User Manual

スタイルを制作/編集する(スタイルクリエーター )
CVP-709/CVP-705リファレンスマニュアル
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49ページの手順4に該当します。「録音チャンネル」画面で、鍵盤演奏によるリアルタイム録音でチャンネルデータを
作ります。
■リズム1〜2を録音する
元になるスタイルにオーディオスタイル(CVP-709のみ)を選んだ場合
オーディオパートは画面をタッチして再生のオン/オフを切り替えられますが、編集/削除はできません。
オーディオパートは制作するスタイルでもそのまま使われます。さらにリズムパートを録音したい場合は、以下の
手順で録音します。
1 「録音チャンネル」画面で、録音したいチャンネル名を、色が赤に変わるまでタッチします。
既存データの有無にかかわらず、選んだチャンネルが録音対象となります。既存データがある場合は、追加でノー
トデータを録音(オーバーダブ録音)することになります。
リアルタイム録音
スタイルクリエーターにおけるリアルタイム録音の特
●ループ方式である
スタイル再生は数小節のリズムパターンの演奏をくり返す(ループ)ものですが、録音も同じようにループ方式にな
ります。たとえば2小節のメインセクションの録音をスタートさせると、2小節の録音が何回もくり返されます。
一度録音したデータはその次の「ループ」からは再生されますので、耳で録音データの確認ができます。
●オーバーダブ方式である
オーバーダブとは、一度録音したチャンネルに、元のデータを消さずに重ねて録音する方式のことです。「ドラム
楽器音の消去」(52ページ)や「削除」(5253ページ)、「イベントの削除」(56ページ)を行なわないかぎり、一
度録音したデータが消えることはありません。たとえば2小節のメインセクションの録音をスタートさせると、2
小節の録音が何回もくり返されます。一度録音したデータはその次の「ループ」からは再生されます。その録音
データを耳で確認しながら、さらに重ねて新しいノート(音符)データを録音していく方式です。ただし、内蔵スタ
イルをもとに制作する場合、オーバーダブ録音はリズムチャンネルだけに適用されます。リズムチャンネル以外の
チャンネルでは、いったん元のデータを削除してから録音します。
1
2
オーディオパート
再生オン/オフ