User Manual

第6章 コンポーネントガイド
DMEDesigner取扱説明書
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●パラメトリックイコライザー
スピーカープロセッサーの[PEQ]ボタンをクリックするとウィンドウが開きます。各出力チャンネル
のパラメトリックイコライザーを設定します。
*1APF：APF(AllPassFilter)とは、すべての周波数範囲の信号を通過させ位相だけを変化させるフィルタです。主にクロスオーバー帯域で
の位相整合のために使用します。
APF1stでは、設定した周波数において位相が90°回転し、全帯域で見ると0°から180°まで回転します。
APF2ndでは、設定した周波数において位相が180°回転し、全帯域で見ると0°から360°まで回転します。APF2ndはQの設定が可能です。
*2HornEQ：CD(ConstantDirectivity:定指向性)HornSpeakerは、高域のレベルがロールオフする特性を持ちます。
HornEQは、この特性を補正するイコライザーです。そのためGainは0dB以上、Frequencyは500Hz以上に限定されています。
名称 機能
1
PEQ(位相特性)曲線 位相を表示します。
2
PEQ(振幅特性)曲線 出力レベルを表示します。
パラメーター 設定範囲 機能
3
Type PEQ
L.SHELF6dB/Oct
L.SHELF12dB/Oct
H.SHELF6dB/Oct
H.SHELF12dB/Oct
HPF
LPF
APF
(
*
1)
1st
APF
(
*
1)
2nd
HornEQ
(
*
2)
メニューからフィルターのタイプを選択します。
4
B/W[Oct] 0.023〜6.672 各バンドの周波数帯域の幅をOctave表示で設定します。
5
Q 63.0〜0.10 各バンドの周波数帯域の幅を設定します。
6
Frequency 20Hz〜20kHz 各バンドの周波数を設定します。
7
Gain -18dB〜+18dB 各バンドの周波数のゲインを設定します。
8
Bypass ON/OFF PEQの各バンドをバイパスします。
9
PEQOn ON/OFF PEQをONにします。
[SpeakerProcessor:PEQ]エディターウィンドウ
9
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