User Manual

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応用編
演奏を録音する
演奏を録音する
自分の演奏を録音してみましょう。この楽器では、下記2通りの方法で録音できます。
・MIDI
ミディ
録音
録音した演奏をSMF(フォーマット0)のMIDIソングとして、楽器本体またはUSB記憶装置に保存します。2つのパートを
別々に録音できるので、右手と左手を個別に録音したり、連弾曲を1パートずつ録音して、1曲を完成できます。また、録音
後に、1パートだけ録音し直したり、音色やテンポなどを変えたりできます。
この楽器には、10曲まで(合計約1.5MBまで)録音できます。USB記憶装置には、その容量に応じたデータ量が録音できま
す。いずれの場合も、1曲あたり約550KBまでです。記録されるデータの種類については34ページをご覧ください。
・オーディオ録音
録音した演奏をオーディオソングとしてUSB記憶装置に保存します。録音パートを指定しない録音です。一般的なCD音質
(44.1kHz/16bit)のステレオWAV形式で保存されるので、コンピューターを使って携帯音楽プレーヤーなどに転送して再
生できます。
録音可能時間はUSB記憶装置の容量によって異なります。この楽器が対応可能な録音時間は、1回の録音につき80分まで
です。
USB記憶装置に録音したい場合は、「USB記憶装置を接続する」(42ページ)を読み、USB記憶装置を[USBTO
トゥー
DEVICE
デバイス
]端
子に接続してから下記手順に従ってください。
1. 録音データの保存先(ドライブ)を選
[SONG
ソング
SELECT
セレクト
]ボタンを押して、録音データを保存したいドライブのランプを点灯さ
せます。
・PRESET
プリセット
...................このドライブには録音できないので、選択できません。
・USER
ユーザー
MIDI
ミディ
..............この楽器の内部メモリーにMIDIソングとして保存します。
・USBMIDI
ミディ
................接続したUSB記憶装置にMIDIソングとして保存します。
・USBAUDIO
オーディオ
............接続したUSB記憶装置にオーディオソングとして保存します。
2. 録音データのソング番号を選ぶ
[−/NO]/[+/YES]ボタンを押して、ソング番号を選びます。
・USERMIDI..............U.01〜U.10
・USBMIDI ................U.00〜U.99
・USBAUDIO............A.00〜A.99
注記
録音済みのデータがある場合は、[RIGHT
ライト
][LEFT
レフト
]ボタンの片方または両方のランプが緑に点灯しま
す。録音するとそれまでの録音データは消えますのでご注意ください。
3. 録音に使う音色や、拍子などの設定を選ぶ
音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。必要に応じてそのほかの設定(拍子やエ
フェクトなど)もここで選んでください。
パートを指定せずに録音する(MIDI/オーディオ録音)
1
5
46 2 3
7
NOTE
以下の状態のときは、録音モードに
入れません。
・デモ曲モード(20ページ)
ソング再生中/一時停止中(27ペー
ジ)
・ファイル操作モード(36ページ)
NOTE
ドライブを指定せずに録音モードに
入ると、USERMIDI内のデータが
入っていない(空の)ソング番号に自
動的に保存されます。USERMIDI
内に空のソング番号がない場合は、
録音前に「U.01」にあったデータ
が削除され、新しく録音したデータ
が「U.01」に保存されます。
パートボタンのランプ
消灯:データなし
点灯(緑):データあり
点滅(赤):録音指定
メトロノームを使う
メトロノームを使いながら録音する
こともできます。ただし、メトロ
ノームの音は録音されません。