User Manual

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このたびは、ヤマハ電子ドラムセットDTX10K-XDTX10K-Mをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。
この製品は、ご家庭やスタジオなどで演奏にお使いいただける電子ドラムセットです。正しく組み立てて、安全にお使いいただくため、本書をよくお読みになってからご使用く
ださい。また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管していただきますようお願いします。
この説明書では、DTX10K-X、DTX10K-Mの標準的な組み立て方を説明します。組み立てと配線をした後、音源モジュールのトリガーセットアップを選択するまでを説明します。
この組立説明書では、DTX10K-Xのイラストで説明していますが、使い方はDTX10K-Mも同じです。
ELECTRONIC DRUM KIT
DTX10K-X DTX10K-M 組立説明書
JA
この説明書では、組み立てられた状態の電子ドラムラックRS10-
HXRに対してパッドセットと音源モジュールを取り付ける方法を説
明しています。あらかじめ電子ドラムラックRS10-HXRに同梱さ
れている取扱説明書に従っRS10-HXRを組み立てた上で、この
説明書をお読みください。
同梱されているパッド類と電子ドラムラックRS10-HXRの保証に
ついては、それぞれの取扱説明書に記載の保証書をご利用ください。
別売のドラムマットがある場合には初めに床に敷いてください。ドラ
ムマットが無い場合は、床に傷がつくのを防ぐためハイハットスタン
ドとキックパッドの下に梱包材の段ボールなどを敷いてください
重要
注記
標準的な組み立て例
シンバルパッド
タムパッド
タムパッド
キックパッド
スネアパッド
ハイハットスタンド
音源モジュール
DTX-PROX
リアルハイハットパッド
電子ドラムラック
シンバルパッド
シンバルパッド
スネアスタンド
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止す
るためのものです。お客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。
お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
パッドやラックに付属の組立説明書や取扱説明書も必ずお読みください。
注記(ご使用上の注意)
ケーブルの抜き差しは必ずプラグ部分を持って行ってください。また、ケーブルの線の部分に重いものを
乗せたり、とがったものが触れたりしないように注意してください。線の部分に無理な力がかかると断線
などのトラブルの原因となります。
この製品の上に乗ったり、重いものを乗せたりしないでください。故障の原因となります。
温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、閉めきった車内など)や、湿気の多い場
(風呂場、雨天の屋外など)での使用、保管はしないでください。変形、変色、故障や性能劣化の原因と
なります。
製品を手入れするときは、ベンジンやシンナー、アルコール類は使用しないでください。製品を変色、変
形させるおそれがあります。お手入れの際は、やわらかい布で乾拭きするか、水を含ませて固く絞った布
を用いて汚れをふき取ってください。汚れがひどいときは、中性洗剤を含ませた布を固く絞って汚れを拭
き取り、そのあとで水を含ませて固く絞った布を用いて洗剤を拭き取ってください。
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
記号表記について
この機器や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
「〜しないでください」という禁止を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、財産が損害を受け
る危険のおそれがある内容を示しています。
本書の組み立て方の説明をよく読み、手順どおりに組み立ててください。また、定期的にボルト
を締め直してください。この製品が破損したりお客様がけがをしたりする原因となります。
けがをするおそれがありますので、小さいお子様が取り扱いされる際は必ず保護者が付き添って
ください。
シンバルホルダーやタムクランプロッドの先端部分はとがっています。けがの原因となりますの
で、取り扱いにはじゅうぶん注意してください。
キックパッドの脚先やキックパッド/フットペダルに取り付けられているずれ防止用スパーは先端
部分がとがっています。けがの原因となりますので、取り扱いにはじゅうぶん注意してください。
この製品を設置される際、固定用のナット等はしっかり締め付けてください。また、固定用ナッ
ト類をゆるめる際はゆっくりゆるめてください。パッドが落下したり、ラック、パイプ、スタン
ドの部品の落下、転倒などにより、けがの原因となります。
この製品を、不安定な場所(水平でない場所、ぐらついている台の上など)に設置しないでくださ
い。転倒、落下などにより、けがの原因となります。
この製品を設置される際、接続ケーブルなどの引き回しにはじゅうぶん注意してください。足を
掛けて転倒するなど、けがの原因となります。
この製品を分解したり、改造したりしないでください。けがまたは故障の原因となります。
ラックに腰かけたり踏み台にしないでください。転倒したり壊れたりして、けがの原因となりま
す。
注意
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、財産が損害を受け
る危険のおそれがある内容を示しています。
クランプを調整する際、手や指に注意してください。手や指が挟まれてけがをするおそれがあり
ます。
パイプの端面や内面及びネジの先端にご注意ください。尖った部分等で手や指にけがをするおそ
れがあります。
ハイハットスタンドやキックパッド、フットペダルの下に、手や足を入れないでください。挟ま
れてけがの原因となります。
小さな部品は、乳幼児の手の届くところに置かないでください。お子様が誤って飲み込むおそれ
があります。
地震のときは、本体から離れてください。地震による強い揺れで本体が動いたり転倒したりして、
けがをするおそれがあります。
この製品を持ち運びする場合は、必ず2以上で行ってください。この製品1人で無理に持ち上
げると、腰を痛めたり、この製品が落下して破損したり、お客様やほかの方々がけがをしたりす
る原因になります。
注意
Manual Development Group
© 2020 Yamaha Corporation
20208月発行
POMA*.*- **A0
VDR6910
梱包箱の中身を確認します。
梱包箱を開けたら、すべての部品がそろっていることを確認してください。
電子ドラムラックRS10-HXRを組み立てます。
RS10-HXRの組み立て方については、RS10-HXR付属の取扱説明書をご覧ください
電子ドラムラックにパッド類、音源モジュールを取り付けます。
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DTX10K-Mのみ
DTX10K-X、DTX10K-Mの同梱品
シンバルパッド
PCY135(1)
リアルハイハットパッド
RHH135(1)
RHH135
スタンドベース
(1)
電子ドラムラックRS10-HXR(1)
RS10-HXR取扱説明書(1)
チューニングキー(1)
ハイハットスタンド
HS740A(1)
キックパッド
KP128(1)
10chマルチケーブル(1)
シンバルパッド用
回り止め金具(3)
RHH135用ケーブル
バンド(1)
DTX10K-XDTX10K-M組立説明書
(紙、1)
PCY100PCY135PCY155PCY175
取扱説明書(1)
RHH135取扱説明書(1)
KP128取扱説明書(1)
音源モジュール
DTX-PROX(1)
電源アダプター (1)
DTX-PROX取扱説明書(1)
DTX-PROX保証書(1)
CubaseAIダウンロードインフォメーションチラシ(1)
モジュール
ホルダー(1)
モジュールホルダー
止めネジ(4)
スネアパッド
XP125SD-X
(1)
タムパッド
XP105T-X(2)
RHH135
ハイハットクラッチ
(1)
チューニングキー
(1)
DTX10K-Xのみ
タムパッド
XP105T-M(2)
KP128用ずれ防止スパー
(スプリング付き)(2)
シンバルパッド
PCY155(1)
スネアスタンド
SS662(1)
シンバルホルダー
CH755(3)
スネアパッド
XP125SD-M
(1)
タムクランプロッド(3) XP105T-XXP105T-M
XP125T-XXP125T-M
XP125SD-XXP125SD-M
取扱説明書(1)
ケーブルバンド(9)
シンバルパッド
PCY175(1)
タムパッド
XP125T-M(1)
タムパッド
XP125T-X(1)
KP128
パッチ(2)
2
3
1. シンバルホルダー CH7553本を、電子ドラムラック
の図の位置に取り付け、締付ネジを締めてしっかりと
固定します。
NOTE
必要に応じて位置決めストッパーの固定位置を変更できます
変更後はチューニングキーを使ってしっかりと固定してくだ
い。
CH755
CH755
CH755
締付ネジ
位置決めストッパー
1. タムクランプロッド3個を、上図のタムの位置に取り付
け、締付ネジを締めてしっかりと固定します。
2. ラック上のクランプロッドにタムパッドを取り付けます
(3カ所)。タムパッドとタムクランプロッドの間に指1
本分程度のすき間を空け、ウイングボルトを締めてしっ
かりと固定します。
3.
タムパッドの打面の高さや角度は、下図のウイングボル
AB、締付ネジCDをゆるめることで調整できま
す。位置が決まったら必ずしっかりとウイングボルト/
付ネジを締めて固定してから次の調整を行ってください。
故障や誤動作を防ぐため、演奏前にヘッドにガタつ
きやたるみがないよう調整してください。詳細は、
XP105T-XXP105T-MXP125T-XXP125T-
Mに付属の取扱説明書をご覧ください。
XP105T
XP125T
タムクランプロッド
タムクランプロッド
締付ネジ
ロッド部
タムパッド
差し込む
ウイングボルト
タムクランプロッド
すき間を空ける
締付ネジD
ウイングボルトA
ウイングボルトB
締付ネジC
注記
シンバルホルダーの取り付け タムパッドの取り付け
この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の
仕様と異なる場合があります。
本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。最新版は、ヤマハウェブサイトからダウンロードで
きます。
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