User Manual
この説明書では、DTX950K の標準的な組み立て方を説明します。
下図のように組み立てと配線を行ない、電源を入れる前の段階までを説明します。
･ 組み立てには『ラックシステム HXR4LD』、『パッドセット
DTP900』、『パッドセット DTP902』、『音源モジュール
DTX900』の入った 4 つの梱包箱が必要です。
･ この説明書では、組み立てられた状態のラックシステム HXR4LD に
対してパッドセットおよび音源モジュールをセットアップする方法を
説明しています。あらかじめラックシステム HXR4LD に同梱されて
いる組立説明書に従って HXR4LD を組み立てた上で、この説明書を
お読みください。
･ パッドセット (DTP900、DTP902) に同梱されているパッド類お
よびラックシステム HXR4LD の保証につきましては、それぞれの取
扱説明書に記載の保証書をご利用ください。
別売のドラムマットがある場合には初めに床に敷いてください。ドラム
マットが無い場合、床に傷がつくのを防ぐためハイハットスタンド
HS740A およびキックパッド KP125W を扱うときは必ず床に梱包材
の段ボールなどを敷いて組み立てを行なってください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止する
ためのものです。注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じる
ことが想定される内容を「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な
内容ですので、必ずお守りください。
※ お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
※ パッドやラックに付属の組立説明書や取扱説明書も必ずお読みください。
注記 ( ご使用上の注意 )
・ ケーブルの抜き差しは必ずプラグ部分を持って行なってください。また、ケーブルの線の部分に重いも
のを乗せたり、とがったものが触れたりしないように注意してください。線の部分に無理な力がかかる
と断線などのトラブルの原因になります。
・ この製品の上に乗ったり、重いものを乗せたりしないでください。故障の原因になります。
・ 温度が極端に高い場所 ( 直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、閉めきった車内など ) や、湿気の多
い場所 ( 風呂場、雨天の屋外など ) での使用、保管はしないでください。変形、変色、故障や性能劣化
の原因になります。
・ 製品を手入れするときは、ベンジンやシンナー、アルコール類は使用しないでください。製品を変色、
変形させるおそれがあります。お手入れの際は、やわらかい布で乾拭きするか、水を含ませて固く絞っ
た布を用いて汚れをふき取ってください。汚れがひどいときは、中性洗剤を含ませた布を固く絞って汚
れを拭き取り、そのあとで水を含ませて固く絞った布を用いて洗剤を拭き取ってください。
※製品の仕様および外観は、改良のため予告無く変更することがあります。
DTX950K
組立説明書
JA
シンバルパッド
PCY155
シンバルパッド
PCY135
標準的な組み立て例
シンバルパッド
PCY135
タムパッド
XP100T
タムパッド
XP120T
キックパッド
KP125W
リアルハイハットパッド
RHH135
音源モジュール
DTX900
シンバルホルダー
CH755
シンバルホルダー
CH750
シンバルホルダー
CH750
スネアスタンド
SS662
スネアパッド
XP120SD
ハイハットスタンド
HS740A
ラックシステム
HXR4LD
重要
注記
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が
想定されます。
けがをするおそれがありますので、小さいお子様が取り扱いされる際は必ず保護者が付き添って
ください。
シンバルホルダーやタムホルダーの先端部分はとがっています。けがの原因になりますので、取
り扱いにはじゅうぶん注意してください。
キックパッドやフットペダルに取り付けられているずれ防止用スパーは先端部分がとがっていま
す。けがの原因になりますので、取り扱いにはじゅうぶん注意してください。
この製品を設置される際、固定用のナット等はしっかり締め付けてください。また、固定用ナッ
ト類をゆるめる際は急激にゆるめないでください。パッドが落下したり、ラック、パイプ、スタ
ンドの部品の落下、転倒などにより、けがの原因となります。
この製品を、不安定な場所 ( 水平でない場所、ぐらついている台の上など ) に設置しないでくだ
さい。転倒、落下などにより、けがの原因となります。
この製品を設置される際、接続ケーブルなどの引き回しにはじゅうぶん注意してください。足を
掛けて転倒するなど、けがの原因となります。
この製品を分解したり、改造したりしないでください。けがまたは故障の原因になります。
ラックに腰かけたり踏み台にしないでください。転倒したり壊れたりして、けがの原因となりま
す。
警告
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、財産が損害を
受ける危険のおそれがある内容を示しています。
クランプを調節する際、指に注意してください。指が挟まれてけがをするおそれがあります。
パイプの端面や内面及びネジの先端にご注意ください。尖った部分等で指にけがをするおそれが
あります。
フットスイッチやフットペダルの下に、手や足を入れないでください。挟まれてけがの原因とな
ります。
電子ドラムラックには、アコースティックドラムを取り付けないでください。クランプの破損
や、ドラムの落下などで、けがをするおそれがあります。
注意
ラック HXR4LD を組み立てます。
HXR4LD の組み立て方につきましては、HXR4LD に付属の組立説明書をご覧ください。
梱包箱の中身を確認しましょう。
梱包箱を開けたら、すべての部品がそろっていることを確認してください。
パッド類と音源モジュールを取り付けましょう。
ラックにタムパッドなどを取り付け、キックパッドやハイハットを配置してください。
1
2
梱包箱 1［DTP900］
□ シンバルパッド
PCY135 (2 個 )
□ シンバルパッド
PCY155 (1 個 )
□ リアルハイハットパッド
RHH135 (1 個 )
□ キックパッド
KP125W (1 組 )
□ シンバルホルダー
CH750 (2 台 )
□ スネアスタンド
SS662 (1 台 )
□ RHH135 用
スタンドベース
(1 個 )
□ RHH135 用
ハイハットクラッチ
(1 個 )
□ RHH135 用
ケーブルバンド
(1 本 )
□ PCY135/155 用
回り止め金具
(3 個 )
□ PCY135/155 用
フェルト (3 個 )
□ 2.5m ステレオ
フォーンケーブル
(7 本 )
□4mステレオ
フォーンケーブル
(4 本 )
□ ケーブルバンド
(10 本 )
□2mスパイラルチューブ (1 本 )
・ 適当な長さに切るなどして、セッティングの際
ケーブルを束ねるのにご利用ください。
□ 取扱説明書 ( 各 1 部 )
・ PCY65/65S/
135/155
・ KP125W
・ RHH135
□ チューニングキー
(1 個 )
梱包箱 3［音源モジュール DTX900］
□ 音源モジュール
DTX900 (1 台 )
□ モジュールホルダー
止めネジ (4 個 )
□ モジュールホルダー
(1 個 )
□ 電源アダプター
(1 個 )
□ DTX900 取扱説明書 (1 冊 )
□ DTX900 データリスト (1 冊 )
□ DTX900 保証書 (1 通 )
梱包箱 2［DTP902］
□ タムパッド
XP100T (2 個 )
□ タムパッド
XP120T (2 個 )
□ スネアパッド
XP120SD (1 個 )
□ クランプボルト
(4 個 )
□ シンバルホルダー
CH755 (1 台 )
□ ハイハットスタンド
HS740A ( 1 台 )
□ XP100T/100SD/120T/120SD
取扱説明書 (1 冊 )
□ 組立説明書 ( 本書、1 部 )
3
1.
CH750 を取り付ける前に、ラックの支柱上部の締
め付けネジを緩めてキャップを外してください。
2.
シンバルホルダー CH750 2 本と CH755 1 本を、
ラックシステムの図の位置に取り付けます。
シンバルホルダーの取り付け
CH750
CH750
CH755
1.
4 つのタムパッドそれぞれにクランプボルト
を軽く締めておきます。(5 〜 6 回転程度 )
2.
ラック上のクランプロッドにタムパッドを
取り付けます (4 カ所 )。クランプロッドの
ロッド部をタムパッドの取り付け穴に深く
差し込み、クランプボルトを締めてしっか
りと固定します。
3.
タムパッドの打面の高さや角度は、下図の
クランプボルト A、B、C をゆるめることで
調整できます。位置が決まったら必ずしっ
かりとクランプボルトを締めて固定してか
ら次の調整を行なってください。
タムパッドの取り付け
XP100T
XP120T
クランプボルト
( 矢印の方向に締める )
タムパッド ( 裏面 )
クランプロッド
クランプボルト
差し込む
ロッド部
タムパッド
クランプボルト B
クランプボルト C
クランプボルト A
記号表記について
この機器や取扱説明書に表示されている記号には、次のよ
うな意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
U.R.G., Pro Audio & Digital Musical Instrument Division, Yamaha Corporation
©2009 Yamaha Corporation
WT59060 910PO***.*01A0
Printed in Japan
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dtx950kB3ja1009.fm Page 1 Friday, October 9, 2009 4:40 PM