リファレンスマニュアル 目次 取扱説明書の使い方 .........................................................................................................................2 CP5/CP50 のしくみ 3 CP5/CP50 の全体構成 ......................................................................................................................3 音源部 ........................................................................................................................................................4 ソング設定部 ............................................
取扱説明書の使い方 取扱説明書の使い方 CP5/CP50 には、取扱説明書、 リファレンスマニュアル、データリストの 3 つのマニュアルが付属しています。取扱説明書は 冊子として製品と同梱されており、リファレンスマニュアルとデータリストはPDF ファイルとして同梱CD-ROM に収録さ れています。 取扱説明書 ( 冊子 ) CP5/CP50 を使用するまでの準備と、基本的な操作方法について説明しています。 リファレンスマニュアル ( この PDF ファイル ) CP5/CP50 のしくみおよびパラメーターについて説明しています。 データリスト(別 PDF ファイル) CP5/CP50 に搭載されているパフォーマンスのリストや、 モジュレーションエフェクトブロック、パワーアンプ / コンプ レッサーブロック (CP5 のみ )のタイプおよびパラメーターのリスト、 またMIDI に関する資料などを掲載しています。 リファレンスマニュアルの使い方について 「CP5/CP50のしくみ」の最初のページにある、全体構成図上の (矢印)ボタンをクリックすると、該当ブロック の説明ページへ移動できます。
CP5/CP50 のしくみ CP5/CP50の全体構成 CP5/CP50 は、音源部、ソング設定部、コントローラー部の3 つのブロックから構成されています。 MIDI OUT MIDI IN CP5/CP50 コントローラー部 ソング設定部 音源部 ユーザーソング パフォーマンス LEFT1/LEFT RIGHT1/RIGHT LEFT2※ RIGHT2※ プリセットドラム TRACK オーディオレコード / プレイ リバーブ マスター コンプレッサー マスター EQ MIC INPUT※ オーディオ出力 MIDI レコード / プレイ Wave MIC INPUT※ CP5 にのみ存在するブロックです ※ USB フラッシュメモリー クリックすると該当ページにジャンプします 3 CP5/CP50 リファレンスマニュアル
CP5/CP50 のしくみ > 音源部 音源部 音源部は、鍵盤の演奏やシーケンサー/ 各種コントローラーによる演奏情報によって、 実際に発音するブロックです。 CP5/ CP50 の音源は、パフォーマンスとマスターコンプレッサーブロック、マスターEQ ブロックによって構成されています。パ フォーマンスとは、複数のボイスを重ねて鳴らすための音色セットのことです。マスターコンプレッサーブロックとマス ターEQ ブロックは、最終的なダイナミクスの調整および音質補正を設定するブロックです。 全パフォーマンスに共通した 設定になり、CP5/CP50 を鳴らす環境に応じて調整します。全体の信号の流れは、次の図のようになっています。 パフォーマンス LEFT1/LEFT パート LEFT2※ RIGHT1/RIGHT マスター コンプレッサー RIGHT2※ マスター EQ TRACK MIC INPUT※ リバーブ LEFT2/RIGHT2/MIC INPUT パートは、 CP5 にのみ存在します ※ パフォーマンスは複数のパートとリバーブブロックで構成されています。パフォーマンスを構成しているパートは
CP5/CP50 のしくみ > 音源部 パフォーマンスの LEFT/RIGHT パートについて パフォーマンスの LEFT/RIGHT パートは、鍵盤演奏や MIDI 入力によって内蔵音源を使って発音するパートです。 CP5 の場合 はLEFT1パート、LEFT2パート、RIGHT1パート、RIGHT2パートの4パート、CP50の場合はLEFTパートとRIGHTパートの2パー トを、レイヤーしたり ( 重ねたり )、 左手鍵域と右手鍵域とにスプリットしたり(分けたり)できます。 レイヤーの場合は、各 パートのノートリミット設定(29 ページ)に従った発音領域で、各パートが重ねられます。スプリットの場合は、スプリッ トポイントの設定(31ページ) に従って、LEFTのパートが鍵盤低音部に、RIGHTのパートが鍵盤高音部に分けられます。レイ ヤー/スプリットの設定は、コモン設定画面の「Split」 パラメーター(31 ページ)で行ないます。 レイヤー スプリット LEFT1/LEFTパート スプリットポイント LEFT2パート※ RIGHT1/RIGHTパート RIGHT1/RIGHTパート LEFT
CP5/CP50 のしくみ > 音源部 LEFT/RIGHT パートを構成する各ブロックおよびコモンパラメーターの役割 CP5/CP50 の音を作り上げる各ブロックとコモンパラメーターの役割は次のとおりです。 ■ボイスブロック ボイスを設定するブロックです。ボイスとは、 電子楽器の音源に内蔵されている楽器音色のことです。 CP5/CP50 のボイス には、アコースティックピアノから往年の名機といわれるエレクトリックピアノまでのピアノの原音を、それぞれ最適な 発音システムを用いて忠実に再現した音色が搭載されています。さらに、ピアノ音色以外にも、ストリングスやギター、 ベースなどのさまざまな楽器音色がカテゴリー( 楽器の種類 ) ごとに搭載されています。 カテゴリーおよびボイスについて は、データリスト(別PDFファイル)をご参照ください。また、ピアノ音色(PIANO/E.
CP5/CP50 のしくみ > 音源部 パフォーマンスの TRACK パートについて CP5/CP50では、1つのパフォーマンスに対して1つのバッキングソングを設定でき、鍵盤演奏をしながらバッキングソング を再生できます。 バッキングソングとして設定できるデータは、プリセットドラムパターン、ユーザーソング、Waveファイ ルの3種類になります。パフォーマンスのTRACKパートでは、 バッキングソングとして設定したプリセットドラムパターン または USB フラッシュメモリー上の Wave ファイルに対して、 ボリュームやパン、リバーブセンドの設定をします。各パラ メーターについて詳しくは、 リファレンスの「TRACK パート」 (39ページ) をご参照ください。 パフォーマンスの MIC INPUT パートについて (CP5 のみ ) CP5 では、 MIC INPUT 端子にマイクを接続して、 歌いながらパフォーマンスの演奏を楽しめます。 このパフォーマンスの MIC INPUT パートでは、MIC INPUT ( マイク入力 ) 端子からのオーディオ信号に対して、 ボリュームやパン、 効果させるエ フェ
CP5/CP50 のしくみ > 音源部 注記 ユーザーバンクのパフォーマンスは、上書きされると消えてしまいます。オリジナルのパフォーマンスを保存する場合は、大切なパフォーマンスに上書 き保存しないようにご注意ください。 NOTE [EXIT]ボタンを押しながら [USER] ボタンを押すと、必ず USR1 バンクのA グループのナンバー1 のボイスが選択されます。 エクスターナルパフォーマンスメモリー ([EXT] ボタン) 本体に接続した USB フラッシュメモリー上のメモリーです。 オリジナルのパフォーマンスを保存 (セーブ) できます。 エク スターナルパフォーマンスメモリーには、EXT 1(エクスターナル1)バンク、EXT 2(エクスターナル2) バンク、EXT 3(エクス ターナル 3)バンクが用意されています。 各バンクは、[EXT] ボタンを繰り返し押すことで切り替えできます。各バンクには、 A、B、C、D の 4 つのグループがあり、 各グループには 10 個のパフォーマンスが記憶されています。[A]/[B]/[C]/[D] ボタンを押 して、ナンバー[1] 〜 [10] ボタンを押すこ
CP5/CP50 のしくみ > 音源部 HINT エクスターナルパフォーマンスメモリーを使う場合について パフォーマンスデータをエクスターナルパフォーマンスメモリーに保存したり、USB フラッシュメモリー上のエクスター ナルパフォーマンスデータを本体で使ったりする場合には、USB フラッシュメモリーを本体に接続する必要があります。 このとき、接続する USB フラッシュメモリーの状態によって、接続時の本体の動作が異なります。ここでは、エクスター ナルパフォーマンスメモリーを上手に使っていただくために、USB フラッシュメモリーを本体に接続したときの動作につ いて説明します。 ●ルートディレクトリーにエクスターナルパフォーマンスメモリーが存在しないUSBフラッシュメモリー 本体に接続した USB フラッシュメモリーには、接続直後に自動的にエクスターナルパフォーマンスメモリー (EXTBANK.C5Eファイルまたは EXTBANK.C6Eファイル)がルートディレクトリーに作成されます。 << << Making external memory...
CP5/CP50 のしくみ > ソング設定部 ソング設定部 ソング設定部は、パフォーマンスのバッキングソングとして使用する MIDI シーケンスデータとオーディオデータの録音 (レコード) および再生 (プレイ) を行なうブロックです。 MIDI データとしては、 本体内蔵のプリセットドラムパターンの再 生と、ユーザーソングの録音および再生ができます。 オーディオデータとしては、 USB フラッシュメモリー上に Wave ファ イルとして録音、および USBフラッシュメモリー上のWave ファイルの再生ができます。 ソング設定部 音源部 MIDI レコード / プレイ パフォーマンス ユーザーソング LEFT1/LEFT RIGHT1/RIGHT LEFT2※ RIGHT2※ プリセットドラム TRACK リバーブ マスター コンプレッサー マスター EQ MIC INPUT※ オーディオレコード / プレイ Wave ※ CP5 にのみ存在するブロックです オーディオ出力 USB フラッシュメモリー MIDI/ オーディオデータの録音(レコード)について ユーザーソン
CP5/CP50のしくみ > コントローラー部 コントローラー部 演奏を行なうキーボード、ピッチベンドホイール、ノブ、フットペダルなどの各種コントローラーが用意されています。 キーボードは実際に音を出す装置ではなく、 弾いた音程や強さなどの演奏情報を音源部に送信するための装置です。 また、 これと同様に各種コントローラーも、コントローラーを動かしたときの変化の情報を送信するための装置です。キーボー ドやコントローラーによる情報 (MIDI 情報) は、MIDI OUT 端子や USB TO HOST 端子を通じて外部 MIDI 機器やコンピュー ターへ出力することができます。ただし、ノブ操作による情報は外部に出力されません。 11 CP5 /CP50 リファレンスマニュアル
リファレンス CP5/CP50 のしくみ ここでは、CP5/CP50で設定できるパラメーターについて説明します。 リファレンス LEFT/RIGHT パート LEFT/RIGHT パート R [VOICE] ここでは、LEFT/RIGHTパート(CP5の場合はLEET1/LEFT2/RIGHT1/RIGHT2パート、CP50の場合はLEFT/ R [PRE-AMP] RIGHTパート)において設定できるパラメーターをブロック別に説明します。 R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) ボイスブロック このブロックでは、選択中のパートのボイスを選択します。 R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) R [COMMON] ボイスについて ソング設定 R [SONG SETTING] エディット手順 [VOICE] ボタンを押す→ノブ 1/ ノブ 2 を回す、 またはナンバー[1] 〜 [10] ボタンを押す R [RECORD] CP5/CP50 のボイスは、 カテゴリー
ボイス名 DX Woody DX FTine 説明 ボディー部の音が太く木質感があり、まろやかなエレクトリックピアノ音色です。 DXエレクトリックピアノの典型的な音です。アタックがDXエレクトリックピアノの特徴を表して います。 DX 7 II 鍵盤タッチの違いによるボディー部の音色変化に、DX エレクトリックピアノならではの表現力の豊 かさを感じることができます。 DX Mellow DX Crisp CP5/CP50 のしくみ 優しい音色で、バラードによく合います。 強いタッチで弾くと、かなりハードな音になります。 アタックに特徴のある音色です。太い音ですが、 独特のアタックにより、抜けも良い音です。 リファレンス LEFT/RIGHT パート R [VOICE] R [PRE-AMP] R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) NOTE * マークがついているボイスは、 「TunCrv (ピアノチューニングカーブ)」 (44 ページ)の 「stretch」の設定が効果するボイス です。 R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (
プリアンプブロック CP5/CP50 のしくみ このブロックは、選択中のパートにおいて、PIANO またはE. PIANOカテゴリーのボイスが設定されて いる場合のみ、有効になります。PIANO/E.
パラメーター名 L Low 該当するボイス DX Legend、DX Woody、 説明 CP5/CP50 のしくみ 低域成分のレベルを調整します。 DX FTine、DX 7 II、 リファレンス DX Mellow、 DX Crisp LEFT/RIGHT パート LowMid(Low Middle) M DX Legend、DX Woody、 中低域成分のレベルを調整します。 DX FTine、DX 7 II、 R [VOICE] DX Mellow、 DX Crisp R [PRE-AMP] Middle CP80、CP88 中域成分のレベルを調整します。 R [MOD-FX] MidBoost(Mid Boost) 69Wr、 77Wr 中域成分のレベルを調整します。 R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) N Normal Dyno 中域成分のレベルを調整します。 O Overtone Dyno 高域成分のレベルを調整します。 R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[R
モジュレーションエフェクトブロック CP5/CP50 のしくみ このブロックでは、選択中のパートに設定したボイスに対してモジュレーション系のエフェクトを リファレンス 設定し、揺れや広がり、うねりなどの効果をかけます。 LEFT/RIGHT パート モジュレーションエフェクトブロックのタイプについて R [VOICE] R [PRE-AMP] エディット手順 [MOD-FX] ボタンを長押しする (1 秒以上押したままにする) → [L PAGE] ボタンを押して 1 ページ目を選択→ノブ 1 〜 3 を回す 次の表では、モジュレーションエフェクトブロックの各タイプのしくみや効果について説明します。 R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) ションエフェクトがメインとして選択でき、 それ以外のエフェクトは 「Other」 というグループの中か R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) ら選択できます。それに対して、PIANO/E.
モジュレーションエフェクトタイプを 「Other」に設定した場合は、 さらにノブ 2 〜ノブ 3 を回して CP5/CP50 のしくみ 「Other」の中のエフェクトカテゴリーとエフェクトタイプを選択します。次の表では、 「Other」 の中 のエフェクトタイプについて説明します。 リファレンス エフェクトカテゴリー エフェクトタイプ LEFT/RIGHT パート R [VOICE] ModFxType other > DLY > CrsDly E R [PRE-AMP] R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) エフェクトタイプ名 説明 エフェクトカテゴリー名 : DLY(DELAY) CrsDly(CROSS DELAY) 2本のディレイのフィードバックをクロスさせたエフェクトです。左右交互に ディレイ音が残ります。 T-CrsDly(TEMPO CROSS DELAY) T-DlyMono (TEMPO DELAY MONO) T-DlySt(TEMPO DELAY STEREO) DlyLR(DELAY LR) ディレイ長をテンポに同期させた CROS
エフェクトタイプ名 説明 CP5/CP50 のしくみ エフェクトカテゴリー名 : DST(DISTORTION) AmpSim1(AMP SIMULATOR 1) ギターアンプをシミュレートしたエフェクトタイプです。 リファレンス AmpSim2(AMP SIMULATOR 2) ギターアンプをシミュレートしたエフェクトタイプです。 LEFT/RIGHT パート CmpDst(COMP DISTORTION) コンプレッサー+ディストーション エフェクトです。 R [VOICE] コンプレッサー+ ディストーション+ ディレイ エフェクトです。 R [PRE-AMP] CmpDst+ (COMP DISTORTION DELAY) R [MOD-FX] エフェクトカテゴリー名 : CMP(COMPRESSOR) R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) ClscCmp(CLASSIC COMPRESSOR) 比較的、効果しやすいコンプレッサーです。ソロ楽器などに適しています。 MCmp(MULTI BAND COMP) 3バンドに帯域分割を行ない、それぞれの帯域別にコンプ
モジュレーションエフェクトブロックのパラメーターについて エディット手順 [MOD-FX] ボタンを長押しする(1 秒以上押したままにする)→ [L PAGE]/[PAGE R] ボタ ンを押して、2 ページ目以降を選択→ノブ 1 〜 3 を回す CP5/CP50 のしくみ リファレンス モジュレーションエフェクトブロックの各タイプによって、構成されているパラメーターは異なり LEFT/RIGHT パート ます。各パラメーターを設定することで、エフェクトの効果のかかり方を調整します。ここでは、 R [VOICE] PIANO および E.
「Other」のエフェクトタイプのパラメーター パラメーター名 CP5/CP50 のしくみ 説明 AEG Phase AEG の位相をずらす リファレンス AM Depth 音量変調の深さを設定する LEFT/RIGHT パート AM Inverse R 右チャンネルにおける音量変調の位相を設定する R [VOICE] AM Speed 音量変調の速さを設定する R [PRE-AMP] AM Wave 音量変調用の波形を選択する R [MOD-FX] AMP Type シミュレートするアンプタイプを選択する R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) Analog Feel アナログフランジャーの音質を加味する Attack コンプレッサー効果が効き始めるまでの時間を設定する R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) Attack Time エンベロープフォロワーの立ち上がり時間を設定する R [COMMON] B Bit Assign WordLength の効
パラメーター名 D E F 説明 Dry Level ドライ音のレベルを設定する Dry LPF Cutoff Frequency ドライ音にかけるローパスフィルターで高域をカットする周波数を設定する リファレンス Dry Mix Level ドライ音のレベルを設定する LEFT/RIGHT パート Dry Send to Noise ノイズへ送られるドライ信号の量を設定する R [VOICE] Dry/Wet Balance ドライ音とウェット音 (エフェクト音)のバランスを設定する R [PRE-AMP] Dyna Level Offset エンベロープフォロワー出力の値を増減するオフセットを設定する R [MOD-FX] Dyna Threshold Level エンベロープフォロワーが動き出すレベルを設定する R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) Edge 歪み方のカーブを設定する Emphasis 高域の特性の変化を設定する R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT]
パラメーター名 H I 説明 CP5/CP50 のしくみ High Mute 高域のミュートスイッチ High Ratio [REV-XHALL、REV-X ROOM]高域成分の調整をする リファレンス [MULTI BAND COMP]高域側においてのコンプレッサーの圧縮比を設定する LEFT/RIGHT パート High Threshold 高域側においての効果が効き始める入力レベルを設定する R [VOICE] Horn Speed Fast ファスト回転時のホーン (高域側)の回転するスピードを設定する R [PRE-AMP] Horn Speed SLow スロー回転時のホーン (高域側)の回転するスピードを設定する R [MOD-FX] Initial Delay 初期反射音までのディレイタイムを設定する R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) Initial Delay 1, 2 1、 2 系列目の初期反射音までのディレイタイムをそれぞれ設定する Initial Delay Lch, Rch 左チャンネル、 右チャンネルの初期反射音までのデ
パラメーター名 M 説明 CP5/CP50 のしくみ Mix Level ドライ音にミックスするエフェクト音のレベルを設定する Mod Depth 変調の深さを設定する リファレンス Mod Depth Ofst R 右チャンネルにおける変調の深さのオフセットを設定する LEFT/RIGHT パート Mod Feedback 変調に対するフィードバック量を設定する R [VOICE] Mod Gain 変調のゲイン量を設定する R [PRE-AMP] Mod LPF Cutoff Frequency 変調音の高域をローパスフィルターでカットする周波数を設定する R [MOD-FX] Mod LPF Resonance 変調音にローパスフィルターでくせを付ける Mod Mix Balance [NOISY]変調した成分のミックスバランスを設定する R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) [TECH MODULATION]変調音の音
パラメーター名 R S 説明 CP5/CP50 のしくみ Release Time エンベロープフォロワーのリリース時間を設定する Resonance フィルターにくせをつける リファレンス Reverb Delay 初期反射音からリバーブ音までのディレイタイムを設定する LEFT/RIGHT パート Reverb Time リバーブの長さを設定する R [VOICE] Room Size 音が鳴っている空間の大きさを設定する R [PRE-AMP] Rotor Speed Fast ファスト回転時のローター (低域側)の回転する周波数を設定する R [MOD-FX] Rotor Speed Slow スロー回転時のローター (低域側)の回転する周波数を設定する R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) Rotor/Horn Balance ホーン (高音側)とローター (低音側)の音量バランスを設定する Sampling Freq.
パワーアンプ/コンプレッサーブロック (CP5のみ) CP5/CP50 のしくみ このブロックでは、選択中のパートに設定したボイスやエフェクトに対して、 エレクトリックピアノ のパワーアンプを忠実に再現した効果や、 コンプレッサーなどをかけます。 CP5 にのみ存在するブ リファレンス ロックです。 LEFT/RIGHT パート R [VOICE] パワーアンプ / コンプレッサーブロックのタイプについて エディット手順 R [PRE-AMP] [PWR-AMP] ボタンを長押しする (1 秒以上押したままにする) → [L PAGE] ボタンを押し て 1 ページ目を選択する→ノブ 1 〜 3 を回す R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) す。設定したボイスがPIANO/E.
PIANO/E.PIANO カテゴリー以外の場合 CP5/CP50 のしくみ Ins2Type PWR > 71Rd I エフェクトカテゴリー E リファレンス LEFT/RIGHT パート エフェクトタイプ R [VOICE] PIANO/E.PIANOカテゴリーのボイスの場合に表示されるパワーアンプ/コンプレッサーが、 「PWR」と R [PRE-AMP] いうカテゴリーに分類され、 「Other」のエフェクトタイプと合わせてインサーションエフェクトとし R [MOD-FX] て設定できます。また各エフェクトタイプの説明については、 「PIANO/E.
パート設定 CP5/CP50 のしくみ ここでは、 LEFT/RIGHT パートのボリュームやパン、 ノートリミットなどを設定します。 パート設定画 リファレンス 面は11ページあります。 LEFT/RIGHT パート パート [LEFT 1]/[LEFT 2]/[RIGHT 1]/[RIGHT 2] ボタンまたは、パート [LEFT]/[RIGHT] ボタン を長押し (1 秒以上押したままに ) する→ [L PAGE]/[PAGE R] ボタンを押してページを 選択→ノブ 1 〜 3 を操作 エディット手順 R [VOICE] R [PRE-AMP] R [MOD-FX] ページ 1 2 パラメーター名 説明 Volume (ボリューム) パートの音量を設定します。 Pan (パン) パートのパン(ステレオ定位) を設定します。 RevSend (リバーブセンド) パートのリバーブエフェクトへ送る信号の量を設定します。値を大きくす □設定値 : 0 〜 127 □設定値 : L63(左端)〜 C(センター) 〜 R63(右端) R [PWR-AMP] (CP5 の
ページ 4 パラメーター名 PrtMode (パートモード) 説明 CP5/CP50 のしくみ パートの発音方式を選択します。 □設定値 : mono(モノ) 、poly(ポリ) リファレンス mono 単音で演奏する状態です。レガート演奏をするとアタック音が出ない ため、 滑らかな演奏を再現できます。 poly 和音で演奏できる状態です。 VelDpt (ベロシティー センシティビティー デプス) LEFT/RIGHT パート R [VOICE] R [PRE-AMP] 選択中のパートにおいて、 「鍵盤を弾いたときのベロシティー」に対する 「実 際に音源部に送るベロシティー」の変化の度合いを設定します。 図のよう に、値を大きくするほど、 「鍵盤を弾いたときのベロシティー」 に対して「実 際に音源に送るベロシティー」の変化が大きくなり、 グラフの傾きが急にな ります。値を0 に設定すると、 「鍵盤を弾いたときのベロシティー」が変化し ても「実際に音源に送るベロシティー」 は変化しなくなり、オルガンのよう にベロシティー変化のない状態になります。 R [MOD-FX] R [PWR-AM
ページ 5 パラメーター名 PortaSw (ポルタメントスイッチ) 説明 CP5/CP50 のしくみ 選択中のパートにおいて、ポルタメント効果をかけるか (on)、 かけないか (off)を設定します。 リファレンス □設定値 : off、 on Time (ポルタメントタイム) 選択中のパートにおいて、ポルタメントのピッチ変化にかかる時間を設定 R [VOICE] します。 □設定値 : 0 〜 127 Mode (ポルタメントモード) R [PRE-AMP] 選択中のパートにおいて、鍵盤の弾き方により、 どのようにポルタメント効 果がかかるかを設定します。 fingr レガート演奏(あるキーを押したまま次のキーを押す演奏)をしたと きにだけ、ポルタメントの効果がかかります。 full R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) R [COMMON] 常にポルタメントの効果がかかります。 F.
ページ 9 0 (10) パラメーター名 RcvCC (レシーブスイッチ コントロールチェンジ) RcvPB (レシーブスイッチ ピッチベンド) CP5 の場合: 説明 選択中のパートにおいて、コントロールチェンジなどのMIDIメッセージを、 受信する(on) か、しない (off) かを設定します。 □設定値 : off、 on リファレンス NOTE 「RcvCC」 LEFT/RIGHT パート を「off」にすると、コントロールチェンジに関するパラメーター(「RcvPB」以外)は すべて設定できなくなります。 R [VOICE] RcvFC1 (レシーブスイッチ フットコントローラー1) RcvFC2 (レシーブスイッチ フットコントローラー2) RcvFS (レシーブスイッチ フットスイッチ アサイナブル) CP50 の場合 : RcvFC (レシーブスイッチ フットコントローラー) RcvFS: (レシーブスイッチ フットスイッチ アサイナブル) A (11) CP5/CP50 のしくみ RcvSus (レシーブスイッチ サステインペダル) RcvVol (レシーブスイッチ ボリ
コモン CP5/CP50 のしくみ LEFT/RIGHT パートの全パートに共通するパラメーターを設定します。 コモンの設定画面は 5 ページ リファレンス あります。 LEFT/RIGHT パート パフォーマンスの名前と鍵盤の発音方式を設定する(1/5〜2/5ページ) R [VOICE] R [PRE-AMP] エディット手順 [COMMON] ボタンを押す→ [L PAGE]/[PAGE R] ボタンを押して1〜 2 ページ目を表示 →ノブ 1、ノブ 2 を操作 R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) ページ 1 パラメーター名 Name(ネーム) 説明 エディット中のパフォーマンスの名前を表示します。最大10文字の名 前を設定できます。名前の設定方法については、 取扱説明書(冊子 )の 「基 本操作」をご参照ください。 Cursor (カーソル) Data(データ) ノブ 1を回すことによって、パフォーマンスネームのカーソルを 1文字 R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT
ゾーンエディット CP5/CP50 のしくみ ここでは、CP5/CP50 をマスターキーボードとして使う場合の設定をします。ゾーンエディットの設 定画面で「ZoneSw」を「on」にすると、 鍵盤を最大 4 つの領域 (ゾーン) に分け、 領域ごとに内部音源と 外部音源の鳴らしわけや、両方を同時に鳴らすことができます。ゾーンエディット画面は、コモン設 定画面の 2 ページ目で、 ノブ 3 (「ZoneEdit [PUSH]」)を押すと表示されます。 リファレンス LEFT/RIGHT パート R [VOICE] R [PRE-AMP] エディット手順 [COMMON] ボタンを押す→ [L PAGE]/[PAGE R] ボタンを押して 2 ページ目を表示→ ノブ 3 (「ZoneEdit」) を押す R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) ページ 全ページ パラメーター名 Zone(ゾーン) 説明 エディット対象となるゾーンを設定します。 ただし、1 ページ目は 全ゾーン共通の設定のため、 「COMMON」という表示に固定されてい ます。 □設定値 : zone1、
ページ 8 パラメーター名 CP5 の場合 TxFC1 (トランスミット フットコントローラー1) TxFC2 (トランスミット フットコントローラー2) CP50 の場合 9 0 (10) 説明 CP5/CP50 のしくみ 選択中のゾーンにおいて、 フットコントローラー1/2、サステインペダ ル、 フットスイッチ、ピッチベンドホイールのMIDIメッセージを送信 する (on)か、 送信しない(off)かを設定します。 □設定値 : off、on リファレンス LEFT/RIGHT パート R [VOICE] R [PRE-AMP] TxFC (トランスミット フットコントローラー) R [MOD-FX] TxSus (トランスミット サステインペダル) TxFS (トランスミット フットスイッチ) R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) TxPB (トランスミット ピッチベンドホイール) R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) R [COMMON] ソング設定 R [SONG SETTI
コントローラーの設定をする (3/5 〜 5/5 ページ ) エディット手順 CP5/CP50 のしくみ [COMMON] ボタンを押す→ [L PAGE]/[PAGE R] ボタンを押して 3 〜 5 ページ目を表示 →ノブ 1 〜 3 を操作 リファレンス LEFT/RIGHT パート ページ 3〜5 ページ 3 パラメーター名 Source(ソース) 説明 設定対象のコントローラーを選択します。 □設定値 : CP5 の場合 PB(ピッチベンドホイール) 、FC1(フットコントロー ラー1) 、FC2(フットコントローラー2) 、FS(フットス イッチアサイナブル) CP50 の場合 PB(ピッチベンドホイール) 、FC(フットコントロー ラー) 、FS(フットスイッチアサイナブル) CP5 の場合 L1Dest (LEFT1 パート デスティネーション) L2Dest (LEFT2 パート デスティネーション) 4 CP5 の場合 R1Dest (RIGHT1 パート デスティネーション) R2Dest (RIGHT2 パート デスティネーション) CP50 の場合 RDest
ソング設定 CP5/CP50 のしくみ ここでは、 バッキングとして鳴らすソングの設定に関するパラメーターについて説明します。 [SONG SETTING] ボタンを押して表示されるソング設定画面と、 [REC] ボタンを押して表示されるレコード画 リファレンス LEFT/RIGHT パート 面に分けて説明します。 R [VOICE] ソング設定画面 R [PRE-AMP] R [MOD-FX] ここでは、バッキングとして使用するソングの選択やテンポ設定などを行ないます。 ソング設定画面 は3 ページあります。 エディット手順 [SONG SETTING] ボタン→ [L PAGE]/[PAGE R] ボタンを押してページを選択→ノブ 1 〜 3 を操作 R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) R [COMMON] ソング設定 ページ 1 パラメーター名 Type(タイプ) 説明 R [SONG SETTING] バッキングとして使用するデータの
ページ 2 パラメーター名 Tempo(テンポ) 説明 ソングおよびクリック音の再生テンポを設定します。このパラメーターの設定 は、 レコード画面の「Tempo」 (38 ページ) と連動しています。 □設定値 : 30 〜 300 NOTE ソング再生テンポを、外部 MIDI 機器または DAW ソフトウェアのテンポに同 期させたい場合、ユーティリティー設定画面の 6 ページ目にある「MIDISyn」 (46 ページ) を 「ext」 「auto」 / に設定します。 「ext」に設定した場合または 「auto」に設定して外部クロックを受信している場合、ここのテンポの設定値 が「ext」となり、 変更できません。 Beat(ビート) 3 StartKey (スタートキー) ソングおよびクリック音の拍子を設定します。このパラメーターの設定は、 R [VOICE] R [PRE-AMP] R [MOD-FX] □設定値 : 1/4 〜 16/4、 1/8 〜 16/8、 1/16 〜 16/16 R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT
レコード画面 CP5/CP50 のしくみ ここでは、バッキングとして使用するユーザーソングまたはWave ファイルの録音を行ないます。 リファレンス レコード画面は 4 ページあります。 LEFT/RIGHT パート エディット手順 [RECORD] ボタン→ [L PAGE]/[PAGE R] ボタンを押してページを選択→ノブ 1 〜 3 を 操作 R [VOICE] R [PRE-AMP] R [MOD-FX] ページ パラメーター名 説明 R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) 1 Rec (レコードタイプ) ノブ1 を回して録音するデータの種類を選択します。 「Song」を選択した場合は ユーザーソングとして録音され、 「Wave」を選択した場合は本体に接続したUSB フラッシュメモリーにWave ファイルとして保存されます。 R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) □設定値 : Song(ユーザーソング)、Wave(Wave ファイル) R [COMMON] Song ソング
ページ 3 パラメーター名 Tempo(テンポ) 説明 ソングおよびクリック音の再生テンポを設定します。録音対象を 「Song」に設定 している場合は、 ここで設定したテンポが、録音後のソングのテンポになりま す。 このパラメーターの設定は、ソング設定画面の「Tempo」 (36ページ)と連動 しています。 □設定値 : 30 〜 300 NOTE ソング再生テンポを、外部 MIDI 機器または DAW ソフトウェアのテンポに同 期させたい場合、ユーティリティー設定画面の 6 ページ目にある「MIDISyn」 (46 ページ)を 「ext」 「auto」 / に設定します。 「ext」に設定した場合または 「auto」に設定して外部クロックを受信している場合、ここのテンポの設定値 が「ext」となり、 変更できません。 Beat(ビート) ソングおよびクリック音の拍子を設定します。このパラメーターの設定は、 ソン リファレンス LEFT/RIGHT パート R [VOICE] R [PRE-AMP] R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) □設定値 : 1/4 〜 16
TRACK パート CP5/CP50 のしくみ バッキングデータとしてプリセットドラムまたは Wave ファイルを設定した場合、 そのデータは TRACK パートに割り当てられます。ここでは、TRACK パートにおいて設定できるパラメーターについ リファレンス LEFT/RIGHT パート て説明します。 R [VOICE] エディット手順 [TRACK] ボタンを長押し(1 秒以上押したままにする)→ノブ 1 〜 3 を操作 R [PRE-AMP] R [MOD-FX] パラメーター名 Volume(ボリューム) 説明 パートの音量を設定します。[TRACK]ノブから直接操作可能なパラメーターです。 □設定値 : 0 〜 127 Pan(パン) パートのパン(ステレオ定位) を設定します。このパラメーターは、 バッキングデー タがプリセットドラムの場合のみ有効です。 RevSend(リバーブセンド) R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) R [C
MIC INPUT パート (CP5 のみ ) CP5/CP50 のしくみ ここでは、CP5のMIC INPUTパートにおいて設定できるパラメーターについて説明します。 MIC INPUT リファレンス パートの設定画面は 2 ページあります。 LEFT/RIGHT パート エディット手順 [MIC INPUT] ボタンを長押し (1 秒以上押したままにする) → [L PAGE]/[PAGE R] ボタン を押してページを選択→ノブ 1 〜 3 を操作 R [VOICE] R [PRE-AMP] R [MOD-FX] ページ 1 パラメーター名 Volume(ボリューム) 説明 パートの音量を設定します。[MIC INPUT]ノブから直接操作可能なパラ □設定値 : 0 〜 127 R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) パートのパン(ステレオ定位) を設定します。 R [COMMON] メーターです。 Pan(パン) □設定値 : L63(左端)〜 C(センター) 〜 R63(右端)
ページ 3 4 5 パラメーター名 説明 CompAtk (コンプレッサーアタック) コンプレッサーが効果し始めるまでの時間を設定します。 CompRel (コンプレッサーリリース) コンプレッサーが効果し終わる時間を設定します。 CompTh (コンプレッサースレッショルド) コンプレッサーが効果し始めるときの入力レベルを設定します。 □設定値 : -48dB 〜 -6dB R [PRE-AMP] CompRat (コンプレッサーレシオ) コンプレッサーの圧縮比を設定します。 R [MOD-FX] □設定値 : 1.0 〜 20.0 R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) CompOut (コンプレッサーアウトプット レベル) コンプレッサーの出力レベルを設定します。 □設定値 : 0 〜 127 R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) L.
全パートに共通の設定 CP5/CP50 のしくみ リファレンス リバーブ LEFT/RIGHT パート 全パートに共通となる残響の効果を加えるリバーブに関して、設定できるパラメーターを説明しま R [VOICE] す。リバーブの設定画面は 2 ページあります。 R [PRE-AMP] エディット手順 ページ 1 [REVERB] ボタンを長押しする (1 秒以上押したままにする)→ [LPAGE]/[PAGER] ボタン を押してページを選択→ノブ 1 〜 3 を操作 パラメーター名 RevType(リバーブタイプ) 説明 R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) リバーブのタイプを設定します。 R [COMMON] □設定値 : RichHall、 RichPlt、 RichRoom、WoodRoom、 Room1、Room2、 Stage1、 Stage2 ソング設定 RichHall(Rich Hall) 豊かで
全パフォーマンスに共通の設定 CP5/CP50 のしくみ リファレンス マスターコンプレッサー LEFT/RIGHT パート 全パフォーマンスに共通となるコンプレッサーのパラメーターを説明します。マスターコンプレッ R [VOICE] サーの設定画面は 7 ページあります。 R [PRE-AMP] エディット手順 [MASTER COMPRESSOR] ボタンを長押し(1 秒以上押したままにする)→ [LPAGE]/ [PAGER] ボタンを押してページを選択→ノブ 1 〜 3 を操作 ページ パラメーター名 1 LowTh(ロースレッショルド) LowAtk(ローアタック) 説明 LowRat(ローレシオ) LowGain(ローゲイン) □設定値 : -54dB 〜 -6dB ソング設定 低域側においてのコンプレッサー効果が効き始めるまでの時間を設定 R [SONG SETTING] □設定値 : 1ms 〜 200ms R [RECORD] 低域側においてのコンプレッサーの圧縮比を設定します。 TRACK パート □設定値 : 1.0 〜 20.
ユーティリティー CP5/CP50 のしくみ システム全体に共通した設定となるユーティリティーに関して、設定できるパラメーターを説明し リファレンス ます。ユーティリティーの設定画面は 13ページあります。 LEFT/RIGHT パート エディット手順 [UTILITY] ボタン→ [LPAGE]/[PAGER] ボタンを押してページを選択→ノブ 1 〜 3 を操作 R [VOICE] R [PRE-AMP] ページ 1 パラメーター名 MasterTune (マスターチューン) 説明 本体音源部で鳴るサウンド全体のチューニングを調整します。音程をセント 単位で微調整します。 NOTE CP5/CP50 のマスターチューニングは A3=440Hz に設定されています。 1Hz は約 4cent です。 □設定値 : -102.4 〜 +102.
ページ 4 パラメーター名 CtrlAsn (コントローラー アサイン) 説明 設定対象のコントローラーを選択します。 □設定値 : CP5 の場合 FC1(フットコントローラー1)、FC2(フットコントローラー2)、 FS(フットスイッチアサイナブル) CP50 の場合 FC(フットコントローラー)、FS(フットスイッチアサイナブル) CtrlNo (コントロールナンバー) FC1/FC2 (CP5) または FC (CP50) FOOT CONTROLLER [1]/[2] 端子または FOOT CONTROLLER 端子に接続したフットコントローラーです。 FS FOOT SWITCH [ASSIGNABLE] 端子に接続したフットスイッ チです。 「CtrlAsn」で設定したコントローラーのコントロールチェンジナンバーを設 定します。 「CtrlAsn」 = 「FS」の場合 00(off) 、01 〜 95、 98 (Ply/Stop) 、99(PcInc) 、100(PcDec) RcvCh (レシーブチャンネル) TxCh (トランスミット チャンネル) LEFT/RIGHT
ページ 6 パラメーター名 MIDISyn (MIDI シンク) 説明 ソング (プリセットドラム、ユーザーソング)の再生を、CP5/CP50 本体が持つ 内部クロックで行なうか、 本体と接続した MIDI 機器のクロック(外部クロッ ク) で行なうかを選択します。 □設定値 : int(インターナル) 、ext(エクスターナル) 、auto(オート) int (インターナル) 内部クロックで動作する状態です。本体を単独で使用した り、同期演奏のマスターとして使用する場合はこの状態に します。 本体に入力される外部クロックで動作する状態です。外部 ext (エクスターナル) MIDI 機器をマスターとする場合、この設定にします。この 場合、外部 MIDI 機器側は MIDI クロックが CP5/CP50 に出 力される設定にする必要があります。 auto (オート) 7 TrnsRcvSw (トランスレシーブ スイッチ) CP5/CP50 のしくみ 外部から MIDI クロックが入力されている場合、内部クロッ クは動作せず外部クロックに従って音が鳴ります。外部か ら MIDI クロックが入力
ページ 9 パラメーター名 Shape(シェイプ) 説明 CP5/CP50 のしくみ EQ の両端に当たる Low(ロー)とHigh(ハイ)の2 つのバンドについて、シェ ルビングとピーキングのどちらのタイプとして使うかを設定します。 「MEQ」 が 「Low」 または「High」の場合のみ設定可能です。 □設定値 : shelv (シェルビングタイプ)、 peak(ピーキングタイプ) shelv 特定の周波数以下あるいは以上の信号を盛り上げたり削ったりするタ イプのイコライザーです。 EQ High EQ Low ゲイン フリケンシー + 0 周波数 LEFT/RIGHT パート R [VOICE] R [PRE-AMP] R [MOD-FX] ゲイン + フリケンシー R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) 0 – リファレンス – 周波数 peak R [COMMON] ソング設定 特定の周波数帯の信号を盛り上げたり削ったりするタ
ページ A (11) パラメーター名 Bright(ブライトネス) 説明 本体の画面表示の輝度を設定します。 □設定値 : 1 〜 4( 最大輝度 ) NOTE 本体の蛍光表示管の輝度は、[UTILITY] ボタンを押しながら [L PAGE]/ [PAGE R] ボタンを押すことによっても設定できます。 AutoLoad(オートロード) 電源起動時に、 本体に接続されている USBフラッシュメモリーにあるAll ファ イル (51 ページ)をロードするかどうかを設定します。 オートロードをする場 合は、 ロードする Allファイルの名前を AUTOLOAD.C5A(CP5 の場合)/ AUTOLOAD.
ファイル CP5/CP50 のしくみ 本体のユーザーメモリーの全データを USB フラッシュメモリーに保存したり、 USB フラッシュメモ リーからデータを読み込んだりするファイル操作に関して、 設定できるパラメーターを説明します。 リファレンス ファイルの設定画面は 2 ページあります。 LEFT/RIGHT パート R [VOICE] エディット手順 [FILE] ボタン→ [L PAGE]/[PAGE R] ボタンを押してページを選択→ノブ 1 〜 3 を操作 R [PRE-AMP] R [MOD-FX] ページ 1 パラメーター名 Save ( セーブ) 説明 ファイルを USB フラッシュメモリーのルートディレクトリーに保存 (セーブ) します。ノブ1 を押すと、セーブ画面に入ります。セーブ画面に 表示されるパラメーター名について、詳しくは50 ページをご参照くだ R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) さい。 Load ( ロード) US
Save(セーブ) CP5/CP50 のしくみ セーブ画面で表示されるパラメーターは以下のとおりです。 パラメーター名 Type(タイプ) リファレンス 説明 USBフラッシュメモリーにセーブするファイルタイプを選択します。タイプを選択したら、 [ENTER]ボタンを押して、 次の画面に進みます。[EXIT]ボタンを押すと、ファイルの1 ページ目の 画面に戻ります。 □設定値 : All(オール)、Ext(エクスターナル) 、 SMF(スタンダード MIDI ファイル) All ユーザーパフォーマンスメモリーやユーザーソング、またシステム設定(マスターEQ 、 ユーティリティー、トランスポーズの設定)のデータを、まとめて 1 つのファイル(拡張 子:CP5 の場合は C5A、CP50 の場合は C6A)としてセーブします。エクスターナルパ フォーマンスメモリーのデータは含まれません。 Ext エクスターナルパフォーマンスメモリーの全データを、まとめて 1 つのファイル(CP5 の 場合は EXTBANK.C5E、 CP50 の場合は EXTBANK.
CP5/CP50 のしくみ Type=SMF の場合 Src 001[UserSong01] EXITU ENTERD リファレンス LEFT/RIGHT パート R [VOICE] R [PRE-AMP] Name=[aaaaaaaa] (Cursor) (Data) EXITU ENTERD R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) << Are you sure? >> <> R [COMMON] ソング設定 R [SONG SETTING] パラメーター名 Src(ソース) 説明 ノブ 1を回してセーブするユーザーソングを選択します。 ソングデータがすべ R [RECORD] TRACK パート て空の場合は、この画面は表示されません。 [ENTER]ボタンを押すと、 セーブするユーザーソングのファイル名を設定する 画面が表示されます。[EXIT]ボタンを押すとタイプを選択する画面に戻
パラメーター名 File(ファイル) 説明 CP5/CP50 のしくみ ロードするファイルを選択します。 「Type」を 「Ext」に設定している場合は、 ここは常に 「001[EXTBANK]」と表示されます。 File 001[aaaaaaaa] リファレンス EXITU ENTERD [ENTER]ボタンを押すと、 次の画面に進みます。 「Type」を 「All」 または「Ext」 に設定した場合は、 LEFT/RIGHT パート R [VOICE] R [PRE-AMP] ロードの実行を確認する画面が表示されます。 「Type」を 「Perf」または 「SMF」に設定した場合は、 それぞれ以下のとおり異なる画面が表示されます。 [EXIT] ボタンを押すと、 ファイルタイプを選 R [MOD-FX] 択する画面に戻ります。 R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) Type=Perf の場合 Src EXITU USR1:A01[UserPerf1 ]D R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT]
パラメーター名 CP5/CP50 のしくみ 説明 Dst ロード先となる本体のユーザーソングナンバー (1 〜128)を選択します。 (デスティネーション) リファレンス LEFT/RIGHT パート R [VOICE] Rename(リネーム) R [PRE-AMP] リネーム画面で表示されるパラメーターは以下のとおりです。 R [MOD-FX] R [PWR-AMP] (CP5 のみ ) パラメーター名 Type(タイプ) 説明 リネームするファイルタイプを表示します。 リネームできるのは Allファイルのみなので、 ここ では常に 「All」 と表示されます。[ENTER]ボタンを押して、次の画面に進みます。 [EXIT] ボタンを押 すと、ファイルの1 ページ目の画面に戻ります。USBフラッシュメモリーのルートディレクト リーにAllファイルが存在しない場合は、[ENTER]ボタンを押しても次の画面に進めません。 File(ファイル) R [LEFT1]/[LEFT2]/[RIGHT1]/ [RIGHT2] (CP5) [LEFT]/[RIGHT] (CP50) R [COMMO
資料 MIDI について MIDI(ミディ)は、Musical Instrument Digital Interface の頭文字をとったもので、楽器同士を接続して演奏情報や音色情報 などをやりとりするために作られた世界統一の規格です。世界統一規格ですから、メーカーや楽器の種類が違ってもデー タをやりとりできます。 MIDI では、 「鍵盤を弾く」、「パフォーマンスを選ぶ」といった演奏に関する情報以外に、テンポをコントロールするための 情報など、さまざまな情報をやりとりできます。 これらの情報をフルに活用すると、 鍵盤やコントローラーを使って演奏す るだけではなく、パートごとのパンやリバーブの深さを変えたり、 エフェクトの設定を変更するなど、 本体パネルで設定す るパラメーターのほとんどを、 外部 MIDI 機器から MIDIを通してコントロールできます。 「MIDIについて」では、データ/値を10進数や2進数、 16進数で表現しています。16進数の場合は数値の後 (または列の頭)に H(Hexadecimal) が付いています。また、"n" は任意の整数を表します。 MIDI チャンネル 本体で送受信で
資料 > MIDI について バンクセレクト MSB(コントロールナンバー0) リリースタイム(コントロールナンバー72) バンクセレクト LSB (コントロールナンバー32) パートごとの AEG リリースタイムを調節する MIDI メッセージ 外部機器からパフォーマンスのバンクを選択する MIDI メッ です。 セージです。MSB と LSB の 2 つのコントロールチェンジの組み 0 〜 127 の値を -64 〜+ 63 に置き換えて元のパフォーマンス 合わせでパフォーマンスバンクが選択されます。 CP5/CP50 で データに加減され、 リリースタイムが変更されます。 は、LSB の値でパフォーマンスのバンクを設定します。 実際には、バンクセレクト MSB、LSB を受信したあと、プログラ ディケイタイム(コントロールナンバー75) ムチェンジを受信してはじめてパフォーマンスバンクが切り替 パートごとの AEG ディケイタイムを調節する MIDI メッセージ わります。 です。 パフォーマンスバンクを含めてパフォーマンスを切り替える場 0 〜 127 の値を -6
資料 > MIDI について チャンネルモードメッセージ システムメッセージ システムメッセージは、機器間の同期などシステム全体に関連 2nd BYTE 3rd BYTE MESSAGE 120 0 オールサウンドオフ 121 0 リセットオールコントローラー ■システムエクスクルーシブメッセージ 123 0 オールノートオフ システムエクスクルーシブメッセージのバルクダンプやパラ した設定を行なう情報です。 メーターチェンジでは、デバイスナンバーと呼ばれる専用の MIDI チャンネルのようなものがあり、 送信側の機器と受信側の オールサウンドオフ(コントロールナンバー120) 機器で一致していなければなりません。 この MIDI メッセージを 各パートの発音中の音をすべて消去する MIDI メッセージです。 使うと、外部 MIDI 機器から本体のほとんどすべての設定をエ ホールド 1 やソステヌートなどのチャンネルメッセージは保持 ディットすることも可能になります。 します。 ■システムリアルタイムメッセージ リセットオールコントローラー(コントロールナンバ
ヤマハデジタル楽器・DTM製品ホームページ http://www.yamahasynth.com/jp/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/ あなたの音楽生活をフルサポート ミュージックイークラブ http://www.music-eclub.com/ このマニュアルは、NP O法人カラーユニバーサル デザイン機構により色覚の個人差を問わず、 多くの方に見やすく配慮されたデザイン(カラー ユニバーサルデザイン)として認定されました。 U.R.G.