User Manual

26
CLP-585/575/545/535取扱説明書
いろいろな楽器音(ボイス)で演奏する
リバーブ
音に残響を加えます。コンサートホールなどで演奏しているような臨場感が味わえます。
ボイ
スを選ぶたびに、最適なリバーブタイプが自動で選ばれますが、ご自分で選ぶこともできます。
リバーブタイプをご自分で設定したい場合は、ボイスメニュー画面の「リバーブ」で設定し
ます(75ページ)。
リバーブタイプの設定は、すべてのパート(手弾き/ソング/MIDI)に共通です。
コーラス
音に広がり感を加えます。ボイスを選ぶたびに、最適なコーラスタイプが自動で選ばれます
が、ご自分で選ぶこともできます。
コーラスタイプをご自分で設定したい場合は、ボイスメニュー画面の「コーラス」で設定し
ます(75ページ)。
コーラスタイプの設定は、すべてのパート(手弾き/ソング/MIDI)に共通です。
エフェクト
鍵盤演奏にエコーやトレモロなどの効果をかけられます。効果はボイスメニュー画面の「ボ
イス編集」→「エフェクト」(76ページ)で選べます。
ダンパーレゾナンス(CLP-545/535のみ)
CLP-545/535では、[PIANO]ボタン内のボイスを選ぶと自動的にエフェクトにダンパーレ
ゾナンスが選ばれます。
アコースティックピアノでは、ダンパーペダルを踏んで演奏すると、弾いた鍵盤の音が伸び
るだけでなく、その鍵の弦の振動が他の弦や響板へ伝わっていき、それぞれが影響しあって
豊かで華やかな共鳴音が拡がります。CLP-585/575に搭載されたVRMは、そのような弦
と響板の複雑な相互作用を、仮想的な楽器(物理モデル)の上で忠実に再現することで、よりア
コースティックピアノに近い響きを作り出します。鍵盤やペダルの状態に合わせて、瞬間瞬
間の共鳴音を作り出しているので、鍵盤を押さえるタイミングや、ペダルを踏むタイミング
さを変えることで、多彩な響きが得られます。
1. [PIANO
ピアノ
]ボタンを使ってお好きなピアノボイスを選びます。
VRMがオンのとき、[PIANO]ボタンに入っているピアノボイスを選ぶだけでVRMの
効果を楽しめます。
VRMのオン/オフはボイスメニュー画面の「ピアノ設定」→「VRM」(75ページ)で切
り替えられます。VRMの初期設定はオンです。
2. 演奏します。
NOTE
リバーブのかかり具合をボイスごと
に設定したい場合はボイスメニュー
画面の「ボイス編集」→「リバーブ
さ」で設定します(76ページ)。
NOTE
コーラスのかかり具合をボイスごと
に設定したい場合はボイスメニュー
画面の「ボイス編集」→「コーラス
さ」で設定します(76ページ)。
NOTE
ピアノなどコーラスの初期設定がオ
フのボイスにコーラスをかけたい場
合は、コーラスタイプにオフ以外の
設定を選び、コーラスのさを0以
外に設定してください。
VRM機能を使った共鳴音を楽しむ
585 575 545 535
VRM=VirtualResonance
Modeling(バーチャル・レゾナ
ンス・モデリング)
NOTE
VRMがオンのとき、鍵盤演奏時や
ダンパーペダルを踏んだときに加わ
る共鳴効果のかかり具合も設定でき
ます。ボイスメニュー画面の「ピア
ノ設定」→
「ダンパーレゾナンス」
と「ストリングレゾナンス」
で設定
します(75ページ)。