User Manual
スタイルを制作/編集する(スタイルクリエーター )
CVP-609/605リファレンスマニュアル
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ターゲットCh
(チャンネル)
編集の対象となるチャンネルを選びます。
ソースルート/
コード
(プレイルート
/コード)
リズム以外のチャンネルにソースパターンを録音する場合、録音前に何のキーで演奏するかを設定しま
す。たとえばFm7に設定すると、スタイルを鳴らす際にFm7のコードを押さえると録音データ(ソースパ
ターン)がそのまま演奏されることになります。初期設定はCM7(ソースコードルート「C」、ソースコー
ドタイプ「M7」)です。ここで設定したコードタイプによって、録音時に押さえられる鍵盤(スケール
ノート、コードノート)が変わります。「基本設定」画面で編集元となるスタイルを初期化すると、元の設
定に関係なくCM7が自動的に設定されます。
重要
この項目は、録音前に設定しておきます。録音後に設定を変えると、演奏時のコード変更で適切なノート変換が
できなくなります。
NOTE 選ばれているターゲットChの、NTRを「ルート固定」、NTTタイプを「バイパス」、NTTベースをオフ
に設定すると、ここの項目は「プレイルート/コード」に切り替わります。この状態で、再生させながら
コードルート/タイプを変更すると、ソースパターンが通常演奏時にどのような音で再生されるか、試聴
ができます。
NOTE NTRが「ギター」のときは、ここでの設定は機能しません。
NTR/NTT
(ノートトラン
スポジション
ルール/ノート
トランスポジ
ションテーブ
ル)
ソースパターンの各ノートデータを、通常演奏のコード指定でどのように変換させていくかを設定します。
NTR
スタイル再生時のコードルート変更に対する、ソースパターンのノート変換方式を設定します。
ルート
トランスポーズ
スタイル再生時にコードルートが変更されたとき、変換されるノート
(音符)間の音程が維持されます。メロディーラインがあるパート(チャン
ネル)に対してこの設定を使います。
ルート固定
スタイル再生時にコードルートが変更されたとき、変更前のコードで
鳴っていた構成音にできるだけ近い音域になるよう、ノート変換され
ます。コードが鳴っているパート(チャンネル)に対してこの設定を使い
ます。
ギター
ギターパート用の変換方式です。ギターでコードを鳴らしたときのよう
に変換されます。
CR CR
C
Cm
CR CCR
C
Cm
6
CCR
CC
Cm
7
CR
RRCCC
Cm
♭5
7
CC RC
CC
7
Cm
(9)
CR CC
CC
7
Cm
(11)
CR C CR
C
CmM
7
CC RC
C
Cm (9)
CCC
C
7
C
CC RC C
C
7
CmM
(9)
CR
CCR
Cdim
CR R RC
CCR
Cdim
7
CCC C
C
C
(9)
7
CRC
CC
C
♭5
7
CRC CR
CC
C
(ᅊ11)
7
CCC
C
C sus
4
7
CRC CR
CMaj
CRC C CR
CM
7
CCC C CR
7
CM
(9)
CCC C RC
C
(9)
6
CRC
RCR
Caug
CRC C RC
CM
6
CRC C CR
C
7
CM
(ᅊ11)
CCC CR
CM add9
CRC CC
C
C
(13)
7
CCC
CC
C
(♭9)
7
C
C
1+8
CC
C
1+5
CCC
RCC
C
(ᅊ9)
7
CRC
RCC
C aug
7
CRC CRR
C
CM aug
7
CCCR
RCC
C
(♭13)
7
CR CC
Csus
4
CCR CR
C
1+2+5
C=コードノートC,R=使用推奨ノート
ソースルートCの場合
CMのときの再生音 FMのときの再生音
CMのときの再生音 FMのときの再生音