User Manual

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CLP-370/340/330, CLP-S308/S306 取扱説明書
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする
フロッピーディスクドライブは別売品(95ページ)をご使
用ください。
ディスク挿入口にフロッピーディスクを挿入すると、
ディスク内のデータを本体に読み込むことができます。
フロッピーディスクをご使用いただく場合は、以下のこ
とをお守りください。
使用できるフロッピーディスクの種類
3.5インチの2DD、または、2HDフロッピーディスク
が使用できます。
フロッピーディスクの挿入/取り出し
●フロッピーディスクの挿入
フロッピーディスクのシャッターに文字が書かれている
方(表面)を上にして、ディスク挿入口にカチッと音がする
までていねいに差し込みます。
●フロッピーディスクの取り出し
あらかじめフロッピーディスクにアクセス中*でないこと
を確認した上で(ディスク挿入口左下のユーズランプが消
えたことを確認した上で)、ディスク挿入口の右上にある
イジェクトボタンをしっかりと奥まで押します。フロッ
ピーディスクが押し出されるので、取り出して(引き抜い
て)ください。フロッピーディスクが途中で引っかかり取
り出せなくなった場合は、無理に取り出そうとせず、も
う一度イジェクトボタンを押しなおすか、またはフロッ
ピーディスクをディスク挿入口に完全に押し込んでから
やり直してください。
*アクセス中: ディスク内のデータを本体に読み込み中であることを指し
ます。また、電源が入っている状態でフロッピーディスクを挿入した
ときも、楽器本体がディスクの内容を確認するために自動的にアクセ
ス中になります。
アクセス中にフロッピーディスクを取り出したり、楽器本体の電
源を切ったりしないでください。ディスク内容がこわれるだけで
なく、フロッピーディスクドライブの故障の原因になります。
電源を切るときは、フロッピーディスクはあらかじめ
ディスクドライブユニットから取り出してください。
電源を切ったあと、フロッピーディスクを入れたまま長
時間放置すると、ディスクが汚れ、データの読み書きに
エラーが生じる原因になります。
磁気ヘッドの定期的なクリーニング
ディスクドライブユニットは高精度の磁気ヘッドを使用
しています。ディスクドライブユニットを長時間使用し
ていくうちに、磁気ヘッドはフロッピーディスクの磁性
粉で汚れてきます。磁気ヘッドが汚れると、録音や再生
にエラーが生じることがあります。
ディスクドライブユニットを良好な状態でご使用いただ
くために、磁気ヘッドを定期的に(1ヵ月に1回程度)ク
リーニングしていただくことをおすすめします。
磁気ヘッドのクリーニングには、市販の「乾式ヘッドク
リーニングディスク」をご使用ください。なお、取扱説
明書巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点で、弊社推
奨の「乾式ヘッドクリーニングディスク」をお求めいた
だくこともできます。
フロッピーディスクについてのご注意
フロッピーディスクの取り扱いと保管
(持ち運ぶ場合も含めて)必ず市販のケースに入れて保管
し、落としたり、物をのせたり、折り曲げたりしないで
ください。また、ディスク内部に水やほこりなどが入ら
ないようにしてください。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く
など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低
いところに置かないでください。
ディスクのシャッターを開けて、内部の磁性体に触れな
いでください。
磁気を帯びたもの(テレビやスピーカーなど)には近づけな
いでください。
シャッターやディスク自体が変形しているようなディス
クは、使用しないでください。
フロッピーディスクにはラベル以外のもの(メモなど)を貼
らないでください。ラベルは所定の位置にはがれないよ
うにしっかりと貼ってください。
誤消去防止
フロッピーディスクには、誤ってデータを消してしまわ
ないようにライトプロテクトタブ(書き込み禁止タブ)が付
いています。大切なデータが入っているディスクは、ラ
イトプロテクトタブをオン(タブの窓が開いた状態)にし
て、書き込みができないようにしてください。
逆に、データを保存する場合などは、ご使用の前にディ
スクのライトプロテクトタブがオフになっていることを
ご確認ください。
市販フロッピーディスクの中には粗悪品もございます。
メーカー名をご確認の上、お求めください。
フロッピーディスクの取り扱いについて