User Manual

CVP-609/605取扱説明書
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ソング︶ を再生して練習する
曲(ソング)を再生して練習する
クラビノーバでは、内蔵曲や市販の曲データなどを総称して「ソング」と呼んでいます。単に再生して楽しむだけでなく、
ソングを再生しながら演奏の練習をすることもできます。
この楽器で再生できるソングには、MIDIソングとオーディオソングの2種類があります。
・MIDIソング
鍵盤を押す/離すといった演奏の動きを記録したデータです。楽譜と同じように、どの鍵盤をどのくらいの強さでどのタイミン
グで弾いた、といった演奏情報が記録され、音そのものは記録されません。記録された演奏情報にもとづいて、(クラビノーバ
などの)音源部が鳴ることではじめて音になります。鍵盤パートやボイスの情報なども記録されているため、譜面の表示、パー
トごとのオン/オフ、ボイスの変更ができ、演奏の練習に便利です。
・オーディオソング
演奏した音そのものを記録したデータです。テープレコーダーやボイスレコーダーなどを使って録音するのと同じしくみで記
録したものです。携帯音楽プレーヤーなどで再生するのと同じように、市販のCDの曲など(WAV形式またはMP3形式に変換
したもの)をこの楽器で再生できます。
MIDIソングとオーディオソングでは、使える機能が異なります。この章では、下記のように説明しています。
<例> ここでの説明は、MIDIソングで使える機能です。オーディオソングでは使えません。
以下のソングが再生できます。
楽器に内蔵されているプリセットソング(MIDIソング)
この楽器で録音して作成したソング(録音方法については63ページ参照)
市販の曲:SMF(StandardMIDIFile)形式のMIDIファイル、WAV形式またはMP3形式
のオーディオファイル
USBフラッシュメモリーに入っている曲を再生したい場合は、USBフラッシュメモリーを
[USBTODEVICE]端子に接続しておきます。
1 ホーム画面でソング名をタッチして、ソング選択画面を表示させます。
MIDI
オーデ
ソングを再生する
MIDI
オーデ
NOTE
ヤマハマニュアルライブラリー
(3ページ)で、MIDIについての
基礎知識を説明した「MIDI入
門」をご覧になれます。
この楽器で再生できるMIDIソン
グのフォーマットについては、
9ページをご覧ください。
WAV形式
サンプルレート44.1kHz、量子化ビット数16bit、ステレオ
MP3形式
MPEG-1AudioLayer-3:サンプルレート44.1/48.0kHz、ビットレート
64〜320kbps(可変ビットレートにも対応)、モノ/ステレオ
NOTE
USBフラッシュメモリーを使う前
に、必ず「USB機器を接続する」
(85ページ)をお読みください。
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