User Manual
Dante Controller ユーザーガイド
69
パラメーターのルール
RX サブスクリプション
プリセットに RX サブスクリプションが含まれており、目的のシステムに適用している場合(たとえ
ば、プリセットが保存される際 Advanced > Parameters 欄でチェックされ、かつプリセットが適用さ
れる際 Preset Elements 欄でチェックされている場合):
目的のシステムで適合するすべての機器において、サブスクリプションはソースシステムにマッチす
るようにアップデートされます。その結果、以下のようになります。
プリセットに保存されているすべてのサブスクリプションは、それぞれのターゲットシステムの
マッチする機器で上書きされます。同一のサブスクリプションは保持されます。
プリセットの設定内容にかかわらず、プリセットに含まれないサブスクリプションがターゲットシ
ステムにある場合サブスクリプションは削除されます。
TX フロー(マルチキャストフロー)
TX フローと TX チャンネルラベルの設定時の動きは RX サブスクリプションと異なります。
プリセットに「TX Flows」が含まれており、目的のシステムに適用している場合(たとえば、プリ
セットが保存される際、「TX Flows」が Advanced > Parameters 欄でチェックされ、かつプリセット
が適用される際 Preset Elements 欄でチェックされている場合):
プリセットに保存されているすべての TX フローは、それぞれのターゲットシステムのマッチする機
器で上書きされます。
1 つでもプリセットの TX フローが設定された場合、プリセットに含まれない TX フローがターゲッ
トシステムにあれば TX フローは削除されます。逆にプリセットの TX フローが設定されなかった場
合はターゲットシステムのすべての TX フローは保持されます(RX サブスクリプションと扱いが違
いますので注意してください)。
プリセットを設定する前にマルチキャストフローおよび(または)送信チャンネル名は手動でター
ゲット機器から削除できます。
TX チャンネルラベル
TX チャンネルラベルの設定時の動きは上述の TX フローと同じです。
プリセットの適用
保存されたプリセットを読み込み、適用するには、メインメニュー(Ctrl + L)から File > Load Preset
を選択します。
以前のバージョンのプリセットファイルも読み込めます。
“Apply Preset”ダイアログは 4 欄に分かれていて、プリセットを適用するときの論理的な手順を表し
ます(左から右に)。