User Manual

- 成功すると、DMEは "SMC OK" という1行の文字列を返す
- 失敗すると、DMEは "SMC ERR" という1行の文字列を返す
例) DMEからのメーター送信間隔を変更に成功したとき
SMC OK
DMEからのメーター送信間隔を変更に失敗したとき
SMC ERR
周期の設定目安
レベルメーターを周期取得するには、レベルメーターの指定個数に応じて適切な周期を設定する必要がある。
周期は下表より求める。
レベルメーター数と取得に必要な時間の対応表
自動取得周期は、コマンドごとに上表の「取得に必要な時間」を加算した値を目安とする。
し、レベルメーターの
動取
周期
くし
すぎ
ると通信回
負荷
るため、レベルメーターの
動取
周期は
50msec以上に設定する必要がある。
周期時間の算出例
例1: 16Ch Fader コンポーネントのレベルメーターを1ch分取得する場合
対応表からレベルメーター1個を取得するために必要な周期(9ms)を得る
周期は50ms以上である必要があるため、周期を50msに設定する
例2: 16Ch Fader コンポーネントのレベルメーターを1コンポーネント分(16ch分)取得する場合
対応表からレベルメーター16個を取得するために必要な周期(64ms)を得る
周期を64msに設定する
例3: 2つの 16Ch Faderコンポーネントのレベルメーターを 2コンポーネント分(32ch分)取得する場合
対応表からレベルメーター16個を取得するために必要な周期時間(64ms)を得る
2つのコンポーネントの周期の和をとり、周期を128msに設定する
3.3.4. ミュート制御コマンド
22) SMUT: ミュート設定/解除
オプション 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答
SMUT 0 [ON/OFF] SMUT OK SMUT ERR
MUTE 0 [ON/OFF]
コマンド名の文字列は "Set MUTe" の略
- 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること
- 2つ目のオプションとして "ON" もしくは "OFF" という文字列を与えること
- コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること
例) ミュートONするとき
SMUT 0 ON
- 成功すると、DMEは2行の文字列を返す
1行目は "SMUT OK" という文字列である
2行目は、ミュートON/OFFが切替わったときにDMEがコントローラーに対して出力する文字列と同一である
コントローラーでは、1行目の文字列を無視しても差し支えない
- 失敗すると、DMEは "SMUT ERR" という1行の文字列を返す
例) ミュートONして成功したときの応答
SMUT OK
MUTE 0 ON
ミュートOFFしようとして失敗したときの応答
SMUT ERR
1コマンドで取得する
レベルメーターの数
取得に必
要な時間
16
239ms
122ms
64ms
64
32
8
4
2
1
34ms
20ms
12ms
9ms
DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1
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