User Manual
スタイルを制作/編集する(スタイルクリエーター )
CVP-609/605リファレンスマニュアル
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48ページの手順4に該当します。「録音チャンネル」画面で、鍵盤演奏によるリアルタイム録音でチャンネルデータを
作ります。
■リズム1〜2を録音する
1 「録音チャンネル」画面で、録音したいチャンネル名を、色が赤に変わるまでタッチします。
既存データの有無にかかわらず、選んだチャンネルが録音対象となります。既存データがある場合は、追加でノー
トデータを録音(オーバーダブ録音)することになります。
2 必要に応じてボイスを変更し、録音するリズムパターンを練習しておきます。
各チャンネルの楽器イラストをタッチするとボイス選択画面が表示されるので、お好みのボイス(ドラムキットな
ど)を選んでください。[閉じる]をタッチすると、元の画面に戻ります。ボイス選択後は、録音したいリズムパ
ターンを練習し、録音に備えます。
リアルタイム録音
スタイルクリエーターにおけるリアルタイム録音の特徴
●ループ方式である
スタイル再生は数小節のリズムパターンの演奏をくり返す(ループ)ものですが、録音も同じようにループ方式にな
ります。たとえば2小節のメインセクションの録音をスタートさせると、2小節の録音が何回もくり返されます。
一度録音したデータはその次の「ループ」からは再生されますので、耳で録音データの確認ができます。
●オーバーダブ方式である
オーバーダブとは、一度録音したチャンネルに、元のデータを消さずに重ねて録音する方式のことです。「ドラム
楽器音の消去」(50ページ)や「削除」(50、51ページ)、「イベントの削除」(54ページ)を行なわないかぎり、一
度録音したデータが消えることはありません。たとえば2小節のメインセクションの録音をスタートさせると、2
小節の録音が何回もくり返されます。一度録音したデータはその次の「ループ」からは再生されます。その録音
データを耳で確認しながら、さらに重ねて新しいノート(音符)データを録音していく方式です。ただし、内蔵スタ
イルをもとに制作する場合、オーバーダブ録音はリズムチャンネルだけに適用されます。リズムチャンネル以外の
チャンネルでは、いったん元のデータを削除してから録音します。
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