User Manual

Table Of Contents



󰺞
󰺜
󰹴
󰹴
󰹴
󰺚
󰺚
󰹴
󰹴
󰺙

取扱説明書
31
パッドを叩いたときに鳴らす音
パッドを叩いたり、コントローラー /フットスイッチを操
作することで出力された「トリガー信号」を受け、本体の
音源部はそれぞれのパッドやコントローラー /フットス
イッチに割り当てられているプリセットボイスを鳴らした
りパターンを再生したりします。本体でパッドやコント
ローラー /フットスイッチを叩いたり操作した際に発音さ
せることができる音には、以下の3タイプがあります。

スネア、バスドラム、シンバルなどのドラム音やパー
カッション音や、ピアノ、木琴、ギターなどの音階を
持った楽器音など

さまざまな楽器の演奏フレーズ(ワンショット、ループ)

インポート操作により取り込んだウェーブ
パッドやコントローラー /フットスイッチへのボイス/
ターン/ウェーブの割り当ては、[VOICE]ボタンを押して
表示されるボイスモードの「ボイスの選択画面」において
行ないます。割り当てるボイスは、楽器の種類やパター
ン、ウェーブなどのカテゴリー (分類 )に分けられていま
す。このように、
は、パッドへ割り当てて鳴らすという点では
同じですが、
とを理解した上でお使いください。
プリセットボイス
本体内にはスネア、バスドラム、シンバルなどのドラム音
や各種パーカッション音が数多く用意されています。加え
て、ピアノ、木琴、ギターなどの音階を持った楽器音も多
数用意されています。これらの楽器音をまとめてプリセッ
トボイスと呼びます。
プリセットボイスの中でも、ドラムやパーカッションのボ
イスはド.レ.ミ...といった正確な音階ではなく、実際の楽
器の音に対して感覚的にチューニングを上下して使いま
す。一方ピアノやギターの様なボイスは音程を音階で設定
できるので、同時に複数のボイスを鳴らすことで和音を鳴
らしたり、12面のパッドに半音ずつずらしたボイスを割
り当ててメロディーを演奏したりすることができます。
プリセットボイスは、パッドを叩くタイミングや強さを反
映して発音するので、実際の楽器に近いフィーリングで表
情のある演奏ができます。
パターン
パッドを叩くことでパターンを鳴らすこともできます。パ
ターンとは、いろいろな楽器の数小節の演奏フレーズのこ
とです。スネアドラムのドラムボイスを割り当てたパッド
を叩くとスネアドラムの音が鳴るように、パターンを割り
当てたパッドを叩くとパターンを再生/停止できます。こ
のとき、パッドは再生スイッチの働きをします。パッドを
叩いた情報がスイッチのオン/オフを切り替えます(叩く強
さはオン/オフには関係しませ
)。本体内にはあらかじめ、いろいろなジャンルの音楽
を表現できるプリセットパターンが128種類(うちデモ3
曲)用意されており、自由にパッドに割り当ててオリジナ
ルのキットも作れます。また、自分の演奏を録音して作っ
たユーザーパターンも50種類まで保存できます。さらに、
スタンダードMIDIファイル(フォーマット0)をユーザーパ
ターンに取り込む(インポート)こともできます。
ウェーブ
コンピューター上で扱われるウェーブファイルを鳴らすこ
ともできます。ウェーブファイルとは、一般的にサンプリ
ングファイル、サンプルデータなどとも呼ばれるもので、
オーディオや音声をサンプリングした音声ファイルをいい
ます。本体では、WAV 形式またはAIFF形式のウェーブ
ファイルを扱うことができ、本体内のウェーブ用メモリー
に取り込む(インポート)ことで、ボイスやパターンと同様
にパッドに割り当てて鳴らすことができます。また、取り
込んだウェーブを編集することもできます。
本文中では、本体のウェーブ用メモリーに取り込んだ(
ンポートした)ウェーブファイルについては、ボイスやパ
ターンと同様にひとつのウェーブカテゴリーのデータとし
てパッドに割り当てることができるので、プリセットボイ
スデータ、パターンデータと同様にウェーブデータ(もし
くはプリセットボイス、パターンと同様にウェーブ)と呼
びます。しかしインポート以前のデータはコンピューター
やサンプラー、USB記憶装置でファイルとして扱われる
ため、ウェーブファイルと呼びます。