User Manual

スタイルを制作/編集する(スタイルクリエータ )
CVP-609/605リファレンスマニュアル
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■ベース、コード1〜2、パッド、フレーズ1〜2を録音する
1 「録音チャンネル」画面で、録音したいチャンネル名を、色が赤に変わるまでタッチします。
選んだチャンネルにすでにデータがある場合、消去してよいか確認のメッセージが表示されます。[はい]をタッチ
することで、既存データは消去され、録音対象となります。リズム以外のチャンネルでは、既存のスタイルデータ
へのオーバーダブ録音はできません。
2 必要に応じてボイスを変更し、録音するベースやコード、フレーズを練習しておきます。
各チャンネルの楽器イラストをタッチするとボイス選択画面が表示されるので、お好みのボイスを選んでくださ
い。[閉じる]をタッチすると、元の画面に戻ります。ボイス選択後は、録音したいフレーズを練習し、録音に備え
ます。
●演奏時指定コード=CM7をイメージして録音する
メイン、フィルイン録音時ルール
初期設定では、ソースルート/コードがCM7に設定されています。これは、スタイル演奏時にCM7が指定された
ときに鳴る音をオリジナルデータとして録音してください、という意味です。演奏時のコードタイプがCM7に指
定された場合に鳴って欲しいフレーズを録音しましょう。具体的には、以下のとおりです。
・ベース、フレーズ1、フレーズ2には、CM7のスケールノート(下記イラストのCとR)を使って録音してくださ
い。(使用できる鍵盤…C,D,E,G,A,B)
・コード1、コード2、パッドには、CM7のコードノート(下記イラストのC)を使って録音してください。
(使用できる鍵盤…C,E,G,B)
以上のルールを守って録音すれば、演奏時にコード指定に合わせて適切な音が鳴ります。
イントロ、エンディング録音ルール
イントロやエンディングは、再生中にコード変更されないことが前提になっています。したがって、メインやフィ
ルインの録音時のようなルールを守る必要はなく、自由にコード進行を持たせても構いません。しかし、初期設定
ではソースルート/コードがCM7に設定されていることから、以下の点は守ってください。
・イントロは、その終わり部分がCM7の音楽につながるように作ること。
・エンディングは、その始まり部分がCM7の音楽からつながってくるように作ること。
●ソースルート/コードを設定する
初期設定では、ソースルート/コードはCM7に設定されていますが、必要に応じて、自分の演奏しやすいルート/
コードに変更することもできます。「SFFエディット」画面を呼び出し、「ソースルート/コード」を、好きなルー
トおよびコードに切り替えてください。なお、選んだルート/コードによって、録音時に弾いてもよい鍵盤(スケー
ルノートとコードノート)が違ってきます。詳細は56ページをご覧ください。
3 スタイルコントロール[R/J](スタート/ストップ)ボタンを押して、録音を開始します。
既存データがある場合は再生されるので、必要に応じて、各チャンネル名をタッチすることで、再生のオン/オフ
を切り替えます。既存データを消したい場合は、そのチャンネルの下にある[削除]をタッチして削除します。
4 ループ再生が1小節目1拍目に来たタイミングで、演奏をスタートします。
録音に使えるボイス
オルガンフルート/ドラムキット/SFXキットボイスを除くすべてのボイスを使えます。
C R C C R C
C=ドノ
C、R使用推奨ノー