C V P - 601 取扱説明書 このたびは、ヤマハクラビノーバをお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。 クラビノーバの優れた機能を十分に生かして演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管してください。 この楽器のお取り扱いについては、 ご使用の前に必ず2〜5ページの「安全上のご注意」をお読みください。 組み立て説明については巻末をご参照ください。 JA
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 注意 う可 能 性が想 定される」 内容です。 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生
警告 電源 / 電源コード 水に注意 電源コードをストーブなどの熱器具に近づ けたり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。 また、電源コードに重いものをのせない。 禁止 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったも のを置かない。また、浴室や雨天時の屋外など 湿気の多いところで使用しない。 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 禁止 電源は必ず交流100Vを使用する。 エアコンの電源など交流200Vのものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 必ず実行 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 電源コード / プラグは、必ず付属のものを使 用する。 必ず実行 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または 故障の原因になります。入った場合は、すぐに電源 スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜い た上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修 理ご相談センターに点検をご依頼ください。 禁止 ほかの電源コード/プラグを使用すると、発熱や感 電の原因になります。 火に注意 電源プラグにほこりが付着している場合は、 ほこりをきれいに
注意 電源 / 電源コード 設置 たこ足配線をしない。 不安定な場所に置かない。 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して 火災の原因になることがあります。 本体が転倒して故障したり、お客様やほかの方々が けがをしたりする原因になります。 禁止 禁止 電源プラグを抜くときは、電源コードを持た ずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 必ず実行 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ とがあります。 この製品を持ち運びする場合は、必ず2人以 上で行なう。 必ず実行 この製品を1人で無理に持ち上げると、腰を痛めた り、この製品が落下して破損したり、お客様やほか の方々がけがをしたりする原因になります。 本体を移動するときは、必ず電源コードなど の接続ケーブルをすべて外した上で行なう。 必ず実行 長期間使用しないときや落雷のおそれがあ るときは、必ずコンセントから電源プラグを 抜く。 必ず実行 感電や火災、故障の原因になることがあります。 この製品を電源コンセントの近くに設置す る。 必ず実行 組み立て 本書の組み立て方の説明をよく読み、手順 どおりに組み立てる。 必ず実行
取り扱い イス キーカバーや本体のすき間に手や指を入れ ない。また、キーカバーで指などをはさまな いように注意する。 禁止 不安定な場所に置かない。 イスが転倒して、お客様やほかの方々がけがをする 原因になります。 お客様がけがをするおそれがあります。 禁止 イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしな い。 キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属 や紙片などの異物を入れない。 禁止 感電、ショート、火災、故障や動作不良の原因にな ることがあります。 禁止 イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがを する原因になります。 イスには二人以上ですわらない。 イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがを する原因になります。 禁止 イスにすわったままでイスの高さを調節し ない。 本体の上にのったり重いものをのせたりし ない。また、ボタンやスイッチ、入出力端子 などに無理な力を加えない。 禁止 禁止 本体が破損したり、お客様やほかの方々がけがをし たりする原因になります。 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用し ない。 高低調節機構に無理な力が加わり、高低調節機構が こわれたりお
注記(ご使用上の注意) 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。 製品の取り扱い/お手入れに関する注意 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラジオ などに雑音が生じる原因になります。iPhone/iPadのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを 避けるため、iPhone/iPadの機内モードをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いとこ ろ、また、ほこりや振動の多いところで使用しないでください。本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したり、 動作が不安定になったりする原因になります(5℃〜40℃の範囲で動作することを確認しています)。 • 本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを置かないでください。本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する 原因になります。 • 手入れするときは、乾いた柔らかい布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。ベ
取扱説明書の記載内容に関するお知らせ • この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異な る場合があります。 • iPhone、iPadは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.
こんなことができます アコースティックピアノのような弾き心地 1章「クラビノーバでピアノ曲を演奏する」 グランドピアノに迫る表現力 「リアルグランドエクスプレッション (RGE) 音源」 コンサートグランドピアノを演奏するような弾きごたえと表現力 が楽しめる音源です。タッチの強弱にあわせて音色が変化するだ けでなく、スタッカートで弾いたときには歯切れよく、ゆっくりと 指を離したときには長く余韻を残すという音切れの違いまで再 現できる「スムースリリース」を新搭載。ピアノ演奏の本質を徹底 的に追求し、 グランドピアノらしい豊かな表現力を生んでいます。 自然な鍵盤タッチ 低音部は重く、高音部は軽く、 グランドピアノに近い鍵盤の重さで自然な弾き心地が得られます。 さらに、 グランドピアノのように、ペダルを踏まずに音をつなげる奏法や高速の同音連打も可能です。 ピアノルーム ワンタッチでピアノの設定を呼び出せます。シンプルにピアノ演奏を楽しむための機能です。 いろいろな楽器音で演奏できます 2章「ボイス」 ピアノをはじめ、弦楽器、管楽器、パーカッションなどの豊富な 楽器音で演奏できます。 豪華な自動伴奏が
曲にあわせて楽しく演奏できます 4章「ソング」 ソングの再生 .......................................... 58ページ ソング(曲データ)を鳴らしながら鍵盤を弾けば、 オーケス トラやバンドをバックに楽しく演奏できます。 ガイド機能................................................ 62ページ 鍵盤ガイドランプが、鍵盤を弾くタイミングや押さえる鍵 盤位置などを教えてくれます。 譜面表示 ........................................................................
取扱説明書について この楽器には、以下の説明書が用意されています。 冊子マニュアル 取扱説明書(本書) クラビノーバの基本機能について説明しています。下記「本書の見かた」をご覧ください。 データリスト ボイス名、スタイル名などのリストが掲載されています。 電子マニュアル 機能詳細編 もっと楽しむCVP クラビノーバの詳細設定や、自分でスタイル(3章)やソング(4章)を作成する方法について説明しています。 iPhone/iPad接続マニュアル クラビノーバをiPhoneやiPadなどのスマートデバイスと接続する方法を説明しています。 MIDIリファレンス 「MIDIデータフォーマット」や「MIDIインプリメンテーションチャート」など、MIDIに関する資料が掲載されていま す。 電子マニュアルは、ヤマハマニュアルライブラリーのウェブサイトからご覧いただけます。インターネットに接続して以下の ウェブサイトを開き、 「モデル名から検索」テキストボックスにモデル名(「CVP-601」など)を入力して「検索」をクリック します。 ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.
目次 スタイルをチャンネルごとにオン/オフする................... 56 スタイル再生音と手弾き音の音量バランスを調節する . 57 安全上のご注意................................................................... 2 注記(ご使用上の注意) ....................................................... 6 付属品(お確かめください)................................................ 7 4 こんなことができます ....................................................... 8 本書の見かた ................................................................... 10 12 操作パネル ...............................................................
各部の名称 操作パネル 各部の名称 ) 1 2 3 5 6 # 8 ! 4 7 9 @ A-1 B-1 C0 D0 E0 F0 G0 A0 B0 C1 D1 E1 F1 G1 A1 B1 C2 D2 E2 F2 G2 A2 B2 C3 D3 E3 1 [USB TO DEVICE]端子 ..................................... 91ページ USBフラッシュメモリーを接続します。 # 画面コントロール ...................................................21ページ 画面の表示内容を操作します。 2 [音量]ダイアル....................................................... 15ページ 楽器全体の音量を調節します。 $ [USB]ボタン ................................................27、73ページ USBフラッシュメモリー内のデータを選びます。 3 [ ](スタンバイ/オン)スイッチ .......
^ * % 各部の名称 $ # B & ( A C D E F3 G3 A3 B3 C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4 C5 D5 E5 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 F6 G6 A6 B6 C7 譜面立て 17ページ 鍵盤ガイドランプ 62ページ キーカバー 14ページ 電源スイッチ 14ページ 端子パネル 17、89ページ ペダル 34ページ CVP-601 取扱説明書 13
ご使用前の準備 電源を入れる 1 電源コードを接続します。 最初に本体側のプラグを差し込み、次にコンセント側(家庭用AC100V)のプラグを差し 込みます。 ご使用前の準備 1-2 1-1 2 キーカバーを開けます。 注意 少し持ち上げて、奥へ押し込みます。 キーカバーを開閉するときは、両手 で静かに行ない、途中で手を離さな いでください。また、ご自分や周り の方、特にお子様などが、キーカ バーの端と本体の間に手や指をはさ まないようご注意ください。 注意 注意 手や指をはさまないように注意 3 [ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して電源を入れます。 本体パネル中央の画面に表示が現れます。また、本体前面左の電源ランプが点灯しま す。 電源ランプが点灯 14 CVP-601 取扱説明書 キーカバーを開けるとき、キーカ バーの上に金属や紙片などを置かな いでください。 本体の内部に落ちて取り出せなくな り、感電、ショート、発火や故障な どの原因になります。
4 [音量]ダイアルで音量を調節します。 鍵盤を弾いて音を出しながら調節してください。 使い終わったら、[ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して電源を切ります。 画面の表示が消え、本体前面左の電源ランプも消灯します。 6 キーカバーを閉めます。 手前に引いて、静かに下ろします。 ご使用前の準備 5 注意 電源を切った状態でも微電流が流れ ています。楽器を長時間使用しない ときは、必ずコンセントから電源プ ラグを抜いてください。 強制的に電源をオフする 録音中や編集中、メッセージが 表示されているときは、電源ス イッチを押しても電源が切れま せん。強制終了したい場合は、 [ ](スタンバイ/オン)スイッチ を3秒以上押し続けてください。 注記 注意 手や指をはさまないように注意 録音中や編集中、メッセージが 表示されているときに強制終了 すると、データが失われたり、 楽器や外部機器が故障したりす る場合があります。ご注意くだ さい。 CVP-601 取扱説明書 15
NOTE オートパワーオフ 電源の切り忘れによる余分な電力消費を防ぐため、本体が一定時間間操作されないと自動的 この取扱説明書では、設定画面を表 示させるための操作手順を「→」で 表記しています。 に電源が切れる機能です。初期設定では30分に設定されていますが、以下の操作で設定を変 えることができます。この設定は、電源が切れても記憶されています。 オートパワーオフの設定 電源が自動的に切れるまでの時間は変更できます。 ご使用前の準備 1 注記 [ファンクション] → [J] UTILITY → タブ切替[L][R]CONFIG 1 2 1 3 2 [A]/[B]ボタンを使ってAUTO POWER OFFを選びます。 3 [4UD]/[5UD]ボタンを使って、設定値(分)を選びます。 設定値:off (オートパワーオフ解除)、5、10、15、30、60、120 初期設定値:30 オートパワーオフの簡単解除 左端の鍵盤を押したまま電源を入れると、オートパワーオフ解除のメッセージが表示され、 オートパワーオフが解除されます。 16 CVP-601 取扱説明書 • 本体の状態によっては
譜面立てを使う 譜面立てを手前に起こし、裏にある左右2つの金具を下ろしたあと、譜面立てを戻します。 を添えながらゆっくり戻します。 ご使用前の準備 譜面立てを倒すときは、譜面立てを手前に起こし、裏にある左右2つの金具を上げたあと、手 注意 譜面立ては、金具が固定されない位 置で使用または放置しないてくださ い。 ヘッドフォンを使う ヘッドフォンを使う場合は、楽器本体底面の左側にある[PHONES]端子に接続します。接続 端子は2つありますので、ヘッドフォンを2本接続して2人で演奏を楽しむこともできます。 1本だけ接続する場合は、どちらの端子を使っても構いません。 注意 ステレオ標準フォーンプラグ 大きな音量で長時間ヘッドフォンを 使用しないでください。聴覚障害の 原因になります。 ヘッドフォンハンガーを取り付ける 本体には、取り付け式のヘッドフォンハンガーが同梱されています。ヘッドフォンハンガーを 取り付けると、本体にヘッドフォンを掛けられます。 付属のネジ(4×10mm) 2本で、図のように取り付けてください。 注記 ヘッドフォンハンガーにヘッドフォ ン以外のものを掛けないでくださ い。本
画面に表示される言語を切り替える 画面に表示されるメッセージ、ファイル名などの言語を指定します。 1 設定画面を表示させます: [ファンクション] → [J] UTILITY → タブ切替[L][R] OWNER ご使用前の準備 1 2 2 [4UD]/[5UD]ボタンで、言語を選びます。 画面のコントラスト(明暗)を調整する 画面の左上にある[画面コントラスト]つまみを回して、画面のコントラストを調整します。 18 CVP-601 取扱説明書
オープニング画面にオーナーネーム (OWNER NAME)を表示する オープニング画面(電源を入れたときに表示される画面)に、あなたの名前を表示できます。 1 設定画面を表示させます: [ファンクション] → [J] UTILITY → タブ切替[L][R] OWNER [I] (OWNER NAME)ボタンを押して、名前入力用の画面を表示させます。 ご使用前の準備 2 文字の入力方法は、28ページを参照してください。 楽器のバージョンを確認する 手順1の画面で[7UD]/[8UD](VERSION)ボタンを押すと、楽器のバージョンが表示されま す。 バージョン表示を閉じるには、[戻る]ボタンまたは[8UD]ボタンを押します。 CVP-601 取扱説明書 19
デモを見る デモでは、ソングを再生するだけでなく、クラビノーバの持つさまざまな機能や魅力を画面 で説明します。クラビノーバでどんなことができるのか見てみましょう。 1 [デモ]ボタンを押して、デモのメニューを表示させます。 ご使用前の準備 2 [A]〜[C]、[E]ボタンで、説明を見たいメニューを選びます。 [E]ボタンを押すと、オーバービューデモ画面が表示され、さまざまな機能が紹介されま す。 選んだメニューにさらに番号が付いた項目がある場合、該当する番号の[UD]ボタンで 見たい項目を選びます。 NOTE 一つ前の画面に戻るには、[戻る]ボ タンを押します。 3 20 [戻る]ボタンを何度か押して、デモ画面を抜けます。 CVP-601 取扱説明書
画面の操作方法 画面に表示された内容は、画面の周辺にあるボタンで選択/設定できます。 タブ切替 [L][R]ボタン(22ページ) [A]〜[E]ボタン (下記参照) ご使用前の準備 [F]〜[J]ボタン (下記参照) [ダイレクトアクセス] ボタン(24ページ) [1UD]〜[8UD] ボタン(22ページ) [戻る]ボタン (23ページ) [データダイアル]/ [エンター ]ボタン (23ページ) [A]〜[J]ボタン ボタンの横に表示されている項目を選びます。 例1 ファイル選択画面(27ページ)の場合、選びたいファイルに対応した [A]〜[J]ボタンを押します。 例2 [A]/[B]ボタン でカーソルを 上下させます。 [C]、[D]、[H]、 [I]ボタンのそれぞ れに対応する項目 を設定します。 CVP-601 取扱説明書 21
タブ切替[L][R]ボタン 画面の中に複数のページ(タブ)がある場合、このボタンで切り替えます。 ご使用前の準備 [1UD]〜[8UD]ボタン ボタンの上に表示された項目を選んだり、設定値を増減させたりします。 この列に表示された項目は、[1U]〜[8U] ボタンで選びます。 この列に表示された項目は、[1D]〜[8D] ボタンで選びます。 複数の選択肢を、[UD]ボタンで 切り替えます。 スライダーやノブの形状の設定項目は、 [UD]ボタンで値を調整します。 ページを切り替える 画面の中に複数のページがある場合、画面の下にページ番号が表示されます。対応する[1U]〜[5U]ボタンでページを切り 替えられます。 22 CVP-601 取扱説明書
[データダイアル]/[エンター ]ボタン 画面に表示されている内容によって、2つの使い方があります。 ファイル(ボイス、スタイル、ソングなど)を選ぶ ファイル選択画面(27ページ)では、[データダイアル]で目的のファイル(ボイスなど)を選び、[エンター ]ボタンで決定しま す。 ご使用前の準備 設定値を変更する 設定項目が画面の下に表示されている場合、変更したい項目を[1UD]〜[8UD]ボタンで選んだあと、[データダイアル]を 回して設定値を変更します。 [データダイアル]で値を調整する 変更したい項目を[1UD]〜[8UD]ボタンで選ぶ テンポやトランスポーズを設定する場合にも、[データダイアル]を使って同様に値を変更できます。たとえば、テンポ[+]ま たは[−]ボタンを押すと画面中央にテンポ画面が表示されるので、[データダイアル]で値を設定して[エンター ]ボタンでテン ポ画面を閉じます。 [戻る]ボタン 1つ前の画面に戻ります。[戻る]ボタンを何度も押し続けると、メイン画面(25ページ)に戻ります。 CVP-601 取扱説明書 23
画面に表示されるメッセージの操作方法 操作中、画面にメッセージが表示されることがあります。メッセージが表示されたら、対応するボタンを押してください。 ご使用前の準備 目的の画面をすばやく表示させる(ダイレクトアクセス) ダイレクトアクセス機能を使って、目的の画面をすばやく表示させることができます。 1 [ダイレクトアクセス]ボタンを押します。 画面に、目的のボタンを押すように促すメッセージが表示されます。 2 表示させたい設定画面に対応したボタン(またはペダル)を押します。 押したボタン(またはペダル)に関連のある画面が表示されます。 たとえば、[ガイド]ボタンを押すと、ガイドモードが選べる画面が表示されます。 ダイレクトアクセスできる機能については、別冊データリスト「ダイレクトアクセスチャート」をご覧ください。 24 CVP-601 取扱説明書
メイン画面の見かた 電源を入れたあとに表示される画面がメイン画面です。メイン画面を見れば、今どのボイス を選んでいるか、どのスタイルを選んでいるかなど、パネルの設定状態がひとめでわかりま す。演奏中に表示させておくと便利です。 9 7 ) 8 ご使用前の準備 1 NOTE 6 3 2 5 [ダイレクトアクセス]ボタンを押し てから[戻る]ボタンを押すと、どの 画面からでもすぐにメイン画面に戻 れます。 4 1 ボイス名 右手1、右手2、左手パートで選ばれているボイスが表示されます(37ページ)。 ボイス名に対応する[A]〜[B]、[F]〜[I]ボタンを押すと、各パートのボイス選択画面が開き ます。 NOTE レフトホールド(44ページ)がオンの ときは、ボイス名の欄に「H」が表 示されます。 2 スタイル情報 選ばれているスタイルの名前、拍子、テンポが表示されます。[1UD]〜[4UD]ボタンを 押すと、スタイル選択画面(48ページ)が開きます。 3 コード名 スタイルがオンの場合は、コード鍵域で押さえたコード名が表示されます。 コードデータが入っているソングの再生中は、ソングのコード
9 USBオーディオ情報 選択中のオーディオデータの情報(ファイル名や再生時間など)が表示されます。オーディ オ録音待機中は、 「REC WAIT」と表示されます。録音中は、「REC」と表示されます。 ) レジストレーションシーケンス レジストレーションシーケンス(85ページ)がオンの場合、レジストレーションメモリーの 順番が表示されます。レジストレーションシーケンスについては、インターネット上の 「機能詳細編もっと楽しむCVP」をご覧ください。 ご使用前の準備 26 CVP-601 取扱説明書
選択画面の見かた 選択画面は、ボイスやスタイルなどさまざまなデータを選ぶための画面です。ボイスボタン やスタイルボタン、ソング選択ボタンなどを押したときに表示されます。 1 2 ご使用前の準備 3 1 データの保存場所 「プリセット」を選ぶと、楽器にあらかじめ内蔵されているデータが表示されます。 「ユーザー」は、自分で作ったデータが保存できる領域です。「ユーザー」を選ぶと、以前 に作成(録音)したデータが表示されます。 「USB」を選ぶと、USBフラッシュメモリーに入っているデータが表示されます。 「USB」は、USBフラッシュメモリーが[USB TO DEVICE]端子に接続されている場合の み表示されます(91ページ)。 NOTE 2 データ(ファイル)一覧 画面上で選ぶことのできるファイルが表示されています。選べるファイルが多い場合は、 一覧の下に、画面のページを表す「P1」「P2」などが表示されるので、違うページを選 楽器内では、データは「ファイル」 として保存されています。 ぶこともできます。ページが多くなると、「次へ」「前へ」などと表示されることもあります。 3 ファイル/フォルダー
文字を入力する ファイル/フォルダーに名前を付けたりするときの、文字の入力方法をご説明します。文字入 力は、下記のような入力画面で行ないます。 2 1 ご使用前の準備 1 4 3 [1U]ボタンを押して、文字種を切り替えます。 画面を日本語表示にしている場合は、下記の文字種を選べます。 • かな漢 .............. ひらがな(漢字変換)、全角記号 NOTE • カナ .................. 全角カタカナ、全角記号 入力画面によって、使用できない文 字種があります。 • カナ ...................... 半角カタカナ、半角記号 • ABC .............. 全角アルファベット(大文字、小文字)、全角数字、全角記号 • ABC................. 半角アルファベット(大文字、小文字)、半角数字、半角記号 画面を日本語以外の言語表示にしている場合は、下記の文字種を選べます。 • CASE............... 半角アルファベット(大文字)、半角数字、半角記号 • case ................
文字入力中の操作 文字を消す [データダイアル]で消したい文字にカーソルを移動させ、[7D] (DELETE)ボタンを押しま す。入力した文字列を一度に消したいときは、[7D] (DELETE)ボタンを押し続けます。 濁点(゛)/半濁点(゜)を入力する 濁点/半濁点などを付けたい文字を入力し、文字を確定する前に[6D]ボタンを押します。 記号やスペース(空白)を入力する 2 [データダイアル]で入力したい記号/スペースにカーソルを移動させ、[8U] (OK)ボタ ご使用前の準備 1 文字を確定したあとで[6D]ボタンを押して、記号一覧を表示させます。 NOTE 文字種が「かな漢」「カナ(全角)」 「カナ(半角)」以外の場合や、濁点や半 濁点が付かない文字を入力した直後 は、文字入力を確定する前に[6D] ボタンを押しても記号一覧が表示さ れます。 ンを押します。 漢字に変換する(文字種: かな漢) 入力した文字列が反転表示されているときに[1U] (変換)または[エンター ]ボタンを何度か 押して、変換候補を表示させます。[データダイアル]で、漢字変換する範囲を変えられま す。目
データのバックアップ 本体の「ユーザー」ドライブ内のすべてのデータ(プロテクトソングは除く)と設定を、バック アップとしてUSBフラッシュメモリーに保存します。 本体に保存したデータの万一の事故に備えて、大切なデータはUSBフラッシュメモリーに バックアップとして保存することをおすすめします。 ご使用前の準備 1 バックアップ先のUSBフラッシュメモリーを、楽器本体に挿入/接続します。 2 設定画面を表示させます: NOTE USBフラッシュメモリーの取り扱 いについては、はじめに「USBフ ラッシュメモリーを接続する」(91 ページ)をお読みください。 [ファンクション] → [J] UTILITY → タブ切替[L][R] OWNER 2 3 3 [D] (BACKUP)ボタンを押して、バックアップ先のUSBフラッシュメモリーに保 存します。 バックアップしたデータを楽器に再読み込み(リストア)する際は、この画面で[E] (RESTORE)ボタンを押します。いったん画面が消え楽器が再起動します。 NOTE バックアップ/リストアは、完了す るのに数分かかります。 注記 「ユーザー
クラビノーバでピアノ曲を演奏する ピアノ演奏の初期設定に戻す(ピアノリセット) パネルがどんな設定になっていても、ピアノ演奏の初期設定に戻すことができます。 1 [ピアノルーム]ボタンを2秒以上押し続けます。 NOTE ピアノルーム(下記参照)、ピアノ ロック(33ページ参照)に入っている ときは、この機能は使えません。 1 画面にメッセージが表示されます。 [F](RESET)ボタンを押します。 クラビノーバでピアノ曲を演奏する 2 楽器音がコンサートグランドになり、全鍵域でピアノ演奏ができる状態に戻ります。 ピアノ演奏を楽しむ(ピアノルーム) ピアノルームは、シンプルにピアノ演奏だけを楽しみたい、という方に便利な機能です。パネ ルがどんな設定になっていても、ワンタッチでピアノルームに入ることができます。ピアノ ルームではピアノの音を呼び出したり、自分の好きなピアノの設定に変えることができます。 1 [ピアノルーム]ボタンを押します。 ピアノルーム画面が表示され、ピアノ演奏のための設定が呼び出されます。 NOTE ピアノルームでは、ペダルとメトロ ノーム、メトロノームのテンポ以外
ピアノルームでピアノの設定を変える ピアノの種類や、ピアノを演奏する空間(音響効果)など、ピアノの設定を自分の好みに合わせ て変えられます。ここでの設定は、ピアノルームでの演奏のみに有効です。 1 [ピアノルーム]ボタンを押して、ピアノルーム画面を表示させます。 2 好みのピアノ設定に変更します。 クラビノーバでピアノ曲を演奏する 1 [A] ピアノ ピアノの種類をグランドピアノ、ポップグランド、ホン キートンクピアノから選びます。[A]/[B]ボタンで選択 します。 [F] 空間 ピアノを演奏する空間(音響効果)を選びます。[F]/[G] ボタンで選択します。 [H] 屋根 ピアノの屋根の開き具合を調節します。[H]/[I]ボタン で選択します。 [8UD] DETAIL ピアノルーム機能の詳細設定をします。設定値を変更 したあと、[8U](OK)ボタンを押します。変更をキャ ンセルする場合は[8D](CANCEL)ボタンを押します。 • TOUCH [1UD〜2UD] 鍵盤を弾く強さを変えたときの、音の強弱の付き方 (タッチ感度)を設定します。 Soft .......
ピアノルームの状態に固定する(ピアノロック) 楽器の設定を、最後に使ったピアノルームでの状態に固定(ピアノロック)できます。ピアノ ロック中は、どのボタンを押しても設定が切り替わらず、鍵盤とペダル操作、[音量]ダイアル での音量調節以外はできなくなります。 1 [ピアノルーム]ボタンを2秒以上押し続けます。 画面にメッセージが表示されます。 2 NOTE ピアノロックをしたまま電源を入れ 直すと、ピアノロックした状態で電 源が入ります。 [G](LOCK)ボタンを押します。 1 クラビノーバでピアノ曲を演奏する パネル設定が、ピアノルームの状態に固定されます。 ピアノロックを解除するには、もう一度[ピアノルーム]ボタンを2秒以上押し続けます。 CVP-601 取扱説明書 33
ペダルを使う クラビノーバには3本のペダルが付いています。 クラビノーバでピアノ曲を演奏する 1 ダンパーペダル ソステヌートペダル ソフトペダル ダンパーペダル(右のペダル) このペダルを踏むと、鍵盤から指を離しても音を長く響かせることができます。 ダンパーペダルはハーフペダル機能に対応しています。 𝅗𝅥 𝅘𝅥 𝅘𝅥• 𝅘𝅥• • ここでダンパーペダルを踏むと、このと き押さえていた鍵盤と、そのあと弾いた 音すべてが長く響く。 ハーフペダル機能とは ペダルを踏んで音が響きすぎたと き、踏み込んだ状態からペダルを少 し戻して音の響きを抑える(音の濁 りを減らす)機能です。 NOTE ストリングスやブラスなどの持続音 系のボイスでは、ダンパーペダルや ソステヌートペダルを踏むと、音が 減衰せずに、持続して鳴り続けま す。 ダンパーペダル/ソステヌートペダ ルは、ドラムキットなどの打楽器系 ボイスには機能しません。 ソステヌートペダル(真ん中のペダル) ピアノボイスを選んでいるときにこのペダルを踏むと、ペダルを踏んだときに押さえてい た鍵盤の音だけを、鍵盤から指を離しても長く響かせることができ
メトロノームを使う メトロノーム[オン/オフ]ボタンで、メトロノームをスタート/ストップできます。正確なテン ポで練習したいとき、また、実際のテンポを音で確かめたいとき、メトロノームをお使いく ださい。 クラビノーバでピアノ曲を演奏する 1 メトロノームのテンポを調節する 1 テンポ[−]または[+]ボタンを押して、画面中央にテンポ画面を表示させます。 2 テンポ[−]/[+]ボタンで、テンポを調節します。 NOTE ボタンを押し続けることによって値が連続的に変わります。また、[データダイアル]で テンポ画面の数値は、1分間に刻ま れる4分音符の回数です。 テンポを調節することもできます。 テンポ[−]/[+]ボタンを同時に押すと、テンポは初期値に戻ります。 3 [戻る]ボタンを押して、テンポ画面を閉じます。 [戻る]ボタンを押さずにいると、数秒後に自動的にテンポ画面が閉じます。 NOTE メトロノームの拍子や音量などを変 えることもできます。 [ファンクション] → [J] UTILITY → タブ切替[L][R] CONFIG 1 → [B] 2 METRONOME詳しくは「機
クラビノーバのお手入れ クラビノーバでピアノ曲を演奏する 1 クラビノーバをいつまでもきれいに保つため、下記のお手入れを 定期的に行なうことをおすすめします。 本体やイスのお手入れ 乾いたガーゼやネルのような柔らかい布や、水を固く絞った柔らかい布で拭いてください。 鍵盤の頑固な汚れには「エレクトーン・クラビノーバ用鍵盤クリーナー」をお使いください。 注記 ベンジンやシンナー、洗剤、化学ぞうきんなどは使用しないでください。変色/変質の原因になります。 本体やイスのネジは、定期的に締め直してください。 イスの高さ調節 ハンドルを時計回りに回すと高くなります。(ご購入時には、ハンドルは固めに設定されています。) ペダルのお手入れ ペダルは一般的なアコースティックピアノ同様経年変化によって変色することがあります。 その際はピアノ用コンパウンドを楽器店などでお買い求めいただき、使用上の注意をよくご確認のうえご使用 ください。 調律 調律の必要はありません。電源を入れるといつでも正しいピッチ(音の高さ)でお使いいただけます。 引っ越しの際の運搬方法 通常の荷物と一緒にお運び
いろいろな楽器音で演奏する(ボイス) クラビノーバでは、ピアノのほかに、弦楽器、管楽器などのボイ ス(楽器音)を選んで弾くことができます。 い ろ い ろ な 楽 器 音 で 演 奏 す る︵ ボ イ ス ︶ 2 内蔵のボイスを選んで弾く 右手1パートのボイスを選ぶ 1 2 メイン画面で[A]/[B]/[F]/[G](右手1)ボタンを押して、右手1パートを選択します。 NOTE 鍵盤パートオン/オフボタンで[右手1]だけが点灯していることをご確認ください。 パートについては、40ページをご 覧ください。 ボイスボタンの1つを押してボイスカテゴリーを選びます。 内蔵のボイスは、カテゴリー別に分けられています。パネルのボイスボタンは、内蔵ボ NOTE イスのカテゴリーを表します。たとえば、[ストリングス]ボタンを押すと、画面にチェ ボイスボタンについては、41ペー ジをご覧ください。 ロやバイオリンなど、たくさんのストリングス(弦楽器)ボイスが表示されます。 CVP-601 取扱説明書 37
3 [A]〜[J]ボタンでボイスを選びます。 [1U]〜[5U]ボタンを押すか、手順2で選んだボイスボタンをもう一度押すと、画面の ページを切り替えられます。 NOTE ボイス名の上には、「Natural!」な どボイスの特徴が表示されるものが あります。ボイスの特徴について は、41ページや「機能詳細編 もっ と楽しむCVP」をご覧ください。 い ろ い ろ な 楽 器 音 で 演 奏 す る︵ ボ イ ス ︶ 2 38 ボイスの特徴がわかる演奏を聞く [8D] (デモ)ボタンを押すと、選ばれているボイスのデモ演奏がスタートします。もう一度 [8D]ボタンを押すと、デモ演奏は止まります。 4 鍵盤を弾いてみましょう。 CVP-601 取扱説明書
2つのボイスを重ねて鳴らす 1 2 鍵盤パートオン/オフ[右手1]ボタンが点灯していることを確認します。 鍵盤パートオン/オフ[右手2]ボタンを押して、右手1パートに右手2パートを重ね ます。 3 い ろ い ろ な 楽 器 音 で 演 奏 す る︵ ボ イ ス ︶ 2 ボイスボタンの1つを押してボイスカテゴリーを選ぶと、右手2パートのボイス選 択画面が表示されます。 4 [A]〜[J]ボタンでボイスを選びます。 5 鍵盤を弾いてみましょう。 NOTE ボイスボタンだけで右手1、右手2パートのボイスを選ぶ パネルのボイスボタンを使って、右手1パートと右手2パートのボイスをすばやく設定できます。 ボイスボタンの1つを押しながら、別のボイスボタンを押すと、最初に押したボタンに対応した ボイスが右手1パートに、あとに押したボタンに対応したボイスが右手2パートに設定されます。 この設定をレジストレーションメモ リーに保存しておくことができま す。83ページをご覧ください。 CVP-601 取扱説明書 39
鍵域を左右に分けて別々のボイスで弾く 1 2 鍵盤パートオン/オフ[右手1]/[右手2]ボタンのいずれか(または両方)が点灯して いることを確認します。 鍵盤パートオン/オフ[左手]ボタンを押して、右手パートと左手パートが同時に鳴 るようにします。 い ろ い ろ な 楽 器 音 で 演 奏 す る︵ ボ イ ス ︶ 2 3 ボイスボタンの1つを押してボイスカテゴリーを選ぶと、左手パートのボイス選択 画面が表示されます。 4 [A]〜[J]ボタンでボイスを選びます。 5 鍵盤を弾いてみましょう。 左手で弾いた鍵盤では手順4で選んだボイスが鳴り、右手で弾いた鍵盤では別のボイス (右手1/右手2パートのボイス)が鳴ります。 右手2パート 右手1パート 左手パート NOTE この設定をレジストレーションメモ リーに保存しておくことができま す。83ページをご覧ください。 鍵盤パート(右手1、右手2、左手)について ボイスには、右手1、右手2、左手の3つの鍵盤パートがあります。鍵盤パートオン/オフボタン でこの3つのパートを組み合わせて同時に鳴らすことにより、厚みのある演奏ができます。 左
ボイスの種類 オルガン フルートボイス (45ページ) ドラムキットボイス [ドラムキット]ボタンで選べるボイスのうち「***キット」という名前のボイスは、打楽器音色が 各鍵盤に割り当てられています。別冊データリストのドラム/SFXキットリストを参考にして鳴 らしてみてください。 ボイスの特徴 各表示の詳しい説明は、「機能詳細編 もっと楽しむCVP」をご覧ください。ここでは、 S.
移調(トランスポーズ)する トランスポーズ[−]/[+]ボタンで、楽器の音全体(鍵盤演奏、ソング再生、スタイル再生など) を半音単位で移調できます。[−]と[+]を同時に押すと、初期状態に戻ります。 NOTE ドラム/SFXキットボイスは移調で きません。 NOTE ミキサー画面からも移調できます。 この場合、鍵盤演奏音(KBD)、ソン グ再生音(SONG)、本体が発音する すべてのサウンド(MASTER)を 別々に移調できます。 [ミキサー ] → タブ切替[L][R] TUNE→ [1UD]〜[3UD] TRANSPOSE い ろ い ろ な 楽 器 音 で 演 奏 す る︵ ボ イ ス ︶ 2 チューニング この製品のチューニングは、初期設定でA3=440.
ボイスにエフェクト(効果)をかける 本体には、鍵盤での演奏音に深さや広がりを付け表現の幅を広げる、いろいろな種類のエ フェクトが用意されています。 1 メイン画面を表示させます: [ダイレクトアクセス] → [戻る] 2 ボイス画面上で、エフェクトをかける鍵盤パートを選びます。 3 い ろ い ろ な 楽 器 音 で 演 奏 す る︵ ボ イ ス ︶ 2 [ボイスエフェクト]ボタンを押して、設定画面を表示させます。 4 1 2 3 CVP-601 取扱説明書 43
4 い ろ い ろ な 楽 器 音 で 演 奏 す る︵ ボ イ ス ︶ 2 画面下の[1UD]、[3UD]〜[5UD]、[I] (HARMONY/ECHO)ボタンで、かけ たいエフェクトONにします。 1 [1UD] LEFT HOLD (レフトホールド) 鍵盤から指を離しても、左手パートのボイスを 鳴らしたままにできます。ストリングスのよう に減衰しないボイスを鳴り続けるようにしたり、 ピアノのように減衰するボイスをより遅く減衰 するように(ダンパーペダルを踏んだように)でき ます。 レフトホールドをONにすると、メイン画面の左 手パート表示部にHマークが表示されます。 2 [3UD] MONO/POLY (モノ/ポリ) ボイスを、モノフォニック(単音)で発音させるか ポリフォニック(複音)で発音させるか、切り替え ます。 MONO (モノ)に設定すると、管楽器などの単音 発音楽器をよりリアルに演奏できます。 また(選んだボイスにもよりますが)、レガートに 演奏したときにポルタメント効果が付きます。 3 [4UD] DSP (ディーエスピー ) [5UD] DSP VARIA
オルガン音色を作る [オルガンフルート]ボタンで、オリジナルのオルガンサウンドを作り自由に演奏できます。伝 統的なオルガンのように、複数のフルートフッテージ(音栓に相当するボリューム)のレベルを 上げ下げして音を作ります。 1 [オルガンフルート]ボタンを押します。 オルガンフルートのフッテージ画面が表示されます。 2 い ろ い ろ な 楽 器 音 で 演 奏 す る︵ ボ イ ス ︶ 2 [1UD]〜[8UD]ボタンで、フルートフッテージを調節します。 フッテージの設定により、オルガンフルートの基本音色が決まります。パイプが長い(数 字が大きい)ほどピッチが低くなります。 [1UD]ボタンでは、フッテージ16'と5 1/3'の両方を調節できます。[D]ボタンで、ど ちらのフッテージを調節するかを切り替えます。 1 3 2 4 5 フッテージとは フッテージとは、異なる長さのパイ プによって音作りが行なわれる伝統 的なパイプオルガンの音作りを参考 に付けられた用語です。 また、必要に応じて、オルガンタイプを変えたり、ロータリースピーカーやビブラート の設定を変えたりもできます。 1
3 い ろ い ろ な 楽 器 音 で 演 奏 す る︵ ボ イ ス ︶ 2 4 5 4 [H] VIBRATO DEPTH (ビブラートデプス) ビブラートの深さを調節します。ボタンを押す たびに、1、2、3の順番で深さが切り替わりま す。 5 [I] PRESETS (プリセッツ) プリセットのオルガンフルート音色を選ぶこと のできる選択画面が開きます。ここで選んだオ ルガンフルート音色を編集して、オリジナルの 音色を作ることもできます。 NOTE VOLUME/ATTACK画面や EFFECT EQ画面については、 「機 能詳細編 もっと楽しむCVP」をご 覧ください。 [I] (PRESETS)ボタンを押して、オルガンフルートの選択画面に入ります。 タブ切替[L][R]ボタンで、作った音色を保存する場所(ユーザーまたはUSB)を選 びます。 67ページの保存操作に従って、作ったオルガン音色を保存します。 注記 設定を保存せずにほかのボイスに切 り替えると、ここでの設定は失われ ます。ご注意ください。 鍵盤のタッチ感度を変える 鍵盤を弾く強さを変えたときの、音の強弱の付き方(
もっと進んだ使いかた 詳しくはインターネット上の「機能詳細編 もっと楽しむCVP」 2 章をご覧ください。 GM/XGボイスを選ぶ ボイス選択画面 → [8U] (上へ) → [2U] (P2) ハーモニー /エコーの設定 [ボイスエフェクト] → [J] TYPE SELECT ピッチに関する設定 [ファンクション] → [A] MASTER TUNE/SCALE TUNE → タブ切替[L][R] MASTER TUNE • 音律(調律法)を選ぶ [ファンクション] → [A] MASTER TUNE/SCALE TUNE → タブ切替[L][R] SCALE TUNE • トランスポーズボタンを効かせる パートを選ぶ [ファンクション] → [D] CONTROLLER → タブ切替 [L][R] KEYBOARD/PANEL → [A]/[B] 2 TRANSPOSE ASSIGN ボイスを編集する(ボイスセット) ボイス選択画面 → [6U] ボイスセット ボイスに含まれる設定を呼び出さな いようにする [ファンクション] → [E] REGIST SEQUENCE/ FRE
リズムや自動伴奏を鳴らす(スタイル) スタイルを使えば、リズムのパターンに合わせて左手でコードを 押さえるだけでコードに合った伴奏を自動で鳴らすことができま す。スタイルを使えば、一人で演奏しても、 バンドやオーケストラの伴奏付きの演奏を楽しめます。 スタイルには、ポップス、ジャズなどいろいろな種類がありま す。 リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 3 リズムだけを鳴らす リズムは、スタイルの一部です。リズムに合わせてメロディーを弾いてみましょう。 スタイルごとに違うリズムを鳴らすことができます。 1 スタイルボタンの1つを押して、スタイルカテゴリーを選びます。 2 [A]〜[J]ボタンで、スタイルを選びます。 [1U]〜[4U]ボタンを押すか、手順1で選んだスタイルボタンをもう一度押すことで、 画面のページを切り替えられます。 3 [スタイル オン/オフ]ボタンがオフになっていることを確認します。 NOTE 内蔵のスタイルにはリズムパートが 入っていないものもあります。この ようなスタイルは、[スタイル オン/ オフ]をオンにしてお楽しみくださ い(49
自動伴奏を鳴らす 1 スタイルを選びます(48ページ手順1〜2)。 2 [スタイル オン/オフ]ボタンを押して、自動伴奏をオンにします。 鍵盤の左手側(40ページ)が、スタイル再生用のコードを押さえるための鍵域(コード鍵 3 [シンクロスタート]ボタンを押して、シンクロスタートをオンにします。 4 左手でコードを押さえると、スタイル(リズムと自動伴奏)がスタートします。 NOTE 左手でコードを押さえながら、右手でメロディーを弾きます。 コードについては、51ページをご 覧ください。 5 スタイル[スタート/ストップ]ボタンを押して、スタイル再生をストップします。 リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 3 域)になります。 NOTE スタイル(自動伴奏)は移調できます。 42ページをご覧ください。 CVP-601 取扱説明書 49
スタイルの特徴 内蔵のスタイルには、スタイルの特徴を表すアイコンが表示されます。 • Pro (プロ) あなたが指定したとおりのコードが鳴るスタイルです。テンションノートを含む複雑なコー ドを曲中で指定しても音楽的なハーモニーをくずすことなくスタイルが鳴りますので、幅広 いアレンジをお楽しみいただけます。 リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 3 50 • Session (セッション) メインセクションに、スタイル独特のテンションノートやコード変化を伴う伴奏リフなどが 加えられ、よりリアルで派手な伴奏となっています。 ただし、メジャーコードを弾いただけでセブンスの音が伴奏に混ざる、オンベースコードに 正確に反応しない場合があるなど、曲によっては適切な伴奏が鳴らないことがあります。特 定カテゴリーの曲で、パンチのある演奏を楽しむことができます。 • Pianist (ピアニスト) ピアノ音色のみによるスタイルです。左手でコードを押さえるだけでアルペジオパターンや ストライドピアノの左手パターンなどが演奏できます。 スタイルの互換性 この楽器のスタイルは、SFF GE
ここでは、初めてコードを弾く方のために、基本的なコードをご紹介します。 このほかにもたくさんのコードがありますので、もっと詳しく知りたい場合は、市販 のコード表などをご参照ください。 コード表 ★ がルート(根音)です。 メジャー マイナー セブンス マイナーセブンス メジャーセブンス C Cm C7 Cm7 CM 7 D Dm D7 Dm7 DM 7 E Em E7 Em7 EM 7 F Fm F7 Fm7 FM7 G Gm G7 Gm7 GM7 A Am A7 Am7 AM 7 B Bm B7 Bm 7 BM 7 リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 3 コードの認識方法(フィンガリングタイプ)を変える フィンガリングタイプを変更すれば、コードの構成音すべてを左手で押さえなくても、適切な自動伴奏が再生できます。 フィンガリングタイプは、[ファンクション] → [C] STYLE SETTING/SPLIT POINT/CHORD FINGERING → タブ切替 [L][R] CHOR
スタイル再生を操作する 再生スタート/ストップ スタイル[スタート/ストップ]ボタン スタイルのうち、リズムパートだけをスタートします。もう 一度押すとストップします。 [シンクロスタート]ボタン このボタンを押すと、スタイル再生が待機状態になり、鍵盤 リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 3 を弾くと同時にスタイル再生がスタートします。[スタイル オン/オフ]ボタンがオンのときは、コード鍵域を押さえると スタイル再生がスタートします。[スタイル オン/オフ]ボタン がオフのときは、どの鍵盤を弾いてもスタイル再生(リズムの み)がスタートします。スタイル再生中に[シンクロスタート] ボタンを押すと、スタイル再生はストップし、待機状態に戻 ります。 [シンクロストップ]ボタン コード鍵域で鍵盤を押さえている間はスタ イルを再生させ、鍵盤から指を離すとスタ イル再生をストップします。スタイル停止 NOTE コードの指定方法(51ページ)でFull KeyboardまたはAI Full Keyboard を選んだ場合は、シンクロストップ をオンにできません。
演奏中のセクション切り替え 演奏を盛り上げるために、同じスタイルの中で伴奏パターンを切り替えたりフィルインを入 れたりできます。 メイン[A]〜[D]ボタン 曲のメイン部分の伴奏パターンです。数小節の伴奏パターンが繰り返し演奏されます。各 内蔵スタイルに、4つのパターンがあります。スタイル再生中に、メイン[A]〜[D]ボタンの いずれかを押します。再生中のメインのボタンを押すと、フィルインが入ります。 3 フィルインが再生(赤点滅) リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 再生中のメインセクションボタン(赤点灯)を押すと...
選んだスタイルに最適なボイスなどを呼び出す (ワンタッチセッティング=OTS) 選んだスタイルに合ったボイス、エフェクト、およびペダル設定をワンタッチで簡単に呼び 出せます。使いたいスタイルが決まっているときは、ボイス選択をワンタッチセッティング に任せてみましょう。 1 スタイルを選びます(48ページ手順1〜2)。 2 ワンタッチセッティング(OTS) [1]〜[4]ボタンのいずれかを押します。 ボイス、エフェクト、およびペダル設定など、選択中のスタイルに最適な設定が呼び出 されます。また、自動伴奏とシンクロスタートは、自動的にオンになります。 リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 3 3 左手でコードを押さえると同時にスタイルがスタートします。 1つのスタイルには、4つのワンタッチセッティングが用意されています。 ワンタッチセッティング(OTS) [1]〜[4]ボタンを切り替えて、ほかの設定も試してみて ください。 NOTE 自分で作った設定をワンタッチセッ ティングとして登録することもでき ます。「機能詳細編 もっと楽しむ CVP」をご覧ください。 N
演奏に合うスタイルを呼び出す(スタイルレコメンダー ) 演奏したい曲に合うおすすめのスタイルを呼び出す機能です。演奏したい曲の伴奏パートの パターンやドラム(リズム)を弾いてみてください。 1 スタイル選択画面(48ページ)で、[8D](スタイルレコメンド)ボタンを押して、ス タイルレコメンダー画面を表示させます。 鍵盤がB0を境に分割され、左側にドラム音(キック、スネア、ハイハット)、右側にピア ノ音が割り当てられます。 2 スタイルレコメンダー機能を使ってスタイルを呼び出します。 2-1 [J](START)ボタンを押すと演奏の待機状態になり、メトロノームが鳴り出しま す。 リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 3 NOTE 楽器が解析するのは、鍵盤を押した タイミングのみです。テンポや音の 高さ、音の長さは解析されません。 必要に応じてテンポ[+]/[-]ボタンや[タップ]ボタンでテンポを調節したり、 [E](METRONOME)ボタンで3拍子か4拍子に設定します。 2-2 メトロノームの音に合わせて、演奏したい曲のリズムをドラム鍵域またはピアノ鍵 域で1
4 5 気に入ったスタイルが見つかったら、[7UD]/[8UD](OK)を押してスタイルレコ メンダー画面を抜けます。 選んだスタイルを使って演奏してみましょう。 スタイルをチャンネルごとにオン/オフする スタイルは、RHY1 (リズム1)〜PHR2 (フレーズ2)の8つのチャンネルで構成されていま す。スタイルを再生させながら各チャンネルをオン/オフして、スタイルの雰囲気を変えてみ リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 3 ましょう。 スタイルチャンネル • RHY1/2 (リズム1、2) スタイルの中心となるリズムパートです。通常、ドラムやパーカッションのパターンが入っ ています。 • BASS (ベース) ベースパートです。 • CHD1/2 (コード1、2) ピアノやギターなどの音で作られる、コード伴奏のパートです。 • PAD (パッド) ストリングス、オルガンなどの音を使った、長く伸びるコードの響きを付けるパートです。 • PHR1/2 (フレーズ1、2) パンチの効いたブラスセクションやコードアルペジオなど、スタイルを装飾するパートです。 1 [チ
スタイル再生音と手弾き音の音量バランスを調節する スタイルの再生音と鍵盤演奏音の音量バランスを調節できます。 1 メイン画面で[C](バランス)ボタンを押します。 画面下に音量バランスを調節する表示が現れます。 2 [2UD]ボタンでスタイルの音量を、[5UD]〜[7UD]ボタンで鍵盤演奏音の音量 を調節します。 ソングの再生音も、この画面で調節できます。 NOTE ミキサー画面では、各スタイルパー トのボリュームを調整することもで きます(86ページ)。 スタイルの音量調節 リ ズ ム や 自 動 伴 奏 を 鳴 ら す︵ ス タ イ ル ︶ 3 鍵盤演奏音の調節 もっと進んだ使いかた 詳しくはインターネット上の「機能詳細編 もっと楽しむCVP」 3 章をご覧ください。 コードの押さえ方(フィンガリング) を選ぶ [ファンクション] → [C] STYLE SETTING/SPLIT POINT/CHORD FINGERING → タブ切替[L][R] CHORD FINGERING スタイルに関する設定 [ファンクション] → [C] STYLE SETTING/SPLIT POI
曲を再生、練習する(ソング) クラビノーバでは、内蔵曲や、インターネットショップで購入で きるMIDI形式の曲データなどを総称して「ソング」と呼んでい ます。単に再生して楽しむだけでなく、ソングを再生しながら演 奏の練習をすることもできます。 ソングを再生する 曲 を 再 生 ︑練 習 す る︵ ソ ン グ ︶ 4 以下のソングが再生できます。 • 楽器に内蔵されているソング(ソング選択画面の「プリセット」タブ内) • この楽器での演奏を録音して作成したソング(録音方法については65ページ参照) • 市販のSMF (Standard MIDI File)形式 1 [ソング選択]ボタンを押して、ソング選択画面を表示させます。 2 タブ切替[L][R]ボタンで、再生したいソングが入っている場所を選びます。 内蔵曲は「プリセット」に入っています。USBフラッシュメモリーに入っている曲を再 生したい場合は、USBフラッシュメモリーをUSB TO DEVICE端子に差して「USB1」 などを選びます。 3 4 NOTE USBフラッシュメモリーは2台まで 接続でき、接続した順番に 「USB1」、「U
5 ソングコントロール[スタート/一時停止]ボタンを押して、ソングをスタートします。 次に再生するソングを予約する ソング再生中に、次に再生させるソングを1曲だけ予約できます。ステージ演奏などでスムーズ に次の曲を再生させたいときに便利です。ソングを予約するには、ソング再生中に、ソング選 択画面で次に再生させるソングを選びます。 次に再生させるソングは、ソング名右上に「NEXT (ネクスト)」と表示されます。 ソングの予約を解除するには、[8D] (ネクストキャンセル)ボタンを押します。 6 4 ソングコントロール[ストップ]ボタンを押すと、ソングがストップします。 曲 を 再 生 ︑練 習 す る︵ ソ ン グ ︶ ソング再生中の操作 演奏と同時にソングをスタートする(シンクロスタート) ソングコントロール[ストップ]ボタンを押しながら[スタート/一時停止]ボタンを押してか ら鍵盤を弾くと、鍵盤を弾くと同時にソング再生がスタートします。 シンクロスタートを解除するときは、もう一度ソングコントロール[ストップ]ボタンを押し ながら[スタート/一時停止]ボタンを押します。 ソングを一時
ソングを巻き戻し/早送りする [巻き戻し]/[早送り]ボタンを1度押すと、1小節だけソングを巻き戻し/早送りします。ボ タンを押し続けると、ボタンから手を離すまで巻き戻し/早送りし続けます。 [巻き戻し]/[早送り]ボタンを押すと、ソング再生位置(またはフレーズマーク番号)を示す画 面が表示されるので、データダイアルで再生位置を変更することもできます。 フレーズマークがないソングの場合 フレーズマークがあるソングの場合 NOTE 曲 を 再 生 ︑練 習 す る︵ ソ ン グ ︶ 4 フレーズマークで巻き戻し/早送りしたくない場合は、 [E]ボタンを押して、 「BAR」を選ぶと、小節単位で巻 き戻し/早送りできます。 テンポを変える スタイルのテンポ調節と同じ方法です。53ページをご覧ください。 プロテクトがかかったソングの制限 市販のミュージックデータ(ソング)の中には、コピー防止や誤消去防止のためにプロテクトがか かっているものがあります。プロテクトがかかったソングは、ソング名の左上に下記のような 表示が出ます。 • Prot.
譜面を表示する 選んだソングの譜面(楽譜)を表示させます。譜面を見ながら演奏の練習をする場合に便利です。 NOTE 1 ソングを選びます(58ページ手順1〜4)。 譜面は、ご自分で録音したソングや 市販のソングでも表示させることが できます。 2 [譜面]ボタンを押して、譜面を表示させます。 NOTE ソングの停止中は、タブ切替[L][R]ボタンで譜面をめくれます。 ソングを再生すると、ソングの再生に合わせて、譜面上のボールが再生位置を移動します。 表示される譜面はソングデータ(演 奏データ)をもとに作成されます。 そのため、細かい音符が多い曲や複 雑な曲を表示するときは、市販の楽 譜とは異なる場合があります。 曲 を 再 生 ︑練 習 す る︵ ソ ン グ ︶ 4 [1UD]〜[8UD]ボタンで、表示サイズを変えたり、音名を表示させたりなど、譜面の表示 方法を変えられます。詳しくは、 「機能詳細編 もっと楽しむCVP」をご覧ください。 歌詞を表示する ソングに歌詞データが入っている場合、画面上に歌詞を表示できます。弾き語りやカラオケ をするときに便利です。 1 ソングを選びます(5
ソングをチャンネルごとにオン/オフする ソングは、16のチャンネルで構成されています。ソングを再生させながら、各チャンネルを オン/オフしてみましょう。 1 [チャンネル オン/オフ]ボタンを押して、チャンネル ON/OFF (ソング)画面を表 示させます。 チャンネル ON/OFF (ソング)画面が選ばれていないときは、もう一度[チャンネル オン /オフ]ボタンを押します。 2 曲 を 再 生 ︑練 習 す る︵ ソ ン グ ︶ 4 2 [1UD]〜[8UD]ボタンで、各チャンネルをオン/オフします。 1チャンネルだけ再生するときは、再生したいチャンネルのボタンを押し続けて 「SOLO (ソロ)」にします。ソロを解除するには、もう一度ソロチャンネルのボタンを 押します。 ガイドランプを使って片手ずつ練習する 鍵盤ガイドランプは、鍵盤を弾くタイミングや押さえる鍵盤位置などを教えてくれます。弾 NOTE きたいソングを選んでガイド機能をオンにすると、正しい鍵盤を弾くまで伴奏が待ってくれ 白鍵のガイドランプは赤、黒鍵のガ イドランプは緑に光ります。 るので、自分のペースで練習できます。ここ
4 ソングコントロール[スタート/一時停止]ボタンを押して、ソングをスタートさせ ます。 右手(メロディー )パート以外が再生されます。ガイドランプを見ながら、右手の練習を しましょう。 練習が終わったら、[ガイド]ボタンを押して、ガイド機能をオフにしておきましょう。 その他のガイド機能 ガイドには、上記で説明したFollow Lightsのほかにも、鍵盤を弾くタイミングだけを練習する Any Keyや、カラオケ練習用のKarao-key、自分の弾くペースにあわせてソングのテンポが変 化するYour Tempoがあります。 [ファンクション] → [B] SONG SETTING → [A]/[B] GUIDE MODE 詳しくは、「機能詳細編 もっと楽しむCVP」をご覧ください。 曲 を 再 生 ︑練 習 す る︵ ソ ン グ ︶ 4 繰り返し再生を使って練習する 難しいフレーズを繰り返して練習するときには、繰り返し再生を使うと便利です。 [くり返し]ボタンをオンにしてからソングを再生すると、1曲を繰り返して再生します。繰り 返し再生をやめるには、もう一度[くり返し]ボタンを押します。 NOT
4 ソングコントロール[ストップ]ボタンを押して、ソングをストップします。 再生位置がA点に戻ります。次にソング再生をスタートすると、A点から再生が始まり ます。 5 [くり返し]ボタンを押して、繰り返し再生をオフにします。 ソングの停止中にA点とB点を指定する 1 2 3 4 [早送り]ボタンを押して、A点にしたい所までソングを進めます。 A点にしたい所で[くり返し]ボタンを押します。 [早送り]ボタンを押して、B点にしたい所までソングを進めます。 B点にしたい所で、もう一度[くり返し]ボタンを押します。 曲 を 再 生 ︑練 習 す る︵ ソ ン グ ︶ 4 もっと進んだ使いかた 詳しくはインターネット上の「機能詳細編 もっと楽しむCVP」 4 章をご覧ください。 64 譜面の表示を変える [譜面] → [1UD]〜[8UD] ソングとスタイルを同時に再生する [スタイルオン/オフ] → スタイル[シンクロス タート] → ソングコントロール [ストップ] + [スタート/一時停止] → スタイル[スタート/ ストップ] ソングに関する設定 [ファンクション] → [B] S
演奏を録音する(MIDI) 自分の演奏を録音したい場合、2種類の方法があります。この章 では、MIDI録音について説明します。 • MIDI録音(この章で説明) 録音した演奏をSMF(フォーマット0) のMIDIソングとして保存し ます。あとで部分的に録音し直したり、音色を変えるなどの編集が したい場合は、この方法がよいでしょう。音色別に重ねて録音する 「多重録音(マルチ録音)」がしたい場合も、MIDI録音を行なってく ださい。 • オーディオ録音(→73ページ) 録音した演奏をオーディオファイルとして、USBフラッシュメモ リーに保存します。一般的なCD音質のステレオWAV形式で保存さ れるので、コンピューターを使って携帯音楽プレーヤーなどに転送 して再生ができます。 5 クイック録音 演 奏 を 録 音 す る︵ M I D I ︶ パートを指定する必要がないので、比較的簡単に録音できます。 1 [録音]ボタンと[ストップ]ボタンを同時に押します。 録音のための空のソングが用意されます。 2 3 [録音]ボタンを押します。 特定のパートだけを録音する NOTE 手順2の代わりに、[
5 6 録音した演奏を試聴します。ソングコントロール[スタート/一時停止]ボタンを押 して、今録音した演奏を再生します。 録音した演奏を保存します。 [ソング選択]ボタンを押してソング選択画面を表示させます。録音したデータの保存は、 ソング選択画面で行ないます。詳細は、次の「データを保存する」をご覧ください。 演 奏 を 録 音 す る︵ M I D I ︶ 5 66 CVP-601 取扱説明書 注記 録音したソングを保存せずにソング を切り替えたり電源を切ったりする と、録音したデータは失われます。 ご注意ください。
データを保存する あなたが作ったデータ(録音したソング、編集したボイスなど)をファイルとして保存します。 ここでは、録音した演奏をソングとして保存する手順を例に、データの保存方法を説明します。 1 ファイル選択画面でタブ切替[L][R]ボタンを押して、ソングを保存したい場所 (ユーザーまたはUSB)を選びます。 1 5 2 演 奏 を 録 音 す る︵ M I D I ︶ 2 [6D](保存)ボタンを押します。 ファイル名を付ける画面が表示されます。 3 必要に応じて、ファイル名を入力します(28ページ)。 ファイル名はあとから付け直すこともできます(70ページ)ので、そのまま手順4に進ん でも構いません。 4 [8U](OK)ボタンを押して、ファイルを保存します。 保存されたファイルは、アルファベット/50音順に並べ替えられて表示されます。 CVP-601 取扱説明書 67
チャンネルごとに録音する(多重録音) ソングは、通常16チャンネルで構成されています。1チャンネルずつ重ねて録音することで、 本格的な曲作りが楽しめます。多重録音では、各チャンネルに割り当てるパートを変更でき ます。 1 [録音]ボタンと[ストップ]ボタンを同時に押します。 録音のための空のソングが用意されます。 2 5 [録音]ボタンを押しながら[1UD]〜[8UD]ボタンを押して、録音したいチャン ネルを「REC」にし、[C]/[D]ボタンでそのチャンネルに割り当てるパートを選 びます。 たとえば、チャンネル1に右手1パートを録音したい場合は、[録音]ボタンを押しながら 演 奏 を 録 音 す る︵ M I D I ︶ [1U]ボタンを押して、チャンネル1を「REC」にします。そのあとで、[C]/[D]ボタン で「RIGHT1」を選びます。 3 演奏しましょう。 演奏を始めると自動的に録音がスタートします。 4 [ストップ]ボタンを押して、録音を終わります。 録音が終わると保存を促すメッセージが表示されます。メッセージを閉じるには、[戻る] ボタンを押します。 5 68 録音
6 必要に応じて、手順2〜5をくり返します。 7 録音した演奏を保存します。 注記 [ソング選択]ボタンを押してソング選択画面を表示させます。録音したデータの保存は、 ソング選択画面で行ないます。以降の操作は、67ページの「データを保存する」をご 覧ください。 録音したソングを保存せずにソング を切り替えたり電源を切ったりする と、録音したデータは失われます。 ご注意ください。 ファイルを管理する USBフラッシュメモリーやユーザーメモリー内に保存したファイルが増えると、目的のファ イルを探すのが大変になります。フォルダーを作ってファイルを整理したり、ファイルにわ かりやすい名前を付けたり、不要なファイルを削除したりすることで、ファイルが探しやす くなります。ファイルの管理は、ファイル選択画面で行ないます。 NOTE フォルダーを作る きます。ファイル整理に活用しましょう。 NOTE 1 ひとつのフォルダーに保存できる ファイル/フォルダーの数は500ま でです。 ファイル選択画面でタブ切替[L][R]ボタンを押して、フォルダーを作成したい場 所(ユーザーまたはUSB)を選びます。
ファイル/フォルダーの名前を変える ファイル/フォルダーの名前を書き換えます。 1 2 ファイル選択画面で、名前を変えたいファイル/フォルダーがある画面を表示させ ます。 NOTE 「プリセット」画面のファイル名は 変更できません。 [1D] (名前)ボタンを押します。 画面下部に、名前に関する画面が表示されます。 演 奏 を 録 音 す る︵ M I D I ︶ 5 3 4 5 [A]〜[J]ボタンで、名前を変えたいファイル/フォルダーを選びます。 [7D] (OK)ボタンを押して、ファイル/フォルダーの選択を確定します。 ファイル/フォルダーの名前(文字)を入力します(28ページ)。 名前を変えたファイル/フォルダーは、アルファベット/50音順に並べ替えられて表示 されます。 ファイルをコピーまたは移動する ファイルを別の保存場所にコピーまたは移動します。元の場所に残したまま別の場所にコ ピーしたり、元の場所からは削除して別の場所に移動したりします。 フォルダー単位でもコピーできます(移動はできません)。 1 2 ファイル選択画面で、コピーまたは移動したいファイルがある画面を表示させ
3 [A]〜[J]ボタンで、コピーまたは移動したいファイル/フォルダーを選びます。 ファイル/フォルダーの選択を解除するときは、もう一度同じ[A]〜[J]ボタンを押します。 表示されているファイル/フォルダーをすべて選ぶには、[6D] (ALL)ボタンを押しま す。画面に表示されているすべてのファイル/フォルダー (画面に現れていない別ページ も含む)が選択されます。もう一度[6D] (ALL OFF)ボタンを押すと、すべての選択が解 除されます。 4 5 [7D] (OK)ボタンを押して、ファイル/フォルダーの選択を確定します。 タブ切替[L][R]ボタンを押して、ファイル/フォルダーのコピー先/移動先(ユー ザーまたはUSB)を選びます。 NOTE 中止するときは、[8D] (CANCEL) ボタンを押します。 コピー /移動先として特定のフォルダーを指定したい場合は、[A]〜[J]ボタンでフォル ダーも選びます。 6 [4D](貼り付け)ボタンを押して、手順3で選んだファイル/フォルダーを貼り付け ます。 表示されます。 演 奏 を 録 音 す る︵ M I D I ︶ 5 コピー
もっと進んだ使いかた 詳しくはインターネット上の「機能詳細編 もっと楽しむCVP」 5 章をご覧ください。 ソングを作成/編集する (ソングクリエーター ) [ファンクション] → [F] DIGITAL REC MENU → [A] SONG CREATOR • メロディーをステップ録音する → タブ切替[L][R] 1〜16 • コードをステップ録音する → タブ切替[L][R] CHORD • 部分的に再録音する (パンチイン/アウト録音) → タブ切替[L][R] REC MODE • チャンネル単位で編集する → タブ切替[L][R] CHANNEL • データ単位で編集する → タブ切替[L][R] CHORD、1〜16、SYS/EXま たはLYRICS 演 奏 を 録 音 す る︵ M I D I ︶ 5 72 CVP-601 取扱説明書
演奏を再生/録音する(オーディオ) USBオーディオ機能を使えば、USBフラッシュメモリーに入っ ているオーディオファイル(.WAV)を楽器で再生できます。また、 ご自分の演奏をオーディオファイル(.WAV)としてUSBフラッ シュメモリーに録音することができますので、コンピューターで 再生したり、知り合いとお互いの演奏データをやりとりしたり、 オリジナルのCDを制作したりするなど、さまざまな用途で楽し めます。 USBオーディオ機能を使った録音では、あとで別パートを追加 で録音したり(多重録音)、編集したりすることはできません。そ のような録音をしたい場合は、65ページ「演奏を録音する (MIDI)」の方法で録音してください。 NOTE 再生する DRM (デジタル著作権管理)付き ファイルには非対応です。 USBフラッシュメモリーに入っているオーディオファイルをこの楽器で再生してみましょう。 演 奏 を 再 生 / 録 音 す る︵ オ ー デ ィ オ ︶ 6 再生できるファイル形式 .wav 1 2 サンプリング周波数44.
5 [8D] (PLAY)ボタンを押して再生します。 USB AUDIO PLAYER画面が表示されます。 注記 6 再生をストップするには、[2UD](STOP)ボタンを押します。 再生中の操作 [2UD]〜[7UD]ボタンで、停止、一時停止、選曲、巻き戻し、早送りができます。また、 [D] (REPEAT MODE)ボタンで連続再生の設定を、[8UD]で音量調節を行ないます。 演 奏 を 再 生 / 録 音 す る︵ オ ー デ ィ オ ︶ 6 74 停止 前曲へ 再生/一時停止 早送り 巻き戻し 次曲へ 連続再生する [D] (REPEAT MODE)ボタンを押したあと、[D]ボタンでオーディオファイルのリピート モードを設定します。 • OFF................... 現在選ばれているファイルを1回だけ再生し、繰り返し再生はし ません。 • SINGLE ........... 現在選ばれているファイル1曲を繰り返し再生します。 • ALL...................
指定した範囲を繰り返し再生する(ABリピート) オーディオファイル再生中、繰り返し再生の開始位置(A点)にしたい所で[C](A-B)ボタンを 押し、繰り返し再生の終了位置(B点)にしたい所で、もう一度[C](A-B)ボタンを押すと、A 点からB点が繰り返し再生されます。 NOTE A点だけを指定して、B点を指定せ ずにいると、A点からオーディオ ファイルの最後までが繰り返し再生 されます。 繰り返し再生を無効にしたい場合は、もう一度[C](A-B)ボタンを押します。 再生音量(ボリューム)を調整する [8UD](AUDIO VOLUME)ボタンを押したあと、[データダイアル]でオーディオファイル の再生音量を設定します。 演 奏 を 再 生 / 録 音 す る︵ オ ー デ ィ オ ︶ 6 録音する ご自分の演奏をオーディオファイル(WAVファイル)としてUSBフラッシュメモリーに録音し てみましょう。 • 録音できるファイル形式 .wav サンプリング周波数44.
3 4 演 奏 を 再 生 / 録 音 す る︵ オ ー デ ィ オ ︶ 6 5 [オーディオ]ボタンを押して、USB AUDIO PLAYER 画面を表示させます。 [1UD] (REC)ボタンを押して、録音待機状態にします。 NOTE 複数のUSBフラッシュメモリーが 接続されている場合、「USB1」の USBフラッシュメモリーが録音先 に選ばれます。AUDIO PLAYER画 面で[H](FILE SELECT)ボタンを押 すと、「USB1」の内容が確認でき ます。 [3UD] (PLAY/PAUSE)ボタンを押して、録音を開始します。演奏を始めま しょう。 録音が始まると、画面に録音経過時間が表示されます。 注記 録音中はUSBフラッシュメモリー の抜き差しをしたり、楽器の電源を 切ったりしないでください。データ が壊れるおそれがあります。 6 [2UD] (STOP)ボタンを押して、録音を終了します。 ファイル名が自動的に付けられ、ファイル名を知らせるメッセージが表示されます。 76 CVP-601 取扱説明書 NOTE 演奏を失敗した場合でも、上書き録 音はできません。
弾きたい曲に合ったボイスや自動伴奏 ( スタイル ) などを呼び出す(ミュージックファインダー ) 弾きたい曲に合ったパネル設定(ボイスやスタイルなど)がわから ない場合、ミュージックファインダー機能を使うと便利です。 ミュージックファインダーに登録されているさまざまな「レコー ド」を選ぶことにより、弾きたい曲に合ったパネル設定を呼び出 すことができます。 インターネット上のウェブサイトからレコード(パネル設定)をダウンロードする 工場出荷時にミュージックファインダーに入っているのはサンプルのレコードです。ミュー ジックファインダー機能を便利に使うために、ヤマハのウェブサイトで提供されている、 ミュージックファインダーのレコードを本体に読み込んでおくことをおすすめします。 1 ウェブサイトから、ミュージックファインダーのレコードが入ったファイル (.
5 6 7 タブ切替[L][R]ボタンを押して、ウェブサイトからダウンロードしたファイ ルが入っている「USB」画面を表示させます。 ファイルに該当するボタンを押すと、レコードの置き換え/追加を選ぶメッ セージが表示されます。 [F] (REPLACE)ボタンを押して、全レコードをUSBフラッシュメモリー内の レコードに置き換えます。 確認を求めるメッセージが表示されたら、[G] (YES)ボタンを押します。 弾 き た い 曲 に 合 っ た ボ イ ス や 自 動 伴 奏︵ ス タ イ ル ︶な ど を 呼 び 出 す︵ ミ ュ ー ジ ッ ク フ ァ イ ン ダ ー ︶ 7 78 8 置き換え完了を知らせるメッセージ画面で[F] (YES)ボタンを押して、ミュー ジックファインダー画面を開きます。 ミュージックファインダー画面に表示されるレコード数で、レコードが置き換わっ たことを確認できます。 7 レコード数 CVP-601 取扱説明書 NOTE プリセットのレコードについては、 置き換えたあとでも、手順4で表示 させる画面で「プリセット」画面か ら「MusicFinderPr
ミュージックファインダーのレコードについて ミュージックファインダーの画面から呼び出せるデータの1つ1つを「レコード」といいます。 レコードには、下記の3種類があります。 • パネル設定 ボイスやスタイルなどの設定データ • ソング(SONG) ソング選択画面(58ページ)からミュージックファインダーに登録した曲データ • オーディオ(AUDIO) USBオーディオ選択画面(73ページ)からミュージックファインダーに登録した曲データ 弾 き た い 曲 に 合 っ た ボ イ ス や 自 動 伴 奏︵ ス タ イ ル ︶な ど を 呼 び 出 す︵ ミ ュ ー ジ ッ ク フ ァ イ ン ダ ー ︶ 7 CVP-601 取扱説明書 79
曲に合ったパネル設定を選ぶ 1 [ミュージックファインダー ]ボタンを押して、ミュージックファインダー画面を 表示させます。 NOTE SONGやAUDIOの選択については、 82ページご覧ください。 ALLページに全レコードが表示されます。 各レコードの曲名や スタイル名など 2 [2UD]/[3UD]ボタンで、弾きたい曲に合ったレコード(=パネル設定)を選びま す。 [データダイアル]で選んで[エンター ]ボタンで確定することもできます。 弾 き た い 曲 に 合 っ た ボ イ ス や 自 動 伴 奏︵ ス タ イ ル ︶な ど を 呼 び 出 す︵ ミ ュ ー ジ ッ ク フ ァ イ ン ダ ー ︶ 7 80 レコードを表示する順番を切り替える [F] (SORT BY)ボタンを押して、レコードを表示させる順番を切り替えます。曲名順(MUSIC)、 スタイル名順(STYLE)、拍子順(BEAT)、テンポ順(TEMPO)が選べます。また、[G] (SORT ORDER)ボタンを押して、昇順(ASCENDING)か降順(DESCENDING)かを切り替えられます。 曲名順にレコード
パネル設定を検索する ミュージックファインダーの検索機能を使って、曲名やスタイル名からレコードを検索でき ます。 1 2 ミュージックファインダー画面のALLページで[6U] (SEARCH 1)ボタンを押し て、検索画面を表示させます。 検索の条件を入力します。 MUSIC (ミュージック: 曲名) 曲名で検索します。[A]ボタンを押して文字入力画面 を表示させ、曲名を入力します。入力した内容を消 去するには、[F] (CLEAR)ボタンを押します。 [B] KEYWORD (キーワード) キーワードで検索します。[B]ボタンを押して文字入 力画面を表示させ、キーワードを入力します。入力 した内容を消去するには、[G] (CLEAR)ボタンを押 します。 [C] STYLE (スタイル) スタイル名で検索します。[C]ボタンを押すとスタイル 選択画面が開きます。スタイルを選んだあと、[戻る] ボタンを押して検索画面に戻ります。選んだスタイル を消去するには、[H] (CLEAR)ボタンを押します。 [D] BEAT (ビート) 拍子を指定します。ANY (エニー )を選ぶと、すべ
もっと進んだ使いかた 詳しくはインターネット上の「機能詳細編 もっと楽しむCVP」 7 章をご覧ください。 曲データ(ソング/オーディオ)や スタイルを登録する ファイル選択画面 → [A]〜[J] → [6U] (MF登録) → [8U](OK) [USB] → [A](ソング)/[B](オーディオ)/[C](スタイル) → [A]〜[J] → [6U] (MF登録) → [8U](OK) 登録した曲データやスタイルを ミュージックファインダーから 呼び出す • 呼び出したソングデータを再生 する • 呼び出したオーディオデータを 再生する 弾 き た い 曲 に 合 っ た ボ イ ス や 自 動 伴 奏︵ ス タ イ ル ︶な ど を 呼 び 出 す︵ ミ ュ ー ジ ッ ク フ ァ イ ン ダ ー ︶ 7 82 [ミュージックファインダー ] → [2UD]/[3UD] [ミュージックファインダー ] → [2UD]/[3UD] → ソングコントロール[スタート/一時停止] [ミュージックファインダー ] → [2UD]/[3UD] → [AUDIO] → [3UD] (PLAY/PAUS
パネル設定を登録する (レジストレーションメモリー ) レジストレーションメモリーは、ボイスやスタイルなどに関する パネル設定をボタンに登録し、演奏中でもワンタッチで呼び出せ る機能です。ボタンに登録したパネル設定は、まとめて1つのバ ンク(ファイル)として保存します。 パネル設定を登録する 1 ボイスやスタイルなどのパネル設定を、登録したい状態にします。 レジストレーションメモリーで登録できる内容は、別冊「データリスト(パラメーター チャート)」を参照してください。 2 レジストレーションメモリー [メモリー ]ボタンを押して、登録する項目を選ぶ画 面を表示させます。 パ ネ ル 設 定 を 登 録 す る︵ レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー ︶ 8 2 3 3 登録する項目を選びます。 [2UD]〜[7UD]ボタンで登録したい項目を選び、[8U] (MARK ON)ボタンを押して チェックマークを入れます。チェックマークを削除するには、[8D] (MARK OFF)ボタ ンを押します。 登録を中止するときは、[I] (CANCEL)ボタンを押します。 4 レジスト
ランプの色について • ランプ(赤)点灯: パネル設定を登録済みで、現在選ばれています。 • ランプ(緑)点灯: パネル設定を登録済みで、現在選ばれていません。 • ランプ消灯: パネル設定が未登録です。 5 ほかのボタンに別のパネル設定を登録するときは、手順1〜4を繰り返します。 保存したパネル設定は、レジストレーションメモリー [1]〜[8]ボタンを押すことで呼び 出せます。 NOTE 登録したパネル設定は、電源を切っ ても保持されます。登録したパネル 設定を一度に消去する場合は、いち ばん右のB鍵盤(B6)を押しながら電 源をオンにします。 登録したパネル設定をファイルとして保存する レジストレーションメモリーでは、ボタンに登録した8個のパネル設定をまとめて1つのバン ク(ファイル)として扱います。 バンク04 バンク03 バンク02 バンク01 パ ネ ル 設 定 を 登 録 す る︵ レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン メ モ リ ー ︶ 8 1 レジストレーションバンク[−]/[+]ボタンを同時に押して、バンク選択画面を表 示させます。 NOTE レジストレーションメモリーのバン
登録したパネル設定を呼び出す ファイルとして保存したレジストレーションメモリーは、レジストレーションバンク[−]/[+] ボタンで順に呼び出したり、以下の方法で呼び出したりできます。 1 レジストレーションバンク[−]/[+]ボタンを同時に押して、バンク選択画面を表 示させます。 2 NOTE 現在選ばれているバンクの内容を確 認したいときは、[ダイレクトアク セス]ボタンを押したあと、レジス トレーションメモリー [1]〜[8]ボタ ンのいずれかを押すと、すぐにレジ ストインフォメーション画面が表示 されます。 NOTE USBフラッシュメモリーのソング/ スタイル/オーディオを登録してあ る場合は、登録したデータが入って いるUSBフラッシュメモリーを [USB TO DEVICE]端子に差してか ら呼び出してください。 1 2 [A]〜[J]ボタンで、バンクを選びます。 [データダイアル]と[エンター ]ボタンで選ぶこともできます。 3 レジストレーションメモリー [1]〜[8]ボタンのうち、緑色に点灯しているボタン の中から1つを選んで押します。 パ ネ ル 設 定 を 登 録
音量バランスや音色などを調節する(ミキサー) ミキサーとは、複数の音声信号をまとめて、音声バランスやステ レオ定位、エフェクトのかかり具合などを調節する装置です。ク ラビノーバにはミキサーの機能が内蔵されているので、鍵盤パー ト間やソング/スタイルチャンネルごとの音量バランスや音色調 節ができます。 ミキサーの基本操作 1 NOTE [ミキサー ]ボタンを押して、ミキサー画面を表示させます。 パートごとの音量や音色の設定値が、スライダーやつまみで表示されます。 3 ミキサーには、さまざまな画面(次 ページ)が用意されていますが、電 源オン後、最初に[ミキサー ]ボタン を押したときは、「VOL/VOICE」 設定画面が呼び出されます。2回め 以降に[ミキサー ]ボタンを押したと きは、最後に表示されていた設定画 面が呼び出されます。 1,3 音 量 バ ラ ン ス や 音 色 な ど を 調 節 す る︵ ミ キ サ ー ︶ 9 2 2 [A]〜[J]ボタンで設定したい項目の列を選び、[1UD]〜[8UD]ボタンで設定値 を変更します。 スライダーやつまみ形状の項目は、[1UD]〜[8U
設定画面を切り替える タブ切替[L][R]ボタンで、設定画面を選びます。各設定画面の設定項目については、 「機能詳細編 もっと楽しむCVP」をご覧ください。 3 VOL/VOICE (ボリューム/ボイス) 各パートのボイスを変更したり、パン(ステレオ定位)や音量バランスを調節したりします。 FILTER (フィルター ) 音のハーモニックコンテント(レゾナンス効果)や明るさを調節します。 TUNE (チューン) チューニングやトランスポーズ(移調)など、音の高さに関する設定をします。 EFFECT (エフェクト) 各パートにかけるエフェクトの種類を選び、エフェクトをかける深さを設定します(88ページ)。 EQ (イコライザー ) イコライザーの設定値を編集して、音質や音色を補正します。 4 設定を保存します。 レジストレーションメモリーに登録します(83ページ)。 STYLE PART (スタイルパート)の保存 9 音 量 バ ラ ン ス や 音 色 な ど を 調 節 す る︵ ミ キ サ ー ︶ PANEL PART (パネルパート)の保存 NOTE 設定したい項目に対応する
もっと進んだ使いかた 詳しくはインターネット上の「機能詳細編 もっと楽しむCVP」 9 章をご覧ください。 パン/ボリュームを調整する [ミキサー ] → タブ切替[L][R] VOL/VOICE ボイスを変更する [ミキサー ] → タブ切替[L][R] VOL/VOICE → [C]/[H] → [1UD]〜[8UD] → ボイスボタン → [A]〜[J] 音のひずみや明るさを変える [ミキサー ] → タブ切替[L][R] FILTER 移調やチューニングに関する設定を 変える [ミキサー ] → タブ切替[L][R] TUNE エフェクトを設定する [ミキサー ] → タブ切替[L][R] EFFECT イコライザーを設定する [ミキサー ] → タブ切替[L][R] EQ 音 量 バ ラ ン ス や 音 色 な ど を 調 節 す る︵ ミ キ サ ー ︶ 9 88 CVP-601 取扱説明書
他の機器と接続して演奏する 本体右側 (高音) 本体左側 (低音) 本体前(鍵盤側) 注意 外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切ったうえで行なってください。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器のボリュームを最小 (0)にしてください。感電、聴力障害または機器の損傷のおそれがあります。 NOTE オーディオ接続ケーブルおよび変換 プラグは、抵抗のないものをお使い ください。 楽器の音を外部スピーカーから鳴らす NOTE [AUX OUT]端子を使って楽器をアンプ内蔵スピーカーと接続すると、より大きな音で迫力あ る演奏を楽しめます。 楽器本体 アンプ内蔵スピーカー 入力端子 モノラル標準フォーンプラグ オーディオ接続ケーブル 10 他の機器と接続して演奏する 外部オーディオ機器と接続する モノラル標準フォーンプラグ モノ出力の場合(スピーカーを1台だ け使う場合)には、[L/L+R]端子を ご使用ください。 注記 外部機器の損傷を防ぐため、最初に 楽器本体、次に外部機器の順に電源 を入れてください。電源を切るとき は、最初に外部機器、次に楽器本体 の順に行なっ
楽器本体のスピーカーから外部機器の音を出す 外部機器を楽器本体に接続して、外部機器の音を楽器本体のスピーカーから出すことができ ます。携帯音楽プレーヤーなどの音声出力端子([LINE OUT]端子など)を、オーディオ接続 ケーブル(ステレオミニプラグ)で、楽器の[AUX IN]端子に接続します。 注記 外部機器の損傷を防ぐため、最初に 外部機器、次に楽器本体の順に電源 を入れてください。電源を切るとき は、最初に楽器本体、次に外部機器 の順に行なってください。 NOTE 楽器本体 携帯音楽プレーヤー [AUX IN]からの入力音は、楽器の [音量]ダイアルで音量調節できます。 ヘッドフォン端子 ステレオミニプラグ ステレオミニプラグ オーディオ接続ケーブル フットスイッチやフットコントローラーを接続する [AUX PEDAL]端子に別売のフットスイッチ(FC4またはFC5)やフットコントローラー FC7 を接続すると、足を使ってさまざまな機能をコントロールできます。機能のオン/オフを切り 替えるときにはフットスイッチを、ボリュームなどの連続した値をコントロールするときに はフットコントローラー
USBフラッシュメモリーを接続する [USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを接続すると、楽器上で設定した内容や制作したデータをUSBフラッ シュメモリーに保存できます。 USB TO DEVICE端子ご使用上の注意 NOTE 本機にはUSB TO DEVICE端子があります。 USB TO DEVICE端子にUSB機器を接続する場合は、以下 のことをお守りください。 • 1つのUSB TO DEVICE端子に2台以上のUSB機器を同時に接続し たい場合は、USBハブを使います。電源付き(セルフパワード)の USBハブを、電源を入れてご使用ください。USBハブは1台のみ使 用可能です。USBハブの使用中にエラーメッセージが出た場合は、 本機からUSBハブを抜き、本機の電源を入れ直した上で、再度USB ハブを接続してください。 • USBケーブルで接続する場合、3メートル未満のケーブルをご使用 ください。 NOTE USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取扱説明書もご 参照ください。 使用できるUSB機器 • USBフラッシュメモリー • 本機はUSB1.
USBフラッシュメモリーのフォーマット(初期化) 注記 [USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを差したときに、USBフラッシュメモ リーをフォーマット(初期化)するように促すメッセージが表示されることがあります。その場 合は、フォーマットを実行してください。 1 2 フォーマットするUSBフラッシュメモリーを楽器の[USB TO DEVICE]端子に差 し込みます。 設定画面を表示させます: [ファンクション] → [J] UTILITY → タブ切替[L][R] MEDIA 2 3 4 3 他の機器と接続して演奏する 10 92 [A]または[B]ボタンを押して、手順1で差し込んだUSBフラッシュメモリーに対 応したデバイスを選びます。 接続しているUSBフラッシュメモリーの数によって、接続した順にUSB1、USB2な どと表示されます。 4 [H](FORMAT)ボタンを押して、フォーマットします。 USBフラッシュメモリーの容量を確認する 手順4で[F] (PROPERTY)ボタンを押すと、USBフラッシュメモリーの空き容量が確認できま す。 CVP-6
コンピューターと接続する USBケーブルを使って楽器の[USB TO HOST]端子とコンピューターを接続すると、コン 注記 ピューターとデータをやり取りしたり、コンピューター用の音楽ソフトを楽しんだりできます。 USBケーブルは、ABタイプのもの をご使用ください。また、3メート ル以下のケーブルをご使用くださ い。USB3.0ケーブルは、ご使用で きません。 コンピューターとの接続方法など、詳しくはマニュアルライブラリー上の「コンピューター とつなぐ」をご覧ください。インターネットに接続して以下のウェブサイトを開き、「モデル 名から検索」テキストボックスにモデル名(「コンピューターとつなぐ」など)を入力して「検 索」をクリックします。 NOTE 楽器本体は、USB接続後しばらく してから通信を開始します。 ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.
iPadを譜面立てに取り付ける iPadは付属のホルダー (98ページ)を使って譜面立てに取り付けられます。 1 2 3 譜面立てを倒した状態から少し手前に起こして、ホルダー 2つを下から差し入れま す。 譜面立ての裏にある左右2つの金具を下ろしたあと、譜面立てを戻します(17ペー ジ参照)。 iPadを譜面立てに置きます。 他の機器と接続して演奏する 10 94 ホルダー CVP-601 取扱説明書 注記 iPadの落下を防ぐために、以下のこ とにご注意ください。 • ホルダー使用中でも、楽器や iPadなどに強い衝撃を加えたり、 傾けたりすると、iPadが落下す るおそれがありますので、ご注意 ください。 • 譜面立てがしっかり固定されてい ることを確認してください。 • 楽器を移動したり傾けたりする場 合は、譜面立てからiPadを下ろ してから行なってください。 • 譜面立てに置いたiPadを横滑り させたり、強く押す/強く連打す るなど強い衝撃を加えないでくだ さい。 • iPadと他のもの(楽譜や2台目の iPadなど)を、一緒に譜面立てに 置かないでください。iPadが落 下す
外部MIDI機器と接続する MIDI端子を使用して、外部MIDI機器(キーボード、シンセサイザー、シーケンサーなど)と接 続できます。MIDIケーブルをご使用ください。 • MIDI IN................. MIDIデータを受信する端子です。 • MIDI OUT ............ MIDIデータを送信する端子です。 • MIDI THRU ......... MIDI INで受信したデータをそのまま出力する端子です。複数の機器に MIDIデータを供給する場合などに使います。 外部MIDI機器 MIDI IN MIDI OUT MIDI IN MIDI入門 MIDIについての基礎知識を説明して います。ヤマハマニュアルライブラ リーのウェブサイトからご覧いただ けます。インターネットに接続して 以下のウェブサイトを開き、「モデ ル名から検索」テキストボックスに モデル名(「MIDI入門」など)を入力 して「検索」をクリックします。 ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.
楽器全体に関する設定(ユーティリティー ) [ファンクション]ボタンの中には、さまざまな設定ができる UTILITY (ユーティリティー )メニューがあります。 ここでは、楽器全体にかかわる設定や、特定の機能に関する詳細 の設定など、いくつかの項目が含まれています。 また、楽器の中にあるデータのバックアップや、USBフラッ シュメモリーの容量確認も行なえます。 基本操作 1 設定画面を表示させます: [ファンクション] → [J] UTILITY 楽 器 全 体 に 関 す る 設 定︵ ユ ー テ ィ リ テ ィ ー ︶ 11 2 2 タブ切替[L][R]ボタンで、設定したい項目のある画面を開きます。 ユーティリティーメニューには、下記の6つの画面があります。 CONFIG1 フェードイン/アウトの時間設定、メトロノーム音、タップテンポのタップ音の設定な どがあります。 CONFIG2 ヘッドフォン使用時のスピーカーオン/オフ、インテリジェント・アコースティック・ コントロール、ポップアップ画面の表示時間などを設定します。 MEDIA USBフラッシュメモリーのフォーマット(92ペ
3 4 必要に応じて、[A]/[B]ボタンで、設定したい項目を選びます。 [1UD]〜[8UD]ボタンで設定内容を変更したり、[A]〜[J]ボタンで操作を実行 したりします。 ユーティリティーの詳しい内容や操作方法については、 「機能詳細編 もっと楽しむCVP」11 章をご覧ください。 楽 器 全 体 に 関 す る 設 定︵ ユ ー テ ィ リ テ ィ ー ︶ 11 CVP-601 取扱説明書 97
組み立て方 付 録 組み立て前の準備 ホルダーセット ホルダーセットの使用方法につい ては、94ページをご覧ください。 注意 • 組み立ては、硬くて平らな場所で行なってください。 • 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに 組み立ててください。 • 組み立ては、必ず2人以上で行なってください。 • ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違 うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因になることがあります。 • ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。 • 解体するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。 組み立て方 1 DとEをCに固定する。 1 ペダルコードをほどく。 ネジのサイズに合ったプラス(+) のドライバーを用意してく ださい。 外したビニールひもは、手順5で使用する。 2 長いネジ(6×20mm)4本できつく締め固定する。 D スチロールパッドを取り出し、その上にAを置きます。スチ ロールパッドは、A底面のコネクターを避けて配置します。 2 すべての部品を取り出し、部品がそろっているかを確か
3 5 Aを載せる。 ペダルコードと電源コードを接続する。 1 ペダルコードのプラグをペダル端子に差し込む。 注意 2 コードホルダーを貼り付け、ペダルコードを固定す • 指をはさんだり、本体を落としたりしないよう十分ご注意く ださい。 • 指定した位置以外を持たないでください。 る。 3 ペダルコードを、ビニールひもで束ねる。 4 電源コードのプラグを差し込む。 必ず本体底面の端から15cm以上内側を持って載せる。 プラグの金具部分が見えなくな るまでしっかり差し込んでくだ さい。しっかり差し込まれてい ない場合、ペダルが機能しない 原因になります。 ネジ穴の位置を合わせる A 1 15cm以上 4 Aを固定する。 1 前面から見て、Aの張り出し部分が左右均等になる ように調整する。 2 前面から、短いネジ(6×16mm)6本で固定する。 3 12 2 1 A 6 付録 4 A アジャスターを回して調節する。 アジャスターを回して、床にぴったりつける。 2 CVP-601 取扱説明書 99
7 ヘッドフォンハンガーを固定する。 付属のネジ(4×10mm)2本で、図のように取り付ける。 組み立て後、必ず以下の点をチェックしてください。 部品が余っていませんか? → 組み立て手順を再確認してください。 部屋のドアなどがクラビノーバにあたりませんか? → クラビノーバを移動してください。 クラビノーバがぐらぐらしませんか? → ネジを確実に締めてください。 ペダルを踏むと、ペダルボックスがガタガタしませんか? → アジャスターを回して床にぴったりつけてください。 ペダルコード、電源コードのプラグが、確実に本体に差し 込まれていますか? 付録 12 使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらするなどの症 状がでたら、組み立て図に従って各部のネジを締め直してく ださい。 組み立て後、楽器を移動するときは、必ず本体(A)の底面を 持ってください。 注意 天板やキーカバーを持たないでください。本体が破損したり、お客様 がけがをしたりする原因になります。 ここを持たないで ください。 ここを持ってください。 100 CVP-601 取扱説明書
困ったときは 全般 電源スイッチをオンまたはオフ にしたとき、「カチッ」と音がす る。 電気が流れたためです。異常ではありません。 電源が勝手に切れる。 故障ではありません。オートパワーオフ機能が働いたためです。オートパワーオフの設定を変更 してください(16ページ)。 クラビノーバから雑音が出る。 クラビノーバの近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりすると、雑音が出る場合があ ります。クラビノーバの近くでは携帯電話の電源を切ってください。 iPhone/iPad のアプリケーショ ンと楽器を一緒に使っていると き、本体スピーカーやヘッド フォンから雑音 ( ノイズ ) が出 る。 iPhone/iPadのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるため、 iPhone/iPadの機内モードをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。 鍵盤を弾くと、機構音がカタカ タ鳴る。 クラビノーバの鍵盤機構が、ピアノの鍵盤機構をシミュレートして設計されているためです。ピ アノの場合でも機構音は実際に出ています。異常ではありません。 鍵盤で弾く音にわずかな音質の 違い
ボイス ボイスを選んでから鍵盤を弾い ても、ボイスが変わらない。 ボイスを選んだパートと弾いている鍵盤パートが違っています。選んだパートがオンになってい るか、鍵盤パート オン/オフ[右手1]〜[左手]ボタンで確認してください。鍵盤パートについて詳 しくは、40ページをご覧ください。 変に音が重なって聞こえる。鍵 盤を押すたびに、わずかに音が 異なって聞こえる。 右手1と右手2パートがオンで、両パートに同じボイスが選ばれています。右手2パートをオフに するか、ボイスを変更してください。 高音域や低音域で演奏すると、 ピッチがオクターブ単位でジャ ンプしてしまうボイスがある。 ピッチの限界に達するとピッチがシフトするボイスもあります。異常ではありません。 スタイル スタイル [ スタート / ストップ ] ボタンを押してもスタイルが始 まらない。 リズムパートが入っていないスタイルです。[スタイル オン/オフ]ボタンをオンにして左手鍵域 を弾くと、スタイル(自動伴奏)が再生します。 スタイルがリズムしか再生され ない ( 自動で伴奏が鳴らない )。 • スタイルがオンになっていません。[スタイ
USB オーディオ機能 「ドライブはビジー状態です」と いうメッセージが表示され、録 音が中断された。 • 動作確認済みのUSBフラッシュメモリーをお使いください(91ページ)。 • USBフラッシュメモリーの空き容量が十分かどうかご確認ください(92ページ)。 • 録音や削除を繰り返し行なったUSBフラッシュメモリーをお使いの場合は、必要なデータが 入っていないのを確認してからフォーマットし(92ページ)、録音し直してください。 オーディオファイルが選択でき ない。 楽器が対応していないファイル形式です。この楽器ではWAVファイルが再生できます。(DRM ファイルは再生できません。) 録音したファイルが、録音時の 異なる音量で再生される。 オーディオ再生のボリュームが変更されています。ボリュームを100に設定すると、録音時と同 じ音量で再生できます(75ページ)。 ミキサー ミキサーでスタイルやソングの リズムボイス ( ドラムキットな ど ) を変更したら、サウンドが おかしくなった。 スタイルやソングのリズムボイス(ドラムキットなど)を変更すると、ドラムボイスに関する細か い設定がリセット
パネルボタンチャート No....................................................... 12ページ「各部の名称」の番号と一致しています。ボタンの位置を知りたい場合にご活用 ください。 操作子................................................. パネル上の、ボタン、ダイアル、端子などのことです。 画面 .................................................... ボタンを押したときに表示される画面を表します。 機能詳細編 もっと楽しむCVP ....... この欄に「●」が付いている画面については、インターネット上の「機能詳細編 もっと楽 しむCVP」で詳しく説明しています。 No.
No.
No.
仕様 サイズ / 質量 幅 高さ 奥行き 1352mm 譜面立てを倒した場合 918mm 譜面立てを立てた場合 1065mm 譜面立てを倒した場合 595mm 譜面立てを立てた場合 595mm 質量 操作子 鍵盤 ペダル ディスプレイ 本体 鍵盤数 88 鍵盤種 グレードハンマー 3 (GH3)鍵盤 タッチ感度 ハード2、ハード1、ミディアム、ソフト1、 ソフト2 ペダル数 3 ハーフペダル ○ ペダル機能 ボリューム、サステイン、ソステヌート、ソフト、 グライド、ソングスタート/一時停止、スタイルス タート/ストップ その他 タイプ モノクロ QVGA LCD4.
音源 / 音色 効果 カスタマイズ ボイス編集 ○ 音源 フォーマット XG ○ GS ○ GM ○ GM2 ○ XF ○ タイプ リバーブ 44プリセット + 3ユーザー コーラス 71プリセット + 3ユーザー モノ/ポリ ○ DSP DSP 1: 295プリセット + 3ユーザー、 DSP 2〜4: 130プリセット + 10ユーザー マスター EQ 5プリセット + 2ユーザー インテリジェント・アコー スティック・コントロール (IAC) ○ パートEQ 27パート デュアル(右手パート1、2) ○ スプリット (右手+左手パート) ○ プリセットスタイル数 257 プリセットスタイル 204プロスタイル、17セッションスタイル、 36ピアニストスタイル ファイルフォーマット スタイルファイルフォーマットGE (ギターエディ ション) フィンガリング シングルフィンガー、フィンガード、フィンガー ドオンベース、マルチフィンガー、AIフィンガー ド、フルキーボード、AIフルキーボード スタイルコントロール イントロ
ファンクション メモリー / 接続端子 レジストレーションメモ リー ボタン数 8 コントロール レジストシーケンス、フリーズ レッスン/ガイド レッスン/ガイド フォローライツ、エニーキー、カラオキー、ユア テンポ ガイドランプ ○ レッスン/ガイド パフォーマンスアシスタン ト ○ デモ デモ ○ 全体設定 メトロノーム ベルオン/オフ、ヒューマンボイス(5言語) テンポ 5〜500、タップ トランスポーズ −12〜0〜+12 チューニング 414.8〜440〜466.8 Hz スケール(音律) 9タイプ その他 ピアノルーム ○ メモリー 内蔵メモリー 約2.
索引 数字 [1UD]〜[8UD] ................................................................. 22 A [A]〜[J] ................................................................................. 21 ABリピート ........................................................................... 63 ABリピート(オーディオ再生) ............................................. 75 ADD TO FAVORITE .......................................................... 82 AIフルキーボード ................................................................. 51 ASSEMBLY ............
TUNE .................................................................................... 87 U USB TO DEVICE ............................................................... 91 USB TO HOST ................................................................... 93 USBオーディオ .................................................................... 73 USBフラッシュメモリー .................................................... 91 UTILITY ................................................................................
チューン ................................................................................ 87 テ データダイアル ..................................................................... 23 ディーエスピー ..................................................................... 44 ディーエスピーバリエーション .......................................... 44 デモ ........................................................................................ 20 電源を入れる ......................................................................... 14 テンポ ..............
メモ CVP-601 取扱説明書 113
メモ 114 CVP-601 取扱説明書
保証とアフターサービス ■ 修理に関するお問い合わせ サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、または ヤマハ修理ご相談センター ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買 い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してく ナビダイヤル (全国共通番号) ※全国どこからでも市内通話料金でおかけいただけます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-4830 受付時間 (祝日およびセンター指定休日を除く) FAX 西日本(沖縄/九州/中国/四国/近畿/東海/北陸) 06-6465-0367 ● 保証期間中の修理 をご覧ください。 ■ 修理品お持込み窓口 受付時間 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理さ せていただきます。 有寿命部品については、使用時間や使用環境などにより劣化 しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となりま す。有寿命部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご 相談センターへご相談ください。
● クラビノーバの機能や取り扱いについては、ご購入の特約店または 下記ヤマハお客様コミュニケーションセンターへお問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター 電子ピアノ・キーボードご相談窓口 ナビ ダイヤル 0570 - 006 - 808 ※全国どこからでも市内通話料金でおかけいただけます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053- 460- 5272 営業時間: 月曜日〜 金曜日 10:00 〜 18:00 土曜日 10:00 〜 17:00 (祝日およびセンター指定休日を除く) http://jp.yamaha.com/support/ ◆ウェブサイトのご案内 ヤマハ株式会社ホームページ http://jp.yamaha.com/ ヤマハ ピアノ・鍵盤楽器サイト http://jp.yamaha.com/piano/ ヤマハ ダウンロード http://download.yamaha.com/jp ヤマハ 音楽データショップ http://www.music-eclub.