User Manual

Table Of Contents
DME7リモートコントロールプロトコル仕様書 V1.0.0
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3. コマンド仕様
パラメーター種別
integer 整数値 MinからMaxまでの値域でそのまま扱える整数値
freq 周波数値 ISO-266の規格に応じて実際の値とユーザーが取り扱う値の対応づけが規定されてい
る周波数値
binary 16進数 Min, Max に意味は無く、最大4バイトの16進数として扱うパラメーター
この種別の場合は、setn, setr, getn の動作は保証されない
string 文字列 文字列として扱うパラメーター
この種別の場合は、setn, setr, getn の動作は保証されない
推奨
UI種別
当該パラメーターに最適なUIの種別を示す。
コントローラ側はこの値を参考にしても良いし、しなくても良い。
any 指定なし 特に推奨のUIが定義されていない
fader フェーダー型UI フェーダーのように直線的に連続可変できるUIが良い
latchsw ラッチスイッチ型UI 2状態のスライドスイッチやトグルボタンなどが良い
unlatchsw アンラッチスイッチ型UI アンラッチ型の2状態ボタンなどが良い
list リスト選択型UI プルダウンメニューのように択一選択させるUIが良い
knob ノブ型UI ノブやエンコーダのように連続可変できるUIが良い
(フェーダー型UIのように直線的でなくても良い)
一つのアドレスに対し、{ サブアドレスXの数 × サブアドレスYの数 }個分のパラメーター配列が存在する。
例: サブアドレスXの数 = 1 1パラメーターのみ
サブアドレスYの数 = 1
サブアドレスXの数 = 96 96パラメーターを含む一次元配列
サブアドレスYの数 = 1
サブアドレスXの数 = 96 96 x 24パラメーターを含む二次元配列
サブアドレスYの数 = 24
Min Max は操作子における操作方向を意図している。
(例:フェーダー・スライダーならば下もしくは左がMin方向。ノブならば左回しがMin方向。)
よって、必ずしも数値上で Min < Max となるとは限らず、HA Gain のように Min方向の方が数値上大きいこともあるので注意。
読み書き属性はアドレスごとに常に固定されている。
機器側の状態によりパラメーター操作がロックされている場合でも読み書き属性自体は変化しない。
その場合は、操作要求をした際にエラー通知が返る。
例) コマンド: prminfo 1
通知: OK prminfo 1 "level" 144 1 10 -62 0 "dB" integer knob rw
意味: Remote Control Setup List1番に登録されたパラメーターの情報を知りたい
アドレスは"level"、パラメーターが(144x1)個存在
値域 = +10-62, デフォルト値 = 0
単位文字列 = "dB"
種別 = 整数値
推奨UI種別 = ノブ型
読み書き属性 = 読み書き可能
指定したRemote Control Setup Listの番号にメーターが登録されている場合は、エラー通知が返る