User Manual
システムメニュー
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CLP-585/575/545/535取扱説明書
この機能により、バックアップ設定(下記)の一部の設定が、
電源が切れても記憶されるかどうかを設定します。バック
アップ設定は、「ボイス」(ボイス選択などさまざまな関連設
定)と「その他」(繰り返し再生やチューニングなどの設定)の
2グループに分かれており、それぞれ個別に記憶されるかど
うかが設定できます。
1. [MENU]ボタンを何回か押して、「システムメ
ニュー」を選びます。
2. [∧]/[∨]ボタンを押して「バックアップ」を選び、
[>]
ボタンで次の画面を呼び出したあと、[∧]/[∨]ボ
タンで
「バックアップ設定」を選びます。
3. [>]ボタンと[∧]/[∨]ボタンで「ボイス」を選び、
[>]ボタンで「オン」または「オフ」を選びます。
「ボイス」には下記項目があります。
• R1/R2/Lボイス選択
• デュアル/スプリットのオン/オフ設定
• ボイスメニューの全項目(スプリットポイント以外)
4. [∧]/[∨]ボタンで「その他」を選択し、[>]ボタン
で「オン」または「オフ」を選びます。
「その他」には下記項目があります。
• ボイスメニュー:スプリットポイント
• ソングメニュー:ソングリピート、ソング-鍵盤、オー
ディオ音量、クイックプレイ、トラック試聴
• メトロノームメニュー:音量、BPM、ベル、イントロ、
エンディング
• システムメニュー:チューニング、鍵盤、ペダル、音響、
MIDI
5. [EXIT]ボタンでシステムメニュー画面を抜けます。
この機能により、本体内部に作られたデータ/設定をUSBフ
ラッシュメモリーにバックアップファイル(ファイル名:
「CLP-***.bup」)として保存できます。このバックアップ
ファイルは、あとで楽器本体に呼び戻すことができます。
注記
• この機能の実行には1〜2分の時間がかかります。
実行中(「操作を実行しています」が表示されている間)は電源を切らない
でください。データ損失の原因になります。
• 既に同じバックアップファイル(clp-***.bup)がUSBフラッシュメモリー
に保存されている場合、この機能の実行によりファイルは書き換えられま
す。
1. USBフラッシュメモリーをUSB[TODEVICE]端
子に接続します。
2. [MENU]ボタンを何回か押して、「システムメ
ニュー」を選びます。
3. [∧]/[∨]ボタンを押して「バックアップ」を選び、
[>]ボタンで次の画面を呼び出したあと、[∧]/[∨]
ボタンで「バックアップ」を選びます。
4. [>]ボタンで次の画面を呼び出したあと、[∧]/[∨]
ボタンで「実行」を選びます。
5. [>]ボタンでバックアップを実行します。
6. [EXIT]ボタンでシステムメニュー画面を抜けます。
NOTE
バックアップファイル内の設定を呼び戻したい場合は、リストア機能(90
ページ)を実行します。
NOTE
プロテクトソングはバックアップされません。
■ バックアップ設定
(電源をオフしても設定が消えない項目を選ぶ)
電源をオフしても消えないデータ
• 本体内部メモリーの「ユーザー」カテゴリーに保存さ
れるMIDIソング
• ユーティリティ
• バックアップ設定(本項で説明)
■ バックアップ
(バックアップファイルを保存する)