]スイッチで、使用する端子を選んでください。[SELECT]スイッチを「A」に合わ
せると、パネル左のUSB [TO DEVICE]端子が有効になります。「B」に合わせると、
端子パ
ネル
のUSB [TO DEVICE]端子が有効になります。
USB記憶装置を接続すると、[FILE
ファイル
]ボタンの「LOAD TO USER」のランプが点滅します。
この間は、楽器に記憶装置が認識されています。認識が終わるとランプが消灯します。ランプ
が消灯してから、USB記憶装置での操作を行なってください。
保存/コピー /削除など、データのアクセス中やUSB記憶装置のマウント中(USB接続後[FILE]ボタンの
LOAD TO USER」ランプの点滅が消えるまで)は、[SELECT]スイッチを切り替えないでください。
メディアが壊れたり、楽器本体/メディアのデータが壊れたりするおそれがあります。
USB [TO DEVICE]端子AにUSB記憶装置を接続している場合は、キーカバーを閉める前に外してくだ
さい。USB記憶装置を接続したままキーカバーを閉じると、記憶装置がキーカバーに当たって破損するお
それがあります。
USB記憶装置のフォーマット
USB記憶装置でファイル操作をしたときに、未フォーマットのメディアであることを示す
メッセージが表示されることがあります。その場合は、フォーマットを実行してください
(38ページ)。
フォーマットを実行すると、そのメディアの中身は消去されますのでご注意ください。
USB記憶装置を接続する
CD-R/RWドライブについて
CD-R/RWドライブを接続した場
合、CD-ROMのデータ(MIDIデー
タ)をクラビノーバで再生/再現す
ることはできますが、クラビノー
バのデータを保存してCD-ROMを
作ることはできません。
接続できるUSB記憶装置の数
この楽器では、USB [TO DEVICE]
端子に対して1台のUSB記憶装置
を接続できます。USB 記憶装置に
複数のドライブがある場合は、1ド
ライブだけが認識されます。
UBS記憶装置をUSB [TO DEVICE]
端子AとB両方同時に接続しないで
ください。USB記憶装置の動作が
不安定になることがあります。
楽器本体上ではUSB1.1に対応し
ていますが、USB2.0の機器を接
続し使用できます。ただし転送ス
ピードはUSB1.1相当になります
ので、ご了承ください。
USBハブは使用できません。
A/Bを切り替える場合は、USB
記憶装置を楽器から抜いてから切
り替えてください。
動作確認済みUSB機器については、ご購入の前にインターネット上の下記URLでご確認ください。
それ以外のUSB記憶装置については、動作保証ができません。
http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/usb/
誤消去防止
USB記憶装置には、誤ってデータを消してしまわないようにするためライトプロテクトができるもの
があります。大切なデータが入っている場合は、ライトプロテクトで書き込みができないようにしま
しょう。逆にデータを保存する場合などは、ご使用の前にお使いのUSB記憶装置のライトプロテクト
が解除されていることをご確認ください。
使用する端子を
設定する
USB [TO DEVICE]端子A
USB [TO DEVICE]端子B