User Manual

3.3.6. WAV FILE PLAYER 制御コマンド
25) PWF: ファイル再生
オプション 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答
PWF 0 [Wav File Manager のインデックス] PWF OK PWF ERR
コマンド名の文字列は "Play Wav File" の略
このコマンドにより、DME の Wav File Playerの曲を指定して再生できる。
再生するためには、あらかじめWav File Managerにファイルを登録しておく必要がある。
- 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること
- 2つ目のオプションには、Wavファイルマネージャのインデックスを文字列で与えること
- コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること
例) Wavファイルマネージャの4番に登録されたWAVファイルを再生したいとき
PWF 0 4
- 成功すると、DMEは "PWF OK" という1行の文字列を返す
- 失敗すると、DMEは "PWF ERR" という1行の文字列を返す
例) Wavファイルマネージャの4番に登録されたWAVファイルを再生して成功したときの応答
PWF OK
Wavファイルマネージャの4番に登録されたWAVファイルを再生しようとして失敗したときの応答
PWF ERR
26) SWF: ファイル再生停止
オプション 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答
SWF 0 SWF OK SWF ERR
コマンド名の文字列は "Stop Wav File" の略
本コマンドはDMEのファームウェア V3.11以降でのみ動作する。
このコマンドにより、DME の Wav File Playerで再生中の曲を停止させる。
- オプションは将来の拡張用なので、常に0とすること
- コマンドとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること
例) 再生中のWAVファイルを停止させたいとき
SWF 0
- 成功すると、DMEは "SWF OK" という1行の文字列を返す
- 失敗すると、DMEは "SWF ERR" という1行の文字列を返す
例) 再生中のWAVファイルを停止させて成功したときの応答
SWF OK
再生中のWAVファイルを停止させて失敗したときの応答
SWF ERR
3.4 ユーティリティーコマンド
3.4.1 デバッグ用コマンド
27) ECHO: エコーバック設定/解除
コマンド オプション 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答
ECHO 0 [ON/OFF] ECHO OK ECHO ERR
コントローラーのデバッグ用に、DMEが受信した文字列をそのままエコーバックすることができる。
エコーをONにすると、エコーOFFされるかDMEの電源が切られるまで、ずっとエコーバックされるようになる。
電源起動時のデフォルトはOFFである。
エコーバック中にも通常どおりの制御が可能である。
- 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること
- [ON/OFF]には、"ON" または "OFF" という文字列とすること
- コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること
例) DMEのエコーをONするとき
ECHO 0 ON
DMEのエコーをOFFするとき
ECHO 0 OFF
成功すると "ECHO OK" という文字列が、失敗すると "ECHO ERR" という文字列がコントローラーに対して出力される。
DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1
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