User Manual

センサーの取付位置
【ドラムヘッドへの取り付け】
細かいニュアンスや幅広いダイナミックレンジが必要とされる場合は、ドラムヘッドの打
面側にセンサー取り付けることをおすすめします。
演奏者から最も遠いエッジ付近が、スティックなどで叩かれにくく、かつダブルトリ
ガーを起こしにくい場所です。
響きが長く、不規則な振動がヘッドに残る場合、ダブルトリガーを起こす可能性があり
ます。このような場合はヘッドの余分な振動を抑えるため、布やテープ等でミュートし
てください。ミュートにはヤマハリングミュートをおすすめします。
センサーを両面粘着テープでヘッドに取り付けた後、5 0×80mm程の大きさのガムテー
プでカバーすることをおすすめします。特にバスドラムのヘッドは大変大きく振動しま
すので、確実に固定することが必要です。
【ドラムシェルへの取り付け】
ドラムヘッドの振動にわずかでも影響を与えたくない時やダブルトリガーを起こしやすい
場合は、センサーをドラムシェルに取り付けることをおすすめします。
タムタムのトリガーには、シェルへの取り付けが適しています。
センサーの取付位置は、打面側のリムに近く、他のドラムから遠い位置を選んでくださ
い。
【練習台等への取り付け】
【DT20/30:練習パッドへの取り付け方】の項をご参照ください。
取付方法
1. ドラムヘッドまたはドラムシェルの、センサーを取り付けようとする部分の汚れや油分
をアルコール等できれいに落とします。
2. センサーに付いている粘着テープの裏紙をはがして、目的の位置に貼り付けます。確実
に固定するために、貼り付けた後、数秒間指で押しつけてください。
3. ケーブルクランプの裏紙をはがし、ドラムシェルの便宜な位置に貼り付けてください。
4. 練習台等への取付方法は、【DT20/30:練習パッドへの取り付け方】の項をご参照くださ
い。