User Manual

例) インデックス5のパラメーターをdB方式で取得して、-30dBが返ってくるときの応答
GPR OK
PRM 0 5 -3000
インデックス5のパラメーターをdB方式で取得しようとして、失敗したときの応答
GPR ERR
インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式 (突き当て 10dB) で取得して、-30dBが返ってくるときの応答
GVL OK
VOL 0 6 323
インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式 (突き当て 10dB) で取得しようとして、失敗したときの応答
GVL ERR
3.3.2. シーン制御コマンド
14) RSC: シーンリコール
オプション 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答
RSC 0 [シーン番号] RSC OK RSC ERR
SCN 0 [シーン番号]
コマンド名の文字列は "Recall SCene" の略
- 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること
- [シーン番号]には適切な番号を文字列で与えること
- コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること
例) シーン4をリコールするとき
RSC 0 4
- 成功すると、DMEは2行の文字列を返す
1行目は "RSC OK" という文字列である
2行目の"SCN"については3.2.2章を参照
コントローラーでは、シーンがリコールされたことだけを知りたければ1行目を無視し、2行目だけを参照すればよい
- 失敗すると、DME は "RSC ERR" という1行の文字列を返す
 (保存されていないシーンに対してRSCコマンドを送信した場合はERRを返す)
例) シーン4番をリコールして、成功したときの応答
RSC OK
SCN 0 4
シーン4番をリコールしようとして、失敗したときの応答
RSC ERR
15) RRSC: 相対シーンリコール
オプション 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答
RRSC 0 [シーン相対番号] RRSC OK RRSC ERR
SCN 0 [シーン番号]
コマンド名の文字列は "Relatively Recall SCene" の略
このコマンドにより相対的なシーンリコールを行なう。たとえば、「1つ次のシーン」や「2つ前のシーン」などの操作が可能である。
- 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること
- [シーン相対番号]には適切な番号を文字列で与えること。プラス記号はあってもなくても良い。マイナス記号は省いてはならない
- コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること
例) 1つ次のシーンをリコールするとき
RRSC 0 1
2つ前のシーンをリコールするとき
RRSC 0 -2
- 成功すると、DMEは2行の文字列を返す
1行目は "RRSC OK" という文字列である
2行目の"SCN"については3.2.2章を参照
コントローラーでは、シーンがリコールされたことだけを知りたければ1行目を無視し、2行目だけを参照すればよい
2行目で返るシーン番号はリコール後のシーン番号 (絶対量) である。相対リコールでも、変化量が返るわけではない
- 失敗すると、DME は "RRSC ERR" という1行の文字列を返す
例) カレントシーンが3の状態で、1つ次のシーンをリコールして、成功したときの応答
RRSC OK
SCN 0 4
カレントシーンが3の状態で、1つ次のシーンをリコールしようとして、失敗したときの応答
RRSC ERR
DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1
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