User Manual
スタイルを制作/編集する(スタイルクリエーター )
CVP-609/605リファレンスマニュアル
58
NTR/NTT
(ノートトラン
スポジション
ルール/ノート
トランスポジ
ションテーブ
ル)
NTT
ベース
これを「オン」に設定したチャンネルは、楽器にオンベースコードが認識されたときにベース
ルートで再生されます。NTRが「ギター」に設定されているときにこれを「オン」にすると、
オンベースコードが認識されたときに、ベース音だけがベースルートで再生されます。
●リズムチャンネルのNTR/NTT設定
リズムチャンネルはコード指定による影響を受けてはいけないので、下記のように設定しておきましょう。
・NTR=ルート固定
・NTT=バイパス
・NTTベース=オフ
このように設定してある場合、ソースルート/コードの表示がプレイルート/コードに切り替わります。
ハイキー /
ノートリミット
NTTやNTRで変換されたノートデータのオクターブ調整を行ないます。
ハイキー
コードのルート変更に対する、再生音のノート変換のオクターブ折り返
し点を設定します。この折り返し点を境に、再生音のオクターブが切り
替わります。NTRの設定(56ページ)で「ルートトランスポーズ」が選ば
れているときだけ、この設定ができます。
ノートリミットロー
スタイルチャンネルに録音されたノートデータに対して発音域を設定し
ます(最低音:ロー、最高音:ハイ)。発音域の設定によって、現実的でな
い音(高いベース音や低いピッコロの音など)を鳴らさないようにし、発
音域内のノートにオクターブシフトします。
ノートリミットハイ
RTR(リトリ
ガールール)
スタイル再生時にコード変更をしたときに、発音中の音をどのように処理するかを決めます。
Stop(ストップ)
発音中の音を止めます。
PitchShift(ピッチシフト)
発音中の音のピッチが、新しいコードに合ったノートのピッチに差し替
えられます。
PitchShifttoRoot
(ピッチシフトトゥールート)
発音中の音のピッチが、新しいコードのルート音のピッチに差し替えら
れます。差し替えられたノートのオクターブは、元の音から維持されま
す。
Retrigger(リトリガー )
発音中の音は消え、新しいコードに合ったノートで再発音します。
RetriggertoRoot
(リトリガートゥールート)
発音中の音は消え、新しいコードのルート音で再発音します。差し替え
られたノートのオクターブは、元の音から維持されます。
CM
C3-E3-G3
FM
F3-A3-C4
FᅊM
Fᅊ2-Aᅊ2-Cᅊ3
CᅊM
Cᅊ3-F3-Gᅊ3
ルート変更
再生音
【例】ハイキーがFのとき
CM
E3-G3-C4
FM
最高音
最低音
F3-A3-C4
CᅊM
F3-Gᅊ3-Cᅊ4
ルート変更
再生音
【例】最低音が「C3」で最高音が「D4」のとき