User Manual

CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
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曲をUSB記憶装置に保存するなどの
ファイル操作をする
録音機能を使って録音した曲をUSB記憶装置に保存したり、USB記憶装置をフォー
マットするなどのファイル操作を行ないます。
USB記憶装置をご使用になる前に「USB記憶装置の取り扱いについて」(39ページ)を
ご覧ください。
保存(SAVE)
この楽器で録音したユーザーソングを、1曲ずつ、ひとつのファイル(SMFソング)とし
てUSB記憶装置に保存できます。メモリー領域は、全部で100 (S00〜S99)ありま
す。保存したしたソングデータは、SMFというほかのMIDI機器などと互換性のある
フォーマット形式で保存されますので、ほかの楽器(クラビノーバのほかのモデルを含む)
で再生することもできます。
読み込み(LOAD)
USB記憶装置内のソングを再生するだけの場合はここでの読み込み操作は必要ありませ
ん。再生方法は「USB記憶装置に保存されているユーザーソングを再生する」(43ペー
ジ) を参照してください。上記で保存したソングファイルを楽器上で編集したい場合だ
け、読み込み(LOAD)操作を行います。
ソングは1ソングだけ読み込み可能で本体のユーザーファイルU03に読み込まれます。
USB記憶装置の接続については、
「USB記憶装置を接続する」(73
ページ)をご参照ください。
USB記憶装置を使用する前に、
記憶装置にプロテクトがかかって
いないかどうかお確かめください。
プロテクトがかかっていると、
記憶装置にアクセスできません。
保存と読み込みについて
SMFソングのファイル名の最初に
付いている「S」は、SMFの「S」
です。
SMF(Standard MIDI File)
代表的なシーケンスフォーマット
(演奏データを記録する形式)のひと
つです。一般的なSMFにはフォー
マット0とフォーマット1がありま
す。多くのMIDI機器がSMFフォー
マット0に対応しています。
また、市販のミュージックデータ
の多くがSMFフォーマット0で作
られています。この楽器で録音し
た曲はSMFフォーマット0で保存
されます。
楽器本体のメモリー
ユーザーソング1(U01)
ユーザーソング2(U02)
ユーザーソング3(U03)
保存
USB記憶装置
SMFソング0(S00)
SMFソング2(S02)
SMFソング1(S01)
SMFソング99(S99)
メモリー領域
楽器本体のメモリー
ユーザーソング1(U01)
ユーザーソング2(U02)
ユーザーソング3(U03)
読み込む
USB記憶装置
SMFソング0(S00)
SMFソング2(S02)
SMFソング1(S01)
SMFソング99(S99)
メモリー領域