CVP-79/69/59 取 扱 説 明 書
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」 をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するためのも のです。 注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を「警 告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願い致します。 記号表示について この機器の裏側に表示されている記号や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 注意 感電の恐れあり キャビネットをあけるな 注意:感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。 この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。 点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または 巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。 記号は、危険、警告または注意を示します。上記の場合、 は機器の内部に絶縁されていない「危険
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った 上で行う。 また、 電源を入れたり切ったりする前に、 必ず機器 のボリュームを最小(0)にする。 感電または機器の損傷のおそれがあります。 本体を壁につけない。 換気が十分でないと、 本体内部に熱がこもり、 火災が発生す るおそれがあります。 組み立てる前に、 必ず本書または別紙の組み立て方の説明 をよくお読みください。 手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客 様がけがをしたりする原因になります。 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。 聴覚障害の原因になります。 イスについて 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くな ど極端に温度が高くなるところ、 逆に温度が極端に低いとこ ろ、 またほこりや振動の多いところで使用しない。 本体のパネルが変形したり内部の部品が故障したりする原 因になります。 テレビやラジオ、 スピーカーなど他の電気製品の近くで使用 しない。 デジタル回路を多用しているため、 テレビやラジオなどに雑 音が生じる場合があります。 イスで遊んだり、 イスを踏み台にしたりしない。 このイスは楽器演奏用
このたびは、 ヤマハクラビノーバCVP-79/69/59をお買い 求めいただきまして、まことにありがとうございました。クラ ビノーバの優れた機能を十分に生かして演奏をお楽し みいただくために、本書をご活用いただきますようご案 内申し上げます。また、お読みになったあとも、いつでも ご覧になれるところに大切に保管してくださいますよう、 お願い申し上げます。 CVP-79/69/59をご理解いただくために、 「クラビノーバミュージックワールド」 ビデオ、基本機能 「活用ガ イド」 ブック、取扱説明書(本書)の3点を用意しました。 最初に 「クラビノーバ ミュージックワールド」 ビデオをご覧ください。CVP-79/69/59の魅力あふれる世界 を音と映像で実感していただけます。 次に、取扱説明書(本書)の 「安全上のご注意」 をお読みいただいたあと基本機能 「活用ガイド」 ブックで、CVP79/69/59の楽しみ方を発見してください。 取扱説明書(本書)には、CVP-79/69/59のすべての機能と操作法が詳しく説明されています。 「活用ガイド」 でお楽しみいただきながら、またそのあとでも、必要に応じてご参照くださ
付属品(お確かめください) ディスクオーケストラ・コレクション 美しいオーケストレーションを持った 「自由の大地」 やJ-POPバラー ドのスタンダード 「オリビアを聴きながら」 など、楽しい曲が入った ディスクとミュージックブックのセットです。クラビノーバで再生 させたり、一緒に演奏したり、ガイド機能を使って練習をしたりな どいろいろな方法でお楽しみいただけます。使い方は、基本機能 「活用ガイド」 のP2∼と取扱説明書のP72∼をご参照ください。 ビデオ 「クラビノーバ ミュージックワールド」 クラビノーバの魅力あふれる世界を音と映像で実感していただけま す。最初にご覧ください。 基本機能「活用ガイド」 実際の楽譜を使ってCVPの主な楽しみ方をご紹介しています。ビデ オ 「クラビノーバ ミュージックワールド」 をご覧になり、取扱説明書 の 「安全上のご注意」 をお読みになったあと、チャレンジしてくださ い。 ディスクオーケストラ・コレクション曲目索引 スタンダードやヒット曲、クラシックの名曲など、さまざまな音楽 がディスクオーケストラ・コレクションとして別売されています。 クラビノーバで再生させたり、
CVP-79/69/59の特長と楽しみ方 見やすく操作しやすい 大型LCD画面 (→P19) リアルで豊かな 響きの192音色 (CVP-69/59では172色) (→P26) 気軽に伴奏付き演奏が 楽しめる自動伴奏 (ABC)機能(→P45) オーケストラやバンドに 合わせて演奏できる ディスクオーケストラ・ コレクション(→P72) 多彩な100種類の 伴奏スタイル (→P38) 自分の演奏を簡単に 録音できる 録音機能(→P82) 他の電子機器と接続して 音楽の世界を拡げる MIDI機能(→P125) STYLE VOLUME MASTER VOLUME MAX ABC/SONG VOLUME DEMO/HELP 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B POP ROCK SONG CONTRAST BALLAD JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING – TEMPO + PLAY RECO
CVPは、 多彩な機能を持った電子ピアノですが、 その代表的な3つの楽しみ方をご紹介します。 ●ディスクオーケストラ・コレクション(DOC)が使える(P72) DOCは、クラビノーバ専用の、ピアノ演奏にオーケストラの伴奏がついた音楽ソフトです。 「鑑賞」 「オーケストラの 自動演奏をバックに自分でピアノパートを演奏」 「ガイド機能を使ったピアノパートの独習」 ができます。自分のペー スで練習し、DOCのレパートリーを増やしていくというのが、CVPの大きな使い方の1つです。付属の1セット(ディ スクと楽譜)のほかに、別売でたくさんのタイトルが用意されています。 ●自動伴奏(ABC)を使って気軽に伴奏付き演奏が楽しめる(P45) 自動伴奏(ABC)とは、左手で和音を弾くだけで、CVPがお好みの音楽スタイルで伴奏を自動演奏してくれる機能です。 それに合わせて右手でメロディを弾くだけで曲ができあがります。メロディにコードがついた楽譜さえあれば、どん な曲でも自動伴奏(ABC)を使って演奏できます。さらに、フルキーボードABCを使うと、ピアノの楽譜を楽譜どおり に弾くだけで、和音を弾かなくてもCVPが伴奏を自動演奏して
取扱説明書(本書)の構成 この取扱説明書は大きく 「準備と基礎理解編」 、 「本編」 、 「資料編」 に分かれてい ます。 「準備と基礎理解編」 : ご使用前に必ずお読みください。特に"CVP-79/69/59の基礎理解"と"操作の基本 と共通機能"の項目は、一とおりお読みいただきますと、以降の説明が大変理解 しやすくなります。 「本編」 : このクラビノーバを実際にお使いいただきながら、必要に応じてわからないと ころや知りたい機能をお調べください。書いてあるページを見つけるために、 "目次"(P7)や"索引"(P158)、また"機能の全体構成一覧"(P11)をご利用ください。 「資料編」 : "CVP-79/69/59の組み立て方"(P150)、"音色リスト"(P143)、"伴奏スタイルリス ト"(P148)をはじめとして、お役に立つ資料をまとめてあります。 LCD画面について この取扱説明書に使われているLCD画面表示のイラストは、すべてLCD画 面が日本語表示になっている場合の例を採用しています。P21∼ 22の"ヘルプ機能と日本語表示の切り替え"の説明を見てLCD画面を日本語表 示へ切り換えてくださ
もくじ 準備と基礎理解編 安全上のご注意 .................................................................... 巻頭 カスタムスタイルに関するその他の機能 .......................... 61 付属品 ...................................................................................... 3 カスタムスタイルの再生 ................................................... 63 CVP-79/69/59の特長と楽しみ方 ................................................ 4 カスタムスタイルに関するその他のメッセージ ................ 64 取扱説明書(本書)の構成 ............................................................
各部の名前 CVP-69 CVP-79 MIDI IN OUT EXP PEDAL Y CVP-59 MIDI AUX IN THRU L T AUX OUT L+R L R IN OUT AUX IN THRU L+R L E Y R 2 3 VOLUME MASTER VOLUME MAX ABC/SONG VOLUME MIDI AUX OUT L+R L IN L E Y 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B MAIN A L+R E u COUNTRY JAZZ HARMONY WALTZ DISK ONE TOUCH SETTING – TEMPO + MAIN B ENDING SMALL ABC METRONOME PRESET d 8 CUSTOM AUTO BASS CHORD FUNCTION MIXER s f START/STOP A
CVP-79 ( ) ( Q , l SONG RECORD PLAY VOICE GUIDE x c v PIANO E. PIANO HARPSI. VIBES ORGAN STRINGS/ CHOIR BRASS SAX/ FLUTE MEMORY BANK 1 SONG CONTROL EXIT ; – z b n m FF BASS CLAVI. TONE/ SYNTH ( Q . ! DUAL DRUMS/ PERC. SPLIT 4 5 CVP-59 Q ^ EFFECT / REGISTRATION + REW GUITAR CVP-69 ) PAUSE @ # 2 3 $ ABC FREEZE % F3 G3 A3 B3 C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4 C5 D5 E5 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 F6 G6 A6 B6 C7 * ディスプレイコントロールセクション ボイスセクション a【CONTRAST(コンストラスト)】 ................
CVP-79/69/59の基礎理解 最初に、 この取扱説明書をお読みいただく上で知っておいていただきたいい くつかの言葉を説明します。 また、 CVP-79/69/59の機能の全体構成を紹介し ます。 CVP-79/69/59の基礎用語 伴奏スタイル: 自動伴奏を使うときに選ぶ音楽的な意味でのスタイルのことを"伴奏スタイル"と 呼びます。いろいろな伴奏スタイルが11個のグループに分かれて用意されてい ます。パネル上の英語表記では"STYLE"となっています。この取扱説明書で も、"伴奏スタイル"を省略して"スタイル"と表現する場合もあります。 モード: ある機能を実行できる状態を意味します。たとえば、ソングの録音を行った り、録音に関するいろいろな機能を使える状態を1つにまとめて、ソングレコー ドモードと呼びます。 また、"種類"、"方式"という意味に使われる場合もあります。たとえば、デモ演奏 シングル オール で、1曲だけ演奏させる(=SINGLE)とか、全曲を続けて演奏させる(=ALL)とかの、 演奏のさせ方の方式を選ぶことを"演奏モードを選ぶ"という言い方をします。 初期: 工場出荷時には、CVP
CVP-79/69/59の機能の全体構成 CVP-79/69/59の機能は、次の図のように、大きく、基本演奏に関するもの、伴 奏スタイルに関するもの、自動伴奏(ABC)に関するもの、ソングの再生/録音に ■CVP-79/69/59の基本操作について はP19をご参照ください。 関するものなどに分けられます。 ここで機能の全体構成を概観しておきましょう。 [機能の全体構成一覧] 基本演奏モード 自動伴奏(ABC)モード 音色を選んで演奏するモードです。また、2音色を使っ いろいろな方法で自動伴奏を楽しむことができます。 て演奏したり、音色にさまざまな効果をかけることが 左手のコード(和音)演奏に合わせて自動伴奏が再生され できます。 ますので、右手でメロディ演奏することができます。 音色選択と鍵盤演奏 ................................... (P26) キーボードパーカッション ............................. (P27) デュアル機能 ..............................................
ソングレコードモード 自分の演奏を録音したり、トラック録音やいろいろな エディット機能を使って本格的なソング作りが楽しめ ます。 クイック録音/再生 ..................................... (P83) トラック録音/再生 ...................................... (P86) パンチイン/アウト録音 ............................... (P88) コードシーケンス録音 .................................. (P90) トラックエディット機能 .................................. (P93) イニシャルエディット機能 ............................. (P96) フロッピーディスクについて ......................... (P13) ファンクションモード MIDIやディスクに関する機能やCVP-79/69/59をさらに 便利に使えるようにするための機能があります。 キーボード ............
フロッピーディスクの取り扱い CVP-79/69/59には 「ディスクオーケストラ・コレクション」のディスクや録音 用の空きディスクが付属しています。 これらのフロッピーディスクは、 扱い方を 間違えると記録されているデータを失いかねません。 フロッピーディスクとディ スクドライブユニットをご愛用いただくために、 ご使用時には以下のことをお 守りください。 フロッピーディスクの種類 CVP-79/69/59には市販の 「3.
磁気ヘッドの定期的なクリーニング ディスクドライブユニットは高精度の磁気ヘッドを使用しています。ディスクドラ イブユニットを長時間使用していくうちに、磁気ヘッドはフロッピーディスクの磁 性粉で汚れてきます。磁気ヘッドが汚れてくると、録音や再生 (データの書き込みや 読み取り) にエラーが生じることがあります。ディスクドライブユニットを良い状態 でお使いただくために、磁気ヘッドを定期的に (1ヵ月に1回程度) クリーニングして いただくことをお勧めします。磁気ヘッドのクリーニングには、市販の 「乾式ヘッド クリーニングディスク」 をご使用ください。なお、巻末のヤマハ電気音響製品サービ ス拠点で、ヤマハ推奨の 「乾式ヘッドクリーニングディスク」 をお求めいただくこと もできます。 フロッピーディスクについてのご注意 ■ フロッピーディスクの取り扱いと保管 フロッピーディスクの中にはデータを記録する磁性体が入っています。磁性体を 保護し、さらにフロッピーディスクユニットの磁気ヘッドを防護するために、以 下の点にご注意ください: ● (持ち運ぶ場合も含めて) 必ず市販のケースに入れて保管し、落としたり、物 を乗せた
ご使用前の準備 譜面立てについて 立てるとき 1 2 3 止まるまで手前に起こす。 譜面立て後側の各金具を下向きに開く。 (2つの金具が譜面立てを支えます) 固定される位置まで戻す。 倒すとき 1 2 3 止まるまで手前に起こす。 各金具を上向きに閉じる。 手を添えてゆっくり倒す。 キーカバーについて 開けるとき 1 2 少しだけ持ち上げる。 持ち上げすぎないように、ご注意ください。 ガイドレールの上をすべらせて開ける。 閉めるとき 1 2 ガイドレールに沿って下へすべらせる。 手を添えて降ろす。 ご使用前の準備 15
電源を入れる 1 電源コードを接続する。 本体に電源コードを接続し、家庭用 (AC100V) コン セントに電源プラグを差し込みます。 2 電源を入れる。 POWER パワー 【POWER】を押します。電源を入れると、最初に グランドピアノ1 ポップバラード1 Grand Piano 1の音色とPop Ballad 1の伴奏スタイル が自動的に選ばれます。 パワー PHONES もう一度 【POWER】 を押すと電源が切れます。 電源ランプが点灯 ヘッドフォンを使う場合 CVP-79 CVP-69/59 フォーンズ ヘッドフォン(別売) を【PHONES】に接続して使います。 PHONES PHONES ヘッドフォンを使うとクラビノーバのスピーカーからは音 が出ません。1人で演奏するだけではなく2本接続して2人 で演奏を楽しむこともできます。 16 ご使用前の準備 ステレオ標準 ジャック
ボリューム調節について CVP-79/69/59は、 パネル上に2つのボリューム調節用のスライダーを持って います。 また、自動伴奏(ABC)やソングのパート別の音量を個別に調節する 機能も持っています。 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】 CVP-79/69/59全体のボリュームを調節することができます。 VOLUME MASTER VOLUME 大きくなる 小さくなる ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN また、 【PHONES(フォーンズ)】 や 【AUX OUT】 の出力レベルも調節することができま す。 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 自動伴奏(ABC)やソングの再生ボリュームを調節することができます。 ■手弾き音のボリュームには影響しま せん。 VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN 大きくなる 小さくなる 【MIXER(ミキサー)】 【MIXER(ミキサー)】 を押すと、LCDに次のようなミキサー(MIXE
エクスプレッションペダル 【EXP PEDAL】 (CVP-79のみ) エクスプレッションペダル 別売のYamaha FC7フットコントローラーをCVP-79の 【EXP PEDAL】 に差し込 んで使用することにより、手弾き音のボリュームをコントロールすることがで きます。手弾きの音量だけを演奏しながらコントロールできますので、演奏に 表情をつけることができます。 踏み込むと大きくなる EXP PEDAL 18 ボリューム調節について ■自動伴奏(ABC)やソングの再生音量 には影響しません。
操作の基本と共通機能 CVP-79/69/59では、 一度パネルのボタンを押すと、 その機能を使うための操 作画面が開き、 開いたLCD画面(液晶ディスプレイ)とその下のいくつかのボタン 及びその右横の 【ダイアル】 や 【+】 【-】 を使ってさまざまな操作をスムーズに行 えるしくみが備わっています。 これらの操作を一度覚えると、同じ要領で簡単 にいろいろな機能を使えるようになります。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + LCD画面(液晶ディスプレイ)とLCDボタン LCD画面の下に並んだ5つのボタンをLCDボタンと呼びます。このLCDボタンで LCD画面上に表示された項目を選択したり、数値を変更したりすることができ ます。 LCDボタンは、表示されている画面に応じてその役割が変化します。たとえ ボイス ば、次のような画面では、右下の[VOICE]表示内に▲▼のマークが示され、各 マークに対応した(すぐ下にある)2つのLCDボタンで、音色を選ぶことができま ボイス す。(以後表記上は、LCD上の表示と対
直接選ぶ、あるいはON/OFFを切り替えるだけの項目や機能は、画面上では四角 い囲いの表示となります。この場合、LCDボタンは直接選ぶ、あるいは押すご とにON/OFFを切り替えるスイッチとして機能します。このタイプの項目や機能 に対しては、 【ダイアル】 や 【+】 【-】 は使えません。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + ディスプレイホールド 【DISPLAY HOLD(画面固定)】 ボイス VOICE(音色)ボタンやSTYLE(スタイル)ボタンを押して、音色(P26)や伴奏スタイル (P38)を選択すると、選んだ音色/スタイルの画面が数秒間表示され、自動的に 元の画面に戻るようになっています。このようなタイプの画面をポップアップ ディスプレイホールド 画面と呼びます。ポップアップ画面のときには、 【DISPLAY HOLD(画面固定)】 のランプが点滅し、数秒後に表示が元に戻ることを知らせます。ここで、 ディスプレイホールド 【DISPLAY HOLD(画面固定)】 を押すとランプが点灯に変わり、画面
【MIXER(ミキサー)】 【MIXER(ミキサー)】 を押すと、LCDにミキサー画面が表示されます。ミキサー画面 では、自動伴奏(ABC)やディスクオーケストラ・コレクションの各パートのボ リュームを個別に調節することができ、好みの音量バランスを作ることができ エグジット ます。もう一度 【MIXER(ミキサー)】 を押すか、 【EXIT(戻る)】 を押すと、元の画面に戻 ります。詳しくはP49、P76をご参照ください。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE – EXIT DISPLAY HOLD + エグジット 【EXIT(戻る)】 エグジット 現在のモードから抜けたり、元の画面に戻したい場合は、 【EXIT(戻る)】 を押し ます。 EXIT 【CONTRAST(コントラスト)】 【CONTRAST(コントラスト)】 を押すと、LCDコントラスト(LCD CONTRAST)画面が ダーク ライト 表示されます。それぞれ[DARK(=暗い)]と[LIGHT(=明るい)]を使って、画面を見 やすい明るさに調節することができます。 エグジット もう
ヘルプ ここで[HELP]を押すと、ヘルプモードに入り、ヘルプ(HELP)メニュー画面が表 示されます。 日本語表示への切り替え ヘルプの説明文を日本語で表示させることができます。ここで日本語表示を選 ぶと、ヘルプモード以外の画面でもタイトルやメッセージが日本語で表示され るようになります。 ※本書ではすべてのページで日本語表示のLCD画面を使用しています。 ジャパニーズ ヘルプ(HELP)メニュー画面の一番左のLCDボタンを押して、[JAPANESE]を表 示させます。 ■その他にも必要に応じて[ENGLISH (英語)](初期設定)、[FRENCH(フラン ス語)]、[GERMAN(ドイツ語)]を選ぶ ことができます。(FRENCHやGERMANを選んだ場合には、ヘルプの説明 文以外の画面では英語表示となりま す。) CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE – EXIT DISPLAY HOLD + ■一度日本語表示へ切り替えると、電 源をOFFにしたあとも保持されます。 ヘルプ機能の使い方 1 セレクト ヘルプ(HELP)メニュー画面の[SE
2 ページ PAGE(画面送り) 【1】 【q】 、 【+】 【-】 、 【ダイアル】 を使って、説明画面の次 ページや前ページを表示させることができます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE 3 DISPLAY HOLD – EXIT + エグジット 【EXIT(戻る)】か【DEMO/HELP(デモ/ヘルプ)】を押すと、ヘルプ(HELP)メ エグジット ニュー画面に戻ります。ヘルプ(HELP)メニュー画面で【EXIT(戻る)】か 【DEMO/HELP(デモ/ヘルプ)】 を押すと、ヘルプモードを抜け、基本画面に戻 ります。 メモリーバックアップ CVP-79/69/59では、日本語表示やLCDコントラストの設定のほかにも、さまざ まな数値や機能の設定内容を、バックアップ機能(P117)の設定によって、電源 をOFFにしたあとも保持することができます。バックアップ機能の画面では、 バックアップしたい内容を個別に選択することができます。バックアップしな い内容は電源をOFFにすると初期値に戻ります。 ■本書の本編では、バックアップの ON/O
デモ演奏 CVP-79/69/59には総合的なデモが2曲、 音色紹介用に12曲、 スタイル紹介 用に11曲、計25曲のデモ演奏が入っています。聞いてみましょう。 1 2 電源をONにする 【POWER(パワー)】を押して電源をONにし、【MASTER VOLUME(マスターボ リューム)】 を中程まで上げておきます。 デモ演奏モードに入る ボイス 【DEMO/HELP(デモ/ヘルプ)】 を押すと、STYLE(スタイル)ボタンとVOICE(音色) ボタンのランプが連続して点滅し、デモ/ヘルプ(DEMO/HELP)画面が表 示されます。 DEMO/HELP 3 演奏モードを選ぶ 右から2番めのLCDボタンを押して、演奏モードを選びます。次の3つの モードが用意されています。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + オ−ル [ALL]: 最初に選んだ曲から順番にすべての曲が続けて演奏されま す。ストップするまで繰り返し演奏されます。 ランダム [RANDOM]:最初に選んだ曲からランダム (順不同
(B)伴奏スタイル紹介用の1曲を聞きたい場合は、聞きたいスタイルのSTYLE (スタイル)ボタンを押します。選んだスタイルのデモ曲からデモ演奏がスター トします。演奏中のSTYLE(スタイル)ボタンのランプが点滅します。 STYLE POP 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL ROCK BALLAD COUNTRY WALTZ JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING CUSTOM (C)総合的なデモを聞きたい場合は、画面上の[1]または[2]のLCDボタンを押 します。演奏中は、画面上の曲の番号が反転表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION ■デモ演奏のデータは【MIDI OUT】 から出力されません。 MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押しても、デモ演奏をスタートすること ができます。 5 6 ボリュームを調節する 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)
音色選択 CVP-69/59は合計172種類、CVP-79は合計192種類の音色を持っていま す。 また、 キーボードパーカッション機能を使って、 ドラムやパーカッション音色 を鍵盤で演奏することもできます。 VOICE STYLE VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B MAIN A POP DEMO/HELP PIANO E. PIANO HARPSI. VIBES GUITAR ORGAN STRINGS/ CHOIR BRASS SAX/ FLUTE BASS SONG CONTRAST ROCK BALLAD JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING – TEMPO + PLAY RECORD CLAVI. TONE/ SYNTH DRUMS/ PERC.
2 ボリュームを調節して演奏する 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】 を調節して演奏してください。 キーボードパーカッションでリズム演奏をする 【VOICE】 ボタンの 【DRUMS/PERC.(ドラムス/パーカッション)】 グループの中には8つのド ラムキットが含まれています。ドラムキットを選択すると、各打楽器音(72種類) が鍵盤に割り当てられます。それらの鍵盤をたたいてリズム演奏が行えます。 ■エクスプレッション・ペダルに ついて… CVP-79では別売のフットコントロー ラーFC7で演奏しながら演奏音のボ リュームをコントロールし、演奏に表 情をつけることもできます。(P18) ■各音色の推奨音域… CVP-79/69/59で演奏するときに、各 音色にはそれぞれ音楽的に推奨される 音域があります。(P143) STANDARD KIT(スタンダードキット)の各打楽器のイラストが、割り当てられている鍵 盤の上のパネルに描かれています。 VOICE PIANO E. PIANO HARPSI.
デュアル機能 (2つの音色をミックスする) 1つの音色を選んで演奏するだけでなく、 2つの音色を重ねて演奏することも できます。 ソロやサビなどで厚みのある音がほしいときなどたいへん効果的で す。 また、 2つの音色の音量バランスやデチューン(2つの音色の音程を微妙 にずらし、音に厚みを出すための効果)の深さも変えられます。 デュアルモード 重ねてプレイ 2つの音色 DUAL STYLE VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B MAIN A POP DEMO/HELP ROCK SONG CONTRAST BALLAD JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING – TEMPO + PLAY RECORD VOICE GUIDE PIANO E. PIANO HARPSI.
ボイス デュアル(DUAL)画面が消えて、基本画面に戻ったあとも両方の音色名が表示さ れています。この状態で、通常の方法で第1音色を変更することもできます。ま ボイス た、この時ランプが点灯しているVOICE(音色)ボタンは、現在の第1音色のグ ループを示しています。 VOICE PIANO E. PIANO ORGAN STRINGS/ CHOIR HARPSI. VIBES BRASS SAX/ FLUTE GUITAR BASS CLAVI. TONE/ SYNTH DRUMS/ PERC.
スプリット機能(鍵盤を2つのパートに分けて弾く) 鍵盤を好きな位置で左側と右側の領域に分け、 別々の音色を演奏することが できます。 たとえば、左手でベース音色を、右手でピアノ音色を演奏すること ができます。 スプリットモード スプリットポイント 左領域 右領域 2つの音色 SPLIT STYLE VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN DEMO/HELP 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B MAIN A POP ROCK SONG CONTRAST BALLAD JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING – + TEMPO PLAY RECORD VOICE GUIDE PIANO E. PIANO HARPSI.
ボイス スプリット(SPLIT)画面が消えて、基本画面に戻ったあとも両方の音色名が表示 されています。この状態で、通常の方法で右領域音色を変更することもできま ボイス す。また、この時ランプが点灯しているVOICE(音色)ボタンは、現在の右領域音 色の音色グループを示しています。 左領域音色名 右領域音色名 VOICE PIANO E. PIANO ORGAN STRINGS/ CHOIR HARPSI. VIBES BRASS SAX/ FLUTE GUITAR BASS CLAVI. TONE/ SYNTH DRUMS/ PERC.
スプリットポイントを変更する 右領域と左領域は好きな位置(鍵盤)で分けることができます。 【SPLIT(スプリット)】 を 押しながら、 スプリットポイントにしたい鍵盤を押して設定します。 (スプリット ポイントの鍵盤は左領域に含まれます)。 設定されたスプリットポイントの鍵盤ガ スプリットポイント イドランプが点灯し、 鍵盤名が画面上の[SPLIT POINT]に表示されます。 ■スプリットポイント… 設定範囲:すべての鍵盤 ♯ 初期値:F 2 初期のバックアップ設定:OFF VOICE PIANO E. PIANO HARPSI. VIBES GUITAR ORGAN STRINGS/ CHOIR BRASS SAX/ FLUTE BASS CLAVI. TONE/ SYNTH DRUMS/ PERC.
リバーブ (残響効果をかける) リバーブとは残響のことで、 コンサートホールなどで演奏しているような臨場 感を味わうことができます。 CVP-79/69/59ではいろいろな種類のリバーブ効 果を好みの深さ (効果の度合) でかけることができます。 REVERB STYLE VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN DEMO/HELP 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B MAIN A POP ROCK SONG CONTRAST BALLAD JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING – TEMPO + PLAY RECORD VOICE GUIDE PIANO E. PIANO HARPSI.
トータルデプス(全体のリバーブの深さ)を設定する トータルデプスを変更することにより、全体としての効果のかかり具合を設定 トータルデプス トータルデプス することができます。[TOTAL DEPTH]▼▲で設定します。一度、[TOTAL ■トータルデプス… DEPTH]の項目が選ばれ反転したあとは、 【ダイアル】 や 【+】 【-】 を使って設定する 設定範囲:0(効果なし)∼100(最大) 初期値:50 初期のバックアップ設定:OFF トータルデプス こともできます。値は"5"ずつ変化させることができます。[TOTAL DEPTH]▼▲ か 【+】 【-】 を同時に押すと初期値の"50"に戻ります。 ■トータルデプスの設定は、どの音色 にも共通して働きます。したがって、 音色ごとに異なるトータルデプスを設 定することはできません。 パート単位で別々のリバーブデプス(次 項参照)を設定することはできます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + パートごとにデプス(深さ)を設定する 自動伴奏(ABC)の
エフェクト (音色効果をかける) CVP-79/69/59には、 リバーブのほかに音に広がりや奥行きを与えたり、特殊 な効果を演出する、 いろいろな種類のエフェクト(音色効果)が用意されていま す。各エフェクトは好みの深さ(効果の度合)でかけることができます。 EFFECT STYLE VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B MAIN A POP DEMO/HELP SONG CONTRAST ROCK BALLAD JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING – TEMPO + PLAY RECORD VOICE GUIDE PIANO E. PIANO HARPSI.
CROSS DELAY(クロスディレイ) 音が左右に飛び交うようなディレイ効果が得られます。 TREMOLO(トレモロ) 音量が周期的に変化する"トレモロ"効果を作り出します。 ROTARY FAST (ロータリーファスト) ロータリースピーカー(回転スピーカー)を使っているようなビブ ラート感(速い)が得られます。オルガン音色によく合います。 ROTARY SLOW (ロータリースロー) ロータリースピーカー(回転スピーカー)を使っているようなビブ ラート感(遅い)が得られます。オルガン音色によく合います。 ■タイプ… 設定範囲:エフェクトタイプリストを参照 初期値:音色ごとの設定 初期のバックアップ設定:OFF ■他のエフェクトタイプやOFFのメッ セージをMIDIで受信した場合、画面上 アザーズ PHASER(フェーザー) サウンドに金属的なうねりをつけます。 AUTO WAH(オートワウ) ギター等の音を周期的に変化させるために用いられる、いわ ゆる"ワウ"効果です。 TOUCH WAH(タッチワウ): CVP-79のみ 鍵盤タッチの強弱に応じてワウ効果のかかり具合が変化し
ペダルを使う CVP-79/69には3本、CVP-59には2本のペダルがついています。 ダンパーペダル(右のペダル) このペダルを踏むと、鍵盤から指を離しても音を長く響かせることができます。 CVP-79 CVP-69 CVP-59 ■CVP-79のダンパーペダルは連続可 変式(踏み込むほど余韻が長くなる)に なっています。これをダンパーモード 機能(P102)で、ON/OFFスイッチ式に することもできます。 ドラムス/パーカッション ■ダンパーペダルは、DRUMS/PERC. の中で、ダンパー機能に適さない音色 には機能しません。 ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその あと弾いた音すべてに余韻がつく ソステヌートペダル(まん中のペダル、 CVP-79/69のみ) このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、鍵盤から指を離して も長く響かせることができます。ペダルを踏んだあとに弾いた音には効果はか かりません。 CVP-79 ドラムス/ ■ソステヌートペダルは、DRUMS/ PERC.
伴奏スタイル CVP-79/69/59には100種類の伴奏スタイルが用意されています。各スタイ ルはリズム、 ベース、 コードなどのパートから構成されています。 リズムだけを鳴 らしたり、後で述べるの自動伴奏(ABC)機能(P45)を使って楽しむことができ ます。 STYLE POP DANCE POP 16BEAT LATIN POP LATIN ROCK TRADITIONAL BALLAD COUNTRY WALTZ JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING – TEMPO + PRESET METRONOME CUSTOM INTRO A/ FILL TO A AUTO BASS CHORD INTRO B/ FILL TO B MAIN A MAIN B STYLE VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN DEMO/HELP 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/
スタイル また、次のように基本画面に戻ったあとでも、[STYLE]▼▲で現在のグループの 中で他のスタイルを選ぶことができます。一度[STYLE]の項目が選ばれ反転した あとは、 【ダイアル】 や 【+】 【-】 も使えます。 ■各グループの中で最後に選ばれたス タイルは、バックアップ機能(P117)の 設定をONにすると、電源をOFFにし たあとも保持されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION ■ポップアップ画面は、数秒後に元の 画面に戻ります。ディスプレイホール ド機能を使って、画面を表示させたま まにすることもできます。(P20) MIXER ■電源をONにしたときは自動的に PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + ポップバラード1 Pop Ballad 1のスタイルが選ばれま す。ただし、バックアップ機能(P117) の設定をONにすると、前回最後に選 ばれていたスタイルが選ばれます。 ■P148に全スタイルのリストが掲載 されていますので、ご参照ください。 ■【DISK/CUSTOM(ディスク/カスタム)】 について… 別売のスタイルファイ
伴奏スタイルをスタートさせる スタイルをスタートさせるにはいくつかの方法があります。 ■ 基本的なスタートの方法 【START/STOP(スタート/ストップ)】を押します。ランプが点灯し、スタートしま す。 各スタイルはメインAとメインBの2つのバリエーションパターンを持ってい ます。各パターンは 【MAIN A(メインA)】 【MAIN B(メインB)】 を押して選ぶことがで きます。ランプが点灯している方が現在選ばれているパターンです。(通常 はメインAが選ばれています。)メインAはそのスタイルの基本パターンで、 メインBはそれにアレンジを加えた展開パターンです。同じ曲の中でこれら を使い分けることで曲調を変えることができます。また、後で説明するフィ ルインと一緒に使うとより効果的な演出ができます。 スタイルの再生中に、パターンを小節の2拍め以降で切り換えた場合、次の 小節から新しいパターンに切り換わります。 INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B AUTO BASS CHORD MAIN A MAIN B ENDING SMALL ABC START/
■シンクロスタート 鍵盤を弾くと同時にスタイルをスタートさせることができます。 【SYNCHRO(シンクロ)】 を押すとランプが点灯し、同時に 【BEAT(ビート)】 の1拍め がテンポに合わせて点滅します。これでシンクロスタートがスタンバイされ ます。(もう一度 【SYNCHRO(シンクロ)】 を押すと、ランプが消えシンクロスター トが解除されます。) START/STOP TAP SYNCHRO START/STOP 【MAIN A(メインA)】、【MAIN B(メインB)】、【INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥー A)】 、 【INTRO B/FILL TO B(イントロB/フィルトゥーB)】 を押してスタート時のパターン を選びます。 このあと、鍵盤を弾くと同時にスタイルがスタートします。 ■スタイル再生中に【SYNCHRO(シンク ロ)】を押すと、スタイル再生がストッ プし、同時にシンクロスタートがスタ ンバイされます。 ■スプリットのとき自動伴奏(P45)を 使っているときは、左領域の鍵盤を弾 いたときにスタートします。 ■ タップスタート タップ機能を使うと、
フィルイン スタイル再生中にフィルイン(フレーズの変わりめで使われるパターン)を入れる ことができます。フィルインには4つのバリエーションパターンがあります。 ●【INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥーA)】 スタイル再生中に 【INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥーA)】 を押すと、 1 小節のフィルインが入り、 そのあと自動的にメインAが続きます。 メイ ンAの再生中にこの機能を使った場合(メインA→フィルイン→メイン A)と、 メインBの再生中にこの機能を使った場合(メインB→フィルイン →メインA)とで、 2つのバリエーションパターンがあります。 FILL TO A(フィルトゥーA)再生中は 【INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥーA)】 のランプが点灯し、 あとに続く 【MAIN A(メインA)】 のランプが点滅します。 INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B AUTO BASS CHORD MAIN A MAIN B ENDING SMALL ABC ABC ON ●【INTRO
伴奏スタイルをストップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、スタイルの再生をストップすることが できます。 【ENDING(エンディング)】 を押すと、エンディングが再生されたあと、自動的にス トップします。 エンディングの再生中にもう一度 【ENDING(エンディング)】 を押すと、再生がリタルダンド して(だんだん遅くなって)終了します。 メインAからエンディングに入った場合とメインBからの場合とで、2つのバリ エーションパターンがあります。(エンディングの再生中は、 【ENDING(エンディン グ)】 のランプが点灯し、メインAから入った場合には 【MAIN A(メインA)】 の、メイ ンBから入った場合には 【MAIN B(メインB)】 のランプが点滅します)。 【ENDING(エン ディング)】 を小節の2拍め以降で押した場合は、次の小節からエンディングに切り 換わります。 START/STOP TAP INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B SYNCHRO START/STOP AUTO BASS CHORD
メトロノームを使う 正確なテンポで演奏したいとき、CVP-79/69/59のメトロノームをお使いくださ い。 ■ メトロノームのスタート/ストップ 【METRONOME(メトロノーム)】 を押すとランプが点灯し、現在のテンポでメトロ ノームが鳴り出します。スタイルの再生中でも使うことができます。もう一 度 【METRONOME(メトロノーム)】 を押すとランプが消え、メトロノームはストッ プします。 ■スタイルとメトロノームをいっ しょに使うとき… METRONOME ■ メトロノームのテンポとボリューム調節 テンポ スタイルのテンポ調節と同じようにTEMPO 【+】 【-】 で32∼280の範囲で設定す ることができます。メトロノームのボリュームも、スタイルのボリュームと 同じように 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 で調節します。 ■ 拍子の選択 【METRONOME(メトロノーム)】を押して、メトロノームをスタートしたときに ポップアップ表示されるメトロノームビート(METRONOME BEAT)画面で、 拍子を選択することができます。 ノーマル [NOR
自動伴奏(ABC)を使って演奏する CVP-79/69/59では、 100種類のスタイルで、 リズム、 ベース、 コードなどから構 成される自動伴奏をつけながら、 いっしょに演奏を楽しむことができます。 いろ いろな方法が用意されています。 ■自動伴奏の再生データは、通常は 【MIDI OUT】から出力されませんが、" ファンクション"の"MIDI3"の"自動伴 奏/ハーモニーの送信"(P106)の設定に より、出力することもできます。 STYLE POP 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL ROCK BALLAD COUNTRY WALTZ JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING – TEMPO + PRESET METRONOME CUSTOM INTRO A/ FILL TO A AUTO BASS CHORD INTRO B/ FILL TO B MAIN A MAIN B STYLE VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME
3 自動伴奏(ABC)機能をONにする 【ABC ON(ABC オン)】 を押すと、ランプが点灯し、ABC機能がONになりま す。また、ABCモード(ABC MODE)画面がポップアップ表示されます。 もう一度 【ABC ON(ABC オン)】 を押すと、ランプが消え、ABC機能がOFF になります。 INTRO A/ FILL TO A 4 INTRO B/ FILL TO B AUTO BASS CHORD MAIN A MAIN B ENDING SMALL ABC ABC ON ABCの種類を選ぶ ABCモード(ABC MODE)画面がポップアップ表示されている間に、 シングルフィンガー フィンガードコード フルキーボード [SINGLE FINGER]、[FINGER CHORD]、[FULL KBD]のいずれかを押し ■ABCの種類… 初期値:シングルフィンガー 初期のバックアップ設定:ON て、使いたいABCの種類を選びます。初期の設定では、自動的にシング ルフィンガーが選ばれますが、一度選んだABCの種類は、電源をOFFに したあとも保持されます。 ■ABCモード
● シングルフィンガー 左領域(スプリットポイント以下)の鍵盤を下記のルールに従って1つ∼3つ押 さえるだけで、スタイルに合ったアレンジで自動伴奏が再生されます。 検出されたコード名がLCD画面に表示されます。 自動伴奏に合わせて右領域の鍵盤でメロディを弾いてください。 検出されたコード名 シングルフィンガーのコードの押さえ方 シングルフィンガーでは下記の4種類のコードで演奏できます。 ●メジャー コードのルート音の鍵盤を押します。 例) C(シー)を出す場合 ●マイナー コードのルート音とそれより左側の黒鍵を同時に押します。 例) Cm(シーマイナー)を出す場合 ●セブンス コードのルート音とそれより左側の白鍵を同時に押します。 例) C7(シーセブンス)を出す場合 ●マイナーセブンス コードのルート音とそれより左側の白鍵と黒鍵を同時に押します。 例) Cm7(シーマイナーセブンス)を出す場合 マイナーコードが続いた場合など)、 自動伴奏が変化しないことがありま す。 コードのルート音(CDEFGAB)がどの鍵盤に対応しているかは、下記のように覚 えましょう。 ドレミフ ァソ ラ シ
■コードの押さえ方について… フィンガードコードについて フィンガードでは下記のコードで演奏できます(「活用ガイド」P74にCコード の押さえ方一覧表が用意されています)。 ●メジャー ●マイナーセブンスイレブンス [m7(11)] ●シックス[6] ●マイナーメジャーセブンスフラットファイブ [mM7(♭5)] ●メジャーセブンス[M7] ●メジャーセブンスフラットファイブ[M7(♭5)] ●メジャーセブンスシャープイレブンス[M7(♯11)] 左領域の鍵盤でコードを押さえたあと 指を離しても、次のコードを押さえる までは同じコードの伴奏が続きます。 また、コードを変えるとき、指を鍵盤 から離さないで動かすと、コードが思 いどおりに変わらないことがありま す。一度指を離してから次のコードを 押さえてください。 ●マイナーメジャーセブンス[mM7] ●アッドナインス[add9] ●マイナーメジャーセブンスナインス [mM7(9)] ●メジャーセブンスナインス[M7(9)] ●マイナーフラットファイブ[m(♭5)] ●シックスナインス[6(9)] ●ディミニッシュセブンス[dim7]
自動伴奏 (ABC)全体のボリューム調節 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】を使って自動伴奏全体のボ リュームを調節することができます(手弾きの音量には影響しません)。このボ リューム調節により、自動伴奏の音量と手弾きの音量のバランスを取ることが できます。 全体のボリュームは 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】 で調節します。 VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN 自動伴奏 (ABC)のパート別のボリューム調節 自動伴奏は、次のようにリズム、ベース、コード、パッド、フレーズの5つの伴 奏パートから構成されています。 リズム: 伴奏の中心となるリズムパートです。通常、ドラムキットのい ■この機能を利用して、あるパートの ボリュームを0にして鳴らさないよう にし、鳴らすパートの組み合わせを変 えると、いろいろなタイプの伴奏にな ります。 ずれかが使われます。 ベース: ベースラインの伴奏パートです。アコースティックベース、シ ンセベースなど、各スタイルに合ったベース音が使
ページ PAGE(画面送り) 【1】 【q】 を使って、ミキサー画面の2ページめを開くと、手弾 キーボード きの音量やハーモニー機能(P52)の音量を調節することができます。[KBD(=手弾 ハーモニー きの音量)]、[HARMONY]を押してパートを選び、 【ダイアル】 や 【+】 【-】 を使って 設定します。 プリセット 画面左下にある[PRESET]を押すと、すべてのパートのボリュームを初期値に戻 すことができます。 スモールABC 【SMALL ABC(スモールABC)】 を押すとランプが点灯し、現在の自動伴奏(ABC)を構 成するパートのうち、いくつかのパートがミュート(消音)され、オーケストレー ションがシンプルになります(音数が減って簡単なアレンジの伴奏になります)。 ■ 【SMALL ABC(スモールABC)】 をONにし ていても、【ABC ON(ABCオン)】が OFFになっていると、自動伴奏音は鳴 りません。 もう一度【SMALL ABC(スモールABC)】を押すとランプが消え、通常の自動伴奏 (ABC)に戻ります。 INTRO A/ FILL TO A INTRO B
コードアシスト機能 コードアシスト機能を使うと、自動伴奏(ABC)のフィンガード演奏をしながら コードの押さえ方を簡単に知ることができます。知りたいコードをLDC画面上 で指定するだけで、押さえる鍵盤のガイドランプが点灯しますので、コードを 確認したり、覚えるために利用することができます。 1 コードアシスト機能をONにする コードアシスト ポップアップ表示されているABCモード(ABC MODE)画面の[CHORD ASSIST]を押すと、コードアシスト機能がONになります。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE 2 3 EXIT DISPLAY HOLD – + 自動伴奏(ABC)をスタートする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すか、シンクロスタート(P41)で、自動 伴奏をスタートします。 コードのルート音を指定する ルート [ROOT]を押すか、一度押して反転させたあと、 【ダイアル】 か【+】 【-】を 使って、知りたいコードのルート音を指定します。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER P
7 8 自動伴奏(ABC)をストップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 または 【ENDING(エンディング)】 でストップし ます。 コードアシスト機能をOFFにする 【ABC ON(ABC オン)】を押すと、ランプが消え、コードアシスト機能が ■コードアシスト機能をONにしてい るときは、スプリットポイントは鍵盤 ガイドランプでは表示されません。 ■スプリットポイントがF♯2より下に 設定されているときは、自動的にF♯2 になります。 OFFになり、自動伴奏(ABC)機能もOFFになります。 ハーモニー機能 ハーモニー機能を使うと自動伴奏(ABC)に加えて、右領域の鍵盤で演奏している メロディにハーモニーや装飾音(最大3音まで)が付け加えられます。付け加えら れる音は、自動的に自動伴奏(ABC)によって演奏されているコードに合ったもの になります。 1 ハーモニー機能をONにする 【HARMONY(ハーモニー)】 を押すとランプが点灯し、ハーモニー機能がONに ■自動伴奏(ABC)の演奏方法がフル キーボードのときは、ハーモニー機能 をONにすることはできません。
3 自動伴奏(ABC)をスタンバイする 4 自動伴奏(ABC)をスタートする 5 伴奏スタイル、テンポ、ABCの演奏方法(フルキーボード以外)を設定 し、自動伴奏(ABC)をスタンバイします。 ■自動伴奏(ABC)がOFFのときでも ハーモニーはONにできますが、ハー モニーはオクターブの音程でだけ加わ ります。 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すか、シンクロスタート(P41)で自動伴 奏をスタートします。 ハーモニー演奏する 左領域の鍵盤でコードを押さえ(シングルフィンガー、フィンガード)、右 領域の鍵盤でメロディを弾いてください。メロディにハーモニーや装飾 音が加わります。なお、右領域の鍵盤で和音を演奏した場合は一番あと に弾かれた音に対してハーモニーが加わります。 6 7 自動伴奏(ABC)をストップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 または 【ENDING(エンディング)】 でストップし ます。 ハーモニー機能をOFFにする もう一度 【HARMONY(ハーモニー)】 を押すと、ランプが消え、ハーモニー機能 がOFFになります。 ST
ワンタッチセッティング機能 各スタイルには、それぞれの特徴を生かした音色やエフェクトなどのパネルの 設定状態がプログラムされており、ワンタッチセッティング機能によって、い つでも簡単に呼び出すことができます。CVP-79ではスタイルごとに4種類、 CVP-69では3種類、CVP-59では1種類の設定状態を持っています。 ワンタッチセッティングの設定項目 ■音色に関する項目 音色 リバーブの深さ(トータル、 リズム、 ベース、 コード、 キーボード) キーボードボリューム エフェクトのオン/オフ デュアル機能のオン/オフ エフェクトの種類 スプリット機能のオン/オフ エフェクトの深さ(第1音色、 デュアル音色、 スプリット音色) デュアル時の音色 右領域/第1音色オクターブシフト スプリット時の音色 左領域オクターブシフト デュアルバランス 第2音色オクターブシフト スプリットバランス 右領域/第1音色パン デュアルデチューンの深さ 左領域パン リバーブのオン/オフ 第2音色パン リバーブの種類 ■伴奏スタイルに関する項目 自動伴奏(ABC)は必ずON リズムボリュ
オリジナルの伴奏スタイルを作る (カスタムスタイル機能) カスタムスタイル機能を使って、 オリジナルのスタイルを作ることができます。 作ったスタイルは、 【DISK/CUSTOM(ディスク/カスタム)】 に記憶させてパネルの スタイルと同様に使えます。 また、 フロッピーディスクに保存しておき、必要な 時に読み込んで使用することもできます。 ■電源をONにしたときはいつでも、 あらかじめプログラムされた仮のスタ イルが1つ、【DISK/CUSTOM(ディスク/カ スタム)】に入っています。 DISK CUSTOM STYLE VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN DEMO/HELP 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B MAIN A POP ROCK SONG CONTRAST BALLAD JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTIN
3 ■セクションとパートについて… メインA 録音したいセクションを選ぶ カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)の1ページの画面で、一番左側の メインA メインB イントロ フィルイン エンディング LCDボタンを押して、MAIN A、MAIN B、INTRO、FILL IN、ENDINGの 中から最初に作りたいセクションを反転表示させて選びます(画面を開い メインA たときはMAIN Aが選ばれています)。 ■カスタムスタイルで作成できるイント ロ、フィルイン、エンディングは、それ ぞれ1パターンずつになります。 選ばれているセクションの小節数(パターンの長さ) 選ばれているセクションの現在の小節番号 カスタムスタイルでは、MAIN A、 メインB イントロ フィルイン エンディング MAIN B、INTRO、FILL IN、ENDING を、一つの伴奏スタイルを構成する"セ リズム1/2 クション"と表現します。RHYTHM1/ ベース コード1/2 パッド 2、BASS、CHORD1/2、PAD、 フレーズ1/2 PHRASE1/2を"パート"と表現します。 選ばれているス
メジャー 現在選んでいるセクションの小節数を変更したい場合は、[MEAS(小節)] メジャー を押すか、一度[MEAS(小節)]を反転させたあと、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を 使って小節数を選びます。まず、小節数を変更しようとすると、LCD画 面には 「セクションを消去してもよいですか?(Clear SECTION?)」 のメッ セージが表示されます。(小節数を変えて録音する場合、セクションその ものを消去して最初から録音し直す必要があるからです。) 消 去 し て よ い 場 合 は [ は い ( O K ) ]を 、 中 止 す る 場 合 は [ キ ャ ン セ ル (CANCEL)]を押します。セクションを消去したあとは、1∼8小節の中か フィルインセクション ら新しい小節数を選ぶことができます。ただし、FILL INセクションの小 節数は1小節と決められていますので、消去しても1小節しか選ぶことが できません。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + ページ 拍子や小節数を決めたら、PAGE
レコード 選択したパートは、一番右側のLCDボタンを押して[REC(録音)]を反転さ せることにより、録音状態にすることができます。 元になるスタイルがパネルのスタイル、または別売のスタイルファイル ディスクから読み込んだスタイルの場合、R1(リズム1)、R2(リズム2)以 外のパートは、消去してからでないと録音できないことになっていま す。したがって、これらのパートを録音状態にしようとすると、まず 「パートを消去してもよいですか?(Clear Part ?)」 のメッセージが表示さ れます。[はい(OK)]を押すと、そのパートが録音状態になります。キャン セルしたいときは[キャンセル(CANCEL)]を押します。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + 一度に録音状態にできるのは1パートだけです。あるパートを録音状態に すると、次の図のようにその他のパートは再生状態(パート表示が四角い 枠で囲まれている状態)、またはOFFの状態(パート表示だけの状態)にな ります。録音データが何もないパートは、パート表示の代わりにド
また、R1(リズム1)、R2(リズム2)パートへドラムキットの音色を録音し ているときは、各ドラム音色単位で不要な音を消去することもできま キャンセル す。"CANCEL"の鍵盤(C1)を押さえながら、消したいドラム音色の鍵盤 を押します。 ■C1の鍵盤を押さえながら、メトロ ノーム(A1の鍵盤)をクリアすれば、タ イミングのガイドを消すことができま す。 ■【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押す ことにより、作成中のスタイルの再生 をストップしたり、再びスタートさせ ることができます。再生がストップし ているときは鍵盤を弾いても録音され ません。 C1 ■すべてのパートで、パターンの終わ りのポイント(繰り返しの切れめ)で は、音が自動的にOFFされます。した がってパターンの繰り返しの切れめを またいで録音しないよう、ご注意くだ さい。 ソロ [SOLO]を押して反転させると、選ばれているパートの音だけが鳴り、 他のパートの音はミュート(消音)されますので、1つのパートだけを聞い ソロ て確認する場合に便利です。もう一度[SOLO]を押すと、通常通りに音が 鳴ります。 7
8 他のパートやセクションを録音する 9 作成したカスタムスタイルに名前をつける 上記の手順3∼7を繰り返して、その他のパートや別のセクションを選ん で録音していきます。 ページ カスタムスタイルが完成したら、PAGE(画面送り) 【1】 【q】 でカスタムス スタイルネーム タイル(CUSTOM STYLE)画面の3ページめを表示させます。[STYLE NAME]を押すと、リネーム(RENAME)画面が表示され、作成したカスタ ムスタイルに名前をつけることができます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + 画面右上に現在のスタイルネームが表示されます。[q]を押すと、下線が 移動し、スタイルネームの文字位置を一つずつ選択することができます (スタイルネームは最大12文字でつけることができます)。 【ダイアル】 【 、+】 【-】 を使って入力したい文字や記号を反転させます。 [c.
10 カスタムスタイルを本体内にストア(保存)する ストア カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の3ページにある[STORE]を 押すと、作成したカスタムスタイルを本体内のメモリーに保存する画 面に変わり、 「******** をストアしますか?(Store********?)」 のメッセー ジが表示されます。(********のところには実際のスタイルネームが入 メモリーナンバー ります。)[MEMORY No.
■ スタイルのクリア(消去) スタイルクリア カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の3ページにある[STYLE CLEAR]を押すと、現在のカスタムスタイルそのものを消去することがで きます。「よいですか?(Are you sure?)」のメッセージが表示され、[はい (OK)]を押すと実行されます。中止する場合は[キャンセル(CANCEL)]を押 します。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE ■ EXIT DISPLAY HOLD – + ボリュームとエフェクト カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の4ページでは、各セクションの パート単位でボリューム、リバーブ、エフェクト、パンを設定することがで きます。これらの値をうまく設定することにより、各パートのバランスが取 れたクオリティの高いスタイルに仕上げることができます。 セクション パート [SECT.
■フロッピーディスクへのセーブ(保存) カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の5ページには、作ったカスタム スタイルをフロッピーディスクへセーブする機能があります。カスタムス タイルは個別にセーブしたり、8つまとめて1セットとしてセーブすること もできます。 フロッピーディスクドライブにフォーマット済みのディスクが正しく差し込ま メモリーナンバー れていることを確認したあと(P13,107)、[MOMORY NO.
カスタムスタイルに関するその他のメッセージ カスタムスタイルについての、その他のメッセージを説明します。 ■ ストアするためのメモリーが不十分な場合 ストアするのにメモリーが足りない場合に表示されます。この場合、不要な スタイルをカスタムスタイルのメモリーから消去するか、今ストアしようと しているスタイルのデータ量を減らす必要があります。データ量を減らす場 合は、いったん[キャンセル(CANCLE)]を押して、カスタムスタイル (CUSTOM STYLE)画面の1ページに戻り、スタイルのパートをクリアするな どしてデータを減らします。 不要なスタイルを消去する場合は[デリート(DELETE)]を押します。デリート メモリーナンバー スタイル(Delete STYLE)画面が表示されますので、[MEMORY NO.
■ ストアする前に別のスタイルを選択しようとした場合 ストアする前に、別のスタイルを元になるスタイルとして選択しようとした メモリーナンバー 場合に、このメッセージが表示されます。[MEMORY NO.
スタイルファイルディスクの読み込み スタイルファイルフォーマット 別売の「Style File Format」 のディスクや自分で作ったカスタムスタイルを 保存したディスクからスタイルファイルを読み込んで使用することができます。 ディスクから読み込んだスタイルファイルは 【DISK/CUSTOM(ディスク/カスタム)】 に記憶させてパネルのスタイルと同様に使えます。 ■ディスク取り扱い上の注意に ついて… "フロッピーディスクの取り扱い" (P13)をお読みください。 スタイルファイルフォーマット ■Style File Formatとは・・・ スタイルファイルフォーマットとは、 ヤマハの自動伴奏機能のノウハウを集 大成した伴奏スタイルデータの統一 フォーマットです。パネルの100スタ イルやカスタムスタイルもスタイル ファイルフォーマットに準拠していま す。また、スタイルファイルフォー マットのスタイルデータ(スタイルファ イル)を収めた"スタイルファイルディ スク"が別売されており、この機能を 使って楽しむことができます。 DISK CUSTOM STYLE VOLUME MASTER V
2 スタイルファイルを選ぶ スタイルファイル [STYLE FILE]▼▲、 【ダイアル】 、 【+】 【- 】 を押して、読み込みたいスタイ ルファイルを選びます。 リッスン また、[LISTEN]を押すと、現在選択されているスタイルファイルが再生 リッスン され、読み込む前に試聴することができます。もう一度[LISTEN]を押す か、 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、再生がストップします(手順 オールロード リッスン 1で[ALL LOAD]を選択した場合は、[LISTEN]はありません)。 CONTRAST BEAT FUNCTION 3 ■スタイルファイルによっては、ファ リッスン イルサイズが大きすぎるため[LISTEN] が使えない場合があります。このよう な リッスン 場 合 、「 デ ー タ が 大 き す ぎ て [LISTEN]は効きません。[LOAD]を押 してロードして下さい。(Too much data for listen! Please [LOAD])」 という メッセージが表示されます。その場合 は手順3で直接データを読み込んで
4 ■かならず守って… スタイルファイルディスクを取り出す ユーズランプが点灯しているときは ディスクを取り出さないでください。 エグジット 【EXIT(戻る)】 かSTYLE(スタイル)ボタンを押すと基本画面に戻ります。ディ スクドライブのイジェクトボタンを押してディスクを取り出します。 読み込んだスタイルを使う 【DISK/CUSTOM(ディスク/カスタム)】 を押すとランプが点灯し、ディスク/カスタムス スタイル タイル(DISK/CUSTOM STYLE)画面が表示されます。[STYLE]▼▲、 【ダイア ル】 、 【+】 【-】 を使って、使いたいスタイルを選びます。選んだスタイルは、パネ ルのスタイルと同じように再生スタート/ストップでき、自動伴奏(ABC)に使用 することができます。(P45) STYLE POP LATIN 16BEAT LATIN POP DANCE POP TRADITIONAL ROCK COUNTRY BALLAD WALTZ JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING CUSTOM CONTRA
レジストレーション機能を使う (パネル状態の登録) 現在のパネル上の設定状態をそのまま登録しておき、 好きな時に呼び出すこと ができます。 CVP-79/69では25種類(5バンク×5メモリー)、 CVP-59では15種 類(3バンク×5メモリー)の設定状態を登録することができます。 REGISTRATION MEMORY STYLE VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN DEMO/HELP 16BEAT DANCE POP LATIN LATIN POP TRADITIONAL INTRO A/ FILL TO A INTRO B/ FILL TO B MAIN A POP ROCK 1 BANK 2 SONG CONTRAST BALLAD JAZZ HARMONY DISK ONE TOUCH SETTING – TEMPO 3 + PLAY 4 5 ABC FREEZE VOICE RECORD GUIDE PIANO E. PIANO HARPSI.
2 レジストレーションバンクを選ぶ 【BANK(バンク)】を押すと、レジストレーションバンク(REGISTRATION BANK)画面が表示されます。 CVP-79/69の場合は、[A]∼[E]の5つのバンクの中からどれか1つを選びま す。CVP-59の場合は、[A]∼[C]の3つのバンクの中からどれか1つを選び ます。 REGISTRATION MEMORY 1 BANK 2 3 4 5 ABC FREEZE CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + CVP-79/69 3 パネル状態を登録する 【MEMORY(メモリー)】 を押しながら、REGISTRATION(レジストレーション) 【1】 ∼ 【5】 のどれか1つを押して登録します。押したボタンに以前に登録されていた 設定内容が消え、新しい設定内容が登録されます。また、登録されたレ ■レジストレーション...
登録したパネル状態を呼び出す 前に述べたの手順2の要領で 【BANK(バンク)】 を押し、呼び出したいパネル状態が 登録されているバンクを選びます。あとは、目的のREGISTRATION(レジストレーショ ン) 【1】 ∼ 【5】 を押すだけで、登録されているパネル状態が呼び出されます。呼び 出されたレジストレーションナンバー(バンク/ボタンのナンバー)がLCD画面の 左上に表示されます。また、呼び出したあとにパネルのボタンや設定を変更す ると、ナンバーの右横に鉛筆マークが表示され、パネル状態が呼び出したレジ ストレーションの設定から変更されたことを示します。 REGISTRATION MEMORY BANK 1 2 3 4 5 ■別のバンクに切り換えても、その時 点で別のパネル状態が呼び出されるこ とはありません。 REGISTRATION(レジストレーション)【1】∼ 【5】を押したときだけ、別のパネル状 態が呼び出されます。 ABC FREEZE ■レフトペダル機能(P102)を"Registration+"に設定しておくと、左ペダル を踏むごとに次のレジストレーション ナンバー
ディスクオーケストラ・コレクションとソング再生 CVP-79/69/59では、 ソングの録音機能(P82)を使って録音した自分の演奏 を再生したり、 クラビノーバ専用音楽ソフト 「ディスクオーケストラ・コレクショ ン(DOC)」 でいろいろなジャンルの音楽を再生したり、 それらの再生している 音楽といっしょに演奏することができます。 「ディスクオーケストラ・コレクション」 は、付属品として、楽譜とディスクが1 セットついていますが、他にもたくさんのタイトルが発売されています。 また、 あるパートの再生だけを消してそのパートを練習したり、 ガイド機能(P77) やリピート機能(P79)を使って練習するなど、 いろいろなソング再生の機能を 持っています。 ■ディスクの取り扱いについて、"フ ロッピーディスクの取り扱い"(P13)を お読みください。 再生する音楽データの種類によって、LCD画面の表示が異なることがあります 「ディスクオーケストラ・コレクショ ン(DOC)」や自分で録音したソング以 外にも、「ピアノプレーヤ・ソフト」 「ESEQ」 「スタンダードMIDIファイル (フォーマット0と1)」などの
2 ソングナンバーを選ぶ ソング [SONG]、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使って、再生させたいソングナンバーを 選びます。選ばれたソングのソングナンバーとネーム、また現在のテン ポが表示されます。 ■ソングプレイ[メイン](SONG PLAY オール [MAIN])画面で[ALL]を選んだあと、4 ページのソングプレイ[リスト](SONG PLAY[LIST])画面でソングを選ぶと、選 んだ曲からすべてのソングを順番に繰り 返し再生させることができます。 オール また、[ALL]を選ぶと、ディスクに入っているすべてのソングが順番に再 ランダム 生されます。[RANDOM]を選ぶと、ディスクに入っているすべてのソン グがランダム(順不同)に再生されます。どちらの場合もストップするまで 繰り返し再生されます。 選ばれたソングナンバー/ネーム 現在の音色(手弾き用) DOCの場合 自分で録音したソングの場合 4ページのソングプレイ[リスト](SONG PLAY[LIST])画面では、ディスク に入っているソングネームを一覧表示させることができます。再生させ ■ソングプレイ[メイン]
4 ■ペダルによるスタート/ストップ… ディスクを取り出す ソング再生が終了したら、ディスクドライブのイジェクトボタンを押し てディスクを取り出します。LCD画面は基本画面に戻ります。 ファンクションモード3ページのファ ンクション[ペダル](FUNCTION [PEDAL])画面(P102)でレフトペダル スタート/ストップ 機能の[START/STOP]を選んでおく と、レフトペダルが【START/STOP(ス タート/ストップ)】と同様に機能します。 ■かならず守って… ユーズランプが点灯しているときやソ ングの再生中はディスクを取り出さな いでください。 特定のパートの再生 ライト レフト オーケストラ [RIGHT(=右手)]、[LEFT(=左手)]、[ORCH(=伴奏)]を押すことによって、ディス クオーケストラの各パートの再生をそれぞれON/OFFすることができます。各 パートのボタンが、反転しているときが再生できる状態(ON)です。たとえば、 右手や左手のパートの再生をOFFにして、そのパートの手弾き練習をすること ができます。 パート1 パート2 ■演奏中でもパートの
2 再生するトラックを選ぶ(プレイ/OFF、 ソロ) トラック [TRACK]1q、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使ってトラックを選びます。選 ばれているトラックには下線が表示されます。 プレイ 選択したトラックは、一番右側のLCDボタンを押して[PLAY(再生)]、 または[OFF]を反転させることにより、再生できる状態、または再生 OFFの状態にすることができます。再生をOFFにしたトラックは、 ト ラック表示の枠囲いが消え、 ナンバーだけの表示となります。 同時に複 数トラックの再生をOFFにすることもできます。 現在選ばれているト プレイ/オフ ラックの再生時の音色が[PLAY/OFF]の上に表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE – EXIT DISPLAY HOLD + ソロ トラックを選んだあと、[SOLO]を押して反転させると、ソロ機能が ONになり、選んだトラックだけを再生させることができます。もう ソロ 一度[SOLO]を押すと、ソロ機能は解除されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION M
ソング全体の再生ボリュームの調節 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 を使って、ソング全体の再生ボ リュームを調節することができます。なお、最初にソングを選んだ時点では、 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 の位置に関わりなく、いつもボ リュームの標準値 (=MAXの位置の値) が、ソングの再生ボリュームとして呼び出 されるようになっています。 VOLUME MASTER VOLUME ABC/SONG VOLUME MAX MAX MIN MIN ■自動伴奏(ABC)を使わずに録音した ソングの再生中には、自動伴奏(ABC) 機能をONにすることができます。そ の場合、【ABC/SONG VOLUME(自動 伴奏/ソングボリューム)】はソングの再生ボ リュームではなく、自動伴奏(ABC)の ボリュームに対して機能するようにな ります。 大きくなる ■ディスクオーケストラ・コレクション や自動伴奏(ABC)を使って録音したソン グを再生しているときは、自動伴奏 (ABC)機能を使うことはできません。 小さくなる ソングの
■ 自分で録音したソングの再生時 自分で録音したソングを再生しているときは、ミキサー(MIXER)画面は5 ページで構成されます。1∼4ページの画面では、各トラックのボリュームを 個別に調節することができます。各トラックの表示を押してトラックを選 び、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使って調節します。 キーボード 5ページの画面では[KBD(=手弾きの音量)]を 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使って調節 することができます。また、[PRESET]を押すと、全トラックのボリューム を一度に初期値の"100"に戻すことができます。 ■自動伴奏(ABC)を使わずに録音した ソングの再生中に、自動伴奏(ABC)機 能をONにすると、ミキサー(MIXER) 画面はソングの各トラックのボリュー ムではなく、自動伴奏(ABC)の各パー トのボリュームとして機能するように なります。 ガイド機能を使った右手/左手パートの練習 CVP-79/69/59には、鍵盤ガイドランプに合わせて練習できるガイド機能があり ます。鍵盤ガイドランプによって押さえる鍵盤が示され、その鍵盤を押さえる まで伴奏が待ってくれますの
【GUIDE(ガイド)】 を押すとランプが点灯し、ガイド機能がONになります。同時 にガイド画面がポップアップ表示されます。 SONG PLAY RECORD GUIDE ページ すでにガイド機能がONになっている場合は、PAGE(画面送り) 【1】 【q】 で3ペー ネクストノート ジのソングプレイ[ガイド](SONG PLAY[GUIDE])画面を開いてください。[NEXT サウンド NOTE]または[SOUND]を押して、ガイドモードを選びます。 1ページのソングプレイ[メイン](SONG PLAY[MAIN])画面での右手/左手パート (またはパート1/2)の選び方によって、ガイドされるパートが決まります。 RIGHT LEFT RIGHT LEFT 右手パートだけのガイド RIGHT LEFT 左手パートだけのガイド RIGHT LEFT 右手パートと左手パートのガイド スタート ソングプレイ[メイン](SONG PLAY[MAIN])画面の[START]を押すか、パネルの 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、選んだソングの再生がスター
リピート機能 CVP-79/69/59では、リピート機能を使って、1つのソングやソング内のある範 囲を繰り返し再生させることができます。難しいフレーズを繰り返して練習す るときなどに便利です。 用途に合わせて使えるリピートモードが3種類用意されており、2ページのソン グプレイ[リピート](SONG PLAY[REPEAT])画面で使いたいモードを選ぶことが リピートモード できます。[REPEAT MODE]▼▲、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使って、OFF(リピー ト機能OFF)、PHRASE(フレーズリピート)、1 SONG(1ソングリピート)、A-B REPEAT(A-Bリピート)の中から選びます。 ■フレーズリピート(ディスクオーケストラ・コレクションのみ) ディスクオーケストラ・コレクションの楽譜に書いてあるフレーズナンバー を指定して、そのフレーズだけ繰り返して練習することができます。 リピートモード フレーズ ■ディスクオーケストラ・コレクショ ンでフレーズナンバーがない曲では、 フレーズリピートはできません。 [REPEAT MODE]で[PHRASE]を選ぶと、その右側にフ
■ A-Bリピート ソング内のある特定の範囲(A点とB点)を指定して、繰り返し練習することが できます。 リピートモード A-Bリピート [REPEAT MODE]で[A-B REPEAT]を選ぶと、その右側にA点とB点を指定す るための[A→]と[B]が現れます。 ソングの再生中に[A→]を一度だけ押すと、範囲の開始位置としてA点が指定 されます。それから[B]を押すと、範囲の終了位置としてB点が指定され、A 点からB点までの繰り返し再生がスタートします。一度指定したA点からB点 までの範囲は、別のソングや別のリピートモードに切り換えるまで保持され ます。 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を使って、同じ範囲を何度でも 繰り返し再生させることができます。 ■指定したA点からB点までの範囲 は、別のソングや別のリピートモード に切り換えると解除されます。 ■通常、フレーズリピートやA-Bリ ピートが開始されるときに、1小節の カウントインが入ります。なお、再生 しているソングがリズムトラックを含 んでいない場合や1ソングリピートが 開始されるときには、カウントインは 入りません。 ■A点か
他の種類の音楽データの再生 CVP-79/69/59では、ディスクオーケストラ・コレクションや自分で録音したソン ■スタンダードMIDIファイル・フォー リワインド マット1のソング再生時は、 【REW(巻 ファストフォワード 戻し)】、【FF(早送り)】が機能しませ ん。 グ以外に、市販のピアノプレーヤ・ソフト、ヤマハESEQファイルやスタンダー ドMIDIファイル(フォーマット0と1)などのソングデータが入っているディスクを 再生することができます。 また、CVP-79/69/59の内蔵音源は、再生データに応じてGM規格(GMシステムレベ ル1)またはヤマハのDOC音色配列に自動的に切り換えて対応します。 (ただし、パネル上で選ばれる音色配列は変わりません。) ■他のクラビノーバ(CVP-55/65/75/ 83/85/87/89)で録音されたソングデー タ(ESEQファイル)は、通常、適切な 音色で再生されるようになっています が、その他のデータに関しては、 CVP-79/69/59の音色配列に合うよう に、それらのデータの音色ナンバーを 変更する必要がある場合があります。 ■どのようなタイプの音
ソングの録音 CVP-79/69/59には、 フロッピーディスクに自分の演奏を録音するソングレ コード機能があります。 簡単な操作で録音できる"クイック録音"(P82)と、 1人 でアンサンブルの曲を録音できる"トラック録音"(P86)があります。 トラック録音では16個のトラックが用意されており、 最大16種類の楽器の演 奏をパート別に重ねて録音し、 ひとつの曲として仕上げることができます。 録音してできた曲をソングと言い、1枚のフロッピーディスクに60ソングまで 保存しておくことができます(1ソングのデータが大きい場合は、 60ソングより 少なくなってしまうこともあります)。 なお、 ソングを録音するにはフォーマット済 みのフロッピーディスクが必要です(P107)。 ■ディスクの取り扱い上の注意につい て"フロッピーディスクの取り扱い" (P13)をお読みください。 ソングの構成について 一例として、次の図のようにトラックごとに各パートを録音してソングを構成するこ とができます。 トラック 1 ピアノ (右手) パート 2 ピアノ (左手) パート 3 ベースパート 4 ストリングスパー
クイック録音 1 フォーマット済みのディスクを入れる ライトプロテクトタブが"録音可"の位置になっていることを確認して、 フォーマット済みのディスクを正しい向きと方向でディスク挿入口にカ チッと音がするまでていねいに差し込みます。まだ、フォーマットをし ていない場合は、P107を参照してディスクをフォーマットしてくださ い。 録音可 ■フォーマットされていないディ スクを入れた場合… ユーズランプがしばらく点灯し、自動 的に「ディスクをフォーマットします か?(Start disk format?)」 のメッセージ が表示されます。フォーマットする場 合は[はい(OK)]を、中止する場合は [キャンセル(CANCEL)]を押します。 ■内部的にプロテクトがかかっている ディスク(ディスクオーケストラ・コレ クションなど)は、フォーマットするこ とができません。 ライトプロテクトタブ 2 レコードモードに入る レコード 【RECORD(録音)】 を押すとランプが点灯し、レコードモードの1ページめ レコード のクイックレコード(QUICK RECORD)画面が現れます。 【RECORD(録 音)
4 録音トラックを選ぶ クイックレコードの録音方法では、鍵盤の手弾き演奏パートと自動伴奏 (ABC)&リズムパートの2トラックの録音ができます。LCD画面上では、 キーボード 3番めと4番めのLCDボタンを押すことによって、[KBD(鍵盤の手弾き)]ト ■ハーモニー機能を使ってハーモニーの 演奏データを録音したり、デュアルやス プリット機能を使って2つのパートを録 音することもできます(この場合、内部的 には鍵盤の手弾きパートに2つのトラッ クを使用します)。 レコード ラックと[ABC&RHY(自動伴奏&リズム)]トラックを[REC(録音できる状 態)]や[OFF(録音も再生もされない状態)]に切り換えることができます。 レコードモードに入ったとき、最初に選ばれているソングにデータがな キーボード レコード かった場合は、自動的に[KBD(鍵盤)]トラックが[REC(録音)]に、 [ABC&RHY(自動伴奏&リズム)]トラックが[OFF]になります。これは、 鍵盤の手弾きトラックだけが録音できる状態であることを示していま す。ここで、自動伴奏&リズムのパートも録音したい場合は[ABC&RHY
7 録音をストップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、録音がストップします。録音を ストップすると、データがディスクに書き込まれ、録音されたトラック プレイ の表示が、自動的に[PLAY(再生)]に変わります。 8 録音したものを聞いてみる 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、いま録音したデータが再生され リワインド ■録音したソングには、一時的に [SONG ***.
トラック録音(多重録音) 1 録音の準備をする トラック録音の最初の手順は、クイック録音の手順1∼3と全く同じで レコード す。フォーマット済みのディスクをセットし、 【RECORD(録音)】 を押し てレコードモードに入り、録音するソングナンバーを選んでください。 2 トラックレコード(TRACK RECORD)画面を開く ページ PAGE(画面送り)【1 】 【q 】を使って、2ページめのトラックレコード ユーズランプがしばらく点灯し、自動 的に[ディスクをフォーマットします か?(Start disk format?)]のメッセージ が表示されます。フォーマットする場 合は[はい(OK)]を、中止する場合は [キャンセル(CANCEL)]を押します。 トラック (TRACK RECORD)画面を開きます。各トラックが[TRACK]1qの上に 表示されます。再生できるトラックはナンバーが四角い枠で囲まれた状 態になっています。また録音するトラックはナンバーが反転表示されま す。データが何も入っていないトラックはドット(・)で表示されます。 3 ■フォーマットされていないディ スクを入
トラック [TRACK]qqを押すと、リズムトラックとしてトラック9と10が同時に選 レコード ばれます。一番右側のLCDボタンを使って、トラック9、10の[REC(録 プレイ 音)]、[PLAY(再生)]、[OFF]を選びます。リズム音だけを録音したいとき に使います。 CONTRAST BEAT FUNCTION ■トラック10は(場合によりトラック9 も)、伴奏スタイルのリズム音を録音す るためにだけ使われ、鍵盤の手弾きパー トの録音用には使えません。また、ハー モニーや自動伴奏(ABC)の録音トラック は決められていますので、ハーモニーや 自動伴奏を録音する場合には、それ以外 のトラックに鍵盤の手弾きパートを録音 する必要があります。 MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + ■自動伴奏(ABC)、スタイル、ハーモ ニーをONにすると、自動的にシンク ロスタートでの録音スタンバイ状態に なります。 レコード 4 5 演奏の準備をする 録音するトラックを選んだら、音色や伴奏スタイルを選択し、テンポ調 節やリバーブなど、演奏に必要な設定を行います。
6 録音をストップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、録音がストップします。 ■CVP-79/69/59の伴奏スタイルを 使って、リズムトラック9と10に録音 すると、LCD画面のRHYTHMの横に■ マークが表示されます。 ■ 新しいトラックを追加する 録音をストップすると、データがディスクに書き込まれ、録音されたトラッ プレイ クの表示が、自動的に[PLAY(再生)]に変わります。 【START/STOP(スタート/ストッ プ)】 を押すと、いま録音したデータが再生されます。 あるいは、先ほどの手順の3∼6を繰り返して、別の録音トラックや音色を選 び、新しいパートを録音していきます。必要に応じて、録音済みのトラック を再生させながら録音します。この操作を繰り返して1つのソングを完成し ます。 CONTRAST BEAT FUNCTION ■すでに録音されているトラックを選ん で録音すると、元の内容が消え、新しく 録音された内容が上書きされます。 MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD レコード – + エグジット 【RECO
3 トラックを選ぶ トラック [TRACK]▼▲、 【ダイアル】 、【+】 【-】 を使って録音トラックを選びま す。そのトラックに使われている音色が表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE 4 EXIT DISPLAY HOLD – + ■パンチインすることができるトラッ クだけが表示され、選べます。すなわ ち、自動伴奏(ABC)、リズム、ハーモ ニーが録音されているトラックや何も 録音されていないトラックは選ぶこと ができません。 パンチインモードを選ぶ ペダル モード [MODE]を押して、パンチインのモードを選びます。次の2種類のモー ドがあります。 ファーストキー パンチイン 1ST KEY: 一度[PUNCH IN]が押されたあと、最初に弾かれた鍵盤 ■パンチインモードのPEDALを選ん だときは、左のペダルはパンチインの 機能にだけ使用することができます(通 常の機能はキャンセルされます)。 の音から録音が始まる方法です。 ペダル パンチイン PEDAL: 一度[PUNCH IN]が押されたあと、左のペダル
■ディスクがディスクドライプに差し込ま れていないときは、コードシーケンス機能 を使うことはできません。 コードシーケンス機能 コードシーケンス機能を使えば、リズムに合わせて弾かなくても、自動伴奏 ■フォーマットされていないディス クを入れた場合… パートを1ステップずつ入力して録音することができます。 1 コードシーケンス機能をONにする 1ページめのクイックレコード(QUICK RECORD)画面で、録音したいソ コードシーケンス ングナンバーを選んだあと、[CHORD SEQ.
セット コードやスタイルチェンジを選んだら、[SET]を押します。現在カーソル が置かれている位置に入力した内容のデータが録音され、小節バー上に 黒い長方形のボックスで示されます。また、録音されたスタイルの拍 子、スタイルネーム、パターンがLCD画面の左上に表示され、録音され たコード、テンポ、リズムON/OFF(後述参照)マークが右側のボックスに 表示されます。 ■コードシーケンス機能を使って入力 できるコードの種類は、P48のフィン ガードコードのリストに載っているも タイプ のと同じです。また、[TYPE]を"---"表 示にして録音すれば、コードを空白の まま録音することができます。リズム だけを鳴らしたい場合などに使用しま す。鍵盤からは、オンベースコードも 入力することができます。 CONTRAST ■小節バーの左側にそれぞれの小節番 号が示されます。 BEAT FUNCTION MIXER PAGE EXIT DISPLAY HOLD – + 同じ要領で、別の位置にカーソルを移動し、必要なコード/スタイル チェンジを次々に録音していきます。コードシーケンス機能によって録
■ コードシーケンスのその他の機能 コードシーケンス(CHORD SEQUENCE)画面の2ページめ、3ページめに は、コード入力をさらに効率よく行えるよう、いくつかの機能が用意されて います。 デリート [DELETE] デリート [DELETE]を押すと、現在カーソルが置かれている位置のデータを削除する ことができます。 「よいですか?(Are you sure?)」 のメッセージが表示され、 [はい(YES)]を押すとデリートが実行されます。キャンセルしたい場合は [キャンセル(CANCEL)]を押します。 エンドマーク [END MARK] エンドマーク [END MARK]を押すと、現在カーソルが置かれている位置にエンドマークを入 力することができます。エンドマークはソングの終了位置を示すデータで、曲 を意図どおりの位置で終わらせるために必要です。 (エンディングパターンで 終了する場合は不要です。) エンドマークを入力すると、それ以降の小節に カーソルを移動することはできなくなります。エンドマークも通常のデータと デリート 同様に、[DELETE]を使って削除することができます。 リズ
録音に関するその他の機能 レコードモードには、その他にもクオリティの高いソングを作成するためにい ろいろな機能が用意されています。 ■トラックミックス機能 特定の2つのトラックのデータをミックスして、別のトラックにコピーする ■ディスクがディスクドライプに差し 込まれていないときは、トラックデ リート機能、トラッククオンタイズ機 能、イニシャルエディット機能、リ ネーム機能を使うことはできません。 ■ディスクにライトプロテクトがか かっていた場合「ディスクが書き込み 禁止になっています!(Protected disk!)」が表示されます。 ことができます。トラックミックスは、4ページめのトラックミックス (TRACK MIX)画面で行えます。 1 ミックスする2つのトラックを選ぶ トラックA トラックA トラックB [TRK A]、 [TRK B]を使ってミックスしたい2つのトラックのナンバーを トラックA トラックB 選びます。 一度[TRK A]、 [TRK B]を反転させたあとは、 【ダイアル】 【 、+】 【-】 を使って選ぶこともできます。 選んだトラックで使われている音色 が、
■トラックデリート機能 特定のトラックのデータを削除することができます。トラックデリートは、 5ページめのトラックデリート(TRACK DELETE)画面で行えます。 1 2 デリートするトラックを選ぶ トラック [TRACK]▲▼、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使ってデリートしたいトラック を選びます。 ■データが録音されているトラックだ けが表示され、選べるようになってい ます。 デリートを実行する デリート [DELETE]を押すと、 「よいですか?(Are you sure?)」 のメッセージが 表示されます。[はい(OK)]を押すと、トラックデリートが実行されま アンドゥー す。中止したい場合は[いいえ(NO)]を押します。 デリート ■ [ U N D O (取 り 消 し ) ]を 行 う 前 に 、 アンドゥー トラックデリートを実行すると、[DELETE]の表示が[UNDO(取り消 し)]の表示に変わります。結果が期待どおりでなかった場合に、 アンドゥー [UNDO(取り消し)]を押すと、トラックデリートを実行する前の状態 に戻すことができます。 エグジット
3 クオンタイズを実行する クオンタイズ [QUANTIZE]を押すと、 「よいですか?(Are you sure?)」 のメッセージ が表示されます。[はい(OK)]を押すと、クオンタイズが実行されま す。中止したい場合は[いいえ(NO)]を押します。 クオンタイズ アンドゥー ■ノートデータと音色データだけクオ ンタイズされます。 ■クオンタイズ実行中はLCD画面に バーグラフが表示されます。 アンドゥー トラッククオンタイズを実行すると、[QUANTIZE]の表示が[UNDO ■ [ UNDO (取 り 消 し)]を 行 う 前 に 、 (取り消し)]の表示に変わります。クオンタイズの結果が期待通りでな 【START/STOP】を押して再生をス タート/ストップし、トラッククオン タイズの結果を聞いてみることができ ます。 アンドゥー かった場合に、 [UNDO(取り消し)]を押すと、 クオンタイズを実行する前 の状態に戻すことができます。 エグジット スタート/ストップ レコード 【EXIT(戻る)】 を押すか、 【RECORD(録音)】 を押してランプを消すと、 トラックク
■ イニシャルエディット機能(初期データの変更) 録音が終わったあとで、各トラックのボリューム値を変更したり、ソング全 体に設定されている初期データを変更(イニシャルエディット)することがで きます。イニシャルエディットは、8ページめのイニシャルエディット (INITIAL EDIT)画面で行えます。 1 エディットするソングを選ぶ ソング [SONG]▲▼、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使ってエディット(編集)したいソ エディット ングを選び、[EDIT]を押します。イニシャルエディットモードに入 り、1ページめのイニシャルエディット[ソング](INITIAL EDIT [SONG])画面が開きます。 2 各値をエディットする ページ イニシャルエディットモードには3ページの画面があります。 PAGE (画面送り) 【1】 【q】 で各ページを開き、 エディットしたい項目を選んで スタート/ストップ リワインド ■エディット中の再生時に 【REW(巻戻 ファストフォワード し)】 【FF(早送り)】を使うと、正確に再 生されない場合があります。 値を変更します。エディット中に【S
●イニシャルエディット[トラック](INITIAL EDIT[TRACK])3ページめ この画面は2ページめの画面からの続きで、トラックごとに設定でき るエフェクトタイプ/デプス、リバーブデプスの項目があります。2 トラック ページめの[TRACK]▼▲でエディットしたいトラックを選び、この ■エフェクトタイプとデプスの設定は 期待したとおりの結果が得られない場 合もあります。また、他のトラックに も影響する場合もあり、エフェクトタ イプは、最後に設定されたトラックの ものが優先されます。 ページを開きます。LCDボタンで各項目を選択し、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使って値を変更します。エフェクトタイプ/デプスについて詳 しくはP35を、リバーブデプスについてはP34をご参照ください。 3 ■自動伴奏(ABC)、リズム、ハーモ ニーのデータが録音されているトラッ クのエフェクトタイプは、変更するこ とができません。 エディット結果を書き込む 必要なエディットが終わったら、1ページめのイニシャルエディット ライト [ソング](INITIAL EDIT[SONG])画面に戻り、[WRITE
■ ディスクを使わない録音 CVP-79/69/59には約25KBのRAMが内蔵されており、ディスクを使わなくて も約2500音程度の録音は行えるようになっています。ディスクを入れずにソ ソング メモリー ングレコードモードへ入ると、次のように[SONG]に[CVP MEMORY]が表示 され、クイック録音、トラック録音の方法で録音することができます。 内蔵RAMを使って録音を行うときのクイックレコードの画面 また、内蔵RAMにソングを録音したあと、ソングプレイモードへ入ると、次の ソング ように[SONG]に[CVP]が表示され、通常の方法で再生することができます。 内蔵RAMのソングを再生するときのソングプレイ[メイン]の画面 内蔵RAMへ録音したソングデータは、ディスクオーケストラ・コレクショ ン、ピアノプレーヤ・ソフト、スタイルファイルのディスクやCVP-79/69/ 59以外の機器で制作されたソングファイルの入ったディスクを差し込んだ り、電源をOFFにすると消えてしまいます。あるいは、自分で録音したソン グのディスクを差し込んで、ソングを選んだときも消えます。したがって、 そのデータ
ファンクション ファンクションモードには、 MIDIやディスクに関する機能やCVP-79/69/59を さらに便利に使えるようにするための機能がたくさん用意されています。 これ らの機能を目的に応じて使い分けることで、CVP-79/69/59をより身近な楽 器、 より高度な楽器としてご利用いただけます。 ■ 各機能の選択と設定操作 各機能は、以下の手順で選択したり設定することができます。 1 【FUNCTION(ファンクション)】 を押すとランプが点灯し、ファンクションモード の画面が表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE 2 EXIT DISPLAY HOLD – + ページ PAGE(画面送り)【1】 【q】 で使いたい機能の画面を開きます。ファンク ションモードには全部で17ページの画面があります。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE 3 EXIT DISPLAY HOLD – + LCDボタン、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使って値を設定したり、さまざまな 機能を実行しま
キーボード(KEYBOARD) ............. 1ページめの画面 ■トランスポーズ[TRANS.
■ タッチセンシティビティ[KEY TOUCH] 弾く強さに対する音の出かた(音の強弱の変化の度合い)を、5種類の中から選 ぶことができます。演奏する曲や好みによって使い分けてください。 ■タッチセンシティビティ… 設定できる値: SOFT 2(ソフト2): SOFT 1(ソフト1): 軽いタッチで大きな音を出すことができます。 比較的音のつ ぶがそろいやすいタッチです。 SOFT2の方がSOFT1よりさら にソフトになっています。 初期値:NORMAL(ノーマル) 初期のバックアップ設定:OFF ■鍵盤自体の重さは変わりません。 NORMAL(ノーマル): 標準的なタッチです。 HARD 1(ハード1): HARD 2(ハード2): 強いタッチで弾かないと大きな音が出しにくい設定です。 ピ アニッシモからフォルティッシモまでダイナミックな演奏が できます。 HARD 2の方がHARD 1よりさらにハードになって います。 サウンド(SOUND) .........................
ペダル(PEDAL) ...........................
MIDI 1 ........................................
■ ローカルコントロールのON/OFF [LOCAL] 通常、クラビノーバをはじめシンセサイザーなどでは、鍵盤を弾いて内蔵さ ■ローカルコントロールのON/ OFF… 設定範囲:OFF、ON れている音源をコントロールし、音を出すしくみになっています。この状態 初期値:ON はローカルコントロールONと呼ばれます。また、ローカルコントロールを 初期のバックアップ設定:OFF OFFにすると、 「鍵盤」 と 「音源」 が切り離され、鍵盤を弾いてもCVP-79/69/59 からは音が出なくなります。CVP-79/69/59から音が出なくなっても、鍵盤 を弾いた演奏情報はMIDI出力されますので、CVP-79/69/59では音を鳴らさ ずにMIDIで他の音源を鳴らしたいときなどに、ローカルコントロールをOFF にします。 ■ クロック[CLOCK] ■クロック… 通常、ソング、ディスクオーケストラ、自動伴奏(ABC)などは、CVP-79/69/ 59で指定したテンポに従い、内部クロック(INT.)によって演奏されます。こ 設定範囲: インターナル INT.
■ コントロールのON/OFF[CONTROL] ■コントロール… MIDIでは、コントロールチェンジを使って、ダンパーペダルの操作やエフェ クトやボリュームなどの演奏表現を送信側の機器から受信側の機器に伝える ことができます。たとえば、外部MIDIシーケンサーからコントロールチェン 設定範囲:SEND&RECEIVE(送/受 信できる状態)、OFF(送/受信できな い状態) 初期値:SEND&RECEIVE(送/受信 ジがCVP-79/69/59に送信されると、CVP-79/69/59で受信するMIDIの演奏 できる状態) データがそれに反応します。(このとき鍵盤での手弾き音には影響しませ 初期のバックアップ設定:OFF ん)。また、CVP-79/69/59から、外部へコントロールチェンジを送信する と、外部MIDI機器の演奏をコントロールすることができます。(CVP-79/69/ 59でダンパーペダルなどの操作をしたときにコントロールチェンジが送信さ コントロール れます。)コントロールチェンジを送/受信したくない場合は、[CONTROL] をOFFにしてください。CVP-79/69/5
■自動伴奏/ハーモニーの再生データの送信 自動伴奏 & リズム [ABC&RHY]をONにすると、自動伴奏(ABC)やリズムの再生時に、再生音が ■送信 自動伴奏 & リズム [ABC&RHY]の設定値: 9-16ch(送信する)、OFF(送信しない) MIDIデータとして 【MIDI OUT】 から送信されます。この場合、MIDIチャンネ 初期値:OFF(送信しない) ルの9∼16を使って送信されます。 初期のバックアップ設定:OFF ハーモニー [HARMONY]をONにすると、ハーモニー機能を使用しているときのハーモ ハーモニー ニー(付加されている装飾音など)の再生音がMIDIデータとして 【MIDI OUT】 か [HARMONY]の設定値: ら送信されます。この場合、MIDIチャンネルの6∼8を使って送信されます。 6-8ch(送信する)、OFF(送信しない) これらの機能を使えば、自動伴奏(ABC)やハーモニーを、コンピューターや 外部シーケンサーなどで録音することができます。 初期値:OFF(送信しない) 初期のバックアップ設定:OFF ■自動伴奏(ABC)や
フォーマット(FORMAT) ................. 7ページめの画面 (何もデータの入っていない)新しいディスクや他の機器で使っていたディスクを そのままCVP-79/69/59で使うことはできません。CVP-79/69/59で使えるように 最初にフォーマット(初期化)しておく必要があります。この画面では、ディスク をCVP-79/69/59で使えるようにフォーマット(初期化)することができます。市 販の「3.
2 フォーマットを実行する 次のように 「よいですか?(Are you sure?)」 と確認を求める画面が現われ ますので、フォーマットを実行する場合は[はい(YES)]を、中止する場合 は[いいえ(NO)]を押します。 フォーマット中はLCD画面にバーグラフが表示され、フォーマットの経 過を示します。フォーマットが完了すると、そのディスクにソングを録 音したり、コピーしたり、その他のデータをセーブ (保存) することがで きるようになります。 レジストレーション(REGISTRATION) ....................... ....................................................
各ファイル操作説明 セーブ ■ [SAVE](保存) セーブ [SAVE]を選んだ場合、セーブ画面が表示されます。 まずセーブするファイルの名前をつけます。画面右上にファイルネームを入 力する位置が空白で表示されます。[q]を押すと、下線が移動し、ファイル ネームの文字位置を一つずつ選択することができます(ファイルネームは最 大12文字でつけることができます)。 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使って入力した い文字や記号を反転させます。[c.set]を押すと、選んだ文字や記号がスタイ ルネームの下線が置かれている位置に入力されます。同じ要領で別の文字位 置に下線を移動して、文字や記号を入力していきます。入力を間違ったとき は、[c.
デリート ■ [DELETE] (削除) デリート [DELETE]を選んだ場合、デリート画面が表示されます。まず、削除したい ファイル ファイルを選びます。[FILE]▲▼でファイルを選び、[OK]を押します。 「よいで すか?(Are you sure?)」 のメッセージが表示されます。[はい(YES)]を押すと、 選んだファイルが削除されます。中止したい場合は[いいえ(NO)]を押します。 トランスフォーム(TRANSFORM) ....
ソングコピー(SONG COPY) ........
コピーを続けた場合、次のようなLCD画面の指示に従ってコピー元とコピー先 のディスクを入れ換えながら、コピー作業を進めます。 最初にコピー先のディスクを入れたときは、次のLCD画面が表示されますの ソング で、[SONG]▼▲、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使ってコピー先のソングナンバーを選 びます。選んだソングナンバーにすでにソングが入っている場合、ソングネー ムがLCD画面に表示されます。また、この場合コピーを実行すると、コピー元 のソングが上書きされコピー先のソングは消えます。[はい(OK)]を押すと、コ ■同じディスク内でコピーを行う場合 に、コピー元を選んだあと、同じソン グナンバーをコピー先として選んで も、コピーは実行されません。このよ うな操作をした場合、「いま、このボ タンは使えません!(Button not valid!)」が表示されます。 ピーが続きます。キャンセルしたい場合は[キャンセル(CANCEL)]を押します。 コピー実行中の画面には、ディスクの入れ換え残り回数も表示されます。 ●ディスクオーケストラ・コレクションのコピー (右手/左手以外のパート) ディスクオ
ソングデリート(SONG DELETE) ...
マイクロチューニング(MICRO TUNING) ................. ..................................................
各ファイル操作説明 作った調律は、名前を付けて1つのチューニングファイルとして、ディスク にセーブすることができます。また、必要なときにロードして使ったり、不 要であれば簡単にデリートすることができます。 これらのファイル操作を行う前に、正しいディスク (マイクロチューニング データが入っているもの、またはセーブするためのディスク) がディスクド ■ソングレコード/プレイモードが ONになっているときに、これらの操 作を実行しようとしても、「いま、こ のボタンは使えません!(Button not valid!)」 が表示され実行できません。こ のような場合、一度ソングレコード/ プレイモードを抜けてください。 ライブにセットしてあるかどうか確認してください。また、ソングレコード/ プレイモードがONになっているときは、これらの操作は行えません。 1 ファイル操作を選ぶ ロード 右から2番めのLCDボタンで、実行したいファイル操作を[LOAD] (読 セーブ デリート リネーム み込み) 、[SAVE] (保存) 、[DELETE] (削除) 、[RENAME] (名前を変更) の中から選びます
リネーム ■ [RENAME] (名前を変更) リネーム [RENAME]を選んだ場合、リネーム画面が表示されます。まず、名前を変更 ファイル したいファイルを選びます。[FILE]▲▼でファイルを選び、[OK]を押しま す。前述のセーブ時と同じような名前を付ける画面が現われますので、先ほ どと同じ方法で新しいファイルネームを入力します。[OK]を押すと新しい名 キャンセル 前に変更されます。中止したい場合は[CANCEL]を押します。[OK]を押した とき、ディスクにすでに同じ名前のファイルが存在する場合は、 「同じ名前 のファイルがあります。入れ替えますか?(Same name! Overwrite?)」 のメッ セージが表示されます。[はい(OK)]を押すと、名前を変更したファイルが、 既存のファイルに上書きされます。キャンセルしたい場合は[キャンセル (CANCEL)]を押します。 ロード ■ [LOAD](読み込み) ロード [LOAD]を選んだ場合、ロード画面が表示されます。まず、読み込みたいファ ファイル イルを選びます。[FILE]▲▼でファイルを選び、[OK]を押します。
バックアップ(BACKUP) ..............
リコール(RECALL) .....................
ソングリストプライオリティ(SONG LIST PRIORITY) ...... ................................................. 16ページめの画面 GM(ジェネラルMIDI)/SMF(スタンダードMIDIファイル)とDOC(ディスクオーケ ストラ・コレクション)のファイルがいっしょに入っているディスクを再生する ■ソングリストプライオリティ… 初期値:DOC 初期のバックアップ設定:OFF とき、どちらのファイルを再生させるかを決めることができます。 (片方のタイ プのファイルだけが再生されます。) [GM]、[DOC]を押して再生させたい方を反転させます。 アラートサウンド(ALERT SOUND) ..
他の機器と接続する CVP-79/69/59は他のオーディオ機器と接続して使用することもできます。 な お、ヘッドフォン端子についてはP16、EXP PEDAL(CVP-79)については P18、MIDI端子についてはP125をご覧ください。 AUX OUT 【R【 】L/L+R】 を使う オーディオ接続コードを使って下図のように接続すると、ステレオなどからよ り大きな音を出したり、演奏を録音したりできます。ステレオに接続したとき は、【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】を半分くらいにして、ステレオのボ リュームで音量調節してください。 ■注意… 端子はフォーンジャック(標準)です。 AUX OUT【 R 】 【L/L+R】から出力した 音を、決してAUX IN【 R 】 【L/L+R】に 戻さないでください。 ステレオ AUX IN L AUX OUT L+R L L+R ピン フォーン 変換プラグ ピンプラグ または フォーンプラグ(標準) AUX IN ■オーディオ接続コード及び変換プラ グは抵抗のないものをお使いくださ い。 ピンプラグ オーディオ接続コード
メッセージ一覧 ディスクを必要とする場面でディスクが挿入されていない場合に表示されます。 ソングをリネームするときやコピーするときにもとになるソングがない場合などに表 示されます。 レジストレーション、マイクロチューンなどのファイル操作をするときに、該当する データのファイルが存在しないとき表示されます。 未フォーマットのディスクやクラビノーバのフォーマット以外のディスクが挿入され たときに表示されます。 ライトプロテクトのかかったディスクで録音などをしようとすると表示されます。 CVP79/69/59以外で作成されたソングに対して、録音やエディットをしようとし た場合に表示されます。 ソングプレイモードに入っていないときに 【GUIDE(ガイド)】 を押した場合など、機能 が使えない状態のときにそのボタンが押された場合に表示されます。 市販の 「乾式ヘッドクリーニングディスク」 を使用してディスクヘッドを清掃してくだ さい。(P14) データのディスクへの書き込み中やディスクからの読み込み中に、データ上のエラーが発生したときに表示されま す。もう一度操作し直してください。それでもエラーが
セーブする際に、入力したファイル名と同じ名前のファイルがすでに存在する場合に 表示されます。 別のディスクへのコピーが始まる前に何回ディスクを交換する必要があるか知らせま す。(P111) 別のディスクへのコピーが始まって、最初にコピー先のディスクを挿入したときにこ の画面が表示され、コピー先の曲番号を選ぶように促します。(P112) 別のディスクのコピーでコピー元のディスクの挿入を促すとき表示されます。 (P112) 別のディスクのコピーでコピー先のディスクの挿入を促すとき表示されます。 (P112) エグジット コードシーケンスでデータを録音中に 【EXIT(戻る)】 を押すと表示されます。(P91) ライト レコードモードのイニシャルエディットでデータを変更した後、[WRITE]を押さずに エグジット 【EXIT(戻る)】 を押したときに表示されます。(P97) ソングデータの変換 (トランスフォーム) を2HDのディスクで行おうとすると表示され ます。(P110) ソングデータの変換(トランスフォーム) が終了したときに表示されます。変換した データの入った曲番号が示されます。(P
エグジット カスタムスタイルモードでストアする前に 【EXIT(戻る)】 を押したときに、作成中の スタイルデータをセーブするように促すために表示されます。(P64) リコールセクション カスタムスタイルモードで 【RECALL SECTION】 を押した際、拍子が変えられてい たため、リコールできない場合に表示されます。(P61) カスタムスタイルモードで本体のメモリーにストアする前に、ディスクにセーブしよ うとすると表示されます。(P63) カスタムスタイルモードで作成しているスタイルをストアしようとしたときに、メモ リーが足りなくなった場合に表示されます。(P64) 上記の画面で[消去]を押すと表示されます。(P64) カスタムスタイルモードで録音中に、作業用のメモリーエリアに入らなくなったときに表示されます。(P64) ソングの録音中にこのメッセージが表示された場合(この場合[OK]は現れません)は、録音がストップし、その時点 までの録音データは自動的にセーブされます。 リッスン スタイルファイルのロード画面でメモリーが足りずに[LISTEN] が使えないときに表 示されます。(P67)
故障かな?と思ったら 現象 CVP-79/69/59の電源が入らない。 原因 電源プラグが差し込まれていない(本体側と家庭側)。 解決法 電源プラグを、本体と家庭用(100V)コンセントに確実に差 し込んでください。(P16) 電源スイッチをONまたはOFFにした時、「カチ」と音がする。 電気が流れたため。 ご心配いりません。 LCD画面が明るすぎる(暗すぎる)。 周囲の温度によって明るさが変化するため。 【CONTRAST(コントラスト)】を押して調節してください。(P21) ポップアップ画面が開かない。 ディスプレイホールド 【DISPLAY HOLD(画面固定)】のランプが点灯している。 ディスプレイホールド 【DISPLAY HOLD(画面固定)】を押してランプを消して ください。(P20) 鍵盤で弾く音が、自動伴奏やディスクの再生音に 手弾き音のボリュームが下がっている。 ミキサー画面で手弾き音のボリュームを上げてください。 (P49,76) 比べて小さい。 自動伴奏やディスクの再生音が鍵盤で弾く音に 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリュ
MIDI及びデータの互換性について MIDI CVP-79/69/59はいろいろなMIDI機能を持っていま す。 MIDIを使えば、 CVP-79/69/59の鍵盤を使って他の シンセサイザーを演奏したり、 コンピューターやシーケン サーでCVP-79/69/59をコントロールしたりなど、CVP79/69/59の使い方が大きく広がります。 ここでは、MIDIについての基礎知識を含め、実際に CVP-79/69/59のMIDI機能を使ってどんなことができ るのか、 といったことをまとめてあります。 MIDI機器を接続する場合などに使われます。各【MIDI IN】 【MIDI / OUT】 【MIDI / THRU】はMIDI専用ケーブルを 使って接続します。 MIDI IN MIDI OUT THRU IN CVP-59 CVP-79/69 MIDIについての基本的なことがら MIDI(Musical Instrument Digital Interface)は、世界中の電 子楽器の間で、メーカーや機種の違いを越えて自由に演 奏情報を伝達し合うことができる統一規格です。たとえ OUT ●MI
■ CVP-79/69/59のMIDI機能 ■ プログラムチェンジ 先ほど述べたように、MIDIのメッセージはチャンネル 音色を切り換えるための情報です。CVP-79/69/59で メッセージとシステムメッセージに分けることができ はボイス(音色)ボタンを押したときに、それぞれのボ ますが、CVP-79/69/59ではその中のどのような情報 タンに割り当てられている番号が送信されます。ま を送受信できるのかを一般的なMIDI情報の解説と合わ た、他のキーボードやシーケンサーなどからこれらの せて見てみましょう。 メッセージを送信してCVP-79/69/59で受信するMIDI の演奏データの音色を切り換えることができます。 CVP-79/69/59からMIDIデータを送受信するために は、ファンクションモードの4ページ(P103)、5ペー ジ(P104)、6ページ(P105)の画面にあるさまざまな MIDI機能を設定する必要があります。各メッセージに プログラムチェンジを送受信するためには、ファンク プログラム ションモードの5ページの画面(P104)で[PROGRAM] の設定を[
コントロールチェンジを送受信するためには、ファン コントロール MIDI活用法 クションモードの5ページの画面(P104)で[CONTROL] の設定を[SEND&RECEIVE(送/受信できる状態)]にし 今ではMIDIの使用法も各MIDI機器やミュージシャンの個 ておきます。 性によって使い分けられる時代となりました。ここでは CVP-79/69/59をMIDIシステムの中で活用する場合のヒン ■CVP-79/69/59で扱えるコントロールチェンジについて詳しくはP131のリ ストをご参照ください。 トとして、簡単な例をご紹介します。あとは、ご自分の アイデアで自由にCVP-79/69/59のMIDI機能をご活用くだ さい。 ■ピッチベンド シンセサイザーなどには、音程を変化させるピッチベ ■ コンピューターミュージックでの活用法 ンドホイールが装備されていますが、このホイールを パーソナルコンピューターの存在によって、MIDIを中 動かしたときに送信される情報です。CVP-79/69/59 心とした音楽制作が一般的になりつつあります。 の音源部はこのピッチベンド情報を受信しま
MIDI OUT – + MIDI IN MIDI IN MIDI インターフェース MIDI OUT CVP-79/69/59 パソコン ■接続には、お使いのコンピューターに合ったMIDIインターフェースとシー ケンスソフトが必要になります。また、MIDIインターフェースは、パソコン 本体に直接セットできる場合もあります。 また、DTMによる音楽制作では、各パートに個別の MIDIチャンネルをアサインして、1パートずつ多重録 音方式で入力していく方法が主流ですが、一度入力し たMIDIデータをエディットする際、ボリュームやダン パーペダル、エクスプレッションなどのコントロール チェンジ情報をリアルタイムでオーバーダブ(重ねて 録音)していくだけで、簡単にフェードアウトなどの 効果を後から入力することができます。ただし、これ は使用するシーケンスソフトにオーバーダブの機能が あることが前提となります。 128 MIDI及びデータの互換性について
データの互換性について ここでは、 いろいろなタイプのミュージックデータの互換 性(CVP-79/69/59で録音したデータを他の機器で再 生できるかどうか、 あるいはその逆、 など)について考え る上での一般的な基礎知識の一端をご紹介します。 実際上は、 再生できる場合でも、 そのまま再生できる場 合、再生するためにいくつかの特殊な作業が必要とな る場合など、 各機器やデータの特性により異なってきま すが、 それについてはここでは触れませんので事例ごと に、下記を参考にしてお考えください。 ■ フロッピーディスクのフォーマット フロッピーディスクをそれぞれのコンピューターや電子 楽器で読み書きできるように(何も記録されていない状 態に)初期化することをフォーマットといいます。 フォーマットにはいろいろな種類があり、コンピュー ターや電子楽器ごとに異なっている場合が多いので、通 常そのフロッピーディスクを利用したいコンピューター や電子楽器のフォーマット機能を使って初期化します。 このような理由からCVP-79/69/59でフロッピーディスク ■ ファイル ちょっと音楽とは離れてしまいますが、コンピュー
SMFフォーマット0は、1トラックの中に1∼16チャン ■ CVP-79/69/59の各種対応フォーマッ ト ネルのMIDIデータを混在させて記録する書式で、 CVP-79/69/59をはじめ、ヤマハMDF2、Hello Music CVP-79/69/59の各種対応フォーマットについてまと シリーズ、いくつかのシンセサイザーや他社の多くの めておきますので、他機器やいろいろなミュージック シーケンサーなどで扱うことができます。 データとの互換を考える上で、参考にしてください。 SMFフォーマット1は、トラック数が無制限で、それ ● 対応しているディスクのフォーマット: ぞれのトラックに複数のチャンネルのMIDIデータを混 MS-DOS 720KB(キロバイト)フォーマットの2DD 在させて記録する書式で、おもにコンピューター用の ディスクと、MS-DOS 1.
MIDIデータフォーマット 本機はXGフォーマットの一部に対応していますが、全パラ メーターに対応しているわけではありません。 1 . チャンネルメッセージ 1.1 キーオン/キーオフ 受信ノート範囲: C -2∼G 8(発音はA -1∼C 7) ベロシティ範囲: 1∼127(Velocityはノートオン時のみ受信) 1.2 コントロールチェンジ ファンクション[MIDI2]の画面で[CONTROL]が[OFF]のとき、送/受信はしない。 (105ページ参照) 1.2.1 Bank Select Cntrl# Parameter 0 Bank Select MSB 32 Bank Select LSB Data Range 0:Normal, 127:Drum 0...127 Program Change を受信するまで、Bank Select の処理は保留される。 1.2.2 Modulation Cntrl# Parameter 1 Modulation Data Range 0...127 Data Range 0...127 0...
1.2.19 NRPN (Nonregistered parameter number) Cntrl# Parameter 98 RPN LSB 99 RPN MSB Data Range 0...127 0...127 はじめにNRPN(ノンレジスタードパラメーターナンバー)のMSBとLSB を与えて、制御するパラメーターを指定し、その後データエントリーで指 定パラメーターの値を設定する。 以下のNRPNを受信することができる。 1.2.20 RPN (Registered parameter number) Cntrl# Para1meter 100 RPN LSB 101 RPN MSB Data Range 0...127 0...
1.3 プログラムチェンジ ファンクション[MIDI2]の画面で「PROGRAM」の設定が[OFF]のとき、 送/受信はしない。(104ページ参照) 1.4 ピッチベンド 2 . システムエクスクルーシブメッセージ 2.1 パラメーターチェンジ 2.1.4 XG Native Parameter Change 11110000 F0 01000011 43 0001nnnn 1N 01001100 0aaaaaaa 0aaaaaaa 0aaaaaaa 0ddddddd | 11110111 Exclusive status YAMAHA ID When N is received n=0~F, whichever is received. When N is transmitted N always=0.
2.1.5.3 Volume and Expression Realtime Control Off 11110000 01000011 0001nnnn 00111001 00010001 0000nnnn 01000101 0vvvvvvv 11110111 F0 43 73 39 11 0n 45 VV F7 Exclusive status YAMAHA ID Clavinova ID CVP-79/69/59 ID Sub ID n = MIDI Channel Volume and Expression Realtime Control Off Value VV: 00H=Off, 7F=On End of Exclusive このExclusiveのOnを受信するとその後のVolume, Expressionの変更はキー オン時にのみ有効になる。Offを受信すると通常に戻る。 2.2 バルクダンプ CVP79/69/59では以下のバルクデータを扱う。 [XG NATIVE ] 1) XG Data 2) Multi Effect1 Data 3) Drums Setup Data 2.
<付 表 1-1> パラメータチェンジ Address (H) (M) CVP MIDI 00 00 SYSTEM 00 00 00 00 00 00 EFFECT 1 02 01 DRUM 30 18 31 18 Parameter Base Address Model ID = 4C (L) 00 7D 7E 7F 00 00 00 Description System Drum Setup Reset XG System On Reset All Parameters Effect1(Reverb,Chorus,Variation ) Drum Setup 1 Drum Setup 2 Address 3n 0B 00 3n 0C 00 : 3n 5B 00 ノート: CVP 79/69/59はPreset Drum, Drum Setup1, Drum Setup2の3つのドラムセットを もっている。Preset Drumのパラメータを書き換えることはできない。 Parameter note number 13 note number 14 : note number 91 < 付 表
02 01 40 2 42 2 44 2 46 2 48 2 4A 2 4C 2 4E 2 50 2 52 2 54 2 56 57 58 59 5A 5B 1 1 1 1 1 1 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 01-7F 00-7F 00-7F 00-01 00-7F 5D 5E 5F 60 TOTAL SIZE 1 1 1 1 21 — — — — 02 01 70 71 72 73 74 75 TOTAL SIZE 1 1 1 1 1 1 6 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F 00-7F VARIATION TYPE MSB VARIATION TYPE LSB VARIATION PARAMETER 1 MSB VARIATION PARAMETER 1 LSB VARIA
エフェクト MIDI マップ リバーブ タイプ TYPE MSB DEC HEX 000 0 001 1 002 2 003 3 004 4 005 5 : : 015 F 016 10 017 11 018 12 019 13 020 14 : : 127 7F TYPE LSB 00 No Effect Hall1* Room4 Stage3 Plate2 No Effect : No Effect WhiteRoom* Tunnel* Canyon *(79) Basement* No Effect : No Effect 01 <—— Hall3 Room5 Stage4 <—— <—— 02 <—— <—— Room6 <—— <—— <—— 03~07 <—— <—— <—— <—— <—— <—— 08 <—— Hall2* Room1* Stage1* Plate1* <—— 09 <—— Hall4 Room2* Stage2* Plate3 <—— 0a <—— Hall5 Room3* <—— <—— <—— 0b <—— <—— Room7 <—— <—— <—— 0
エフェクト パラメーター リスト ベーシック エフェクト タイプ No. Parameter DataRange CVP-79 MIDI Value CVP-69/59 No. Parameter DataRange CVP-79 MIDI Value CVP-69/59 TREMOLO CHORUS, CELESTE 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 LFOFrequency LFOPMDepth FeedbackLevel DelayOffset — EQLowFrequency EQLowGain EQHighFrequency EQHighGain Dry/Wet 0.00~39.7Hz 0~127 -63~+63 0~127 — 50Hz~2.0kHz -12~+12dB 500Hz~16.0kHz -12~+12dB D63>W~D=W~D
No. Parameter DataRange CVP-79 MIDI Value CVP-69/59 GUITAR AMP SIMULATOR No. Parameter DataRange CVP-79 MIDI Value CVP-69/59 HALL, ROOM, STAGE, PLATE 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Drive AMPType LPFCutoff OutputLevel — — — — — Dry/Wet 0~127 Off,Stack,Combo,Tube 1.
No. Parameter DataRange CVP-79 MIDI Value CVP-69/59 CROSS DELAY 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 L->RDelay R->LDelay FeedbackLevel Input Select HighDamp — — — — Dry/Wet 0.1~355.0ms 0.1~355.0ms -63~+63 L,R,L&R 0.1~1.0 — — — — D63>W~D=W~D
オプション エフェクト タイプ No. Parameter DataRange CVP-79 MIDI Value CVP-69/59 No.
音色 (ボイス) リスト バンク グループ Piano E.
バンク グループ Clavi.
バンク グループ Brass Sax / Flute MSB LSB 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 115 112 0 113 0 0 112 0 0 0 0 112 0 115 0 0 0 0 112 0 0 0 112 0 0 112 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 112 A-1 B-1 C0 D0 E0 F0 G0 A0 B0 プログラム ナンバー 62 62 62 62 63 64 63 57 58 59 60 60 61 67 66 65 67 68 69 69 70 71 72 72 73 74 74 75 76 77 78 79 80 110 112 81 82 83 84 85 86 87 88 83 音 色 名 エレメント パン CVP-79 CVP-69 CVP-59 BigBnd Brass Brass Sect.1 Brass Sect.
バンク グループ Bass Drums/Perc. MSB LSB 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 127 127 127 127 127 127 127 127 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 112 0 115 112 0 113 114 0 0 0 0 115 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 A-1 B-1 C0 D0 E0 F0 G0 A0 B0 プログラム ナンバー 33 33 33 34 34 34 34 35 36 37 38 37 39 40 1 9 17 25 26 33 41 49 48 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 128 126 127 音 色 名 CVP-79 CVP-69 CVP-59 Acous.Bass 1 Acous.Bass 2 Acous.Bass 3 E.Bass Slap Finger Bass Elec.
ドラムキットリスト MIDI Keyboard Note Note# Note C♯1 13 C♯-1 D1 14 D-1 D♯1 15 D♯-1 E1 16 E-1 F1 17 F-1 F♯1 18 F♯-1 G1 19 G-1 G♯1 20 G♯-1 A1 21 A-1 A♯1 22 A♯-1 B1 23 B-1 C2 24 C0 C♯2 25 C♯0 D2 26 D0 D♯2 27 D♯0 E2 28 E0 F2 29 F0 F♯2 30 F♯0 G2 31 G0 G♯2 32 G♯0 A2 33 A0 A♯2 34 A♯0 B2 35 B0 C3 36 C1 C♯3 37 C♯1 D3 38 D1 D♯3 39 D♯1 E3 40 E1 F3 41 F1 F♯3 42 F♯1 G3 43 G1 G♯3 44 G♯1 A3 45 A1 A♯3 46 A♯1 B3 47 B1 C4 48 C2 C♯4 49 C♯2 D4 50 D2 D♯4 51 D♯2 E4 52 E2 F4 53 F2 F♯4 54 F♯2 G4 55 G2 G♯4 56 G♯2 A4 57 A2 A♯4 58 A♯2 B4 59 B
伴奏スタイルリスト グループ POP 16BEAT DANCE POP ROCK 148 伴奏スタイルリスト スタイル名 Pop Ballad 1 拍子 4/4 グループ BALLAD スタイル名 Jazz Ballad1 拍子 グループ 4/4 TRADITIONAL スタイル名 March 1 拍子 4/4 Pop Ballad 2 4/4 Jazz Ballad2 4/4 March 2 4/4 Light Pop 4/4 Slow Rock 1 4/4 Polka 4/4 Piano Ballad 4/4 Slow Rock 2 4/4 6/8 March 4/4 Organ Ballad 4/4 Blues 4/4 Tarantella 4/4 8Beat 4/4 BigBandBalad 4/4 Showtune 4/4 Folk 4/4 Gospel 3/4 Show Time 4/4 Pop Rhumba 4/4 Enka 4/4 Overture 4/4 NewAge 4/4
バックアップ項目一覧表 バックアップ リコール 音色に関する設定 手弾きの音色 手弾きの音量 スプリットポイント デュアルモード スプリットモード 第2音色 左領域音色 デュアル音量バランス スプリット音量バランス デチューンの深さ リバーブ On/Off リバーブタイプ リバーブデプス (トータル, リズム, ベース, コード, 鍵盤の手弾き音) エフェクト On/Off エフェクトタイプ エフェクトデプス (第1/右領域音色) (第2/左領域音色) タッチセンシティビティ 第1/右領域 オクターブシフト 左領域 オクターブシフト 第2音色 オクターブシフト 第1/右領域 パン 左領域 パン 第2音色 パン トランスポーズ 音色グループ内 の音色選択 伴奏スタイルに関する設定 自動伴奏 On/Off スモール ABC On/Off ハーモニー On/Off ハーモニー タイプ 伴奏スタイル メイン A/B テンポ リズム ボリューム ベース ボリューム コード ボリューム パッド ボリューム フレーズ ボリューム ハーモニー ボリューム メトロノーム ワンタッチセッティングの 設定選択 (CVP-79
CVP-79の組み立て方 ご注意 ■部品を間違えたり、向きを間違えないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 ■組み立ては必ず2人以上で行ってください。 ■組み立て前に+(プラス) のドライバーをご用意ください。 ■ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。 サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や 故障の原因になることがあります。 ■ネジは各ユニット固定後、 ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定してください。 ■解体するときは、 組み立てと逆の手順で行ってください。 1 箱を開けて部品を取り出します。部品がすべ てそろっているか確かめてください。 2 キーカバーを閉めたまま、本体を床に置きます。 毛布などの柔らかい布を床に敷いて、図のように本体を床に置きま す。このとき、本体が倒れないように壁に立てかけてください。 CVP-79本体 5 × 20mmのネジ × 28本 スピーカーボックス AC電源コード 前脚 後脚(ペダルボックス) 前脚 3 左右の前脚を取り付けます。 4 スピーカーボックスを取り付けます。 スピーカーボックスから、マジックテ
5 後脚 (ペダルボックス) を取り付けます。 6 スピーカーボックスの保護をします。 ネジで後脚を取り付ける前に、コネクターを本体に差し込みます。 (ツメの位置は上) 余ったコードを脚の中に入れて、5本ずつのネジでしっかり固定 します。 本体を起こして脚で立たせます。 前脚の金具とスピーカーボックスを左右2本ずつのネジで止めます。ネ ジ穴の位置が合わないときは、前脚の他のネジを少しゆるめて合わせ ます。スピーカーボックスをしっかり固定したら、前脚のネジをしっ かり増し締めします。 マジックテープでスピーカーネットを取り付けます。スピーカーネッ トの切り欠き部分を上にしてください。 7 8 電源コードを本体に差し込みます。 1本体が、がたつかないよう後部のアジャスター 2つを調節します。 2その後ペダルのアジャスター2つを床にあたる までまわします。 ご注意 組み立て後、必ず以下のチェックをしてください。 ■部品が余っていませんか? q組み立て手順を再確認してください。 ■部屋のドアなどがクラビノーバに当たりませんか? qクラビノーバを移動してください。 ■クラビノーバをゆすると、がたがた
CVP-69の組み立て方 ご注意 ■部品を間違えたり、向きを間違えないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 ■組み立ては必ず2人以上で行ってください。 ■組み立て前に+(プラス) のドライバーをご用意ください。 ■ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。 サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や 故障の原因になることがあります。 ■ネジは各ユニット固定後、 ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定してください。 ■解体するときは、 組み立てと逆の手順で行ってください。 1 箱を開けて部品を取り出します。部品がすべ てそろっているか確かめてください。 2 足(D)を側板(C)に取り付けます。 5×50mmの長い金色ネジ(1)を片側3本ずつ使って固定します。側板の 角の丸い方と足の傾斜のついた側が、同じ方向にくるようにします。 (A)CVP-69本体 (B)スピーカー ボックス (C)側板 (E)ペダルボックス (D)足 (1)5 × 50mmの 長いネジ(金色) × 6本 (1)5 × 50mmの 長いネジ AC電源コード (2)6 × 20mmの 平たいネジ
5 CVP69本体(A)を取り付けます。 (その1) CVP69本体(A)をスピーカーボックス(B)の上に、手をはさまれないよ うに十分注意しながらゆっくり載せます。このとき側板後端より本体 が10cmうしろに出る位に置きます。 6×20mmの平たいネジ(2)を、本体底面の一番内側のネジ穴に1cm位残 してねじ込みます。 6 CVP69本体(A)を取り付けます。 (その2) 1cm残してねじ込んだネジの頭が、側板の後部の金具のみぞの奥に突 き当たるまで本体を前にずらします。 側板の前部の金具の穴に本体のネジ穴が合うように、また、このとき 本体が左右に同じくらい出るように中央を合わせます。 前部の金具に6×20mmの平たいネジ(2)を、また、後部の1cm残してる ネジをしっかり締めて固定します。 スピーカーネットの上端を本体の底面にぴったり合わせて、マジック テープで固定します。 この点線の範囲に 手がいかないようにして下さい。 はさまれやすく危険です。 (2)6 × 20mmの 平たいネジ 側板後端より 10cmうしろ 7 スピーカーコードとペダルコードを接続します。 (2)6 × 20m
CVP-59の組み立て方 ご注意 ■部品を間違えたり、向きを間違えないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 ■組み立ては必ず2人以上で行ってください。 ■組み立て前に+(プラス) のドライバーをご用意ください。 ■ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。 サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や 故障の原因になることがあります。 ■ネジは各ユニット固定後、 ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定してください。 ■解体するときは、 組み立てと逆の手順で行ってください。 1 箱を開けて部品を取り出します。部品がすべてそ ろっているか確かめてください。 2 足(D)を側板(C)に取り付けます。 5×50mmの平たいネジ(1)を片側3本ずつ使って固定します。側板の角 の丸い方と足の傾斜のついた側が同じ方向にくるようにします。 (A)CVP-59本体 (B)上板 (E)ペダルボックス ペダルコードは この中にあります。 (C)側板 (D)足 (1)5 × 50mmの 平たいネジ × 6本 3 AC電源コード (2)4 × 25mmの 丸頭ネジ × 4本 (4)
5 CVP59本体(A)を取り付けます。 本体(A)を側板(C)の上に、手をはさまれないように十分注意しながら、 本体底部突起を側板の止め金具の穴に合わせてゆっくり載せます。 本体が左右に同じくらい出るように中央を合わせます。 本体前側は6×20mmの平たいネジ(3)4本で、本体うしろ側は5×20mm の平たいネジ(4)2本でしっかり固定します。 6 ペダルコードを接続します。 側板の2つのコードホルダーを通して、ペダルコードを本体に接続しま す。 コネクターのつめが、本体の背面に向くように差し込みます。 コードホルダーを閉じてコードをしっかり固定します。 コード ホルダー (3)6 × 20mmの 平たいネジ (4)5 × 20mmの 平たいネジ 7 この点線の範囲に 手がいかないようにして下さい。 はさまれやすく危険です。 電源コードを本体に差し込みます。 ご注意 組み立て後、必ず以下のチェックをしてください。 ■部品が余っていませんか? q組み立て手順を再確認してください。 ■部屋のドアなどがクラビノーバに当たりませんか? qクラビノーバを移動してください。 8 ペダルボック
仕様 CVP-79 鍵盤 88鍵(A-1∼C7) 音源 AWM音源 CVP-69 CVP-59 音色グループ:ピアノ、エレクトリックピアノ、ハープシコード、ギター、クラビノーバトーン/シンセ、オルガン、ストリングス/クワイア、ブラス、 サックス/フルート、ベース、ドラムス/パーカッション(CVP-79=192種類、CVP-69/59=172種類) 音色 デュアル、スプリット、エフェクト(CVP-79=20種類.
オプション(別売品)のご紹介 フットコントローラー FC7 (CVP-79のみ) ヘッドフォン HPE-160 ¥6,000 ¥5,500 ディスクオーケストラ・コレクション ピアノプレーヤ・ソフト オーケストラ音源をバックにピアノプレイが楽しめます。 ピアノソロ鑑賞用としてお楽しみいただけます。 (アーティストシリーズ各巻¥5,500より) (リスニングシリーズ他、各巻¥4,000より) (各巻¥3,000∼¥5,000) CVP-79/69/59とソフトの対応一覧 (○…再生可能、×…再生不可) ソフト名称 再生 ピアノ・ア・ラ・モード ディスクオーケストラ・コレクション(DOC) YAMAHA ○ クラビノーバ、ピアノプレーヤ共用のアンサンブルソフトです。 (各巻税込み価格¥1,854∼¥1,869) ピアノプレーヤ・ソフト YAMAHA ○ ピアノ・ア・ラ・モード YAMAHA ○ ピアノプレーヤ・アンサンブルソフト YAMAHA ○ キーボードジャム YAMAHA ○ COMPUTER MUSIC COLLECTION YAMAHA ○
索引 A H Q A-B REPEAT ................................................... 80 A-Bリピート .................................................... 80 ABC FREEZE .................................................. 71 ABC ON .......................................................... 46 ABC/SONG VOLUME ..................................... 17 ABC&RHY ....................................................... 84 ABC固定 .......................................................... 71 ABCハーモニー ...................................
U ス フ UNDO ....................................................... 59, 93 スタート/ストップ ............................... 40, 105 スタイルセレクト ........................................... 38 スタイルファイルディスク ............................. 66 スタイルファイルロード ................................. 66 スタンダードMIDIファイル ........................... 129 ストア ............................................................. 61 スプリット機能 ............................................... 30 スプリットポイント .................................
メモ 160
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くのヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡ください。 ●保証書 ●補修用性能部品の最低保有期間 本機には保証書がついています。 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず 「販売店印・お は、製造打切後8年です。 買い上げ日」 などの記入をお確かめのうえ、大切に保管し ●修理のご依頼 てください。 まず本書の「故障かな?と思ったら」をよくお読みのう ●保証期間 え、もう一度お調べください。 お買い上げ日から1年間です。 それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、また ●保証期間中の修理 は最寄りのヤマハ電気音響製品サービス拠点へ修理をお 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保 申し付けください。 証書をご覧ください。 ●製品の状態は詳しく ●保証期間経過後の修理 修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などと 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修 あわせて、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせくだ 理
北海道支店/営業課 〒064 札幌市中央区南10条西1丁目1-50 ヤマハセンター内 TEL.(011) 512-1550 仙台支店/営業課 〒980 仙台市青葉区大町2-2-10 住友生命青葉通りビル TEL. (022) 222-6144 東京支店/営業推進課 〒108 東京都港区高輪2丁目17-11 TEL. (03) 5488-5464 関東支店/営業推進課 〒108 東京都港区高輪2丁目17-11 TEL. (03) 5488-1680 名古屋支店/営業推進課 〒460 名古屋市中区錦1-18-28 TEL. (052) 201-5145 大阪支店/営業推進課 〒542 大阪市中央区南船場3-12-9 心斎橋プラザビル東館 TEL(06) . 252-2390 広島支店/営業推進課 〒730 広島市中区紙屋町1-1-18 TEL. (082) 244-3748 九州支店/営業推進課 〒812 福岡市博多区博多駅前2-11-4 TEL. (092) 472-2152 電子楽器営業部/クラビノーバ営業課 〒430 浜松市中沢町10-1 TEL.