User Manual
Yamaha Sound System Simulator Y-S
3
取扱説明書 V3.1
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Speakers Type
平面に設置するスピーカーのタイプをリストボックスから選択します。末尾の略称「r」は rotated(ホーンローテイ
ティッド)を示します。
また、「_HiZ」は High Impedance 接続専用の設定、「_LoZ」は Low Impedance 接続専用の設定であることを示しま
す。
表: ディストリビューテッドで使用時の接続方法
名称
接続方法
Low Impedance Serial ローインピーダンスシリーズ接続
Low Impedance Parallel ローインピーダンスパラレル接続
Low Impedance Equal ローインピーダンスで 4 台シリ・パラ接続 *
1
High Impedance 70V 70V 系ハイインピーダンス
High Impedance 100V 100V 系ハイインピーダンス
*
1
シリーズ接続した 2 台のスピーカーを 2 組パラレル接続。
トータルのインピーダンスが 1 台のスピーカーと同じになる接続方法で、接続は 1ch につき 4 台に限定されます。
各スピーカーの仕様はウェブサイト(https://www.yamaha.com/proaudio/)で確認することができます。
Plane Geometry
設置する平面の諸条件を入力します。室よりも大きい平面を設定することはできますが、設置されたスピーカーが、
室のエリアの外側に出てしまうと計算対象ではなくなりますので、ご注意ください。
Plane Type
平面のタイプを Ceiling、Front Wall、Back Wall、Side Wall 1、Side Wall 2 から選択します。
Position
平面の中心の座標を入力します。初期値(x、y、z)=(0.00、室形状に応じた値、受音面+8.00)。
各値は-99.99m~99.99m (-328.0ft~328.0ft) の範囲で設定できます。
Plane Size
設置平面の大きさを入力します。初期値 L=10m (30.0ft)、W=10m (30.0ft)。
L, W ともに 1.00m~90.00m (3.3ft~295.3ft) の範囲で設定できます。
Plane condition
スピーカー設置平面の反射率をリストボックス(Hard:100%、Medium:50%、Transparent:0%)より選択します。こ
の値を、Hard または Medium とすることで、スピーカーを設置平面近くに設置した際の音圧上昇効果を計算内で考慮
することができます。ただし、この平面に配置されていないスピーカーからの音に対する反射は計算されません。
Angle
設置平面の角度を入力します。Pan(初期値:プレーンタイプによる)、Tilt(初期値:プレーンタイプによる)、
Rot(初期値:0.0)の 3 種類です。-180.0~180.0 の範囲で設定できます。