User Manual

3章 メインパネルウィンドウ
DMEDesigner取扱説明書
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GPI
GPIとは
GPIは、GeneralPurposeInterface(汎用インターフェース)の略で、GPI入出力を使うことによ
り、カスタムメイドのコントローラーや外部機器からDMEをリモートコントロールできます。
GPIのポート数は、機種により異なります。DMEごとにGPI入出力を設定します。
GPI入力からのデータで、DMEのシーン切り替え、コンポーネントのパラメーター変更などができ
ます。
GPIの接続方法などハードに関してはDMEの取扱説明書をご覧ください。
GPI入出力の設定例
●CP4SFを使ってフェーダー (LevelおよびOn)をコントロール
コントロールパネルCP4SFGPI端子に接続して、FaderMixerコンポーネントの各フェーダー
(LevelおよびOnパラメーター )をコントロールできます。
GPIIN欄では、ParameterValueEdit機能を利用してコンポーネントのLevelおよびOnパラメー
ターを割り当てると、CP4SFの各フェーダーとスイッチでLevelおよびOnパラメーターをコント
ロールできます。Levelパラメーターを割り当てたポートは、[Min]=-INFINITYdB、
[Max]=10.00dB、[Terminal]= に設定すると、入力電圧(=フェーダーの位置)に比例して値が
続的に変化し、入力電圧が最小のときに-dB、入力電圧が最大のときに10.00dBとなります。On
パラメーターを割り当てたポートは、[Min]=OFF、[Max]=ON、Terminal= に設定すると、入
力電圧が下から上に変化するとき(=スイッチを押した瞬間)に、値をONOFFの間で交互に切り替
えます。
GPIOUT欄では、ParameterValueEdit機能を利用してOnパラメーターを割り当てると、On
ラメーターに連動してCP4SFのスイッチのLEDが点灯します。[Terminal]= に設定すると、On
パラメーターがオンのときにハイレベルの電圧を出力し、LEDが点灯します。
NOTE
[OperationSecurity]→[Edit]がチェックされているユーザーのみ、GPIの設定ができます。
NOTE
オンライン時は編集できません。
NOTE
SP2060には対応していません