User Manual

鍵盤演奏にハーモニーを付ける(キーボードハーモニー )
CVP-709/CVP-705リファレンスマニュアル 24
タイプ ●マルチアサイン
右手鍵域でのコード押鍵に特殊な効果を付けるタイプです。スタイルのオン/オフや左手パートの
オン/オフに関係なく、右手鍵域でのコード押鍵の各音に対して個別の鍵盤パートボイスをアサイ
ン(割り当て)します。鍵盤パートのメインとレイヤーをオンにして使います。弾いた順番にメイ
ボイス、レイヤーボイスがアサインされます。
●エコータイプ(エコー、トレモロ、トリル)
設定されているテンポに従って、右手鍵域での演奏音に同じノートの連続発音が付加されるタイ
プです。スタイルのオン/オフや左手パートのオン/オフに関係なく、右手鍵域での演奏音にエ
コー /トレモロ/トリル音が付加されます。なお、トリル音は同時に複数の鍵盤を押したときだけ
効果がかかり、最後に押した2つの音どうしでトリル再生をします
音量
マルチアサイン以外のすべてのタイプに対して有効な設定です。付加されるハーモニー音や、
エコー /トレモロ/トリル音の音量を決めます。
スピード
エコータイプに対してだけ有効な設定です。付加されるエコー /トレモロ/トリル音の再生スピー
ドを、音符で決めます。
アサイン
マルチアサイン以外のすべてのタイプに対して有効な設定です。付加されるハーモニー音や
エコー /トレモロ/トリル音を、鍵盤演奏のどのパートを使って発音させるかを決めます。
自動:オンになっているパートに自動的にエフェクトがかかります。メイン、レイヤーともにオ
ンの場合、メインパートが優先されます。
マルチ:メイン、レイヤーともにオンの場合、鍵盤で弾いた音はメインパートで、エフェクトは
メイン、レイヤーパートで鳴ります。一方のパートのみがオンの場合、鍵盤で弾いた音もエ
フェクトも、そのパートで鳴ります。
メイン、レイヤー :指定したパート(メインまたはレイヤー )にエフェクトがかかります。
コード音押鍵時
のみ
ハーモニータイプに対して有効な設定です。オンに設定すると、左手鍵域で押鍵されたコード
ノートを右手鍵域で弾いたときだけ、右手鍵域での演奏音にハーモニーが付加されます。
最小ベロシティー
マルチアサイン以外のすべてのタイプに対して有効な設定です。右手鍵域での演奏音に、ハーモ
ニーやエコー /トレモロ/トリル音を付加するために、最低限必要な音量(ベロシティー )を決める
設定です。ここで設定したベロシティーよりも強い音で弾いたときだけ、ハーモニーやエコー /
トレモロ/トリル音が付加されます