User Manual

80
CLP-685,CLP-675,CLP-645,CLP-635取扱説明書
コンピューターやスマートデバイスを活用する
楽器に対応したスマートデバイスアプリを使うと、楽器をもっと便利に楽しめます。
この楽器に対応するアプリやスマートデバイスに関する情報は、以下のウェブサイトにある
各アプリのページでご確認ください。
http://jp.yamaha.com/kbdapps/
「スマートピアニスト」の接続ウィザードを利用しない場合の接続方法については、ウェブサ
イト(2ページ)上の「スマートデバイス接続マニュアル」をご覧ください。
USBケーブルを使って、コンピューターやスマートデバイスをUSB[TOHOST]端子に接続
すると、オーディオデータをデジタルで送受信できます。これをUSBオーディオインター
フェース機能といい、たとえば次のようなことができます。
オーディオデータを高音質で再生
[AUXIN]端子での接続と比べて、音質の劣化が少なくクリアな音質で楽しめます。
録音ソフトや音楽制作ソフトを使って、楽器の演奏をオーディオデータとして
録音
録音したデータは、コンピューターやスマートデバイスで再生できます。
オーディオループバックのオン/オフ
USBオーディオインターフェース機能による楽器へのオーディオ入力音を、楽器での演奏音
とともにコンピューターやスマートデバイスに出力する(オーディオループバックする)かどう
かを設定できます。出力する場合はオンに、出力しない場合は、オフにします。
たとえば、コンピューターやスマートデバイスを使って、楽器での演奏音だけでなく楽器へ
入力したオーディオ再生音も録音したい場合はオンに、楽器での演奏音だけを録音したい場
合はオフにします。
設定は、[FUNCTION]ボタンを何度か押して、システムメニュー画面を選び、「ユーティリ
ティ」→「オーディオループバック」(94ページ)で行ないます。
スマートデバイスアプリを使う
スマートデバイスアプリ「スマートピアニスト」
「スマートピアニスト」(無料)を使うと、スマートデバイスで音色選択やメトロノームなどを
感的に操作したり、譜面を表示したりできます。詳細は、上記ウェブサイトの「スマートピアニ
スト」のページでご確認ください。
楽器とスマートデバイスの接続は、「スマートピアニスト」の接続ウィザードにより行なえます。
「スマートピアニスト」の画面左上の「 」をタップしてメニューを開き、「楽器」→「接続
ウィザードを開始する」を順にタップします。
注記
楽器とスマートデバイスを接続した
状態で「スマートピアニスト」を起
動すると、楽器の設定が、「スマー
トピアニスト」での設定に自動的に
変更されます。楽器での設定を失い
たくない場合は、バックアップデー
タとしてUSBフラッシュメモリー
やコンピューターに保存しておいて
ください(96ページ)。
NOTE
「スマートピアニスト」の使用中は、
楽器の[EXIT]ボタン以外のボタンは
使えません。「スマートピアニスト」
を使って操作してください。楽器の
[EXIT]ボタンを押すと、「スマート
ピアニスト」との接続が解除され、
楽器で操作できるようになります。
オーディオデータを送受信する(USBオーディオイン
ターフェース機能)
NOTE
楽器へのオーディオデータの入力音
の音量は、コンピューターまたはス
マートデバイス側で調節してくださ
い。
NOTE
Bluetoothオーディオ機能(78
ページ)や無線LAN接続(71ペー
ジ)によるオーディオ入力音も
オーディオループバックの対象で
す。
オーディオソング(37ページ)の
再生音は、この設定がオンのとき
は、コンピューターやスマートデ
バイスに出力されますが、オフの
ときは出力されません。
オーディオ録音(50ページ)する
と、この設定がオンのときは、コ
ンピューターやスマートデバイス
からのオーディオ入力音も録音さ
れますが、オフのときは録音され
ません。