User Manual

このコマンドで取得したいメーター番号を登録することにより、レベルメーターの値が周期的にDMEから送信される。
レベルメーターの値は後述のQCMTコマンドで解除するまで送信される。メーターは100個まで登録可能である。
- 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること
- [インデックス]GMTと同様
- [メーター番号]GMTと同様
- コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること
例) 特定チャンネルのレベルメーターの周期取得登録を行なうとき(インデックス1 メーター番号3)
GCMT 0 1 3
例) 全チャンネルのレベルメーターの周期取得登録を行なうとき(インデックス1 メーター番号0)
GCMT 0 1 0
- 成功すると、DMEは2行の文字列を返す
1行目は "GCMT OK" という文字列である
2行目は、GMTでメーターを取得するときの返答と同一文字列である
- 失敗すると、DMEは "GCMT ERR" という1行の文字列を返す
例) 特定チャンネル指定を行った場合のDMEの送受信データの例(インデックス1 メーター番号3)
GCMT 0 1 3
MTR 0 1 CUR -1800 HOLD 0
(リモートコントローラーが周期的にDMEからのメーターデータを受信)
MTR 0 1 CUR -1700 HOLD 0
例) 全チャンネル指定を行った場合の送受信データの例(インデックス1 メーター番号0)
GCMT 0 1 0
MTR 0 1 CUR -1800 -2300 -200 1 -300 0 -13801 -13801 HOLD 0 0 0 0 0 10
(リモートコントローラーが周期的にDMEからのメーターデータを受信)
MTR 0 1 CUR -1800 -2300 -200 1 -300 0 -13801 -13801 HOLD 0 0 0 0 0 10
20) QCMT: レベルメーター周期取得解除
オプション 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答
QCMT 0 [インデックス] [メーター番号]  QCMT OK QCMT ERR
コマンド名の文字列は "Quit Cyclic MeTer" の略
GCMTコマンドでDMEに登録したレベルメーターの周期送信を解除する。
- 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること
- [インデックス]にはDME Designerで指定した適切な番号を文字列で与えること
- [メーター番号]は、常に0を指定すること
- コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること
例) メーターの周期取得の登録を破棄したいとき
QCMT 0 1 0
- 成功すると、DMEは "QCMT OK" という1行の文字列を返す
- 失敗すると、DMEは "QCMT ERR" という1行の文字列を返す
例) メーター番号の登録を破棄して成功したときの応答
QCMT OK
メーター番号の登録を破棄して失敗したときの応答
QCMT ERR
21) SMC: レベルメーター自動取得周期の設定
オプション 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答
SMC 0 [周期] SMC OK SMC ERR
コマンド名の文字列は "Set Meter Cycle"の略
このコマンドにより、周期取得設定されたすべてのレベルメーターの送信周期をms単位で設定する。
DMEが一度もこのコマンドを受信していないときは初期設定の100msecで動作する。
- 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること
- [周期]にはDMEからのメーター送信間隔をms単位で設定すること
- コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること
例) DMEからのメーター送信間隔を200msecに変更したいとき
SMC 0 200
DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1
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