User Manual

CVP-609/605リファレンスマニュアル 22
マイクに関する設定
マイク入力音にかけるさまざまなエフェクト(効果)の設定を行ないます。ボーカルがオンのとき(歌などのパフォーマン
スをするとき)と、トークがオンのとき(歌と歌の合間に司会などするとき)、それぞれの場合について設定します。
1
マイクオン/オフ
マイクからの音声入力をオン/オフします。
NOTE ここでの設定は、ボーカルハーモニー画面(24ページ)での設定と連動します。
2
ボーカル/トーク
切り替え
歌うときなどパフォーマンス時にはボーカルをオンに、歌と歌の合間に司会をするなどのトー
ク時にはトークをオンに設定します。状況に応じて、ワンタッチでマイクの設定を切り替える
ことができます。
NOTE ここでの設定は、ボーカルハーモニー画面(24ページ)での設定と連動します。
3
音量調節
マイク入力音の音量を調整します。右側には入力レベルが表示されます。
NOTE ここでの設定は、ボーカルハーモニー画面(24ページ)での設定と連動します。
4
3バンドEQ
マイク入力音を3つの周波数帯域(バンド)に分けて、各帯域のレベル(ゲイン)を上げ/下げ(ブー
スト/カット)することでサウンドを補正します。このような機能をイコライザー (EQ)といい
ます。各帯域(ロー、ミドル、ハイ)につき、中心周波数をHz(ヘルツ)のノブで、レベルをdB
(デシベル)のノブで、それぞれ調整します。
5
ノイズゲート
マイク入力音声信号のうち、指定したレベル以下の入力信号を消す機能です。これにより、
ノイズ(雑音)を取り除くことができます。
オン/オフ
ノイズゲートのオン/オフを切り替えます。
スレッショルド
入力音声がどのレベルになったらノイズゲートを機能させるかを設定し
ます。
6
コンプレッサー
マイク入力音声信号があるレベルを超えた場合に、その出力レベルを圧縮する機能です。マイ
ク入力音声の音量が幅広く変化する場合などに使います。コンプレッサーをオンにすると、大
きい音が抑えられます。
オン/オフ
コンプレッサーのオン/オフを切り替えます。
スレッショルド
入力音声がどのレベルになったらコンプレッサーを機能させるかを指定
します。
レシオ
スレッショルドレベルから超過したマイク音声をどれだけ圧縮するか、
を設定します。値が大きいほど、圧縮度が強くなります。
出力
コンプレッサーからの出力レベルを調整します。
1
3
2
75
6
44
1
3
2
85
6
ボーカルがオン場合 トークがオン場合