User Manual

CXSシリーズ取扱説明書
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プロセッサーとアンプの選択と設定
CXSのパフォーマンスを発揮させるためには、プロセッサーまたはDSP内蔵アンプを使って、カットオフやイコ
ライザー (EQ)を調整する必要があります。
アンプの選択には、スピーカーのプログラム(PGM)ワット数に近いパワーを出せるアンプをおすすめします(例:
CXS18XLFPGM1000Wなので、その0.81.25倍を目安とした800W1250Wのアンプをおすすめ
します)。ただしリミッターなどで適切にスピーカーを保護できる場合には、さらに出力の大きいアンプと組み合
わせることも可能です。
プロセッサーやアンプの推奨モデル、EQ設定などの情報はヤマハプロオーディオウェブサイトのCXS製品ページ
をご参照ください。
基本的なセットアップ例
2チャンネルアンプからCXSとフルレンジスピーカーをそれぞれ独立したケーブルで接続するシステム
[OUTPUT]端子を利用して、2チャンネルアンプからの出力を1本のケーブルで接続するシステム
CXS[OUTPUT]端子は、[INPUT/PARALELL]端子の2/2−に入力された信号を、1/1−に経路変更して出力し
ます。これを利用して、4芯のスピコンケーブルを用いれば、アンプからのケーブルを1本にまとめることができます。
CZRシリーズ
(フルレンジスピーカー )
CXS
2チャンネルアンプ
1/1:FULLRANGE
1/1:SUBWOOFER
アンプから
OUTPUT2/2:FULLRANGE
1/1:SUBWOOFER
2+/2−を1+/1−
経路変更して出力する。
CZRシリーズ
(フルレンジスピーカー )
CXS
2チャンネルアンプ
1/1−:FULLRANGE
4芯のスピコンケーブル
アンプから
フルレンジ
スピーカーへ