LOUDSPEAKER EN DE FR ES PT IT RU JA Owner’s Manual Bedienungsanleitung Mode d’emploi Manual de instrucciones Manual do Proprietário Manuale di istruzioni Руководство пользователя SPEAKER SYSTEM
PA-9 1/2 安全上のご注意 警告 ご使用の前に、必ずよくお読みください。 異常に気づいたら 必ずお守りください 下記のような異常が発生した場合、すぐにパ ワーアンプの電源を切る。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用 いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への損 • 製品から異常なにおいや煙が出た場合 必ず実行 害を未然に防止するためのものです。必ずお守りくだ • 製品の内部に水や異物が入った場合 • 使用中に音が出なくなった場合 さい。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られ る所に必ず保管してください。 • 製品に亀裂、破損がある場合 そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障のお それがあります。至急、お買い上げの販売店またはヤマ ハ修理ご相談センターに点検や修理をご依頼ください。 「警告」と「注意」について 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容 を、危害や損害の大きさと切迫の程度を区分して掲載し ています。 警告 「死亡する可能性または重傷を 負う可能性が想定される」内容 です。 注意 「傷害を負う可能性または物的 損害
PA-9 2/2 注意 設置と接続 取り扱い 本製品と組み合わせて使うパワーアンプを選 ぶとき、パワーアンプの出力レベルが本製品 の許容入力レベル以下であることを確認する。 必ず実行 不安定な場所に置かない。 本製品が転倒して故障したり、けがをしたりする原因に なります。 禁止 本製品を子供の手の届くところに置かない。 禁止 本製品は子供がいる可能性のある場所での使用には適 していません。 禁止 アンプでクリップが生じるような過大な信号 や以下のような音(ノイズ)を入力しない。 • マイクロフォン使用時のハウリング音 • 電子楽器などからの連続した大音量の音 • 過度にひずんだ連続音 • アンプの電源を入れた状態でのケーブルの 抜き差しによるポップノイズ パワーアンプの出力レベルが本製品の(プログラム)許容 入力レベルより低い場合でも、本製品の損傷、故障や火 災のおそれがあります。 塩害や腐食性ガスが発生する場所に設置しな い。 故障の原因になります。 禁止 音がひずんだ状態では本製品を使用しない。 本製品を移動するときは、必ず接続ケーブル をすべて外した上で行なう。 必ず実行 出力レベ
注記(使用上の注意) お知らせ 製品の故障、損傷や誤動作を防ぐため、以下の内容をお守 りください。 ■ 取扱説明書の記載内容に関するお知らせ ■ 製品の取り扱い/お手入れに関する注意 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近 くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に 低いところ、また、ほこりや振動の多いところで使用し ないでください。本製品のパネルが変形したり、内部の 部品が故障したり、動作が不安定になったりする原因に なります。 • グリルをはめたままグリルを下にして地面などに置かな いでください。グリルが変形する原因となります。 • バッフル前面を下にして置く場合は、平らな場所に置い てください。 • スピーカーユニットには触れないようにしてください。 • スピーカーを並列接続する場合は、必ずアンプの規定負 荷インピーダンスの範囲内(91ページ参照)で接続して ください。アンプの故障の原因になります。 • 保護回路 本製品は、自動復帰型の保護回路を内蔵しています。過 大な入力が加わると、保護回路が動作して、音が出なく なります。使用中に音が出なくなった場合は速やかにア ン
はじめに このたびは、ヤマハ スピーカーシステムCZR15、CZR12、CZR10(以下CZR)をお買い求めいただきま して、まことにありがとうございます。本製品は、ライブ/SR/設備音響用のスピーカーです。この取扱説 明書では、このスピーカーを設置、施工される方やスピーカーの取り扱いに慣れた方向けに、設置、設定、 接続方法などを説明しています。本製品のさまざまな機能を十分にご活用いただくために、ご使用の前にこ の取扱説明書を必ずお読みください。また、お読みになったあとも、大切に保管してください。 • 本書では、特にことわりがない場合、イラストはCZR12を使用しています。 目次 安全上のご注意 .......................................................................86 基本的なセットアップ例 ....................................................... 92 はじめに..........................................................
各部の名称と機能 前面 背面 rt w e w e q 底面 q チルト可能ポールソケット we[INPUT/PARALLEL]端子 ポールソケットの穴を2つ装備しています。床面に対す ノイトリックNL4に対応したスピコン端子です。スピー るスピーカーの角度を水平で、または7°下に傾けてマウ カーケーブルを使ってパワーアンプと接続します。工場 ントできます。ソケットは、市販の35 mm径のスピー 出荷時はパッシブに設定されています。パッシブで使用 カースタンドまたはスピーカーポールに対応しています。 するときは、[INPUT/PARALELL]端子の1+/1−に信 号を入力してください。wとeは内部でパラレル接続さ れています。 スピコンプラグ 7° ポールソケット 奥まで差し込んで 回してロック FRONT 7° r Uブラケット用ネジ穴 オプション(別売)のUブラケットを取り付けるときに使 0° うネジ穴です。 t アイボルト用ネジ穴 アイボルトを使ってつり下げるときに使うネジ穴です。 アイボルト用ネジ穴は、キャビネット内に貫通していま す。 90
接続 配線 下図のようにプラグを配線してください。必ずスピーカー専用のケーブルを使用してください。CZRだけをパッシブで鳴らす 場合は、2+と2−の配線は不要です。バイアンプで鳴らす場合や、サブウーファー用の信号も1本のケーブルで送る場合(92 ページ「基本的なセットアップ例」参照)には、2+と2−の線も使用します。 パッシブ バイアンプ (2−:未使用) (2+:未使用) 1+: 1−: 2+:HF+ 1+:LF+ 2−:HF− 1−:LF− スピーカーの並列接続 [INPUT/PARALLEL]端子は内部でパラレル(並列)接続されています。パワーアンプ(以下アンプ)からの信号を1台目のCZR の[INPUT/PARALLEL]端子で受け、残りの[INPUT/PARALLEL]端子から2台目のCZRに信号を送り出すことができます。 CZRを並列接続する場合は、アンプが駆動できる負荷インピーダンスを確認してください。1台のCZRの定格インピーダンス は8Ωですので、2台のCZRを並列接続すると合成インピーダンスは4Ωになります。この場合アンプは4Ω以下のスピー カーを駆動できる能力が必要です。
プロセッサーとアンプの選択と設定 CZRのパフォーマンスを発揮するためには、プロセッサーまたはDSP内蔵アンプを使って、クロスオーバーやイ コライザー (EQ)を調整する必要があります。 アンプの選択には、スピーカーのプログラム(PGM)ワット数に近いパワーを出せるアンプをおすすめします (例:CZR12のPGMは800Wなので、その0.8〜1.
ホーンの回転 工場出荷時、CZRの指向性は、縦置きの状態で水平(横)方向が広く、垂直(縦)方向が狭くなる設定になっていま す。横向きに設置する場合や、フロアモニターで横向きの指向性を広く取りたい場合には、ホーンを回転して縦横 の指向性を変えることをおすすめします。 1. 2.5mmの六角レンチを使って、グリルを固定しているネジ(CZR10:計6個)を外し、グリルを取り外します。 2. 2番のプラスドライバーを使って、ホーンを固定しているネジを外し、ホーンを取り外します。 NOTE • ドライバーでネジを強く押し込み過ぎないようにご注意ください。キャビネット内側のナットが外れるおそれがあります。 • ホーンを取り外しにくい場合は、切り欠き部にマイナスドライバーなどを引っ掛けて、取り外してください。 ネジ(計8個) 切り欠き部 3.
パッシブとバイアンプの切り替え 工場出荷時、CZRの内部配線はパッシブの設定になっていますが、バイアンプに切り替えることができます。バ イアンプで駆動するには、プロセッサーによるクロスオーバーと2チャンネルのアンプ出力を使う必要がありま す。バイアンプで駆動すると、LF/HF個別にプロテクションがかけられたり、LF/HF間のクロスオーバーやタイ ムアラインメントを細かく設定できたりします。そのため、各ユニットの能力を最大限に引き出し、限界能力を高 めることができます。 1. M5のプラスドライバーを使って、リアパネルを固定しているネジ(6個)を外し、リアパネルを取り外します。 NOTE • ドライバーでネジを強く押し込むとキャビネット内側のナットが外れることがあるので、押し込みすぎないようにご注意ください。 • リアパネルを取り外しにくい場合は、切り欠き部にマイナスドライバーなどを引っ掛けて、取り外してください。 ネジ(計6個) 切り欠き部 2.
設置例 注意 • 設置および取り付け工事につきましては、お買い上げの販売店に相談してください。 • 定期的に保守点検を行なってください。摩耗や腐食などにより、部品が劣化する場合があります。 • ワイヤー、壁、天井、接続金具などは、スピーカーの重量に十分耐えられる強度のものか確認してください。 • ワイヤーを使って、必ず落下防止対策を施してください。 • ワイヤーを壁に取り付ける場合は、スピーカーのワイヤー取り付け位置より高いところに、たるみが出ないように 取り付けてください。長さに余裕がありすぎると、落下時に運動エネルギーがワイヤーに多くかかって断線する場 合があります。 • アイボルトは各国の規格や安全基準に合ったものを使用してください。 取り付け箇所の強度不足や、取り付け方法の不備による落下などの事故に対しては、当社は一切の責任を負いかねます。 アイボルトを使用したつり下げ設置 本体のアイボルト用ネジ穴(90ページt)に、市販のロング アイボルト(長さ30〜50 mm)を取り付けます。ネジ径は、 CZR15とCZR12はM10、CZR10はM10とM8です。 つり下げポイントは、必ず2カ所以上にしてくだ
設置例 ■ つり下げの悪い例 下図のように引っ張らないでください。 禁止 禁止 つり下げポイントが 1 箇所 鉛直から45°を超える 45°を超える 禁止 45°を超える 禁止 専用Uブラケットを使用した設置 オプション(別売)のヤマハ UブラケットUB-DZRシリーズと組み合わせることで、より多様な設置ができます。Uブラケット の取り付け方法については、UB-DZRシリーズの取扱説明書をご参照ください。 ■ 使用例 NOTE UB-DZRシリーズは、別売のヤマハ バトンブラケットBBS251などのオプションブラケットと組み合わせて使用できます。 96 CZRシリーズ 取扱説明書
困ったときは 症状 音が出ない 突然音が途切れた アンプがシャット ダウンする 考えられる原因 ケーブルが正しく接続されていない スピコンケーブルを[INPUT/PARALLEL]端子 に正しく接続してください。パッシブの場合、ス ピコンケーブルの1+/1−がアンプの出力と正し くつながっているか確認してください。 スピーカーユニットが壊れた 接続や信号が適切なのに音が出ない場合、スピー カーユニットが壊れている可能性があります。ヤ マハ修理ご相談センター (98ページ参照)にお問 い合わせください。 スピーカーを並列接続している場合、アンプ の最小負荷インピーダンスに対して、スピー カーの合成インピーダンスが低すぎる (例:最小負荷インピーダンスが4Ωのアンプ に、8Ωのスピーカーを3台以上並列接続して いる) アンプの最小負荷インピーダンスを下回らないよ うに、並列接続するスピーカーの数を減らすか、 合成インピーダンスの負荷を駆動できるアンプを 使用してください。 過大入力により、アンプの保護回路が作動し た アンプの熱が下がるまでしばらくお待ちくださ い。入力レベルを下げて使用し
アフターサービス お問い合わせ窓口 保証と修理について お問い合わせや修理のご依頼は、お買い上げ店、または次の お問い合わせ窓口までご連絡ください。 保証と修理についての詳細は下記のとおりです。 ●機能や取り扱いに関するお問い合わせ ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター 0570-050-808 ※ 固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は 03-5488-5447 受付時間 月曜日〜金曜日11:00 〜 18:00 (土曜、日曜、祝日およびセンター指定休日を除く) FAX 03-5652-3634 オンラインサポート http://jp.yamaha.
保証書 保 持込修理 品 名 ※品 番 証 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示の 上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書な ど)をあわせてご提示ください。 スピーカーシステム ※シリアル番号 保 証 期 間 本 体 お買上げの日から1ケ年間 ※お買上げ日 書 年 月 (詳細は下項をご覧ください) 日 ※ 販 店 所在地 売 お 客 様 ご住所 お名前 電 ご販売店様へ 話 様 ( ) 印 名 電 話 店 ( ) 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41番12号 KDX箱崎ビル1F TEL. 03-5652-3850 ※印欄は必ずご記入ください。 保証規定 1. 保証期間中、正常な使用状態(取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注意書 に従った使用状態)で故障した場合には、無償修理を致します。 5.
Specifications (English only) Specifications General Specifications CZR15 CZR12 System Type Frequency Range (-10 dB) Passive 43 Hz – 20 kHz 43 Hz – 20 kHz 43 Hz – 20 kHz Normal *1 34 Hz – 20 kHz 42 Hz – 20 kHz 46 Hz – 20 kHz FOH *1 33 Hz – 20 kHz 38 Hz – 20 kHz 43 Hz – 20 kHz H90° × V50° Rotatable, Constant directivity horn H90° × V60° Rotatable, Constant directivity horn H90° × V60° Rotatable, Constant directivity horn 2.0 kHz 2.0 kHz 2.
Specifications Dimensions 329 41 2xM8 254 CZR15 3xM10 240 367 329 254 2xM10 672 761 672 240 257 450 41 41 460 2xM8 2xM10 367 240 3xM10 254 41 329 504 50° 2xM8 Unit: mm 2xM8 277 41 239 CZR12 3xM10 394 277 239 2xM10 557 240 646 557 199.
Specifications CZR10 166 2xM8 236 240 2xM10 2xM8 240 451 537 474 145 315 345 236 176 28 41 233 2xM8 2xM10 233 2xM10 166 236 392 50° 2xM8 Unit: mm 240 Block Diagram (CZR15, CZR12, CZR10) Passive mode (Factory setting) 1± 1± NL4 2± INPUT/ PARALLEL PASSIVE X-OVER NETWORK LF± HF± 1± + – + – LF HF NL4 2± Bi-amp mode (Selectable) 1± 1± LF± 2± 2± HF± + – LF NL4 INPUT/ PARALLEL 1± NL4 2± 102 CZR series Owner’s Manual + – HF
CZR series Owner’s Manual 103
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