User Manual

音を出してみましょう
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CLP-685,CLP-675,CLP-645,CLP-635取扱説明書
この楽器には、3本のペダルが付いています。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏むと、鍵盤から指を離しても音が長く響きま
す。また、ピアノグループのボイスを選択して踏んだ場合は、
VRM(25ページ)の効果によりリアルな共鳴音(レゾナンス)を
付加できます。
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけが、鍵盤
から指を離しても長く響きます。ペダルを踏んだあとに弾いた
音には効果はかかりません。
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた鍵盤の音量をわずかに下げ、音の
響きを柔らかくします。ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効果はかかりませ
んので、効果をかけたい場合は、ペダルを踏んでから鍵盤を弾きます。
ただし、「メローオルガン」ボイスを選ぶとロータリースピーカーの回転の速い/遅いの切り
替え(ロータリースピード)、「ビブラフォン」ボイスを選ぶとビブラートのオン/オフ(バイブ
ローター )機能に切り替わります(83ページ)。
ペダルを使う
ここでダンパーペダルを踏むと、
このとき押さえていた鍵盤とその
あと弾いた音すべてが長く響く
NOTE
ピアノグループのボイスとは、「ボ
イス一覧」(98ページ)の「ボイスグ
ループ」がピアノのボイスです。選
び方は22ページをご覧ください。
NOTE
ボイスメニュー画面の「ペダル割り
当て」を使って、各ペダルへ別の機
能を割り当てることができます(84
ページ)。
ハーフペダル機能
ダンパーペダルを踏んでいない状態と、完全に踏み込んだ状態の中間の状態を「ハーフペダル」
といい、グランドピアノのダンパーが弦に触れるか触れないかの微妙な状態を指します。この
楽器のダンパーペダルはハーフペダルに対応しており、どの程度踏み込んだらハーフペダル効
果がかかるか(ハーフペダルポイント)を、システムメニュー画面で設定できます。
[FUNCTION]
ファンクション
ボタンを何度か押してシステムメニュー画面を選び、「ペダル」→「ハーフペダル
の位置」(92ページ)で設定してください。
GPレスポンスダンパーペダル
この楽器のダンパーペダルは、ペダルを踏んだときの感覚をよりグランドピアノに近づけたGP
レスポンスダンパーペダルです。ハーフペダルのポイントを体感しやすく、ハーフペダル効果
をかけやすいのが特長です。楽器の設置場所など状況によって、踏み心地が異なる場合がある
ので、必要に応じて前述のハーフペダルポイントを好みの状態に設定してください。
685 675 645 635
NOTE
ペダルには、工場出荷時にビニール
袋をかぶせてあります。GPレスポ
ンスダンパーペダル搭載モデルの場
合は、ペダル効果を最大にするた
め、ビニール袋を外してください。
ここでソステヌートペダルを踏む
と、このとき押さえていた鍵盤の
音だけが長く響く
NOTE
ストリングスグループやオルガング
ループの一部の持続音では、まん中
のペダルを踏むと、音が減衰せずに
持続して鳴り続けます。
まん中のペダルと左のペダルの
スタート/ストップ機能切り替え
システムメニュー画面で設定できま
す。[FUNCTION]ボタンを何度か
押してシステムメニュー画面を選
び、「ペダル」→「再生/一時停止」
で、まん中のペダルか左のペダルを
パネルの[R/K](再生/一時停止)ボ
タンと同じ機能に切り替えることが
できます(92ページ)。