User Manual

Table Of Contents
DME7リモートコントロールプロトコル仕様書 V1.0.0
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4. コマンドシーケンス
2) パラメーター値の設定
set PROC:Remote/1 0 0 -7760
Remote Control Setup List1番に登録されたパラメーターを即値で-77.60に設定したい
OK set PROC:Remote/1 0 0 -7760 "-77.60"
Remote Control Setup List1番に登録されたパラメーターが"-77.60"に設定された
このシーケンスを経ることで、操作対象機器と同じ状態にシンクロしたことになる。
ただし、この取得期間中に操作対象機器側から変更通知が来た際には、別途再取得が必要。
なお、GPI フェーダーの壁コントローラーなど、コントローラー側の物理位置そのものを最新状態としたい場合は、上記シーケンスを行う必要は無
い。
接続直後から、何もユーザーが操作しなくてもコントローラー側の物理位置を反映するようにしたいのであれば、逆に setコマンド を用いてコント
ローラー側の状態を操作対象機器に反映する。
コントローラー側の最新状態を反映する場合
......
リモートコントローラー
set PROC:Remote/1 0 0 -7760
OK PROC:Remote/1 0 0 -7760 "-77.60"
OK set PROC:Remote/X X X XXXX "XXXX"
OK PROC:Remote/X X X "XXXX "
必要なパラメーター分、setを繰り返す
set PROC:Remote/X X X XXXX
set PROC:Remote/X X X XXXX
通常起動済み
接続認知
通常起動済み
通信可能
シンクロ済みシンクロ済み
操作対象機器
反映
反映
反映
コントローラー側の最新状態を反映した場合も、状況によっては操作対象機器側で値が丸め込まれる可能性があるので、必要に応じて結果通知
の内容を元にコントローラー側に再度反映する。
なお、上記二つのシーケンスは、コントローラーの仕様によっては組み合わせて使うこともあり得る。
例: GPI フェーダーはコントローラー側の状態を採用し、その他のパラメーターは操作対象機器側の状態を採用する
get と異なり、「all」指定による一括設定はできないので注意