User Manual

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基本編
ピアノとして演奏する
ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中のペダル
(ソステヌートペダル)、左のペダル(ソフトペダル)がありま
す。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏むと、鍵盤から指を離しても音が長く響きま
す。グランドピアノの音色で、ダンパーペダルを踏むと、踏ん
だときの響板や弦の共鳴効果が加わります。共鳴効果のかかり
具合については、ファンクション(45ページ)で設定できます。
ハーフペダル機能
ダンパーペダルを踏んでいない状態と、完全に踏み込んだ状態の中間の状態を「ハーフペダル」と
いい、グランドピアノのダンパーが弦に触れるか触れないかの微妙な状態を指します。この楽器の
ダンパーペダルはハーフペダルに対応しており、どの程度踏み込んだらハーフペダル効果がかかる
か(ハーフペダルポイント)を、ファンクション(45ページ)で設定できます。
CLP-470/S408のダンパーペダルは、ペダルを踏んだときの感覚をよりグランドピアノに近づ
けたGPレスポンスダンパーペダルです。ハーフペダルのポイントを体感しやすく、ハーフペダル
効果をかけやすいのが特長です。楽器の設置場所など状況によって、踏み心地が異なる場合がある
ので、必要に応じて、ファンクション(45ページ)でハーフペダルポイントを好みの状態に設定し
てください。
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけが、鍵
盤から指を離しても長く響きます。オルガンやストリングス、
クワイアなどの音色では、鍵盤を弾いたままソステヌートペ
ダルを踏むと、鍵盤から指を離しても音が減衰せず、踏んで
いる間鳴り続けます。ペダルを踏んだあとに弾いた音には効
果はかかりません。
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた鍵盤の音量をわずかに下げ、音の響
きを柔らかくします。ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効果はかかりませんの
で、効果をかけたい場合は、ペダルを踏んでから鍵盤を弾きます。
ペダルを使う
NOTE
ペダルには、工場出荷時にビニール
袋をかぶせてあります。GPレスポ
ンスダンパーペダル搭載モデルの場
合は、ペダル効果を最大にするた
め、ビニール袋を外してください。
まん中のペダルと左のペダルのス
タート/ストップ機能切り替え
ファンクション(45ページ)でまん中
のペダルか左のペダルをパネルの
[PLAY/PAUSE]と同じ機能に切り
替えることができます。
GPレスポンスダンパーペダル
470 440 430 S408 S406
ここでダンパーペダルを踏むと、
このとき押さえていた鍵盤とその
あと弾いた音すべてが長く響く
ここでソステヌートペダルを踏む
と、このとき押さえていた鍵盤の
音だけが長く響く
NOTE
JAZZORGAN音色を選ぶと、
[EFFECT](22ページ)のROTARY
SPが自動的に選ばれ、左ペダルは、
ロータリースピーカーの回転の速い
/遅いを切り替える機能に変わりま
す。