User Manual

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CLP-785,CLP-775,CLP-745,CLP-735取扱説明書
他の機器と接続する
USB[TOHOST]端子にUSBケーブルを使ってコンピューターを接続すると、楽器とコン
ピューター間でMIDIデータやオーディオデータを送受信できます。接続方法やデータの送受信
について詳しくは、ウェブサイト(2ページ)上の「コンピューターとつなぐ」をご覧ください。
注記
USBケーブルは、ABタイプのものをご使用ください。また、3メートル未満のケーブルをご使用ください。USB
3.0ケーブルは、ご使用できません。
DAW(DigitalAudioWorkstation)などの音楽制作用アプリケーションと一緒に使用する場合、設定によっては
大きな音が発生することがあるため、オーディオループバックをオフにしてご使用ください(下記参照)。
オーディオデータを送受信する(USBオーディオインター
フェース機能)
USBケーブルを使って、コンピューターやスマートデバイスをUSB[TOHOST]端子に接続
すると、オーディオデータをデジタルで送受信できます。これをUSBオーディオインター
フェース機能といい、たとえば次のようなことができます。
オーディオデータを高音質で再生
[AUXIN]端子での接続と比べて、音質の劣化が少なくクリアな音質で楽しめます。
録音ソフトや音楽制作ソフトを使って、楽器の演奏をオーディオデータとして
録音
録音したデータは、コンピューターやスマートデバイスで再生できます。
接続方法はウェブサイト(2ページ)上の「コンピューターとつなぐ」または「スマートデバイ
ス接続マニュアル」をご覧ください。
オーディオループバックのオン/オフ
USBオーディオインターフェース機能による楽器へのオーディオ入力音を、楽器での演奏音
とともにコンピューターやスマートデバイスに出力する(オーディオループバックする)かどう
かを設定できます。出力する場合はオンに、出力しない場合はオフにします。たとえば、コ
ンピューターやスマートデバイスを使って、楽器での演奏音だけでなく楽器へ入力したオー
ディオ再生音も録音したい場合はオンに、楽器での演奏音だけを録音したい場合はオフにし
ます。
設定について詳しくは「オーディオループバック」(97ページ)をご覧ください。
コンピューターと接続する
NOTE
楽器をコンピューターとUSB
ケーブルで接続する場合は、ハブ
を経由せず直接接続してくださ
い。
使用するコンピューターやシーケ
ンスソフトウェアでの必要な
MIDI設定については、それぞれ
の取扱説明書をお読みください。
楽器本体は、コンピューターとの
接続後しばらくしてから通信を開
始します。
NOTE
グランド・エクスプレッション・モ
デリングに関連するMIDIデータを
編集をすると予期せぬ音が生じる場
合があります。
NOTE
オーディオデータの送受信を
Windows搭載のコンピューター
で行なう場合は、Yamaha
SteinbergUSBDriverをコン
ピューターにインストールする必
要があります。詳しくは、ウェブ
サイト上の「コンピューターとつ
なぐ」をご覧ください。
楽器へのオーディオデータの入力
音の音量は、コンピューターまた
はスマートデバイス側で調節して
ください。
NOTE
Bluetoothオーディオ機能(75
ページ)や無線LAN接続(78ペー
ジ)によるオーディオ入力音も
オーディオループバックの対象で
す。また[AUXIN]端子や
Bluetoothで接続した機器には出
力されません。
オーディオソング(41ページ)の
再生音は、この設定がオンのとき
は、コンピューターやスマートデ
バイスに出力されますが、オフの
ときは出力されません。
オーディオ録音(52ページ)する
と、この設定がオンのときは、コ
ンピューターやスマートデバイス
からのオーディオ入力音も録音さ
れますが、オフのときは録音され
ません。
クラビノーバ
コンピューター
USBケーブル
USB端子