User Manual

CVP-609/605取扱説明書
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演奏を録音する
この楽器では、下記2通りの方式で録音できます。用途に合った方式で演奏を録音してみましょう。
•MIDI録音
録音した演奏をSMF(フォーマット0)のMIDIソングとして、楽器本体またはUSBフラッシュメモリーに保存します。オーディ
オソングよりデータ容量が小さく、編集しやすいのが特長です。鍵盤パートごとに録音したり、録音後に部分的に録音し直し
たりできます。MIDI録音で作られたソングは、あとでオーディオファイルに変換(67ページ)できるので、難しい曲をオーディ
オ録音したい場合などは、まずMIDI録音でパートごとに録音すると便利です。この楽器で録音できるMIDIデータのサイズは、
1曲につき約300KBまでです。
•オーディオ録音
録音した演奏をオーディオソングとしてUSBフラッシュメモリーに保存します。初期設定では、一般的なCD音質(44.1kHz/
16bit)のステレオWAV形式で保存され、コンピューターを使って携帯音楽プレーヤーなどに転送して再生できます。[MIC./
LINEIN]端子や[AUXIN]端子からの入力音も録音されるので、マイクを接続して歌声も一緒に録音したり、オーディオ機器を
接続してその再生音も録音したりできます。保存するファイル形式は、[メニュー ]→[ソング設定]→[録音]→[オーディオ録
音形式]でMP3に変更できます。この楽器で録音できる時間は、1曲につき80分までです。
録音を始める前に、ボイスやスタイルなどのパネル設定をしたり(MIDI録音/オーディオ録音
とも)、歌声を録音したい場合はマイクを接続するなど(オーディオ録音のみ)、必要な準備を
しておきましょう。また、必要に応じてUSBフラッシュメモリーを[USBTODEVICE]端子
に接続しておきましょう。
1 ホーム画面のソングエリアで右上の[▶]をタッチして拡張表示させ、[●](録音)を
タッチして、ソング録音画面を表示させます。
以降、ホーム画面のソングエリアでの操作は、ソングコントロールボタン(56ページ)を
使って行なうこともできます。
2 (MIDI録音の場合)または (オーディオ録音の場合)をタッチしま
す。
録音のための空のソングが用意されます。
録音を中止するときは、[キャンセル]をタッチするか、ソングコントロール[録音]ボタン
を押します。
基本的な録音方法(MIDI録音/オーディオ録音)
NOTE
USBフラッシュメモリーを使う前
に、必ず「USB機器を接続する」
(85ページ)をお読みください。
オーディオ録音をする場合は
オーディオ録音では、USBフラッシュメモリーに録音データを保存します。オーディオ録音す
る前に、必ずUSBフラッシュメモリーを接続しておきましょう。
2
1
既存のMIDIソングを録音し直し
たいときは
MIDIソングについては、一度録音
して保存したものを上書きで録音し
直せます。ソング選択画面で録音し
直したいMIDIソングを選んでから、
ソング録音画面を呼び出し(手順1)、
ソング名を確認したあと、手順2を
飛ばして手順3に進んでください。