User Manual

Table Of Contents
12
トリガーで音が鳴るしくみ
DTX-PRODTX-PROXリファレンスマニュアル
内蔵されているボイスだけでなく、オーディオファイルをインポートしてユーザーボイスとして鳴らすことができます。
オーディオファイルのインポートの方法は複数用意されています。
トリガー入力単位のオーディオファイルインポート
パッドを指定してオーディオファイルをインポートします。すべての入力ソースで同じウェーブが鳴ります。
トリガー入力ソース単位のオーディオファイルインポート
入力ソースを指定してオーディオファイルをインポートします。入力ソースごとに違うウェーブを鳴らすことができます。
ABCDのレイヤーを指定することもできます。
クリックのオーディオファイルインポート
アクセントや4分音符などクリックタイミングごとに自分の好きなオーディオファイルを割り当てて鳴らすことができます。
上記の操作を行った場合は自動的に空きのユーザーボイスにウェーブが割り当てられ、音が鳴るユーザーボイスができます。
他のキットやユーザークリックでも、このユーザーボイスを選択すれば鳴らすことができます。
1つのユーザーボイスには、最大10個のオーディオファイルをインポートすることができます。
ただし、一度に複数のウェーブを鳴らすことはできません。
ベロシティー範囲を調整して叩く強さによって鳴らし分けてください。
ベロシティー範囲が重なったウェーブがある場合は、番号が小さいウェーブが鳴ります。
通常、ユーザーボイスは1回再生して止まります。くり返し再生したい場合は、MENU/KitEdit/Voice/VoiceHoldMode
「on」にします。
この場合、パッドを叩くたびに、ウェーブ再生のスタートとストップをくり返します。
MENU/Job/UserVoice/VoiceEdit画面内の[ ](オーディション)ボタンで音を鳴らして確認する場合、ワンショット再
生のみが可能で、再生速度も一定です。
エフェクトはかかりません。
再生速度を変更したり、エフェクトをかけたり、パッドを叩いて鳴りかたを確認したい場合は、キットにユーザーボイスを割
り当ててください。
ユーザーボイス
ユーザーボイスを選択してインポート
再生方法(ワンショット、ループ)の変更
ユーザーボイスのエディットと確認方法