User Manual

日本語
各部の名称と機能
MY16-MD64 取扱説明書
23
C
[COAXIAL IN][COAXIAL OUT]端子
75Ω同軸ケーブルを使用して、外部MADI機器と接
続し、デジタルオーディオ信号や制御信号を送受信
するBNC端子です。
使用できるケーブルの長さは最長100mです。
D
ACTIVE INPUT インジケーター
[OPTICAL IN]端子または[COAXIAL IN]端子で、
効な信号が入力されている側のインジケーターが緑
色に点灯します。
受信した信号のMADIチャンネルモード/サンプリング
周波数と、カード上のスイッチSW1/SW2の設定が異な
る場合は、インジケーター は点灯しません。スイッチを
正しく設定してから、お使いください。
スイッチ
装着する機器や用途に応じて以下のスイッチを設定してから、お使いください。
A
MADI チャンネルモード (SW1)
56チャンネルはAES10-1991に、64チャンネルは
AES10-2003に準拠しています。
B
サンプリング周波数 (SW2)
88.2/96kHzはダブルスピードモードにのみ対応してい
ます。ダブルチャンネルモードには対応していません。
C
カードID (SW3)
通常は、[Emu.]に設定してください。このスイッチを
[Emu.]、スイッチ
2
を[48K]に設定するとヤマハデ
ジタルI/OカードMY16-AT、このスイッチを[Emu.]、
スイッチ
2
を[96K]に設定するとヤマハデジタルI/O
カードMY8-AE96のように見せかけて動作させるこ
とができます。将来予定されているNativeモード対応
機器で使用する場合は、このスイッチを[Nat.]に設定
すると、MY16-MD64の機能を最大限に使用するこ
とができます。
D
SW101
必ず[OFF]に固定してお使いください。このスイッチ
を変更すると、正常に動作しなくなります。
OPTICAL/COAXIAL入力の2重化
[OPTICAL IN]端子と[COAXIAL IN]端子の両方に有効な信号が入力されている場合は、OPTICAL信号が優先になり
ます。また、光ファイバーケーブルの断線などOPTICAL信号に異常が生じた場合は、自動的にCOAXIAL信号に切り替
わるので、入力信号を2重化できます。ただし、音声が一瞬途切れます。
ヤマハ製品どうしのシリアル通信
このカードをヤマハデジタルミキシングコンソールLS9とヤマハデジタルミキシングエンジンDME24Nのそれぞれ
のスロットに装着し、LS9からDME24Nの内蔵ヘッドアンプをコントロールすることができます。
* DME24NのファームウェアのバージョンはV3.04以上が必要です。最新のファームウェアは以下のヤマハウェブ
サイトからダウンロードできます。
http://proaudio.yamaha.co.jp
SW3SW1
56ch 64ch Emu.
SW2
48K 96K Nat.
123
4
SW101
OFF
Mode Position
56 チャンネル
56ch
64 チャンネル
64ch
Mode Position
44.1/48 kHz 48K
88.2/96 kHz 96K
Mode Position
Emulation Emu.
Native Nat.