User Manual

Table Of Contents
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取扱説明書

(UTIL)
1
Merge (マージ)
MIDI IN端子に接続した外部MIDI機器から送られた演奏デー
タを、本体内部で生成される演奏データとミックスしてMIDI
OUT端子から出力する機能です。onに設定すると、ミッ
クス機能が有効になります。
UTIL6-9 MIDI IN/OUTをUSBに設定している場合は設定できませ
ん(---表示 )。
1
DeviceNo. (デバイスナンバー )
MIDIデバイスナンバーを設定します。外部MIDI機器との間
で、バルクダンプやパラメーターチェンジなどのシステムエ
クスクルーシブメッセージの送受信を行なう場合、このMIDI
デバイスナンバーを相手側機器のデバイスナンバーと合わせ
る必要があります。
all.........すべての MIDIデバイスナンバーのシステムエクス
クルーシブメッセージを受信する設定です。送信時
には、「1」で送信します。
off........バルクダンプやパラメーターチェンジなどのシステ
ムエクスクルーシブメッセージの送受信を行なわな
い設定です。送受信しようとすると、エラーメッ
セージが出たり、実行されなかったりします。
ファイルの操作
UTIL7 FILEではファイルの操作を行ないます。6つの設
定ページ(UTIL7-1〜UTIL7-6)があり、UTIL7 FILEのメ
ニュー画面から[ENTER]ボタンで設定ページに移動し、
[
B
]/[
C
]ボタンで目的の設定ページを表示させます。
ファイルモードの機能や操作を理解するためには、用語に
対する理解が必要です。ここでは、ファイルモードで出て
くる用語について説明します。
ファイル(File)
USB記憶装置や内部メモリーに保存された、ひとまとまりのデー
タをファイルと呼んでいます。本体とUSB記憶装置との間でデー
タを受け渡しする場合は、すべてファイル単位でやり取りを行な
います。
ファイルネーム
ファイルに付けた名前をファイルネームといいます。ファイル
ネームはファイルを区別するために重要なもので、同じディレク
トリー内では同じファイルネームを付けることはできません。
ンピューターではカナや漢字を使うことや、長い名前を付けるこ
とができますが、本体で扱うファイルには英数字のみをお使いく
ださい。
拡張子(かくちょうし)
「.mid」や「.wav」などのように、ファイルネームの最後に付け
られる「ピリオド+3文字」を拡張子といいます。拡張子はファ
イルの種類を示します。本体で扱うファイルにもデータの種類ご
とに異なる拡張子がありますが、本体画面には表示されません。
ファイルサイズ
ファイルの大きさのことです。保存するデータ量によってファイ
ルの大きさは異なります。ファイルサイズは、B (バイト)という
単位で表します。サイズの大きなファイルやデバイスの容量を表
す場合には、KB (キロバイト)や MB (メガバイト )、GB (ギガバ
イト)という単位を使います。1KB=1024B、1MB=1024KB、
1GB=1024MBとなります。
デバイス(Device)
ファイルを保存したり読み出したりするメモリーやハードディス
クなどの外部USB記憶装置のことをデバイスと呼びます。
UTIL6-11
MIDIマージ
 off、on
UTIL6-12
デバイスナンバー
 1〜 16、all、off
UTIL6-11≥≥<MIDI>
≥≥≥Merge=off
1
NOTE
UTIL6-12≥≥<MIDI>
≥DeviceNo.=all
1
UTIL7 FILE
ファイルに関する用語
UTIL7
≥≥≥≥≥≥FILE